登録日:2015/12/28 Mon 08:28:54
更新日:2024/01/16 Tue 13:52:14NEW!
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スター・ウォーズ 一子相伝 ダークサイド シスの暗黒卿 邪悪 内輪揉め 仲間殺し star_wars シス 哲学 チームワーク皆無 赤いライトセーバー 師弟で仲良く殺し合い コリバン ジェダイ死すべし慈悲はない
遂にジェダイの前に姿を現す時が来ました。復讐の時です ―ダース・モール―
奴らは、2人……。師と弟子が、組んで動く…… ―ヨーダ―
●目次
概要
シス(Sith)とはSTAR WARSシリーズに登場する、フォースのライトサイドを信仰するジェダイ・オーダーと敵対して分裂し、フォースのダークサイドを使う者たちの一派である。
シスに属する者で師から認められた者はシスの暗黒卿もしくはシス卿(Sith Lord)と呼ばれ、ダース・シディアスやダース・ヴェイダーのようにダース+「固有の名」を名乗る。この「ダース」というのは"Dark Lord of the Sith"の略称であり、これ自体にシスの暗黒卿という意味を持つ。
従って「シディアス卿」はともかく「ダース・シディアス卿」などと呼ぶのは間違い。公式作品のセリフでも「ダース・モール卿」なんてセリフがあったりするけど
また、「シディアス」「ヴェイダー」というのはいわゆる道号のようなもので、別に本名(俗名)を持つ。
シディアスの場合は、「俗名シーヴ・パルパティーン」、「道号ダース・シディアス」となる(例外的に、ダース・モールは「モール」が本名)。
彼らはこの道号のほうを正式の名乗りとすることで「シス卿こそが真の姿」とし、俗名は「過去の名前」「仮の姿」として自分を定義する。それだけに彼らにとって自分のシスとしての号を他人に教えることはある種の感慨があることが、非正史(レジェンズ)に分類された小説『ダース・プレイガス』にて描かれている。
スピンオフ小説では、数えきれないほどの小説家が考えたすごいシス卿が登場。
しかし、2014年に版権がディズニーに移り、スピンオフが正史(カノン)と非正史(レジェンズ)に整理された。
現在ではジェダイと対局を成す悪の王として広く認知されているが、実は旧三部作では「シス」という概念は存在しておらず、皇帝やヴェイダーは単にフォースの暗黒面の使い手としてしか描かれていない。
なお、シス卿ではないフォースの暗黒面の使い手も結構登場している。ジェダイ出身者で暗黒面に落ちた者を俗にダーク・ジェダイと呼び、こちらはシス卿とは明確に区別される。公式な定義は不明瞭だが結果的に存在が危ぶまれたシス・オーダーの遺産を継ぐにふさわしいか試されていたカイロ・レンはシス卿でなくとも、ダーク・ジェダイである事は間違いない。
容姿
シス卿は死神のような黒衣と、一部の者は骸骨のような仮面を着用し、赤い光刃のライトセーバーを所持しており、並のジェダイでは太刀打ちできないほどの力を誇る。
とある理由からシスはフォースのライトサイドとダークサイドの両方に通じており、フォースに関する知識や技はジェダイと同等かそれ以上である。他にもシス・ホロクロンと呼ばれるホログラム発生装置や、シスの工芸品という遺物に見られるような独自の技術体系までも持っていた。
カノンのシス
正史(カノン)に登場するシス卿のうち、代表格は6名。いずれも作品内で死亡している。
- ダース・ベイン
- 下記の「二人の掟」を『EP1』のおよそ1000年前に打ちたてたシス卿
- ダース・プレイガス
- ダース・シディアスの師匠
- ダース・シディアス
- 銀河共和国元老院最高議長シーヴ・パルパティーン→銀河帝国皇帝
- ダース・モール
- シディアス第一の弟子
- ダース・ティラナス
- シディアス第二の弟子 元ジェダイマスター ドゥークー伯爵
- ダース・ヴェイダー
- シディアス第三の弟子 元ジェダイナイト アナキン・スカイウォーカー
上記6名以外で、レジェンズからの引用ではなくカノン作品にて初めて言及されたシス卿は以下の6名。
- ダース・タニス
- ファイナル・オーダーのシス・トルーパー第17分隊に命名。女性のシス卿であり、CGアニメ『反乱者たち』シーズン2最終話に登場した惑星マラコアに残されたシスの超兵器の生みの親とされるが、同エピソードでエズラに語りかけた女性の声(The Presence)と同一人物かどうかについてはぼかされている。
- ダース・クラール
- オーディオ・ドラマ『Dooku: Jedi Lost(原題)』に名前が登場。コルサントのジェダイ聖堂内に存在し、ダークサイドにまつわる遺物を保管する秘密の部屋ボガン・コレクション内に彼の遺品がある。後にドゥークー伯爵も名を連ねる、ジェダイ・オーダーから脱退した失われた20人の一人
- ダース・カルドス
- 『Dooku: Jedi Lost(原題)』に名前が登場。トゥカタやガンダークといったシスの魔獣の詳細を記録した、自身の名を冠する動物寓意譚を遺しており、クローン大戦中に活躍した賞金稼ぎキャド・ベインと同じ種族のデュロスである
- ダース・スカイア
- 『Dooku: Jedi Lost(原題)』にヴィジョンとして登場した女性のシス卿。南国の惑星リシにスカイアの手と命名した超兵器を遺しており、後にドゥークーの親友サイフォとその師が回収している。またその二人と共に惑星アサストで予言を狂信するカルトに生贄として捧げられそうになったパダワン・ドゥークーは過去と未来が入り混じるヴィジョンの中で彼女の声も聞き、結果的にフォース・ライトニングを発現させるに至る。なお、惑星リシ自体はレジェンズのMMORPG『The Old Republic』からの引用である。
- ダース・モミン
- コミック『ヴェイダーの城』に登場。ほとんど「モミン」としか呼ばれないが、一部資料ではダースがつく。ダース・ベインより前の時代のシス卿。そして芸術家。芸術なら彫刻から建築、軍艦の製造まで何でもこなす。かつてジェダイに敗れて遺品のヘルメットだけが残っていたが、彼の魂はその仮面に宿り続け、現代まで伝わっていた。れっきとしたシス卿なのだが、びっくりするほどおしゃべりでフランク。ヴェイダーに天丼芸をかましてツッコミに回らせていた。
- ダース・シャー
- コミック『ヴェイダーの城』に登場。モミンのマスター。女性。モミンの回想シーンでわずかにしか登場せず、詳細不明。
言及される形で少なくとも名前が非正史のレジェンズ作品からディズニーによるルーカスフィルム買収以降の正史であるカノンに組み込まれたシス卿は以下の通り。
- サドウ
- 『EP9 ビジュアル・ディクショナリー』によれば惑星エクセゴルにサドウ断層壁と命名された場所が存在する。詳細な活躍は非正史の項を参照の事だが、シスの暗黒卿ナガ・サドウは5000BBYに最高指導者としてシス帝国を率いて旧共和国及びジェダイ・オーダーに初の戦争を仕掛けた。後年のパルパティーン最高議長のオフィスの壁に飾られた壁画は彼が仕掛けたハイパースペース大戦を描いているとされており、最期は敗走してヤヴィン4に逃げ延びた
- エグザ・キューン
- 伝説のシス卿であり、RPG本『Gadgets and Gear(原題)』中の物語で名前が登場する。詳細な活躍はレジェンズの項を参照。その物語"Qel-Droma Epic"とは、レジェンズでは優秀で熱血漢のジェダイでありながらダークサイドに堕ち、キューンの弟子となったウリック・ケル=ドローマからとられている。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』登場のギャングのクリムゾン・ドーン首領ドライデンのオフィスの机がキューンのシス寺院からとられたモノリス製という案もあった
