登録日:2013/11/28 Thu 22:59:08
更新日:2023/12/07 Thu 13:52:02NEW!
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ポケモン ポケモン解説項目 ポケモン最終進化形 第六世代 xy むし ひこう 鱗粉 蛾 vivid パピヨン 巨大 序盤虫 序盤ポケモン 要注意ポケ 紙耐久 一芸特化型 コレクション 岩4倍 ちょうのまい ねむりごな てをつなぐ ふくがん フレンドガード ビオラ 蝶 カラフル コメント欄ログ化項目 コフキムシ コフーライ ビビヨン 抵抗 no purple 上位互換 バイバイバタフリー
世界には さまざまな 羽模様の ビビヨンがいる。 住んでいる 土地の 気候が 影響しているようだ。
■もくじ
■データ
全国図鑑No.666
セントラルカロス図鑑No.22
分類:りんぷんポケモン
英語名:Vivillon
高さ:1.2m
重さ:17.0kg
タマゴグループ:虫
性別比率:♂50♀50
特性:りんぷん(相手の攻撃技の追加効果を受けない)
:ふくがん(一撃必殺技以外の技の命中率が1.3倍になる。フィールド上で先頭にしておくと、道具を持ったポケモンと遭遇しやすくなる)
隠れ特性:フレンドガード(ダブルバトル・トリプルバトルの時、自分以外の味方が受けるダメージを25%減らす)
HP:80
攻撃:52
防御:50
特攻:90
特防:50
素早さ:89
合計:411
努力値:HP+1、特攻+1、素早さ+1
コフキムシ Lv.9→コフーライ Lv.12→ビビヨン
■概要
ポケモンXYで登場。
シリーズ恒例の「進化が早い虫ポケモン」であるが、従来のシリーズポケモンと比べると進化はやや遅め。
色鮮やかな羽の中央に小さな体があり、バタフリーやアゲハントと同じく手足が一対ずつある。
名前の由来は「ビビッド(鮮やかな)」+「パピヨン(蝶や蛾のフランス語)」だろう。
体長は1.2m。こんな大きさの蛾がいたら失神レベルである。
バトルでは巨大な羽をはばたかせ、りんぷんをまき散らして攻撃する。
羽の模様には秘密があるらしい。
■ゲームでのビビヨン
ハクダンシティジムリーダー、ビオラの切り札ポケモン。
模様ははなぞのとなっている。
野生では出現せず、ハクダンの森等で捕まえられるコフキムシを進化させることでゲットできる。
剣盾ではお休みをもらう事になってしまったが、SVでバタフリーと入れ替わりに参戦。
今回は野生個体も出現するようになった。
■対戦でのビビヨン
合計種族値が序盤虫史上最高の数値で、また初めての400超えを記録している。
特攻の数値は90と、バタフリーと同等でアゲハント(100)やガーメイル(94)と比べるとやや低め。
また序盤虫としては高めのHPと素早さを誇る。特に素早さはモルフォン(90)に次ぐ数値を持つ。
一方で防御・特防は共に50と非常に低い。高いHPのお陰である程度誤魔化しは効くものの落ちるときはあっさり落ちる。
しかし気を抜けば3タテできる実力を持っているのもこのビビヨンだったりする。
ビビヨンは蝶型ポケモン。お約束で「ちょうのまい」を習得できる。これだけならば別段珍しいものではない。
が、その特性は「ふくがん」であり、加えて「ねむりごな」も覚える為自ら起点を作る事も出来る。
しかしこれだけならばバタフリーと言う前例がいる為「何だ2番煎じか」と感じるかもしれない。が、そうではない。むしろバタフリーの方が一時劣化ビビヨンになってしまった
第6世代ではくさタイプに粉無効の能力が追加され、くさタイプは起点に出来なくなってしまった。
むし技が通るとは言え、対戦での使用率が高いフシギバナやナットレイには等倍でしか通らない。
「ぼうおん」ユキノオーなんかに来られたら下手すると詰む。
そうでなくともむし技は半減タイプが7タイプと非常に多く、とにかく通りが非常に悪い。むしタイプはそれだけ技に難点を抱えているのである。
しかしビビヨンは何をトチ狂ったのか「ぼうふう」を覚える。
命中率の低さは「ふくがん」で補う事が出来る為、通りの良い一致110の技をかます事が出来るのである。
勿論くさタイプにとっては弱点。つまりどうなるかはお察しだろう。
基本型は「ねむりごな」「ちょうのまい」「ぼうふう」「みがわり」という形でとにかく積むタイミングを作り、ぼうふうで殲滅する形。
さらに食べ残しを持たせてみがわりのリスクを低減させる。通称無限ビビヨン。
これを攻略するには言葉通り積まれる前に上を取るしかない。つまりビビヨン以下の素早さのポケモンはみんなビビヨンの起点である。
なんだこのキノガッサ2号。
勿論耐久をかなぐり捨ててタスキ型で運用しても問題ない。ORASでは相性の良い「がむしゃら」を習得できるようになり、こちらの有用性も増した。
ほのおタイプの技を無効にし、最大HPの1/4を削る「ふんじん」と言う専用技を習得できるが、ぶっちゃけ採用するスペースは無い。そして第9世代で技自体が消え去った。
もう一つの特性はこれまた優秀な「りんぷん」だが、これも忘れてしまって構わない。「ふくがん」が強すぎるし
…と言うように序盤虫ながらかなりの潜在能力を持つポケモンであることが分かる。それでもファイアローのせい等もあってなかなか対戦環境では上位に来ないが
