バラのタトゥの女(ラ・バルバ・デ)

ページ名:バラのタトゥの女_ラ_バルバ_デ_

登録日:2011/04/01 Fri 07:01:50
更新日:2023/11/20 Mon 10:58:51NEW!
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ゲゲル・ゾ・ザジレスゾゲームを、始めるぞ



ラ・バルバ・デは『仮面ライダークウガ』の主要登場人物で、同作を代表する敵キャラクターの一人。



●ラ・バルバ・デ(演:七森美江)


種族:グロンギ族(バラ種怪人)
呼称:未確認生命体 B群1号
身長:不明
体重:不明
専用武器:不明
特殊能力:不明


【概要】

同作の“敵”である「グロンギ族」が命を懸けて遂行する「ゲゲル」の絶対の管理者として集団を率いる所謂ゲームマスター。
尚、劇中での呼称、OPテロップは一貫して「バラのタトゥの女」であり、グロンギとしての正式名称である「ラ・バルバ・デ」の呼称が明かされたのは最終話のEDテロップに於てであった*1


初登場はEP:3「東京」。
以後、グロンギを率いる存在として現代のリント(人間)に戦いを挑む事になる。




【人物】

「ゲゲル」の管理者たる「ラ」の一人であり、更にはグロンギ全体でも特異な地位にある謎めいた美女。
グロンギが「ゲゲル」こそを至上の価値とする集団である事から、必然的に管理者たる彼女の地位も高く、集団を率いて「ゲゲル」の進行(プレイヤーの選出や参加集団の決定)を決めていた。


また、「ゲゲル」の進行に応じて段階的に衣装を変えており、この事にも何らかの意味があるとされるが、詳細は不明。
……これらの要素から、グロンギにとっても侵されざる神聖を司る神子の様な存在であったとも考えられるが、詳細は不明。


また、物語の終盤に於て登場した皮の切れ端(古文書)に記されていた刻印や、タトゥの位置から、ダグバ(及びガミオ)と同様にグロンギの起源や使命、或いは目的に関わる存在である事や、彼らとの血縁関係すらが想像もされるが、やはり詳細は不明である。




【人物】

「ゲゲル」の絶対の管理者として冷酷かつ、威厳を以て他のグロンギに接する一方で、獲物である筈のリント(人間)に対し、一種の情愛とも呼ぶべき感情を注ぐ一面が見られる。
彼女にとっては「グロンギ=進化した存在」であり、グロンギがリントを狩る理由は、進化していないか、いるかの差のみであるらしい事が伺える。


彼女のこうした認識は、人間を獲物としか捉えない他のグロンギとは一線を画しており、それ故に古代の“ただ狩られるだけ”の存在から“武器を取り自分達に刃向って来た”現代のリント(人間)の変容を心から喜んでいた。


特に、復活後に運命的な出会いを果たし因縁が生じた一条薫警部補の事を買っており、彼を「リントを狩るリントの戦士」と評している。
皮肉とも取れる表現だが、正に「警察官」である一条を見事に顕した言葉であり、如何に復活後の彼女が(「彼らグロンギの精神に近付いた」と評した)現代のリント(人間)が創り上げた世界を冷静に観察して来たのかが解るのである。




【怪人体・能力】

謎めいた微笑を浮かべた長身の美女。
……それが「バラのタトゥの女」の全てであり、実際の劇中に於ては彼女の怪人体がついぞ明かされる事は無かった*2
ズ・ゴオマ・グへの懲罰として、蔦が絡み付く腕のみの変身を数度行った程度。
一条に対して、バラの花びらを散らす催眠や目眩を生じさせる攻撃を行った事があるが、どういった能力、進化の段階にあったのかは不明である。


ただし、同じ「ラ」に属するラ・ドルド・グがゴ・ガドル・バとの決闘の際に見せた姿から少なくとも「ゴ」に匹敵するか、或いはそれ以上の能力を有していたとも考えられる。
また、「ゲゲル」の開始前にプレイヤーのバックルに手にした指環の爪を押し当てる役目を持つが、これはタイムリミットを告げる「自爆装置」のセットとされるのが有力な説。
ゴ集団の「ゲリ・ザギバスゲゲル」の際には爪が二つに増えた指環を装着した。



グロンギ

劇中で明かされたグロンギの目的は「ゲゲル」を勝ち抜き、階級を上げ、最終的に「ン」の称号を得た者が「究極の闇」をもたらす、と云うものであった。


※グロンギ、集団、階級、未確認生命体、等の関連項目を参照。


戦いを崇高な物とし、その為に自分達を進化した存在と捉え人間(リント)を狩る彼ら。
彼らを元にして誕生したと推測される『クウガ』同様に、彼ら自身も古代の生物兵器であったとする説もあるが定かでは無い。


尚、九郎ヶ岳遺跡から復活したグロンギが「東京」に集結したのは、バラのタトゥの女曰く「東京に我々グロンギの秘密がある」との事であった(EP:3「東京」のゴオマとの会話)。


……果たして、彼ら自身も求めたグロンギの秘密とは何だったのだろうか?
そして、「究極の闇」がもたらされた後の世界は、本当にただ滅ぼされる“のみ”だったのだろうか……?




