登録日:2012/02/24(金) 15:06:56
更新日:2023/10/03 Tue 13:37:22NEW!
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ミュージカル ニューヨーク 人種差別 悲恋 社会派 劇団四季 不朽の名作 指パッチン ロミオとジュリエット スティーブン・スピルバーグ 身勝手な人間達 お前ら人間じゃねぇ! ブロードウェイ アニヲタミュージカルシリーズ ウエスト・サイド物語 許されない恋
ウエスト・サイド物語とは、1957年に初演されたアメリカのミュージカルである。
【概要】
シェイクスピアの名作『ロミオとジュリエット』に影響を受けた作品の一つ。
当時のニューヨークで社会問題となっていた人種差別を背景に、2つの少年ギャング集団の対立と双方に関わる男女の恋を描く。
【あらすじ】
ニューヨークのウエスト・サイドでは、ポーランド系やイタリア系アメリカ人*1のジェッツとプエルトリコ系*2アメリカ人のシャークスが今日もにらみ合いを続けていた。
ジェッツのリーダーであるリフは、自分の相棒であるトニーを呼んで今こそシャークスとケリをつけようと決闘を申し込むことにし、メンバーは賛成する。
決闘の約束は中立地帯の体育館で行われる、ダンスパーティーで実行に移されることになった。
そして夜になり、双方のメンバーが集まってのダンスパーティーが始まった。
最中、トニーはシャークスのリーダーであるベルナルドの妹、マリアと出会う。
二人は恋に落ち、運命は大きく動き始めた。後に訪れる悲劇など知るよしもなく…。
【主な登場人物】
◎ジェッツ
- リフ
ジェッツのリーダー。今回の決闘の為に、トニーを呼ぶことを思いつく。
- トニー
本作の主人公。リフの相棒で、ポーランド系アメリカ人。本名は「アントン」。
- アクション
メンバー中最もキレやすく、攻撃的。
- ディーゼル
リフの部下で、冷静。
- A-ラブ
楽観的な性格で、メンバーでも特に顕著。
- ベイビー・ジョン
ジェッツの最年少メンバー。漫画『スーパーマン』が好き。
- エニィバディズ
ジェッツ志望の少女だが、メンバーからは相手にしてもらえない。
◎シャークス
- ベルナルド
シャークスのリーダーで、イケメン。
- マリア
本作のヒロインでベルナルドの妹。他のメンバーと比べると、まだ幼さが残っている。
- アニタ
ベルナルドの恋人。作中トップクラスの姉御。
- チノ
マリアの婚約者。少し気弱だが優しい性格。
◎彼らを取り巻く大人たち
- ドック
トニーの働く薬局店の店主。ジェッツのメンバーに不良行為を止めるように説得するが…。
- シュランク警部補
ウエスト・サイドで働く警部補。プエルトリコ系が嫌い。
- クラプキ巡査
シュランクの部下で腰巾着。
【主なナンバー】
- America
その名の通り、アメリカに対する希望をアニタが歌う8分の6拍子のナンバー。
- Tonight
マリアの住むアパートの非常階段で、トニーとマリアが歌う二重唱。本作屈指の神曲。
【余談】
1961年に映画化された。両腕と左足を上げる決めポーズも、もちろん登場する。
2021年にはスティーブン・スピルバーグ監督でリメイクされた。現代風アレンジが加えられている。
60年ほど前の作品だが名作として名高いので、未見の方はこれを機に鑑賞することをお勧めしたい。
日本でも数多く上演されているが、なぜかどのバージョンもソフト化されていない。一番多く上演しているのは劇団四季だが、その前の60年代には宝塚歌劇団が上演していた。
またジャニーズ事務所でも、元々本作が大好きだったジャニーさんの意向により2004年に「ウエストサイドストーリー」として制作され、少年隊版と嵐の櫻井翔・大野智・松本潤版(サブキャストで生田斗真・風間俊介が出演)が青山劇場にて上演された。
なお劇団四季版のキャストで最初にリフ役を演じたのは、元「ジャニーズ」の飯野おさみだったという。
最近では2019年11月~2020年5月までの予定で計3パターンキャストによる公演が開始され、第1弾の11月~1月公演期には宮野真守・蒼井翔太がダブルキャストでトニーを演じている(アニメ関連では他に三森すずこもアニータ役で出演)。
2002年に公開された『デュースワイルド』はミュージカルが無い点を除けば、ほぼウエスト・サイド物語と言える内容であった。
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- 宮野or蒼井トニーに三森アニータなウェストサイドの上演が決まったな。 -- 名無しさん (2019-09-25 07:28:29)
- 音楽の授業で見たけど、終わり方がなんか寂しかったなあ。余談だが、原作009のジェット登場シーンなんかがこれのパロだったりね -- 名無しさん (2019-09-25 12:21:48)
- かつてマガジンでやってた「THE STAR」では、「あの結末でマリアはその後幸せになれただろうか?」という事でハッピーエンドのルートが作られた。しかも、本来悪役のはずだったキャラがめっちゃ粋な事をする展開に…! -- 名無しさん (2021-05-15 00:09:13)
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*2 いわゆるラテンアメリカからの「ヒスパニック」系。
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