ダーウィン賞

ページ名:ダーウィン賞

登録日:2013/11/02 Sat 23:33:15
更新日:2023/12/04 Mon 13:59:47NEW!
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ブラックユーモア ブラック 不謹慎 マヌケ 自滅 公式が狂気 ブラックジョーク 事実は小説より奇なり 皮肉 どうしてそうなった 検索してはいけない言葉 優生学 検索してはいけない ダメな大人の万国博覧会 コメント欄ログ化項目 そうはならんやろ ダーウィン賞 q.人類が賢くなる方法は?←a.バカが居なくなれば良い←勝手に居なくなってくれたらなお良い もうやだこの惑星 死ネタ ある意味偉業 愛すべき?バカ 自業自得? 自然淘汰 驚きの爆死率 ギャグ漫画でも見ない死因 栄誉の贄 進化論の勝利 バカの見本市 性淘汰 ケニーもびっくり どんな発想だ 命をドブに捨てる気か それはそこまでしてやる価値があるのか?




この世に無限なものは2つあります。宇宙の広さと、人間の愚かさです。


前者については断言できませんが。


by アルバート・アインシュタイン





ダーウィン賞とは、自分自身の愚かな遺伝子が後世に残る可能性を自ら抹消した事で人類の進化に貢献した者に贈られる賞である。
名前の由来は進化論を提唱した自然科学者及び生物学者のダーウィンから取られている。






砕けた言い方をするならば、油断しきってマヌケな死に方をした、或いは生殖能力を失ったバカに贈られる賞である。
他者の災難を馬鹿にする行為は本来ならあまり褒められるものではないが、例を見れば分かる通り横着を考えたり危険物を乱暴に扱って事故を起こすといった自業自得な内容が殆ど。
1985年頃のネット掲示板が発祥とされ、ウェンディー・ノースカットにより現在の形に纏められたのは1993年。
以後も彼女を中心に授賞やWebサイト、書籍での発信が行われている。


2006年にはこの賞を元にした映画「ダーウィン・アワード」が製作されている。


2020年には、名誉か汚名かついに日本人から受賞者が出てしまった。



◆受賞資格


ノースカットが定義・更新している。
なお、受賞者に近い関係者が抗議した場合は取り消すとのことだが今のところそれが理由での例は無い。恥の上塗りみたいなもんだしな



  • 1.子孫を残さないこと

元々のダーウィン賞の定義が上記の様に「後世に愚かな遺伝子を残さない者を讃える」為。
愚かな行為からしぶとく生き残り、なおかつ生殖能力を失わなかった場合、少なくとも後世に残す価値がある(と思われる。たぶん)。
逆に言えば命を落とさなくとも生殖能力を失えばノミネートされる(この旨がきちんと明文化されている)。
既にいる子孫については、その子孫が別の遺伝子で愚かさを克服している可能性がある為考慮せず、子や孫がいても資格は残る。
死亡しなかった場合、他の条件を満たす等内容次第ではHonorable Mention(選外佳作)として記録される。


  • 2.驚くべき愚行を実行すること

ノースカット曰く、
「自分の子孫が、このバカの遺伝子を受け継いだ奴と関わりを持つような事にならなくて本当によかった」と心の底から思えるようになるような、極めつけのバカをやらかす事。」
寝タバコ程度なら良くある愚行とされるが、
「病院から禁止されたのに喫煙を続けて亡くなった者」には適用される。
また、ダーウィン賞を得ようとしての愚行は賞の対象外となる為、いないと思うが受賞したい者は注意されたし。


  • 3.自らの意思で自然淘汰を行うこと

文字通りの自殺行為、または他人の意思で一方的に生命または生殖機能を奪われた者は対象外である。
あくまで受賞する資格がある者は「自分が行う行為によって死ぬという事をこれっぽっちも考えてない」事が大前提で、また受賞者自体の行為で引き起こされた必要がある。
受賞例の「自分が虐めた連れ子に無理矢理包丁を持たせた挙げ句本当に刺されるまで煽った」パターンは本人の意思としては「煽ったけど本当に刺すと思わなかった」なので対象に入っている。
また、作為不作為を問わず無関係な他人も殺している場合は賞の対象外で、傷つけただけでも減点扱いとなる。