関連人物


前述の様に、古代から変容した現在の人類を代表する存在と見なしていた。
一条は「我々とお前達は違う」と頑なに否定しようとするが……。
実はバラのタトゥの女は雄介始め、他の人間と顔を合わせた事が無く、彼女と顔を合わせる機会があったのは一条のみだった。
最期は、その一条自身に強化型神経断裂弾を撃ち込まれ、海中に没したバラのタトゥの女。
満足気な笑顔を浮かべて呟いた最期のメッセージ……ビビギダダ・ゴラゲド・パラダ・ガギダ・ギ・ロボザ気に入った。お前とは、また会いたいものだその謎めいた言葉の真意は?


「ズ」の男。
「ゲゲル」の資格を失った後に従者として使う。


「ゴ」の最強怪人。


同じく「ラ」に属する存在。


キュグ・キョブン・ジャリ・ロダサグ・ロボ究極の闇をもたらす者」と呼ばれるグロンギ最強の存在。
バルバとは何らかの関係があると想像されるが……。


登場は『ディケイド』まで待たねばならなかったが、本来は劇場版に登場予定だったと囁かれる狼。
パラレル設定にあった『ディケイド』とは違い、本編では如何なる役割を果たす筈だったのか?







余談


ミニスカポリスでワンギャルのクールな美貌の中の人だが、本人の性格はかなり明るい。
全く印象は違う気がするが、元々は沢渡桜子役のオーディションに参加。
本人曰く「可愛くして行った」との事だが“雄介より年上になる”として却下。
しかし、そのキャラクターが気に入られて新たに創作されたのがバラのタトゥの女だったそうである。


放映当時は、一条命の女性ファンから「くっつきませんよね!?」としつこく聞かれたらしい。


最期の一条への台詞は、頓挫した劇場版の予告も兼ねていた。重ね重ね無念である*3


ダグバの登場以前には、第0号=バラのタトゥの女とミスリードさせる為の演出が為されていた。



そして小説版では……。





ザジレス・ゾ・ヅギビ・シュグゲギ追記、修正を始めるぞ。



[#include(name=テンプレ2)]