戦闘以外でも、ふくがんには道具持ちポケモンの出現率を上げる効果もあるため、
「どろぼう」を覚えさせたり、「おみとおし」持ちと組めばアイテム集めにも活躍してくれる。
なお、隠れ特性は「フレンドガード」。
この特性を持つポケモンとしては初の最終進化形であり、ダブルバトルでも活躍が見込める。
■羽の模様について
さて、これがある意味でこのポケモンの本題である。
概要で、「羽の模様には秘密がある」と書いたが、その秘密は「プレイヤーの住んでいる地域により羽の色が変わる」というもの。
具体的には図鑑に「世界には様々な模様のビビヨンがいる」とある通り、そのセーブデータで初めてプレイした3DSの地域設定によって柄が変わるのだ。
しかもその種類の豊富さも半端でなく、3DSの地域設定によって変わる模様は下記の18種類がいる。
- みやび
- はなぞの
- ゆきぐに
- ていえん
- サバンナ
- マリン
- たいりく
- せつげん
- モダン
- たいよう
- ひょうせつ
- さじん
- こうや
- スコール
- たいが
- ジャングル
- ぐんとう
- オーシャン
これだけの種類とコンプ度の難しさもあって、当然コレクター心に火のついたトレーナーは後を絶たない。
ある者はGTSにコレクターが群がるその光景を「蝶の密売場になってる」「レア昆虫の密輸売買の取り引き」と例えた。
レア度についてだが、日本の大半の地域で手に入るみやびはあまりにも多すぎるため、GTSでNO purpleと言われ続けている。
もしビビヨニストになるのなら、できれば北海道や青森(せつげん)、長崎(たいりく)、沖縄(スコール)に設定しておくことをオススメする。
さじん(中東・北アフリカ)やぐんとう(カリブ海地域)など、そもそもプレイヤーが非常に少ないと思われる地域は当然高レアで、
伝説ポケモンを出してやっと交換してもらえるレベルの高レートで取引されている。
オーシャンに至ってはハワイ、フランス領レユニオン限定。
模様と地域に関連性があるものもおり、たとえば公式イラストで採用されたはなぞのは、カロス地方のモデルであるフランスで登場する。
日本の大半の地域で出現するみやびは、日本の国蝶オオムラサキがモデルであろう。
ヨーロッパの国々がほとんどのたいりくに長崎が混じっているのは、
鎖国中の江戸時代、唯一長崎の出島を通じてオランダと交流していたことが由来となっていると思われる。
実際、オランダでもこの模様が登場する。
サバンナはアフリカのイメージと裏腹に南米に出現するが、実は南米にもしっかりサバンナ地帯があり、地域によって呼び名が違っている。
また、別の地域産でタマゴを作っても、現在プレイしている地域設定の色となる。
日本のプレイヤーなら誰でも持っているであろう日本版3DSの地域設定は都道府県でしかできない。
そのため、みやび、せつげん、たいりく、スコール以外の理想模様+理想個体を狙うとなると、北米・欧州版の3DSが必要になってくる。
ちなみに色違いかどうかは羽の模様とは独立している。つまりそれぞれ色違いともなればもう天文学的な確率の可能性…!?
また、解析では模様がもう2種類あることが判明していたが、その中の一つモンスターボール模様が限定配布された。
期間は2014年6月4日~21日で、配信場所はポケモンセンターパリ。
もう一度言う、パリである。フランスの。
あるブログでは往復の旅費などを勘定していたが、25万は余裕で吹っ飛ぶ計算となった。
見知らぬ土地への一人旅と言うリスクを加味し、安全面にもお金を使うと更に額がヤバいことになる。
まさにビビヨン愛が試されるといっても過言ではない配信…だった。
もう一種類のファンシーな模様も発表され、
GTSでの交換総数が1億突破を記念して、2014年7月7日(公式には8日だがよくあるフライング配信)からインターネット経由での配布。
ついでにパリ限定だったモンスターボールもポケモンセンターで8月の間配布。
さらにドイツでも2014年8月14日~17日限定で配信される。ただし欧州版XY限定。
SVでは新規模様こそ追加されなかったが、代わりになんとあのファンシーな模様がデフォルトになった。
当然、ファンシーな模様の色違いも解禁となる。
なお、今回他の模様に関してはポケモンGOとの連携によって24時間の間出現させる……という形で入手可能になっている。
ゲーム内にGTSがない以上違う地域の模様を手に入れる難易度は上がっており、ビビヨン専門の交換合言葉が早々に作られた。
■アニメでのビビヨン
XY編第5,6話にて、原作同様ビオラの手持ちポケモンとして登場。
タイプ不一致ながら強力な技を次々と繰り出し、サトシを苦しめた。
第12話では、ポケモンバイヤー・ダズに捕まったコフキムシが、たった1話の間にビビヨンに進化。
「しびれごな」や「ねむりごな」を使ってバイヤー逮捕に貢献。
その後は解放された仲間のビビヨン(これもコフーライが一斉に進化した)と共に元の住み処へ帰って行った。
進化する時になるとやたらと慌てふためくという設定が描写された。
追記・修正は、全種コンプしてからよろしくお願いします。
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