  • 4.正常であること

受賞者は(一応)まともな思考能力を備えていなければならない。
思考能力が備わっていないと思われる子供・老人・精神病患者は対象外であり、犯罪者の場合は時効を過ぎてなければならない。


  • 5.真実であること

対象者は新聞記事やテレビのニュース、確実な目撃者など信頼できる情報元に記録されていなければならない。
実際に2015年の受賞は後から嘘ニュースだったことが発覚して取り消された。
作り話の場合は受賞資格は与えられないが、面白い話だった場合は都市伝説の欄に記録される。
とはいえ後述するが黎明期は必ずしも事実と確認せずとも受賞させていた。
ちなみにその事実が発生した年ではなくダーウィン賞公式が事実を認知した年で争われるために、
2019年後半に富士山を生配信しながら無茶なやり方で登って滑落死した日本人の事例は、19年でなく2020年版の受賞になっている。


◆受賞者の功績例

ここに挙げる話は全て実話である上、ほんの一部に過ぎない。
人類の進化に貢献してくれた者はまだまだ居るので、興味を持った方は自分で調べてみるのをお勧めする。
その事案が起きた時期とダーウィン賞が認知して受賞させた時期が異なることはあるが、年が複数書かれているものは後者が受賞年。


  • 商品を盗もうと自販機の上に乗った結果自販機が倒れ下敷きに。ちなみに商品を買えるだけの金は持っていた。(1994年、アメリカ)
  • 車にジェットエンジンを装備して高速道路を走行。離陸してしまい38mの崖に大激突(1995年、アメリカ)
  • 男らしさを証明する為、自分で自分の首をチェーンソーで切りつけた結果そのまんま切断(1996年、ポーランド)
  • 「女にペニスを切り落とされた」と主張するも実は自分で切断していた男(生存)(1997年、アメリカ)
  • 8階の窓から突き落とした妻が電線に引っかかって助かったのを見て、なにを思ったか自分も飛び降りた結果電線の間をすり抜けて地面に激突(なお、妻は無事に救助された)(1998年、アルゼンチン)
  • 時限爆弾のタイマーをサマータイムにしていたのを忘れた結果、輸送の最中に起爆して吹っ飛んだテロリスト(1999年、イスラエル)
  • 夜の水族館のシャチの水槽に無断で飛び込んで溺死(1999年、アメリカ)
  • エンジンが稼動してるのに動かないボートの船底を調べようと水中に潜りスクリューに嵌まり死亡。この時ボートはトレーラーに繋げられたままだった(1999年、カリフォルニア州)
  • 虐待していた同棲相手の10歳の息子に「憎いならオレを刺してみろ!」と包丁を持たせ、当然拒否して包丁を置いた彼になおも握らせて挑発を重ね、ついには本当に刺殺された男。
    最期の言葉は「ガキがこんなことするなんて信じられるか?」なお、この息子は同棲相手の連れ子だったので直接の血のつながりはなかった模様。(2000年、アメリカ)
  • 飼い犬の脱走防止のため自分で設置した電気網(高電圧)のすぐそばでトマトを育て、収穫しようとして網が触れて感電死(2000年、アメリカ)
  • ハイジャックに失敗したので飛行中の飛行機から「あ~ばよっ、とっつぁ~ん」しようとしたところ手製のパラシュートが開かず墜死。(2000年、フィリピン)