- ダース・レヴァン
- レジェンズでは良くも悪くも旧共和国時代にその名を知らしめたジェダイにしてシス。エクセゴルに潜んでいたファイナル・オーダーのシス・トルーパー第3分隊に名付けられたことから、少なくともカノンでもある程度の実績を残したシス卿と思われる。
- ダース・テネブラス
- レジェンズでは『EP4』の酒場で演奏をしていた風船頭をした種族ビスのシス卿であり、ダース・プレイガスの師匠であり、結果的に『火の鳥』じみた無限ループの狂気に陥った人物。ファイナル・オーダーのシス・トルーパー第26分隊に命名
- ダース・アンデッデュ
- ファイナル・オーダーのシス・トルーパー第5分隊に命名。レジェンズでは最初に「ダース」の称号を創った候補の一人で、エッセンス・トランスファーの技術を編み出した人間のシス卿
- ダース・フォボス
- ファイナル・オーダーのシス・トルーパー第39分隊に命名。レジェンズに分類された名作ゲーム『フォース・アンリーシュド』ではクローン戦争の何千年前のシス卿ながら彼女を再現したシミュレーションと戦闘をするジェダイ・パダワンの試練の装置がコルサントのジェダイ聖堂に遺されているいる
- ダース・デソラス
- ファイナル・オーダーのシス・トルーパー第44分隊に命名。上記のフォボスと同じく『フォース・アンリーシュド』にてパダワンを試すシミュレーションとして彼の疑似人格が遺されている
シスの弟子/手解きを受けた者
シリーズでは正式なシスではないものの、シス卿から特別に弟子入りを許され、限定的ながらも教えを受けたものもいる。
- タルジン
- シディアス卿の元同盟相手。シスとは別の系譜の暗黒面の使い手であるナイトシスターのマザー(長に与えられる称号)であり、シスの技術とナイトシスターの魔術について一部交換を行なっていた。当初シディアスは彼女を弟子にしてより深い領域も共有する予定だったが、彼女の長男であるモールの方が弟子として好都合と見做されモールが拐われたために同盟は解消となった。
- アサージ・ヴェントレス
- ティラナス卿の内弟子。シスの名乗りは許されないが、本人の熱意もあってシスの教義を一部教わっており、準シスとも呼べる存在
- ソーラ・バルク
- ティラナス卿の内弟子。アサージのようにシスの哲学を求めたわけではないが、戦闘力向上の一環でシスの技術は教わっている
- サヴァージ・オプレス
- モール卿の弟で内弟子。「シスには弟子が必要」という理由でモールの弟子になった。脳筋なので教義は教わっていないと思われる。タルジンとアサージの策略によりティラナス卿の内弟子になっていた時期もある
- 尋問官
- シディアス卿とヴェイダー卿の部下たち。両名からフォース関連の技術(主に戦闘関連)を教わっているが、シスの秘術に関することでは排除される
- スノーク
- 『EP9』の描写からして少なくともクローン技術を用いて創り出された恐らくシスの錬金術を用いた独自の生物。表向きのファースト・オーダーの最高指導者だったが、彼の声を騙ってシディアスがベン・ソロの転向を誘導しておりどこからどこまでスノークの自我が存在するのかが不明瞭である
これらのうち、アサージ、ソーラ、サヴァージ、尋問官の場合は、シスの「二人の掟」のせいで逆に戦力不足に陥ったため、シスの技を使える「強力な手駒」が求められた結果である。
タルジンとの同盟については、シディアスが潜伏しつつ弟子候補を探し求めていた時期の関係であるため、戦力を求めてというよりはフォースへの知見を深める目的が大きかったようだ。
スノークに関しては公式からの情報開示が少ないために推察に基づくが、エンドアの戦いで千年続いたベインからのシスの系譜が途絶えかけたために、緊急の人員補充という面もあるのだろう。
本編での関わり
エピソード1以前〜3
シス卿ダース・シディアスは師のダース・プレイガスを殺害し、偉大なる計画の遂行に向けて暗躍を始めた。
シディアスは手始めに弟子のダース・モールやドゥークー伯爵ことダース・ティラナスを使い、クローン大戦を引き起こした。
そしてシディアスは新たにアナキン・スカイウォーカーに、ダース・ヴェイダーの名前を与えて弟子に取り、オーダー66によってジェダイを絶滅寸前まで追い込んだ。
さらにシディアスは銀河共和国を銀河帝国に改編し、銀河帝国皇帝として23年にも及ぶ恐怖支配を展開した。
ダース・ベインが定めたシスの義務はこの時点でシディアスによってほぼ完遂されたと言える。
エピソード3以降〜6
銀河帝国樹立から19年の間、ダース・シディアスの魔手から逃げ延びたジェダイ・マスター、オビ=ワン・ケノービや、
グランド・マスター、ヨーダはシスを倒すための新たなる希望を育てていた。
その他のアソーカ・タノやケイナン・ジャラスなどの逃げ延びたジェダイも各々のやり方で帝国に反抗し、ダース・シディアスとダース・ヴェイダーは帝国を揺るがすジェダイの生き残りと、反乱同盟軍への対処に注力しなければならなかった。
そして反乱同盟軍にヴェイダーの息子であるルーク・スカイウォーカーが参戦し、帝国の象徴たるデス・スターⅠが破壊された。デス・スターⅠ崩壊から4年後、ダークサイドに堕ちたアナキン・スカイウォーカーがルークの呼び掛けでジェダイとして帰還した。アナキンは自分の命を犠牲にシディアスを倒し、銀河系に平和をもたらした。
これにより、シスの師と弟子の両方が空席となり、ベイン以来約1000年ぶりにシスは断絶の危機に陥る。
ただ、ここで着目すべきは、現役のシス卿がいなくなっても銀河中に隠された歴代のシス卿の遺物等が消えるわけではないということである。
例えば、先述のマラコアの超兵器などを(おそらく起動はほぼ不可能だろうが)新共和国が差し押さえたような描写は今のところ無い。
その中でも最たるものが、ベインがシスの義務を定めて以来(あるいはそれ以前から)それを水面下で進めるべく作り上げられた、シスの信奉者のカルト集団であるシス・エターナルである。
トップに立つシスを失い崩壊していく帝国をある種の隠れ蓑として、打倒帝国残党に躍起になる新共和国からは見えないところでシス・エターナルはシス復活に向けてエンドアの戦いから数十年に渡って暗躍を続けていくこととなる。
エピソード9
かくしてシスの秘術で生き永らえる事に成功していたシディアスは、シス・エターナルの本拠地にしてかつてシスの要塞として機能した惑星エクセゴルに身を潜め、着々と軍備を整えることで銀河にシスの復讐を果たす日を待っていた。デス・スターⅠ崩壊から35年後に当たる年、完全復活を果たすも結果的に彼の孫娘のレイによって自身のライトニングを反射されて身を滅ぼし、ようやくシス卿は銀河から全滅したと思われる。
教義
実はシスの基本理念においては負の感情を推奨、賛美することなぞ一切していない。
重視するのはただ一つ、「ジェダイの基本理念である、無欲無心の境地に基づくフォース観なぞ捨てろ。自分の感情の赴くまま好きにフォースを探求し、使え」という価値観のみである。
これだけ見れば、別段問題ない教義にも思える。
しかし、言い方を変えると負の感情を戒めてもいない。当然、負の感情の赴くままに行動するし、むしろ負の感情に基づいて行動する者もいる。
それに感情に基づいて振るえばより大きな力も引き出しやすいフォースにおいては、自由気ままに力を振るい続ければ、全能感や優越感に囚われ、
正負問わずに暴走しやすくなる。
シスがフォースのダークサイドから力を引き出すのは、「さまざまな点において大きな力を引き出しやすく便利だから」という実利主義的な理由に尽きるのだが、
最終的にはその憎悪や欲望などの負の感情に呑まれてしまうのがシスが悪の象徴とみなされる由縁である。