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  • 小説では・・・・・・・やっぱり生きていたッ!!!! -- 名無しさん (2013-08-28 19:22:12)
  • 怪人体と生死は最後まで不明 -- 名無しさん (2013-08-28 19:56:52)
  • ↑の続き 無論本編の話 -- 名無しさん (2013-08-28 19:57:47)
  • 「タトゥ」という単語は小さい子のボキャブラリーに無いと思われたのか、絵本では「バラのしるしをもつおんなかいじん」と書かれていましたとさ。 -- 名無しさん (2013-09-29 18:04:01)
  • 「バラのもようのおんな」と書かれた絵本もあったな -- 名無しさん (2014-02-20 20:43:18)
  • フルネームが明かされたのは最終回のテロップのみ…と思いきや、年末に出たセイカノートのカルタでバラされてましたとさ。 -- 名無しさん (2014-02-20 21:12:19)
  • 駅でゴオマに「ガドラを呼べ」と言ってるシーン、撮影後に通行人の女性に「これって仮面ライダーですよね?」と話しかけられたというエピソードがあったな。あとバスで幼稚園に撮影に言ったら、ガキ共が「ごだいゆうすけ~」と駆け寄ってきて、自分達を見て「みかくにんだ~」と逃げてったって。バラの中の人はそんなガキ共にも手を振って「見てね~」と言ったらしい。 -- 名無しさん (2014-02-20 21:54:47)
  • 小説版で生きてたと分かった時は長年の疑問が晴れたと同時にホッとしてしまった。一条と同じ場面に出てると何故か安心する。 -- 名無しさん (2014-08-08 21:10:28)
  • バルバが生きている限りグロンギは何度でもあらわれるんじゃぁ… -- 名無しさん (2014-10-26 09:02:38)
  • バルバは生きていた…って言うか、死にたくても死ねないのかも。 -- 名無しさん (2015-05-08 05:48:57)
  • ぶっちゃけダグバより謎で底が知れないキャラ -- 名無しさん (2015-07-04 19:38:32)
  • 未確認生命体50号はバルバの怪人態になるのかな? -- 名無しさん (2015-07-27 00:49:29)
  • 怪人態のデザイン自体は存在するんだけど、劇中でのイメージ&役者さんのビジュアルとあってないから、という理由で採用されなかったんだとか>怪人態が出てこない理由 -- 名無しさん (2015-07-27 00:58:38)
  • 一条さんにとってバラの香りは彼女のせいでおそらく一生トラウマものだろう。小説ではバラの香りだけで脳裏に・・・・ -- 名無しさん (2015-08-06 21:03:46)
  • ↑2 バラの怪人って色の配分とかで表現偏りかねんしな。ローズオルフェノク見ると全身灰色な方がまだやりやすいんだろうなと思う。 -- 名無しさん (2015-08-06 21:47:45)
  • ン・バルバ・ゼデ -- 名無しさん (2015-08-07 10:05:32)
  • 妄想の域を出ないが、もしかして彼女は元リント族で先代かその前の世代のクウガの兄妹や恋人のような立場だったのかも。古代のクウガが身を削る思いをして戦っているのに当時のリント族の平和主義(悪く言えば防衛や危険な業務をクウガに丸投げした)が過ぎてリントへの失望と憎悪の想いを抱きいつしか隕石の力で薔薇の能力を得て後天的にグロンギ同様の身体になった的な過去があったりして。だから他のグロンギと考え方が異質で現代のリント(特に警察)の姿勢を評価しているのかなって。 -- 名無しさん (2015-08-08 00:47:52)
  • 中盤~終盤辺りの白い衣装の時が一番好きだ。 というより俺の初恋(当時小5)の相手だったわww -- 名無しさん (2015-08-08 07:02:08)
  • 漫画版は妖しさとお胸が増量 -- 名無しさん (2015-11-07 20:36:34)
  • 出てくるたびににおっぱいが大きくなってるように見える -- 名無しさん (2015-11-11 20:45:01)
  • ハガレン(一期)の第1回でラストを見たとき薔薇姉さんを真っ先に連想した…リーダー格のボイン女的な感じで -- 名無しさん (2015-11-11 21:21:37)
  • 小説では東京湾内を捜索。大量のバラの蔦が発見されたが想定量の3分の1に満たない事から生存の可能性が高かく、一条さんも内心では予想していた。そしてこれは的中・・・・ -- 名無しさん (2016-03-27 19:14:29)
  • 漫画版じゃ普通にフレンチ食べて、ワインをたしなみ、冷静に店員のオーダーミスを指摘し…と格好いい感じだったのに口答えしたゴオマを店内で思いきりしばいてたから吹いてしまったw -- 名無しさん (2016-04-07 09:39:05)
  • なんかこの人は普通のグロンギとは異質な感じがするね。 -- 名無しさん (2016-05-06 15:39:06)
  • 漫画版のグロンギは全員がテレビ版より人間臭くなってる。 -- 名無しさん (2016-11-22 01:02:06)
  • ↑続き 特にバルバの狡猾さは人間に通じる物があったわ。ルールを破った同族を人間に売るとかヤバイわ。 -- 名無しさん (2016-11-22 01:05:15)
  • ↑アンノウン(ロード怪人)という恐らく共通の敵となるであろう存在が控えてるからね。今回の利害の一致による共闘も伏線になるかも。 -- 名無しさん (2016-11-22 01:08:07)
  • 「どのデザインもしっくり来なかった」という理由でとうとうテレビでは怪人態お披露目されなかったけど、漫画版では出るんだろうか -- 名無しさん (2020-02-05 21:33:42)
  • そういえば、人間態で神経断裂弾受けたのはバルバだけだったな……。下手に丈夫になってしまう怪人態で撃たれた方が致命的になるとか面白いな -- 名無しさん (2020-05-16 18:39:08)
  • ↑4色んな意味で作風が違うサブの脚本家が原作だからな -- 名無しさん (2021-02-05 21:17:15)
  • ずっと生き残ってたから子供の頃はこの人がラスボスだと思っていた -- 名無しさん (2021-02-21 10:38:12)
  • ダグバがあんなだし、グロンギの実質的な首領はこのラじゃないかな -- 名無しさん (2021-04-15 09:36:50)
  • 漫画版では貸し借りはキチッと清算する一面も見せていた。 -- 名無しさん (2021-05-26 17:01:27)
  • 下手に怪人態とか出してたら、ディケイドやジオウで踏み台にされてたかもな -- 名無しさん (2022-03-30 19:26:43)

#comment

*1 バルバと云う呼称自体は初期から劇中には登場していた
*2 デザインがまとまらなかったようだ
*3 グロンギを体内から破壊する神経断裂弾が貫通していたことなど、再登場を匂わせる描写はあった

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