  • ベルトコンベア式の製材機が詰まったため、電源を入れたまま修理をし、直った瞬間に製材機に巻き込まれた(2000年、アメリカ)
  • フォークリフトの安全講習ビデオ撮影の際、スピードの出しすぎとシートベルト未着用のため投げ出されて死亡(2000年、オーストラリア)
  • 電車の通電した銅線を盗もうと直に切断しようとして感電死(2001年、スコットランド)
  • 非常に急いでいたので、列車を跳ね飛ばそうと車で突っ込んで返り討ちにされたドライバー。(2001年、アメリカ)
  • メキシコにある有名なクリスタルの洞窟で天井から生えているクリスタルを盗掘しようとしたところ、
    真下に立っていたため下敷きになるという昨今のギャグ漫画でも見ない死に方をした盗掘者。(2001年、メキシコ)
  • 山道を走行していた車のブレーキが利かなくなり、ドライバーが同乗者達に何も告げずに一人だけ脱出。
    同乗者達は何とか車を停車させ、怪我人ゼロ。一人だけ脱出したドライバーは頭を強打して死亡(2001年、アメリカ)
  • アスファルト溶液(石油精製物なので当然可燃性)のタンクの中が暗かったので、ガス灯に火を付けて爆死(2001年、アメリカ)
  • 不死身になるローションを2週間使用し、不死身になったことを証明するため友人に自らを銃で撃たせたが勿論効果なし(ローションの方が)(2001年、ガーナ)
  • 手榴弾を錘にして煙突掃除の器具を作っていたら起爆して爆死(2005年、クロアチア)
  • 見つけた信管が不発だと思い込み、自分の口に咥えて友人に通電させたところ普通に作動して爆死(2005年、ベトナム)
  • スイス陸軍のとある中尉が、自身の隊に急襲訓練を行うことを個人的に思いつく。隊員を襲撃したら普通に敵に間違われて射殺された。(2005年、スイス)
  • RPG(対戦車ロケット砲)の弾頭を車で轢いて分解しようとしたが出来ず、ハンマーでぶっ叩いたら爆発して死亡(2006年、ブラジル)
  • 1.5Lのシェリー酒を尻から飲酒?したら急性アルコール中毒で中毒死したアル中患者。(2007年、アメリカ)
  • エレベーターのケーブルを切断して盗もうとしたら、上からシャフトが降ってきて死亡(2008年、チェコ)
  • 慈善事業として1000個の風船で空を飛び、ロサンゼルスまで向かおうとしたら遭難して死亡*1(2008年、ブラジル)
  • 銀行のATMを破壊しようとしてダイナマイトを仕掛けた結果、爆薬の量が多すぎてビルが崩れ巻き込まれて死んだ二人組の強盗。幸運なことにビルには当時誰もいなかった。(2009年、ベルギー)
  • 保険金目当てで友達に頼んで自分が中に入った車を燃やしてもらったら、間違えてナイフで自分の首を切り死亡(2009年、ベルギー)
  • 空挺師団での訓練中「木(tree)の隣で眠るように」と忠告を受けていたが、道(street)の上で眠り事故死(2009年、ルイジアナ州)
  • 搭乗直前で閉まったエレベーターに腹を立ててエレベーターのドアに電動車いすで何度も体当たりし、そのままドアを破壊して転落死した男性(当時の映像が現存する)。
    なお、落下した先に止まっていたエレベーターの籠をぶち抜いたが、幸いにも中に乗客はいなかった。(2010年、韓国)