スピンオフ作品ではシスの哲学により深く触れているエピソードもあり(大部分はレジェンズ分類ながら)、「ダークサイドにただ触れるだけでは入門レベル」とする場面もある。
小説『暗黒の会合』や『ダース・プレイガス』などでは、シスのフォース哲学は「真実」にあるとする。
そもそも「シス」という単語は本来「真実」という意味であり、フォースは「闇と光」に二分するものではなく、「一つのフォース」とみなす。
すなわち、光も闇もすべて包括するのがシスの哲学、というわけだ。
ダース・ティラナスいわく「片目をつぶったままで、全体を見ることがどうしてできる?」。
それと関与して、ただ闇の感情のままに暴れるのもシスとしては半人前である。真のシスは無心の境地にも立てるし、善も悪も、すべての心を理解する。
この感情を大幅にコントロールするという意味ではジェダイと共通すると言える。ジェダイが私欲に捕らわれない「無我の境地」というなら、シスはさしづめ私欲を自ずと向き合い理解し受け入れる「自覚の境地」と言うべきか。
実際、長くシスの座にあったプレイガスやシディアス、ティラナス、機械化後のヴェイダーは、必要となれば感情を大いに開放するが、必要なければ冷静に落ち着き、時に感情を胸に抑え込んだまま行動することもある。
EP1時点では「戦闘力なら一人前」止まりの評価だったモールがクローン戦争中期には銀河の覇権争いに加わりシディアスから警戒されるほどの大物として大成できたのも、時には武力一辺倒な行動を控えて感情任せではない策略も巡らせるようになって以降のことである。
レジェンズではベインからシディアスまでの系譜上にありながら、鉱山の営業主として家族や共に囲まれながら権力や殺生を嫌って平和に余生を過ごしたとされるダース・ヴェクティヴァス、シディアスの時代のおよそ500年前にジェダイの光の教えに触発された結果シスの遺物を全て破壊しようとして弟子に殺されたダース・グラヴィッドがいる。
逆に、EP1のモールやアサージやEP3終盤のヴェイダーはジェダイに対して激しい憎悪で心を満たすが、前二者については当時のシディアス、ティラナスともに「失敗した」と考えていた。ヴェイダーに至ってはシディアスをも凌駕する力を持つ全盛期の状態であったにも関わらず、精神面の不安定さから全力を発揮しきれず最後は自ら無謀な手を打ったことで敗北に繋がった。
このように仮に怪物と称されたり宇宙の均衡を司る程の大成しうる素質を持った者であろうと、野獣になった時点で付け焼刃、フォースの真髄を血肉にした者には知恵と技術であしらわれ、時に自滅するだけだからだ。
憎悪に満ちて暴れる「だけ」では、真のシスたりえないのだ。実際、プレイガス曰くかつて未発達だった野蛮なシス達はそうしてジェダイに敗れていったのだから。
悪といわれる行動も、ただの悪意の発露ではなく、自然の摂理・必然の法則に則っての合理的行動の結果である。
ダース・プレイガスいわく「シスの殺人はただの破壊ではない、自然の摂理の遂行である」。ジェダイや共和国を解体させたのも、いわば群れを間引く行為に似て、そうしなければ銀河が衰えるからである。そのためには殺すべきものを確実に殺す。そこにためらいや良心を差し挟んではならない。
すなわち、シスが倫理や道徳を否定するのは「真実の理解を妨げるフィルターだから」であり、感情を必要以上に抑制しないのは「喜びから絶望、解放から抑圧まで、すべての感情をありのままに感じるべきだから」である。
こうした考え方はある意味では道家思想(タオイズム)などの東洋哲学に通じる*1。
「われわれは、ただの残忍な人殺しではない。未来を設計し、作りあげる者だ」
ダース・シディアスが数ある人間から特にウィルハフ・ターキンを抜擢したのもこれが関与している。
カノン小説『ターキン』で、ターキンは若いころ真のサバイバル体験を通じて「自然の淘汰」「死の意味」を体で学んだ。それはレジェンズ小説『ダース・プレイガス』でシディアス自身がプレイガスから仕込まれた訓練と奇しくも酷似しており、シディアスはターキンの経験を「シスの修行に匹敵する試練」と高く評価。あとで本人から聞いたヴェイダーも彼を見直している。
総合すると、ジェダイが「フォースとの調和」を追求するのに対し、シスは「フォース全ての理解」「フォースそのものの支配」を追求するのがその真髄といえる。
これはレジェンズの『The Old Republic』で度々語られるジェダイはフォースを伴侶として扱おうとする一方、シスは道具として使おうとする教義からも裏付けられる。ジェダイの"May the Force be with you"という言葉に対して『EP1』前を描くコミックでモールが"The Force is always with me"と返しており、レジェンズでは"May the Force serve you well"という言い回しも存在する。
掟
負の感情に深く通じるため、シスは人の心の弱い面につけこむこと、特にジェダイをダークサイドへ誘惑することを得意としていた。
だが負の感情を司るがゆえの弊害としてシスには野心が常に付きまとい、それをめぐっての身内同士の殺し合いが半ば慣習化、共食いにより組織の規模が縮小するのはまだいい方で時として滅亡寸前or一時的に滅亡する事態を何度も招いた。
しかし同時にシス全体で見た自己研磨にもなるこの慣習によって、継承するシスは先代のシス卿よりも強くなっていったため、かえってシスの力を増大させる結果となった。
シスの概念が誕生してからしばらくしてできた「シスには常に師と弟子の二人しか存在してはならない」という掟があり、この掟は二人の掟と呼ばれている。
二人の掟はかつて大勢いたシスたちが権力争いによる内輪揉めで滅びた経験から定められたもので、ダース・ベインというシス卿によって制定された。後に小説版『EP9』ではシス・エターナルの予言にある「フォース・ダイアド」を見つけ出すために制定された側面もあるという新設定が明かされた。
ベインは他にも忍耐、策略、秘密を重視する教義を定め、
ジェダイと銀河共和国の壊滅をシスの至上命題とするシスの義務(偉大なる計画)を定めるなど、多くの改革を行った。
ベインの改革はのちの銀河帝国やオーダー66を見る限り、大成功であったと言えるだろう。
もっとも、このベインの改革は「雌伏する状況のシスの掟」としては有効であったものの、いざ表に出てからの「支配する状況のシスの掟」としてはあまり有用ではなく、むしろ「二人の掟」によって「シス側の手勢が少なくなり過ぎて、やれることが狭くなる」という弊害も産んだ。
非正史の小説ではダース・プレイガスがこのことを愚痴っていたほか、正史作品でもシディアスやティラナスは、正式なシスではないが実質的に「シス候補生」的な枠を作っていた(アサージやサヴァージ・オプレス・帝国樹立後の「尋問官」など)。
なによりシディアスがせっかく作った銀河帝国が、忍耐という「善良な政治家」の仮面をやめたこともあったとはいえものの二十年ちょっとで滅亡してしまったのを考えると、ベインの改革にも限界があったというか、裏に潜むことに慣れ過ぎて表立つことに失敗した、という皮肉な結果になってもいる。
こうしてみると数百年共和国の繁栄を支えたが時代の変化には対応しきれなかったジェダイ評議会と実に対照的である。
シスの暗黒面は破壊は得意だが維持は苦手なのかもしれない。
ライトセーバー
レジェンズ設定ではシスが使うライトセーバーは人工アデガン・クリスタルを動力源に使用しており、光刃が赤く発光していた。これはシスが人工クリスタルを合成する際に憎悪を込める為であり、シスは人工クリスタルの合成に長けていた。
終始ライトセーバーを肌身離さない戦いを好む傾向が強いジェダイと比べて、投げたり使い捨てにすることも普通に見られる。
