チャイルド・プレイ2

ページ名:チャイルド_プレイ2

登録日:2015/04/29 Wed 11:13:56
更新日:2024/01/12 Fri 11:49:07NEW!
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2は”2倍”怖い



【概要】


1990年に公開されたホラー映画。
チャイルド・プレイ』シリーズの第二作であり、前作よりも予算が増えた事でチャッキーの表情が豊かになった。


キャッチコピーは「アンディ、会いたかったぜ」




【あらすじ】


前作でアンディ親子の活躍によって黒コゲにされ、最期は心臓を撃ち抜かれて息絶えたチャッキーだったが、一連の事件によるイメージ改善を図るオモチャ会社が現場から回収されたチャッキーを復元してしまう。
その所為で復活したチャッキーは再びアンディを探し出し、魂を乗っ取ろうと彼に襲い掛かる。




【登場人物】

  • チャッキー(CV:ブラッド・ドゥーリフ/日本語吹替:納谷六朗)

殺人鬼チャールズ・リー・レイの魂が乗り移ったグッド・ガイ人形。
前作で黒コゲにされて命を落としたが、肉体を回収したオモチャ会社によって完全に修復され、修理していた技術者を謎の電撃(?)で殺害した後に復活した。
前作に引き続き、自身の魂を憑依させるための依り代であるアンディの肉体を狙っており、更には自身の肉体が人形である事を利用する形でアンディを陥れて周囲から孤立させるという狡猾さを披露している。
人形のまま肉体が人間になっていく過程を強調するためか、劇中では何度か鼻血を流すシーンがある。


なお、本作からは納谷六朗氏が日本語吹き替えの担当となった。



  • アンディ・バークレー(演:アレックス・ヴィンセント/日本語吹替:菅谷政子)

前作でチャッキーに襲われた少年。
チャッキーが起こした事件の後、警察に事実を言っても信じてもらえず、母親とは離れ離れになり、児童保護センターの施設に入れられていた。
物語序盤で養子として里親のシンプソン夫妻に引き取られるが、養父とは関係がうまくいかず、学校ではヒスな女教師に目をつけられたりと、8歳の子供にとっては散々な日々を過ごしていた。
そこへ現れたチャッキーと再会してしまい、シンプソン夫妻にその事を話すも、当然信じてもらえずに異常者扱いされる有様。
中盤では、養父がチャッキーに殺され、その事でショックを受けた養母から疎まれた挙句に施設へと戻されてしまう。
まだ非力な少年だが、前作と比べると行動力があり、近くにある道具や機械をうまく利用してチャッキーを返り討ちにするなどの活躍も見せる。



  • カイル(演:クリスティーン・エリス/日本語吹替:安達忍)

アンディが来る前からシンプソン夫妻の養子となっている不良少女。
基本的には芯が強いしっかり者であるが、実は幼い頃から何度も里親をたらい回しにされてきた過去を持つ。
それ故に同じ境遇を持つアンディとは直ぐに打ち解けており、アンディも数少ない理解者である彼女を姉のように慕っていた。
当初はシンプソン夫妻と同様にアンディの危機を信じなかったが、中盤でシンプソン夫妻が殺され、自分もチャッキーに襲われたのを機にアンディと協力してチャッキーに立ち向かう。
JKな容姿であるが、中の人は本作に出演した当時25歳だった。


ちなみにカイルの吹き替えを担当した安達忍氏はのちの5作目でティファニーとジェニファー・ティリーの2役の吹き替えも担当していた。



  • フィル・シンプソン(演:ジェリット・グラハム/日本語吹替:堀勝之祐)