  • オートバイのヘルメット着用義務化に対する抗議のため、ノーヘルでオートバイを走行させ、途中で事故死。(2011年、アメリカ)
  • 誤って酒瓶に入れたガソリンを飲もうとした為慌てて吐き出し、落ち着こうとタバコに火を点けようとして炎上(2012年、ノースカロライナ州)
  • 鉢植えに登って遊んでいたらエレベーターが行ってしまったのに腹を立て、強引に扉を開けてケーブルをよじ登ろうとして転落死した酔っ払い。(2013年、アメリカ)
  • ペニスリングが取れなくなり、乙女になった元男。三日間うっ血状態で過ごした挙げ句、材質はチタン製だったために医療器具での切断が困難だった。受賞者の中では珍しく、生存した形になる。(2014年、イギリス)
  • 試合観戦後に興奮のあまり、駅で度胸試しと称し、線路の上(枕木の上)に寝そべった奴と線路のすぐ脇に立った奴が列車を避ける賭けを行うが、
    列車が予想以上に大きかったため双方ペッシャンコになり「ミンチよりひでぇよ」に。(2014年、オランダ)
  • シートベルト未着用でオナニーしながら車を運転。絶頂する前に車から放り出されて事故死。(2016年、アメリカ)
  • バンを無免許運転しつつ屋根の上にマットレスを敷いて寝るという高度なテクニックを見せた女。
    バンは縁石に乗り上げてその反動で女は投げ出され、永遠に眠ることになった。(2016年、アメリカ)
  • SNSのプロフィール画像撮影のため、滑走路で自撮りして着陸しようとした航空機に翼で頭を強打されて死亡した二人の女性。(2017年、メキシコ)
  • 外部との接触を拒み続ける先住民が住む島地元漁師に賄賂を支払った上で何度も布教のために上陸を試み、3度目で先住民に殺害された宣教師。(2018年、インド*2
  • 上がった跳ね橋をアクション映画のカーチェイスのように飛び越えようとして失敗し、車ごと川の藻屑となった2人組の男性。(2019年、アメリカ)
  • ドアを開けたら引き金が引かれるブービートラップを自宅に設置したが、その事を忘れて自分が罠にかかり死亡(2019年、アメリカ)
  • 小型機を操縦中、燃料が漏れてコックピットに貯まったが、それを無視して飛行を続け、3回目に立ち寄った空港で整備士から警告されたが注意を拒否し、
    念のため電気系統をオフにして離陸したが、足元に漏れ出した燃料に気を取られ、失速して墜落死したベテランパイロット(2019年、アメリカ)
  • サイの角を密猟するために国立公園に忍び込み、ゾウに踏み潰されて、ライオンに食べられた密猟者(2019年、南アフリカ)
  • 高さ30メートルの展望台の柵の上で逆立ちを試みて、バランスを崩して転落死(2020年、オーストラリア)
  • 埋蔵金探しのためユタ州とコロラド州にまたがる険しい山地に軽装備で2回赴き、2回とも遭難した男性。1回目は救助されたが、2回目は遭難死した。(2020年、アメリカ)
  • 真冬の富士山を夏装備で自撮りしながら登山模様を生配信
    案の定凍った地面に脚を滑らせ、「滑る…!」という一言を遺して滑落していく様を一人称視点で生配信する事となった配信者。*3
    配信は途中で止まったが、通報を受けた警察等によって案の定滑落死した配信者の遺体が発見された。*4(2019年・2020年、日本)