カノン設定ではアデガンそのものの存在はRPGゲームで半ばカノン化しているものの、E.Kジョンストン著の小説『Ahsoka(原題)』やコミック『帝国の爪牙』にてシスは試練としてジェダイから強奪したカイバー・クリスタルに自身の負の感情をこめて「流血」させて深紅に変色させ、自身のものとするブリーディングという儀式が明かされた。
シスが使うライトセーバーはジェダイに対抗するための工夫が施され、独特な構造をしている物が多い。
シスの超兵器
シディアスがたびたびライトセーバーを「ジェダイの武器」と呼称するように、一部のシスはカイバー・クリスタルをライトセーバー以外の目的に用いることがあった。
それこそが、巨大な(あるいは大量の)カイバー・クリスタルを用いた「超兵器」と呼ばれるものである。
広大な戦場をまるごと壊滅させるような規格外の破壊力を持つ戦略兵器とも言えるものが大半であり、『反乱者たち』に登場したマラコアの超兵器などが有名であろう。
現在はデス・スターのスーパーレーザー砲もこの設定とある程度結びついており、クリスタルを銀河中からかき集めてシディアスがジオノーシス人たちに建造させた超兵器(つまりシスの伝統としての側面もあるもの)という扱いとなっている。
フォース
シスはジェダイと異なり、攻撃目的でフォースを扱う事が多い。
そのため、フォースの電撃(フォース・ライトニング)や、
フォースの念動力を用いた首絞め(フォース・チョーク/フォース・グリップ)などの攻撃的かつ強力な技を得意としている。
特にフォース・ライトニングは極めるのは難しいがかなり強力で、フォースに耐性のない生物や機械を容易に殺傷もしくは破壊可能な威力を誇る。
フォース・ライトニングはダース・シディアスが、
フォース・チョークはダース・ヴェイダーがそれぞれ得意としており、両者の代名詞となっている。
他にもその他の念動力のみならず予知、読心などのジェダイに出来る事はシスにも可能であり、
そしてシスが負の感情を源とするダークサイドのフォースを使う以上、戦場などの負の感情が集まりやすい場所ではジェダイ以上の力を発揮することが出来る…と、フォースの扱いおよび戦闘への適性は明らかにジェダイを上回っている。
チョークやライトニングといったシスの技は、ジェダイでも一応は使用可能なのだが教義もあってほとんど使わず、シスに比べると威力が大きく落ちるという資料もあるようである。
カノン小説『Master and Apprentice(原題)』では回想シーンでパダワン時代のクワイ=ガン・ジンが密林の惑星ヌミディアン・プライムで悪名高い賞金稼ぎを追跡していた際に逆に追い詰められていたところ、すんでのところで介入したマスター・ドゥークーがライトニングらしき電撃で相手を吹き飛ばす一幕がある。(実際、オビ=ワンあたりはドロイドや武器をフォースグリップで握りつぶしたことがカノン・レジェンズ問わず何度かある)
シスの秘術
シスにはジェダイ・オーダーに存在しない秘術を幾つか有していた。
フォースを介した生命への干渉
シスにはフォースを介して生物の細胞内に存在する知的生命体、ミディ=クロリアンに干渉する事が出来た。
これによりシスは生命体を自身の望む形に整えたり、新しい生命体を創造する事が出来た。
特にダース・プレイガスがこの秘術に長けていたらしく、彼はこれを応用して不老不死を実現しようとしていた。
レジェンズ小説では、この研究過程で「死者の蘇生」「新しい生命の創造」「肉体の急速な回復や若返り」といった奇跡的な業績を為しており、弟子のシディアスも本気で驚愕している。
だがプレイガスは弟子のダース・シディアスに殺害されたため、不老不死の夢は潰えてしまった。
霊体化
レジェンズではシスには肉体が滅びても、この世に魂を留めておく技が存在した。ホロクロンの番人として残す電子的な疑似人格とは違い、驚くべきことにシスは少なくともジェダイ・マスター クワイ=ガン・ジンが霊体化に成功する5000年前にSW世界の魂に当たるスピリットあるいはエッセンスの保存によって霊体化を成し遂げている。
だがさすがにジェダイが到達したフォースの正真正銘の霊体化に比べて完成度は劣り、シスは霊体化すると地縛霊化してしまうという欠点があった。そのため、3700~3600BBY辺りを描くMMORPG『The Old Republic』ではヤヴィン4の遺跡や洞窟内に霊体がふよふよ漂っていたり、シス帝国の首都ドロマンド・カスに残されたシス卿の墓には必ずと言ってよいほど怒れる墓の主が自身の霊廟に仇為す者に牙をむく。
ダース・プレイガスがクワイ=ガン・ジンの霊体化に近いものを発見していたという説もあるが、プレイガスが殺害されたために真実は不明である(小説「ダース・プレイガス」にはその記述はない)。
非正史(レジェンズ)
フォースを介した生命への干渉に長けたシスが複数登場。その他にもカノンにはない設定が追加されている。また、カノンではジェダイの訓練用に使用されているダブル=ブレード・ライトセーバーはEP1の頃のスピンオフではシスが生み出した希少品と設定されていた。
シスの起源
シスとは本来、惑星コリバンに棲息する人類の近縁種の名前だった。
生まれながらに強いフォースを持ち、古代アダス王の治世下では、文明に勝るラカタの無限帝国の侵略をアダス王自身も犠牲となったものの破り、戦利品として宇宙船やホロクロンの製造技術を手に入れ、周囲の宇宙にも進出した。
銀河共和国とジェダイ・オーダーが誕生して間もないころ、ジェダイの中からダークサイドのフォースを信仰する者達が現れた。
ダークサイドの信仰者たちはダークジェダイと呼ばれ、ジェダイたちと争った末に共和国から追放された。
ダークジェダイたちはジェダイと共和国に対する復讐心を抱えたまま、宇宙を放浪し続けた。
放浪の末にダークジェダイたちは惑星コリバンに辿り着き、上述のシス族と接触した。
ダークジェダイたちは体系的なフォースの訓練やライトセーバーを用いて当時の王朝を打倒し、シスたちに自分たちを神として崇めさせ、自らを讃える巨大な記念碑や神殿を建造させた。
それと同時にシスたちとの交配を進め、1000年掛けてシスたちと同化した。
これが古代シスとシス帝国、そしてのちにジェダイと銀河共和国に降りかかる災いの種となった。
ジェダイとの戦争
デス・スターⅠ崩壊のおよそ5000年前、シス帝国は黄金期と呼ばれる時代にあった。
そして共和国の探査船が偶然にも惑星コリバンを発見し、シスたちと接触した。
当時のシス卿ネイガー・サードーは、これを機に共和国への侵略とジェダイへの攻撃を開始した。
のちの歴史書によるとこの戦争はハイパースペース大戦と呼ばれ、ジェダイとシスが最初に戦った戦争とされている。
シスの暗黒卿マルカ・ラグノスが死ぬと、拡大派のネイガー・サードと保守派のルド・クレシュがシスの暗黒卿を争う中
ハイパースペース大戦でシスはジェダイと共和国に敗北を喫し、ヤヴィン第4衛星(ヤヴィン4)へ逃げ延びた。
それから500年後にジェダイを脱退してネイガー・サードーの霊に師事したフリードン・ナッドがカルトを創始し、惑星オンダロンの王となった。
それから500年後、ナッドの末裔であるアマノーア女王とオミン王の暴政はジェダイの知るところとなり王位は娘とその夫に継承された。
ナッドの霊はテタ星系の貴族サタール・キートとアリーマ・キートにシスの教えを授けシス・カルトクラースを作り上げた。
ジェダイ・ナイトウリック・ケル=ドローマがダークサイドに堕ちてクラースの指導者となるが、
ジェダイを捨ててナッドの霊から教えを受け、それを滅ぼしたシス卿エグザ・キューンが出現し、後にシス大戦と呼ばれる、銀河系の歴史でもっとも凄惨な戦争を引き起こした。