アンディの里親となった養父。
一見すれば良心的な人格者だが、実際は厳格で怒りっぽく、実の子供ではない養子をどこか軽んじている節があった。
その証拠に施設で問題児扱いされているアンディを当初から色眼鏡で見ていた上、施設側の依頼を承諾しながらも乗り気では無い態度で引き取っており、家に忍び込んできたチャッキーが騒動を起こした際にはアンディを犯人扱いしてチャッキーの話を信じようとしなかった挙句に厄介払いと言わんばかりに施設へと送り返すと言い出す有様であった。
物語の後半でやっとチャッキーの正体を目の当たりにするも、時すでに遅しというのか、状況を受け入れる間もなく階段から突き落とされて死亡した。
ぶっちゃけ、アンディとうまくいかなかったのはチャッキーのせいだけでなく、彼自身の性格にも問題があったものと思われる。



  • ジョアンヌ・シンプソン(演:ジェニー・アガター/日本語吹替:宗形智子)

フィルの妻で子供好きの女性。
夫と比べるとアンディに対しては好意的であり、中盤で夫がアンディを厄介者扱いした際もアンディを庇っていたが、夫が亡くなった後は手のひらを返すかのごとくアンディを拒絶して施設へと送り返した。
ちなみにアンディが去った後はいつの間にかチャッキーに殺されて退場した。





  • ケトルウェル(演:ベス・グラント:/日本語吹替:不明)

アンディが転校してきた小学校の担任の女教師。
ヒステリックなオールド・ミスであり、転校したばかりのアンディをいきなり目の敵にしていた。
この手の人種の結末はだいたいの人間が想像できた。



  • サリバン(演:ピーター・ハスケル/日本語吹替:大木民夫)

グッド・ガイ人形の製造元であるPLAY PALS TOYS社の社長。
チャッキーの修復作業中に起きた不可解なアクシデントを目の当たりにした際には、その隠蔽と復元されたチャッキーの処分を部下に押し付けた。



  • マットソン(演:グレッグ・ジャーマン/日本語吹替:谷口節)

サリバンの部下である重役。
やらなきゃいいのに「グッド・ガイ人形のイメージ回復の為」という名目でわざわざチャッキーの修復を技術者達に指示していた。
序盤でチャッキーの回収と復元に成功した朗報を社長に伝えて作業場に案内していたが、技術者の事故死で事態は一転。
当然機嫌を損ねた社長に後始末を押し付けられ、最期は復活したチャッキーにビニール袋をかぶせられて窒息死した。



  • グレイス・プール(演:グレイス・ザブリスキー/日本語吹替:不明)

児童保護センターの施設長。
里親のシンプソン夫妻にアンディを引き取らせたが、中盤で結局送り返されてしまい、最期はチャッキーにメッタ刺しにされて死亡。



  • カレン・バークレー

前作で登場したアンディの母親。
本作ではアンディの持つ写真のみの登場であり、前作の事件の後に世間から異常者扱いされているアンディの主張を支持したのが原因で現在は精神病院に収容されている事が作中で語られている。
ちなみにカレンの数少ない味方だったマイク刑事はカレンとは逆に真相を黙秘して事件を否定していた模様。
もっとも、仮にマイク刑事がアンディ親子を擁護して事件の真相を公に語ったとしても、内容があまりに現実離れしている事から、世間からは信用されずに立件する事も不可能なのは間違いなかっただろう。*1






追記・修正は魂隠しを早めに済ませてからお願いします。


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  • 続編のサガか、怖さは第1作に遠く及ばない。前作でやりたいことをやってしまった感じだし…。ただ、予算が増えたためか、チャッキーがより表情豊かになった。 -- 名無しさん (2015-04-29 12:42:07)
  • 個人的にはシリーズで一番好き。スプラッタ寄りのホラーとギャグめいたシーンのバランスが丁度いい。カイル姉貴の人柄も好きだし、あんな人に守ってもらいたい。ラストの工場での戦いは傑作。 -- 名無しさん (2017-05-25 17:48:57)

#comment

*1 実際、前作のラストでチャッキーに襲われたもう1人の刑事が「誰が信じる?」と事件の今後について懸念にしていた。

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コメント

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