2020年の日本人受賞者の件に関しては公式サイトの説明文は事実と異なる部分が多々ある事に留意が必要。


◆公式サイト
頂上に到達直前に滑落。スマホで自撮りしながら登山していたため手が塞がっており、ピッケル等を使用出来なかった。


◆事実
登山ルート(何故か下山口から逆走ルートを辿っている)から到達出来る山頂には到達していたにも関わらず、最高峰に行こうと御鉢巡りを行っている途中で滑落。
なお、アクションカメラを使用して撮影を行い、スマホアプリを利用して配信する形式のため手は塞がっていなかったが、そもそも冬山登山してるのにピッケルを持って行っていなかった。


事実誤認とはいえ、配信の仕方に関しては事実よりも受賞者が登山をナメていたように取られる文言のため、ミスリードを指摘・非難する声も一部で上がった。
ただ、一応は登頂を果たし、時間的にも下山すべきなのにわざわざ最高峰に登ろうとして滑落したという顛末や、
冬山登山だというのにピッケルも持っていなかったという点では、公式サイトが誤解していた以上に受賞者が冬山をナメており、ある意味プラマイゼロなのは内緒。

  • 上空で後部ハッチを開けたりワイヤーで人や荷物を上げ下ろしできる軍用ヘリで飛行中、
    本来の用法とは違うハーネスの付け方をして空の上でスーパーマンの飛ぶポーズをして遊んでいたらロープが外れて落ちた兵士。(2005年・2021年、アメリカ
  • 完成までに50年近くかかる見積もりで広大な石作りの芸術品を40年以上かけて作り続けて完成直前で転落死した芸術家の老人(2021年、アメリカ)
    • 普通の事故死なので愚行とは呼びにくいが、この老人は芸術家として名声がある人物で、もうちょっとで完成なのにもったいない的な意味合いで受賞。
      それで上記の面々に並べられるのはさすがにあんまりな気がしなくもない
  • カリフォルニア州間高速道路で2台の車が接触事故を起こし、双方の運転者がどちらに非があるかを口論していたが、
    高速道路上の事故なのに通報せず事故直後から車をそのままにしていた上に''事故車の影に隠れるように口論を続けた結果、
    二人の姿が全く視認できなかった後続の車に轢かれて死亡。''(2021年、アメリカ)*5
  • ヒューストンでパイロットの訓練を受けていた若者が教官から単独飛行する許可を得たが、訓練生ゆえに、
    「教官の許可がなければ夜間飛行は不可」「有視界飛行方式のみ、つまり雲や視界を遮らない空域のみ可」「教官が許可した機種以外の飛行は不可」という制限がかかっていた…のだが、
    夜に、視程最悪の曇り空を、初めて乗る航空機でパイロットでない友達と2人だけで飛行して墜落死(2021年、アメリカ)
    • ルールでは他人を巻き込んだら失格だが、この友人は自分の意思で飛行に付き合ったと判定された模様
  • ハワイで生まれ育ったので地元の火山の危険性も「死ぬから入るな」の警告の意味も熟知していたのに、
    夜のマグマを見たいと一人で火山に向かい、翌朝遺体で発見された75歳の老人。(2022年、アメリカ)
  • イルピンへ侵攻中に現地でMacBookを盗み、盗品を隠すために防弾ベスト内の防護板を抜いた部分を撃たれて戦死したロシア兵。
    死体を現地のウクライナ人に発見されて笑いの種にされてしまった。(2022年、ウクライナ)
  • 4m以上の高さの電球を交換するためにフォークリフトにパレットを40段近く積んだ上に立ち、
    フォークリフトのアームも上げて電球を交換しようとして崩落して死亡した現場猫。(2017年*6、日本)

惜しくも受賞を逃したものの次点に選ばれた者の一例

  • 窓ガラスの頑丈さを説明するために体当たりした結果、窓は大丈夫だったが窓枠が外れて転落死した弁護士。(1993年、アメリカ)
  • 井戸に落ちたニワトリを助けようと中に降りたが、次々と溺死した6人の男女。なおニワトリは無事だった。(1995年、エジプト)
  • 動物園のトラに新年を祝う花輪をかけようとして檻に侵入、案の定襲われた酔っぱらい二人(1名はそのまま逃走した)。(1996年、インド)
  • 20mの高さの橋の上からバンジージャンプした男性がゴムは伸びるという当然の事を忘れて、ゴム紐をギリギリの長さにした結果、そのまま地面に激突してご臨終。(1997年、アメリカ)
  • 水槽の掃除中、ふざけて飲み込んだ魚が喉に詰まって窒息死(1998年、アメリカ)
  • 飲酒中に裏庭から対戦車用地雷を発見、ロシアンルーレットと称して3人が次々とその上に飛び乗り、爆発して全員死亡。(1999年、カンボジア)
  • 水中に電気を流して魚を捕ろうとして、電源を入れっぱなしにして魚に触り感電死。(1999年、ウクライナ)
  • 撃鉄が引かれている場合は銃弾が自動装填されるセミオート拳銃でロシアンルーレットを行い死亡。(2000年、アメリカ)
  • 飲酒し、マリファナを吸った上でホテルの屋上で就寝し、転落死(2000年、アメリカ)
  • 度胸試しのために友人の前で手榴弾でジャグリング、うっかりピンを外して爆死。観客は全員無事(2001年、クロアチア)
  • 自動車を運転中、シガーソケットから電源をとってノートパソコンを使用。脇見運転で事故死(2007年、アメリカ)
  • 樽に燃料を詰め、跨って火をつけてロケット推進しようと思ったら、即燃料が大爆発して死亡(2010年、オーストラリア)