ウリックとキューンの戦いに呼び寄せられたラグノスの霊が二人をシスの暗黒卿と認め、多数のジェダイを暗黒面に引き入れマンダロリアンをも支配下に置いたが、
ウリックがライトサイドに帰還し、この戦いでキューンが自分の魂をヤヴィン4に封印して死亡したため、シス大戦は共和国とジェダイたちの勝利に終わった。
この戦いで古代シスと旧シス帝国は滅んだが、共和国の機構は滅茶苦茶に破壊され、数百万人の犠牲者が出たとされている。
逃げ延びたシス帝国はシス以外の種族も配下に加えて勢力を伸ばし、マンダロア戦争を起こした。
マンダロア戦争の英雄のジェダイ、レヴァンとマラックが、マンダロアの陰にシスがいることに気付いて追ってきたのを、ダークサイドに落としダース・レヴァンとその弟子ダース・マラックとして尖兵としたが、
2人は自分で共和国を侵略して独自のシス帝国を築きジェダイ内戦を起こし、マラックはレヴァンを見殺しにしてダース・バンドンを弟子とする。
しかしレヴァンは共和国に捕獲されてライトサイドに戻っており、そのレヴァンがマラックを倒したことで終わった。
シス大戦から約300年後、再建されたシス帝国は聖地である惑星コリバンを奪還したあとに銀河共和国の首都である惑星コルサントを強襲し大銀河戦争を引き起こした。
ダース・マルガスはじめ多数の暗黒卿を擁する帝国は共和国と銀河を二分する大勢力となった。
しかしジェダイ・グランド・マスターサティール・シャンなどの奮闘によりシス帝国と共和国は冷戦状態にもつれ込んだ。
詳細な時期は不明だが、冷戦突入から1700年以内にシス帝国は再び崩壊した。
継承と改革
シス大戦から2000年後、一部のジェダイの手によってシスの教義が復活した。
善悪二元論を否定しシスを研究していたジェダイマスター、ファニアスがダース・ルインと名乗ると50人ものジェダイが同調し、新シス・オーダーが誕生した。
ルインは不満を持った部下に殺され、その後の新オーダーは有力シスが現れては殺されるを繰り返していたが、その末期に「シス卿同士はみな平等である」と唱えるスケア・カーン卿が主導、組織名をブラザーフッド・オブ・ダークネスとした。
しかしそのころジェダイ騎士団でも武闘派からなる一団がシスに猛攻を掛けるようになり、最終的に惑星ルーサンで再びシスは壊滅した。これが、EP4からだいたい1000年前のことである。
この時にダース・ベインが生き残り、フォース感知者の共和国側の少年兵を弟子ダース・ザナにし、シス同士での内輪揉めの反省から新しい教義が制定された。*2
これ以後、EP1までの間に「二人の掟」がジェダイに知られ、その上でシスが滅んだと思い込ませていたと思われる。
''ダース・テネブラス、ダース・プレイガス、ダース・シディアス''の三代は表向きにも高い地位と財産を持っており、
シスとしての弟子を表の仕事でも弟子として引き連れて遺産や人脈などを継いでいった。
中でもテネブラスはフォースの才能の遺伝の法則を発見しており、高い能力の子供を生み出す知人を結婚させ、その子供を弟子に取り、
弟子に殺された時にその体に感染することで選ばれし者に感染するまで自分の意識を保つことを企んでいた。
プレイガスが生命創造の実験を行った10年後にアナキン発見の報を聞いたプレイガスとシディアスは、アナキンがその実験で生まれた子供だと信じていた。
本編の裏で(レジェンズ)
シディアスは元老院で働きながら裏でこれらシス組織の残党を糾合したり、遺物を収集したりしていた。
ダース・ミレニアルが興したカルトと接触して、彼らダークサイドの預言者を情報部に雇い入れたり、
シスを崇拝する傭兵組織サン・ガードと接触し、クローン大戦中にセネト・ガードが買収される事件をきっかけにロイヤル・ガードとして雇ったり、
また従わずにかえって計画の障害になる組織はティラナス卿に命じクローントルーパーの遺伝子提供者選抜も兼ねて壊滅させている。
余談だがそれらのコレクションはダッシュ・レンダーの兄の事故で壊れてしまったという設定がある。
シスは二人と定められていたが、ダークサイドが全てシスでないのと同様、ダークサイドに堕ちたジェダイやその他のフォース使いも取り込み、また素質のある者を見つけて彼らに鍛えさせた。
クローン大戦中はダーク・アコライト、銀河帝国成立後は尋問官や皇帝の手、シャドウ・ガードやダークサイドの達人といったフォースの使い手が部下にいた。
おおむねジェダイからの離反者が多く、大戦中はアサージ・ヴェントレスやソーラ・バルク(メイス・ウィンドゥのもと盟友で、ライトセイバー戦の達人・ヴァーパッドの使い手のひとり)、帝国期はマラ・ジェイド(のちにルーク・スカイウォーカーの妻となる)などが有名である。
また1987年のゲームではヴェイダーと同じ衣装に赤いライトセーバーを持ったサソリベイダー,ギャオスベイダー,クラドスベイダー,ワンパベイダーが各惑星に配置されていたが、
クラドスベイダーとワンパベイダーの間に戦うダース・ヴェイダーは「イママデハ マヤカシダ」と語っており、
これらの名前の意味や、そもそも彼らがシスであるか(どこまで実在しているのか)は不明である。*3
帝国内部にはモール崇拝者がいたらしく、デス・スターの設計図を追うヴェイダーがフォースの幻影あるいはクローンのモールと決闘している。
ヴェイダーも「スター・ウォーズ フォースアンリーシュド」では皇帝を倒す目的で秘密裏にギャレン・マレックをアプレンティスことスターキラーとして育てていたが、皇帝に見抜かれ、命じられて殺したと見せかけて皇帝を暗殺するための反乱同盟軍を組織するよう命じるが、
本当は敵対者を誘き出すためであったことが明かされ、利用されていたと悟ったギャレンは本当に反乱同盟軍の設立に尽力しヴェイダーと皇帝を追い詰めるが
議員たちを救う為に犠牲となる。
ちなみに皇帝の挑発に乗ってヴェイダーと皇帝を殺そうとすると返り討ちに遭い、自分の意思のないシス・ストーカーに改造されてしまう。
エンドア後(レジェンズ)
ダース・シディアスの死後もシスを継ぐ者はいた。
まずはシディアスの霊体がクローンに乗り移り、ダークサイドを前面に押し出して帝国を強化し、一時はルークも帝国を倒す力を求めてダークサイドに傾きかけたが、ロイヤルガードのカノア・ジャックスの裏切りによって身体が崩壊し、古代シスの助言に従ってハンとレイアの第3子に乗り移ろうとするが、ジェダイの生き残りによって霊体を引き込まれフォースの向こう側に道連れにされた。
カノア・ジャックスはシディアスのかつての弟子、ルミヤの弟子となり暗黒卿を自称して帝国を支配したが、ロイヤルガード最後の生き残りキア・ケイノスに裏切り者として粛清された。
ちなみにケイノスがパルパティーン暗殺に携わった者を皆殺しにしたことで統治機構が崩壊したためか、これ以降帝国はインペリアル・レムナントと表現され、差別主義などを改めていく。
ルークの新ジェダイ・オーダーでも優秀ながら過去のトラウマを抱えた生徒キップ・デュロンがエグザ・キューンの亡霊にそそのかされてシスの暗黒卿を自称したこともある。
またクローン大戦の頃にジェダイ寺院の資料に残された「シスこそジェダイの本流」というシス側の主張を真に受けたジェダイが設立した組織ジェンサライとルークが遭遇し対立したが和解している。
ハンとレイアの長男ジェイセン・ソロはユージャン・ヴォングに捕まった際に、マスコット動物を装って潜入していたかつてのシディアスの弟子ヴァーゲアの指導を受け、最終決戦ではライトサイドもダークサイドも超越した悟りを開いて黒幕を倒し、戦争が終わるとさまざまなフォース使いのもとで武者修行をしていたが、子供を授かり未来を知ると祖父とほぼ同じ理由でルミヤの弟子となりダース・カイダスとなって双子の姉に殺された。
