紅日向(いつか天魔の黒ウサギ)

登録日：2011/07/17(日) 21:13:18
更新日：2023/08/08 Tue 17:29:30
所要時間：約 4 分で読めます

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福山潤 厨二病 双子 弟 ブラコン ヤンデレ 天才 いつか天魔の黒ウサギ いつ天 片眼鏡(モノクル) 天才 ←本物 ←それってヴィ○セント? 鴉 紅日向

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──久しぶり、兄さん。

ライトノベル、『いつか天魔の黒ウサギ』の登場人物。

名前──くれない　ひなた
特徴──《鴉の右首》

CV：福山潤（ドラマCD、アニメ）

紅月光の双子の弟。
紺色の瞳、一部だけメッシュがかかった髪が特徴。身長は176cm。

左目に片眼鏡（モノクル）をかけ、赤いロングコートを好んで着用している。

双子なだけあり、容姿そのものは月光に似ている。
頭脳も非常に明晰で、幼少時から『他の人間には見えないもの』が見えていた。

月光は幼い頃、日向は自分と同じくらい頭が良い──と考えていたが、実際にはまるで別物。
月光とは違う、『本物の天才』である。

月光と日向が6歳の頃、『悪魔』への生贄として両親を殺害。
「9年後、月光を悪魔に殺させる」と言い残して失踪した。

また、サイトヒメア以外の《最古の魔術師（ヴァンパイア）》を殺しヒメアを誘拐、鉄大兎の記憶を消した張本人。

月光のコンプレックスの元でもあり、彼がやたらと『天才』を自称するのは日向に対する劣等感の裏返しでもある。

その実力は作中でもかなり上位。
6歳にして《最古の魔術師》を上回る知識と魔力を持っており、空間転移まで使いこなす。

ぶっちゃけ9年後の生徒会役員が束になっても勝てないレベル。
月光の「2万歩ほど先に行っている」という若干痛々しい発言にも、
余裕で「2万歩先に行っているのに4人がかり（笑）」と返せるあたり神経も太い。

魔界でも有名な《北方の大公》アスタロト、
通称『アイヴィィ』を好んで使い魔として使役する他、『天使』──《天魔》の使いとも契約している。

大した奴だ……やはり天才か……

流石に自称『7代前の生徒会長』黒守・フィリエル・優一には地形条件もあって勝てはしなかったが、まあ黒守も相当にアレなのでそれは仕方ない。

黒守曰く、ここまでの力を得る為には相応の代償が必要らしいが……。

ちなみに月光とは一卵性双生児だが、髪のメッシュや目付き、服装の為に大分印象が異なる。
というか、月光より年上に見えると評判。
まあ月光が年がら年中詰襟着ている事もあるだろうが。

服装のセンスに関しては兄同様、若干厨二の気がある。
歳は高一だけど。

余談だが、声優を務める福山潤は唯一、ドラマCDからの続投組である。
伝説の勇者の伝説に続き、鏡作品に携わるのは2回目になる。

【以下、ネタバレ注意】

世界の《旧支配者》である《天魔》の使い、双頭の鴉の片割れ。

天使が日向と契約しているのは彼自身が天魔の使いであるから。

《天魔》の鴉は必ず双子で産まれ、食い合って本物の《鴉》になるように定められている。

──が、日向としては別にその気はないらしい。
というか、月光を殺すつもりなら即座に殺せるだけの力は持っている。

幼い頃、本当に頭の良かった日向はすぐに《天魔》と話せるようになった。
魔法もさほど苦労せずに覚える事が出来た彼は、つまらない両親や自称天才の兄を疎ましく思い、
幼い頃から見えたもの──世界を覆う《預言》の研究に没頭するようになった。

《預言》そのものも日向はすぐに解読した──が、そこに記されていた『破滅的な結末』を知り、世界に絶望する。

本来ならそこで死ぬつもりだったが、月光の
「俺が守ってやる。だから泣くな」
という言葉を受けた後、何を考えたか両親を殺害して姿を消した。

尚、黒守には「まさか家族愛なんて〜」と馬鹿にされていたが、日向が家族を愛していたのは本当。
というか、悪魔への生贄は『自分の一番大切なもの』でなければならない。
逆に言えば、日向が悪魔に差し出した『両親の命』は、彼にとっては一番大切なものだった事になる。

月光に関しても同様で、「今は自分の方が強いが、いつか兄は自分より強くなる」と語っている。

何が根拠かは分からないが、月光が《預言》を覆せると本気で信じているらしい。

序盤で月光の前に現れたのも、彼らの力を確かめる為だったようだ。
結構なブラコンである。

また、安藤美雷を月光の所に送り込んだのも日向。
美雷は殺る気満々だったが、日向は最初から月光の力にすべく彼女を送り込んだ。

なので「お古」とか言ってもナニもしてないからな（むしろ女に興味あるのか？）！
変な想像するなよ！

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