◆ダーウィン賞レガシー

こちらは現在とルールが違っていた頃の受賞で「事実かどうか確認できなかったが未確認と明記した上で受賞させた」ケース
もしくは「実際に起こったが大人の事情で人名や地名を改変した上で未確認として掲載した」「現在のルールでは失格となる」例である。
今なら無効になるとはいえ受賞が剥奪されたわけではないので参考としてどうぞ。
なお、受賞がアメリカばかりなのはダーウィン賞の知名度が低くて他国の応募が少なかったため。

  • 銃の携帯許可がゆるい州の、銃砲店で、店の前にパトカーが止まっている横を抜けて入店し、店内は銃を物色する客でごった返している中、
    カウンターの横に制服警官が休憩しているのに「金を出せ!」と店員に発砲して店員・警官・客たちに蜂の巣にされた強盗*7(1990年、アメリカ)
  • 友人の飼っているコブラに手を出して噛まれたが、友人が病院を勧めても「俺は人間だ、自分でなんとかする」と断って病院ではなくバーに行き、
    俺ついさっきコブラに噛まれたんだぜ」と吹聴しながら酒を飲んで遅効性のコブラ毒で死亡。(1997年、アメリカ)
  • ビリヤードの的玉を喉のギリギリまで飲んでから吐き戻すという一発芸が得意な男が手玉を飲み込んだところ、
    手玉は的玉よりわずかに小さいことを知らなかったため吐き戻せないほど喉の深くまで飲んで窒息死(1998年、アメリカ)
  • ハロウィンパーティーでドラキュラの仮装をし「胸にナイフが刺さっている」ように見せるために胸に板を仕込んで全力でナイフを突き立てると板が薄すぎて心臓に刺さった。
    そのままフラフラと会場まで出向いて友人たちの前で「本当にやっちまった」と叫んで死亡(1993年、アメリカ)
  • 囚人が拘置所から脱走するため窓を割ってシーツで作ったロープを垂らして降りようとしたが、割った窓ガラスが鋭い破片になっていることに気付かずロープが切断されて転落死(1997年、アメリカ)
  • 呼吸器疾患で入院している患者がタバコとライターをこっそり持ち込んで看護師の見張りがこない早朝に酸素テントの中でタバコに火をつけて発火炎上した。
    他の患者6人にも火傷を負わせて自身も火傷専門病院へ移されたがそこで死亡。なお転院の際にも靴下にタバコとライターを仕込んでいた。(1998年、アメリカ)

※一度は受賞したが、後に虚偽の事例であったことが判明したため取り消された例

  • カナダの総選挙で、イスラム教問題が争点のさなか、スカーフ等で顔を隠すことの是非が問題となった際、
    あえて顔を隠して投票するという行動が若者の間で流行し、ポリ袋をかぶって投票の列に並んでいる間に窒息死(2015年、カナダ)


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*1 余談ながら、ほぼ同じ話が日本にも存在する。風船おじさんで検索。彼は遺体が未確認でありかつ妻子持ちの為ダーヴィン賞に選ばれなかったと思われる
*2 宣教師の国籍はアメリカ
*3 滑落する瞬間の動画が公式サイトに掲載されている。また、タイムスケジュールに不備が多すぎて、滑落がなかったとしても下山中に日没して遭難していた可能性が高いという指摘もある。
*4 遺体の損傷具合が激しく、発見時点では性別すら判別できなかったという。
*5 後続の車の運転手はアルコール麻薬等をしておらず正常な状態で運転していたが、路上で事故車を見た以上は「人がいるかも?」という「かもしれない運転」の意識不足ではある。
*6 事件自体は2017年に発生し、後からダーウィン賞側でも2017年に直された。
*7 ※この強盗以外は怪我一つなかった

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