ハイパースペース大戦中に惑星ケシュに不時着して孤立していたロスト・トライブ・オブ・ザ・シスもこのころジェダイと戦っている。長年に渡り安定した社会を運営してきただけあってベインの系統とはかなり違った文化を持つ。
上記と並行してオーダー66を生き延びたジェダイ、アシャラド・ヘットはタスケンの中で育った人間でアナキンとも交流があり、アナキンがタスケンを虐殺したことを打ち明けられても彼を信じ、秘密を守っていたが、ジェダイを殲滅したというダース・ヴェイダ―がアナキンのことだと知って激しく後悔し、自分の手で落とし前をつけるべくコリバンに到着した初期のシス卿ゾーザーンの霊体からシスの技を学ぶも、修行が完了したら帝国が崩壊していて目標を失う。
のちにユージャン・ヴォングに捕まってヴァーゲアと出会いダース・クレイトとなって100年以上もかけて『オーダー自体がただ一つのシスの暗黒卿である』というワン・シスオーダーを作り上げていた。
証拠のない状態で銀河中にユージャン・ヴォングがバイオテロを働いたと疑わせることで、慎重な捜査をするジェダイを孤立させ、インペリアル・レムナントから発展したフェル帝国に策謀でジェダイを滅ぼさせた上で乗っ取るが、シスの技をもってしても生命が限界に達し、古代シスの亡霊に助けを求めたらベインの亡霊に偽シス扱いされ、ケイド・スカイウォーカーの能力で延命を企むが、逆に彼に殺された。
レジェンズに登場するシス卿一覧
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- シス帝国
- ネイガー・サード
- ナッド教徒
- フリードン・ナッド
- アマノーア女王
- オミン王
- クラース
- サタール・キート
- アリーマ・キート
- シスのブラザーフッド
- エグゼ・キューン
- 真のシス
- ヴィンディカン(最後の純血のシス)
- ダース・マルガス
- レヴァンのシス帝国
- ダース・レヴァン
- ダース・マラック
- ダース・バンドン
- シス三頭政治
- ダース・トラヤ
- ダース・ナイヒラス
- ダース・サイオン
- 新シス帝国
- ダース・ルイン(ジェダイ・マスター ファニアス)
- スケア・カーン卿
- ベインのオーダー
- ダース・ベイン
- ダース・コグナス
- ダース・ミレニアル
- ダース・ヴェクティヴァス(鉱山経営者)
- ダース・グラヴィッド
- ダース・ギーン
- ダース・テネブラス(宇宙船デザイナー ルージェス・ノーム)
- ダース・プレイガス(実業家ヒーゴ・ダマスク ※正史には名前のみ登場)
- ワン・シス
- ダース・タロン
追記・修正はダークサイドに堕ちてからお願いします。
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▷ コメント欄
- 作成乙です。詳しく書かれてるとは思うけど、エグザ・キューンあたりとか明らかにカノンじゃなくなったところはレジェンズとして分けた方が良いんじゃない? -- 名無しさん (2015-12-28 10:03:12)
- 親指スターウォーズではフォース爪剥がしという技を使ってたな -- 名無しさん (2015-12-28 10:07:10)
- 二人の掟が良く分からんのだけど、シディアスとモール、ドゥークーでEP1時にシスが3人いたのはOKなの? -- 名無しさん (2015-12-28 10:36:50)
- ドゥークーがシスに転向したのはモールの死後だよ。 -- 名無しさん (2015-12-28 10:40:49)
- 手塩にかけて鍛えたモールが予想外に死んだ(と思われた)から既に相応の腕前を持ちかつ資産家のドゥークーを分離主義者の頭目にするため抱き込んだんだよ。尤もシディアスよりかなり年上だから半ばヴェイダーを手懐けるまでの間に合わせでもあったけど -- 名無しさん (2015-12-28 10:49:21)
- 暗黒面の力を使っている=シスの暗黒卿じゃないので、正式に弟子としていない暗黒面の使い手は二人の掟の後でも割といる。 -- 名無しさん (2015-12-28 11:32:46)
- ダース・カイダス(ハンの息子のジェイセン)、ダース・クレイトもいたかな。ルミヤ、タヒーリ、ヴァーゲアもシスの名前はないけどシスアンプレティスではあったとか。全部レジェンズだけど。 -- 名無しさん (2015-12-28 11:43:10)
- 二人の掟は重視されている様に見えて、案外守られていない面もあるからな。レジェンド扱いだけどシディアスはまだプレイガスの弟子だったのにモールを弟子にしていたりしていたし -- 名無しさん (2015-12-28 11:55:18)
- シスとして認められるとシス卿としての名を授かるみたいだけど、名前の意味や由来とかはあるのかな -- 名無しさん (2015-12-28 12:22:21)
- シディアス卿は弟子の育成が下手なんじゃないかと思ってしまうな。 モール卿も油断しきってやられるしヴェイダー卿に至っては最後に裏切るし。 DSのソフトでシス側のジェダイを操作するゲームあるけどそこでも裏切られるし。 -- 名無しさん (2015-12-28 13:50:50)
- ↑まあ結局シディアス自体がプレイガスを裏切っているわけで、何とは繰り返すってを地で行ったんじゃないかな。 -- 名無しさん (2015-12-28 13:54:16)
- EP3の小説では裏切りはシスの道だって強調されてた。 -- 名無しさん (2015-12-28 14:09:19)
- ダース・タロンの見た目がぶっちゃけ真っ赤なアイラ・セキュラって感じ -- 名無しさん (2015-12-28 14:14:02)
- ↑2 あったね。ちなみに小説はカノンって扱いでいいんだっけ。なんか自分の勝手なイメージだけど映像のEP1~7、クローンウォーズなど明言されている以外のは媒体問わずレジェンズって思いこんでて… -- 名無しさん (2015-12-28 14:30:12)
- 媒体はなんでもいいからシディアス卿のシスに至った経緯とアプレンティス時代が知りたい。どんな修練を積めばあんな怪物が出来上がるんだろうか -- 名無しさん (2015-12-28 15:32:41)
- ↑6 ナブー議員だった頃ならともかく、最高議長のときは多忙だから時間がとれないから仕方ない。まあ、他人を捨て駒として扱うシディアスの冷酷さが一番の原因だろうけど。 -- 名無しさん (2015-12-28 15:41:26)
- 正直、シディアス卿は皇帝にならずに議長のままでいた方が良かったように思えてならない -- 名無しさん (2015-12-28 15:49:33)
- ↑ゲーム版EP3のIFエンドでは本編とは逆に無傷でオビワンを倒したアナキンに下克上されてたし -- 名無しさん (2015-12-28 16:06:49)
- シスは自分の欲望の成就の為なら師匠だろうが妻だろうが殺すから… -- 名無しさん (2015-12-28 16:08:46)
- ↑ダース・モールなんかは師への敬愛がガチ過ぎたせいで武人としては超一流だけどシスとしてはあまり期待されてなかったというな。 -- 名無しさん (2015-12-28 17:02:24)
- 裏切りの準備段階に入ると独自に弟子を持ち始めるな。エピⅣの段階でベイダーの力はシディアス力の八割くらいまで到達していたらしいから、弟子の存在を知られるか否かが下克上の成否の鍵だな。 -- 名無しさん (2015-12-28 18:44:08)
- ↑自分を蹴落とそうとする弟子を育てるという師の心境も常人から見ると謎だな・・・ -- 名無しさん (2015-12-28 18:51:37)
- ぶっちゃけた話、フォースの使い方がジェダイよりずっと上手に見えるんだが… -- 名無しさん (2015-12-28 19:19:25)
- ↑2 裏切り上等だけど、シスの教義には忠実だったってことじゃないかな -- 名無しさん (2015-12-28 19:35:06)
- ↑2ジェダイは属している共和国の法は勿論、良心とか道徳的感覚とかの制約があるけど、シスの場合は自分の欲求や好奇心に従って自由にフォースに関しての探求をしているから、フォースの扱いや術はジェダイより多彩なんだと思う。実際シスになったジェダイの理由があらゆるフォースを極めたい、知りたいって奴ばかりだし -- 名無しさん (2015-12-28 19:38:20)
- そういやダース・マルガスとかいたな。 -- 名無しさん (2015-12-28 20:44:50)
- ↑2 フォースに関して好き勝手やる分には便利なのよね。一番の問題はそれをやられると多くの人が苦しめられることになるという -- 名無しさん (2015-12-28 20:54:12)
- 暗黒面は時代によって形を変えて存在する。シス→帝国軍→そしてファーストオーダーへと・・・ -- 名無しさん (2015-12-28 21:14:00)
- 善は善であるがゆえにできぬことが山ほどあり、常に悪に苦しめられる……それなんて二元論? -- 名無しさん (2015-12-28 21:26:44)
- レジェンズになったのは知っているが「ダース・○○」って称号はどの時代に生まれたんだろう。シス帝国のシス卿には付いてないし、レヴァンやマラックは本名にダースって付けてるし -- 名無しさん (2015-12-28 21:37:35)
- そういや、モール卿もティラナス卿もそれぞれ弟とオビワンを弟子にとってシディアス卿に下剋上しようとしてたな -- 名無しさん (2015-12-29 09:14:01)
- シスの神と言われていたカーネス・ムーアがいないがあいつは入らないのかな -- 名無しさん (2015-12-29 20:39:55)
- 様々な種族がいるけど主要なシス卿に人間が多いのには驚いた -- 名無しさん (2015-12-29 23:04:50)
- ちなみに「新シス戦争」のルーサンでの戦いでシスは滅んだ、と認識しているのに、ヨーダはダース・ベイン(ルーサン戦の生き残り)が作った「二人の掟」を知っていたりする不思議。 -- 名無しさん (2015-12-30 00:37:21)
- ↑あとEP3でシディアス卿の名前も知っていたよね -- 名無しさん (2015-12-30 00:59:38)
- ↑まぁそこは大戦中に名前くらい伝わってそう(シディアスの姿は分離主義者に見せてるし) -- 名無しさん (2015-12-30 01:02:41)
- 悪役だから仕方ないんだけれど…こんだけ優秀なのに目標が銀河征服と恐怖政治ってなんか矛盾する -- 名無しさん (2015-12-30 01:51:27)
- 憎しみを込めると人工クリスタルって赤くなんの!?じゃあ落ち着いた心持ちでセーバーこさえたら違う色になんのかねw -- 名無しさん (2015-12-30 01:58:10)
- ↑×2シスは暗躍が本領だから表で政治をするには向かなかったんだよ。パルパティーンが政権維持できたのも通商連合っていう脅威とクローン大戦の危機があったからだし。 -- 名無しさん (2015-12-30 09:13:14)
- ↑×2 ルークの緑のがそう>落ち着いた心持ちで作った人工クリスタル -- 名無しさん (2015-12-30 09:28:45)
- ジェダイが知る最後のシス卿であるダース・ベインがヤヴィンの戦いの3000年前の人物ってことは、映画本編ではマスター・ヨーダでさえシスのことを実際に知っていた訳じゃないのが恐ろしい -- 名無しさん (2015-12-30 10:10:28)
- ベイン以降のシス達の経歴を見てみると、表の姿で名声を手にしていたり、シスの目的以外にも色んなフォースに関する各分野を研究している。まるで大学の先生みたいだ。 -- 名無しさん (2015-12-30 12:07:03)
- ↑そのすべてがジェダイと共和国を滅ぼすことだけのためという執念が凄まじい -- 名無しさん (2015-12-30 15:54:36)
- 一応ベインもカノンじゃなかった?1000年前の最後の生き残りのシス -- 名無しさん (2015-12-30 18:37:17)
- シスが同時期に二人だけと定められているのはクローンウォーズでシディアスが語ってるからカノン。それを決めたのが1000年前のダース・ベインなるシス卿という設定はレジェンズ -- 名無しさん (2015-12-30 21:06:09)
- 『ファントム・メナス』の小説版に、ダース・べインの名前だけは出ていた筈ですよ。名前だけですが…… -- 名無しさん (2015-12-30 21:12:00)
- 映画の小説版もレジェンズ。カノンかレジェンズかはここの海外版調べればわかりやすい。 -- 名無しさん (2015-12-30 21:12:00)
- ダースモールが一番好きだなあ -- 名無しさん (2015-12-31 23:54:00)
- ↑×2 ダース・ベインを最後にシスは滅んだ、と思われていた。と言うのは映画やクローンウォーズ辺りでも言及されてるから。
というか、SWってのはレジェンズ設定がカノンに深く食い込んでるから、線引きが恐ろしく困難なんだよ -- 名無しさん (2016-01-01 03:15:27) - まあでも新作に合わせて整理された事で、これ以上「ぼくのかんがえたさいきょうのしす」が幅を利かせることがなくなって良かったよ。この先、誰のどの要素が取り入れられるのかはわからないけど、前よりはバランスは良くなるはず -- 名無しさん (2016-01-04 19:02:29)
- レジェンド扱いになったけど、ダース・ヴェクティバスは一体何者なのだろうか。弟子に下剋上されず天寿を全うしているだけでも珍しいのに、シスの力の源である負の感情を嫌っている上に家族やたくさんの友人がいる。一体何故シス卿になったのか -- 名無しさん (2016-01-04 21:52:21)
- 歴史上、「ダース」の称号を初めて使ったのはシスの神カーネス・ムーア -- (2016-01-05 11:23:11)
- 古代の化け物揃いのシスの中でもさらに別格クラスのシスなんだっけ>カーネス・ムーア -- 名無しさん (2016-01-06 16:31:31)
- アダス王を死なせたらしいラカタの無限帝国ってなに? -- 名無しさん (2016-01-07 19:33:07)
- ダース・グラヴィッドなんかも謎だよな。シスなのになぜかライトサイドに惹かれてシスの教義に取り入れようとした。ダース・ベインからダース・テネブラスまでのシスってもっとスピンオフ小説とかで掘り下げて出して欲しい。 -- 名無しさん (2016-01-07 21:29:19)
- ↑x2 共和国以前に在った銀河帝国。フォースを戦艦の原動力にできるオーバーテクノロジーをゴロゴロ所有していて人間もサンドピープルも支配していた -- (2016-01-09 00:33:16)
- サソリベイダー懐かしいなw -- 名無しさん (2016-01-09 00:39:59)
- レジェンズのとこ日本語的に大分読みにくいんだけどあんまり詳しくないせいでいじれないぞ… -- 名無しさん (2016-01-10 12:29:23)
- 主語述語修飾語の関係が分かりづらいこと?背景情報の説明不足のこと?
ヴォングとかモアグカイも企画段階では古代シス種族を出す予定だったという噂を聞いたことが -- 名無しさん (2016-01-11 13:59:33) - パラサイトイヴのゲーム版てこれをパクったと思う。ミトコンドリア→ミディ=クロリアン 悪いネオミトコンドリアの使い手のイヴが生物を思うが儘に変質させたりいろんな能力使う。 -- 名無しさん (2016-01-30 23:56:15)
- ミディ=クロリアンの初出のファントム・メナスは1999年公開でパラサイト・イヴの発売は1998年だぞ -- 名無しさん (2016-01-31 12:04:32)
- ラカタはシスとは関係ないダークサイドのフォースの使い手ってことでいいのか? -- 名無しさん (2016-02-02 14:41:51)
- ↑科学的にフォースを解明し、フォースをエネルギー源として利用した種族 -- (2016-02-02 17:12:52)
- クレイトが偽シス扱いされたのがちょっと理解できない。一応その時代最強のシスなのにプライドが許せないのか、何にも助言しなかった古代のシス達は自分達の教義が途絶えるのを理解していたのか -- 名無しさん (2016-02-02 17:27:02)
- ダース・ベインはクローン・ウォーズに思念体として出たから一応正史なんだろうけど生前はどんな事やってたんだろう、レジェンドと変わらないのかな? -- 名無しさん (2016-02-03 04:02:18)
- ↑2 ダースベイン的には2人の掟無視して昔と同じ、シスが内ゲバを起しやすい多数のシスがいる状態にしたからだと聞いた。ベイン曰く、シスのパロディとのこと -- 名無しさん (2016-02-18 03:34:33)
- クレイトはベインより前どころかほぼ起源に学んだんだから仕方ない気もするんだけどなw -- 名無しさん (2016-02-19 06:58:18)
- 今はレジェンズだけど、ダークジェダイが来る前のコリバン本来のシスは別に悪の組織じゃなかったってこと?ってかそれ以後のシスの復興も大体ダークジェダイのせいじゃん… -- 名無しさん (2016-03-20 17:33:55)
- ウーキーペディア見ればわかるけどベインも正史に入ってるから入れて、どうぞ -- 名無しさん (2016-07-24 09:57:05)
- ウーキー見たら百年の闇も正史に入ってるからアジャンタ・ポールやカーネス・ムーアも正史入りするかも -- 名無しさん (2016-08-31 01:30:12)
- ↑3 シス族は最初はどっちでもなかったけど、アダスって王様の時代以降はダークサイドのフォースの使い手になってる、その後追放されたダークジェダイが来て・・・ -- ttttt (2016-09-08 08:26:14)
- スノークはシスじゃないの? -- 名無しさん (2019-04-15 12:04:34)
- ↑フォースの暗黒面を使うけどシスかは明言されてない -- 名無しさん (2019-04-15 14:37:58)
- 次回、「シス死す」。デュエルスタンバイ! -- 名無しさん (2019-04-15 14:41:07)
- 教義が平和は偽りであるで始まり平和は偽りであるで終わるのがシスらしい -- 名無しさん (2019-08-05 11:34:43)
- 師匠殺しによる継承は案外理に適ってたりする。師匠を超えられない弟子じゃ流派の存続は危ういし。飛天御剣流も師匠殺しによる奥義の継承だしね -- 名無しさん (2019-11-01 12:44:23)
- しかし現実には年齢的に全てを教わる前に単純な戦闘力においては師匠を上回ってしまうことが多いので、「師匠を倒せるようになっても教えは聞く」慣習のない流派は先細りになって消えてしまった -- 名無しさん (2019-11-01 21:00:01)
- 師弟二人のみで師匠殺しを推奨するとかいう掟に従いながら1000年以上断絶しなかったのって奇跡じゃね -- 名無しさん (2019-11-01 21:07:33)
- たとえどんなに強大な力を得ようと全知全能の存在になれるわけはないのに。シスは自己満足のみを優先する人の悪しき部分の象徴だな。 -- 名無しさん (2019-11-24 01:02:27)
- もっともシスも人間で、恩義や忠誠心、家族への愛情、銀河の社会の未来などへの思いを併存させながら活動していた。心の底までシスの教義(我欲、略奪、攻撃、支配)に染め抜いて生きてたのはシディアス卿くらいだねぇ -- 名無しさん (2019-11-24 01:10:30)
- メガテンとかでお馴染みのアライメントだとカオス寄りのニュートラルって感じだろうか? -- 名無しさん (2020-01-29 19:24:12)
- シス・トルーパーの分隊名としてレヴァン、デソラス、フォボス、タニス、テネブラス、アンデッデュが正史入りとなりました。 -- 名無しさん (2020-02-02 14:12:04)
- この銀河では最もフォースを操れるのはジェダイだったからジェダイの中からシスが生まれたけど、フォースを操れるのが別の連中だったらその中からシスに成る奴が出て来たんだろうか? -- 名無しさん (2020-02-22 14:50:15)
- シス卿で天寿を全うできた人っているんだろうか? -- 名無しさん (2020-03-17 20:18:50)
- ↑異端とも言えるほど穏健派なプレイガスでも最終的には師匠殺してるから二人の掟が生まれて以降はいないんじゃないかな -- 名無しさん (2020-06-25 14:29:44)
- 本文読むとレジェンズではヴェクティヴァスって人が平和に余生を過ごしたらしい -- 名無しさん (2020-06-26 22:38:33)
- もしかして、シスが邪悪なイメージになったのはシディアスによるところが大きいんだろうか? -- 名無しさん (2020-12-02 19:43:38)
- ジェダイの訓練を受けた後で転向したダーク・ジェダイではない、だがシスとも関連の薄い「単なるフォースの暗黒面の体得者」というと誰がいたっけか -- 名無しさん (2020-12-02 20:55:36)
- ↑ ダソミアの魔女...? -- 名無しさん (2020-12-02 20:57:35)
- ↑3 それもあるけど、ジェダイが長い歴史の中で硬直したように、シスも本来は光も闇も関係なく包括するという教義から逸脱し、ただひたすらに欲望を先鋭化させていったからだと思う -- 名無しさん (2020-12-25 22:37:28)
- あるいはインド密教のタントリズムに近いか(欲望や -- 名無しさん (2021-07-10 17:28:58)
- ↑ しまった切れた。欲望・快楽を高めない、実感しないと人の精神の本質には迫れないという教義) -- 名無しさん (2021-07-10 17:29:49)
- シディアスだけシスとしての完成度高すぎませんかね -- 名無しさん (2021-10-20 23:45:22)
- ジェダイよりもタブーが少なくて、光と闇両方のフォースを研究したいっていう人はここが一番の気がする。 -- 名無しさん (2022-03-03 21:30:52)
- 実際シスにはフォースの探求者も結構いるし研究の果てにフォースそのものの破滅を願う者も。なお探求の果てにシスを辞める者も。テネブレ「フォース探求のために生命の始まりから見てみたい」シス皇帝ヴィシエイト「せやけ生命滅ぼして神にならんと」ヴァルコリオン「滅ぼせなくても私は好きにやらせて貰う」 -- 名無しさん (2022-03-30 22:13:37)
- お題目は御立派だが、光と闇のバランスを取る技法がまったく進んでないんじゃ暗黒面一色に染まって当然。誰かそこを改革する人はおらんかったのか。 -- 名無しさん (2022-03-30 22:30:46)
- ↑教義に書かれているとおり暗黒面に傾倒するのは「さまざまな点において大きな力を引き出しやすく便利だから」だし、そもそもフォースを己のためでなく他の者のために使おうとするジェダイから離反したのが起源である以上、改革しようとする者なんているわけないと思う -- 名無しさん (2022-03-30 22:53:01)
- そうか、ジェダイの教義を初めて見たときに感じた違和感は論語のそれと同じだったんだ。個人的には老子が大好きだし、穏やかでひげを生やし牛のようなクリーチャーに乗ったシスの信奉者が広い銀河系のどこかにいると信じてる。 -- 名無しさん (2022-06-07 23:45:44)
- レジェンズからの引用じゃない正史の古いシスとしては、フォースの工芸品の作成に長けた暗黒卿でヘルメットに魂を封印されていたダース・モミンとそのモミンがかつて殺害した師匠のダース・シャアがコミックで判明 -- 名無しさん (2022-08-17 00:12:17)
- クレイトは内ゲバ対策にシスの暗黒卿という称号の権威を高めて、裏切りや力を求める従来のやり方から忠誠と服従にしてるんだ。 -- 名無しさん (2023-01-07 02:39:32)
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*2 破ったシスがいないわけではなく、ベインの曾孫弟子にあたるダース・ミレニアルは師のダース・コグナスを去って多くの弟子を取る独自のカルトを作り、ダース・グラヴィッドはライトサイドを取り入れようと試みたりしている
*3 日本産の怪人のように「ダースが個人名でベイダーが役職名」とナムコが誤解していたとの説が有力
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