バクーダ

ページ名:バクーダ

登録日:2012/02/09(木) 17:14:31
更新日:2023/08/21 Mon 11:05:46NEW!
所要時間:約 7 分で読めます



タグ一覧
ポケモン ポケモン解説項目 ポケモン最終進化形 ほのお じめん 第三世代 rse ハードロック ちからずく 40族 マイナー トリパ 噴火 火山 水4倍 メガシンカ マツブサ マグマ団 アスナ ダキム チリ ラクダ 唯一神誕生の立役者 ポケダンでは強敵 よく間違えられる名前 ドンメル バクーダ ミライ




体の中に火山を持つポケモンだ。 体にたまった摂氏1万度のマグマを時々背中のコブから噴き上げている。


ポケットモンスターシリーズにルビー・サファイアから登場するポケモン


■データ


全国図鑑No.323
分類:ふんかポケモン
英語名:Camerupt
高さ:1.9m
重さ:220.0kg
タマゴグループ:陸上
性別比率:♂50♀50


タイプ:ほのお/じめん
特性:マグマのよろい(こおり状態にならない)
  /ハードロック(弱点の技を受けた時、ダメージを3/4にする)
隠れ特性:いかりのつぼ(攻撃を急所に受けると、攻撃が最大まで上がる)


HP:70
攻撃:100
防御:70
特攻:105
特防:75
素早さ:40
合計:460


努力値:攻撃+1、特攻+1


倍4:みず
2倍:じめん
1/2:ほのお/むし/どく/はがね/フェアリー
無効:でんき



■概要


ドンメルがレベル33でバクーダに進化


ラクダのように、背中に2つのコブを持っている。
このコブは骨が変形したもので、怒るとここから10000℃のマグマを噴き上げる。
また、このコブは同時に火山でもあり、10年ごとに原因不明の大噴火を起こす為、原因の研究が進められている。
主に火山の火口に生息している。


進化前のドンメルは100kgの荷物を運べるほど力が強く、古来から荷物の運搬に利用されてきた。
1200℃のマグマを体内で溜めており、それを燃やすことで凄まじい力を発揮する。
雨にぬれたり寒い季節になると体内のマグマが冷えて固まり、動きが鈍くなる。
叩かれても全く気付かないほど鈍いが、空腹は1秒でも我慢できない。



■ゲームでのバクーダ


ルビー・サファイアで初登場。
進化前のドンメルは主にほのおのぬけみち、デコボコさんどう等の火山の近くに生息する。
バクーダはシンオウ地方のハードマウンテンに野生のものがみられる。
ちなみに、野生のものは「チーゴのみ」を確実に持っている。


捕まえてすぐに強力なマグニチュードを覚えている為、キモリを選んだトレーナーが即席アスナ対策に使える。
そうでなくても、自力で「いわなだれ」「じしん」「ふんか」等の強力な技を覚えてくれるのでストーリーでの使い勝手はなかなか。
進化前と進化後で覚える技が異なり、特に進化すると使い勝手の良い「かえんほうしゃ」を覚えないのに注意。
進化キャンセルやわざマシンで補ってあげよう。


使用トレーナーとしては主にアスナさん(エメラルド)や、マグマ団の幹部やリーダーのマツブサ
しかし鈍足である為、技を当ててしまえば突破は楽。
特にマツブサ二戦目ではトクサネで釣ったサメハダーの「なみのり」で攻略されることも…。


対となるのはアクア団に愛用されるサメハダー。種族値合計も経験値も互角。



ORASではメガシンカを習得。
変わらずマツブサの切り札を務め、海底洞窟での戦いでメガシンカする。
また、エピソードデルタでは幹部であるカガリもメガシンカさせてくる。
詳しくは後述。


ポケモンコロシアムでは、シャドー幹部のダキムの手持ちとして登場。「じしん」でエンテイごと味方を葬っていく危険な存在。
ポケダンでは、探検隊以降で部屋全体攻撃の「だいちのちから」を連打してくる危険な存在である。


ポケモンレンジャーでは、ゴーゴー4兄弟の末っ子にして紅一点のミライが使用してくる。


SVでは四天王の1人・チリが2番手に使用。


■対戦でのバクーダ


攻撃と特攻が高く、特に地面タイプとしては特攻はトップクラス。
一方見た目通り素早さは低め……だけならいいのだが、耐久面が妙なまでに低く高速アタッカー並しかない。典型的なホウエン種族値。
耐久に努力値を振りがちなのである程度補えるが、それでも鈍足アタッカーとしては不安が残る。


禁止級ゲンシグラードン以外で唯一の炎/地面複合
弱点2に対して耐性5・無効1と意外と受けに強い。攻撃面でも悪くない組み合わせである。
耐性的にめざパで弱点を突かれにくいので、対電気としての性能は非常に高い。炎タイプや鋼タイプもお得意様。
特性「ハードロック」のおかげである程度苦手なじめん技を捌け、得意な相手のサブウェポンに狩られる心配も少ない。


攻撃技も豊富で「オーバーヒート」「ふんか」「だいちのちから」「じしん」「ストーンエッジ」「だいばくはつ」とどれも高火力。
得意な電気・炎タイプに出して役割遂行をするのが主な戦法となる。
めざパは一致技との相性補完やドラゴン対策のためにがオススメ。


また、晴れやトリパで「ふんか」を狙うのも有効。
コータスよりは速いが、火力では勝っているので劣化にはならない。


欠点はやはり鈍足低耐久が祟って、後手に回りがちなのに行動回数を稼ぎづらい事。
タイプ的にラティオスガブリアスサザンドラ等の強力なドラゴンポケモンを呼び込んでしまうのも難点。
特に4倍弱点の水タイプは「ハードロック」があってもどうしようもない。


得意不得意が激しいタイプなので、味方のサポートでカバーしたり、自力で呼び込む相手の対策をしっかりしよう。



■メガバクーダ


メガシンカ特性:ちからずく(追加効果のある技は追加効果が無くなる代わりに威力が1.3倍になる)


  • 種族値(メガシンカ)

HP:70
攻撃:120
防御:100
特攻:145
特防:105
素早さ:20
合計:560



能力上昇は攻撃に+20・特攻に+40・防御・特防に+30。
バクーダお得意の特殊攻撃面だけではなく、不安だった耐久面も大幅に補われた為メガシンカ前と違い簡単に落ちなくなった。
その代わり素早さが-20され、ただでさえ先手を取りにくいにも関わらずさらに厳しくなってしまった。
ただし「トリックルーム」との相性はさらに良くなり、元々鈍足な分素早さに努力値を回す必要が無いのは十分な利点。


特性は「ちからずく」に変化する。
バクーダの習得技では「かえんほうしゃ」「だいもんじ」「ねっぷう」「だいちのちから」「げんしのちから」「いわなだれ」…
と、これでもかと言う程追加効果のある技に恵まれている。特性との相性は抜群である。
まあ、「ちからずく」って名前の割に特殊アタッカーと相性が良いから…
惜しむらくは「ふんか」に特性が乗らない事だが、トリル構成でなければ被弾は避けられない=最大威力を維持しづらい為さして問題は無いだろう。
上記の能力もあり、基本は重アタッカーとして活用する事になる。


欠点は「ハードロック」を失った分水4倍が大きくのしかかると言う事。
しっかりお膳立てをして対抗できるようにするか、無理せずに退くかして対応できるようにしよう。


WCS2015環境では海外勢にメガバクーダ軸のトリパが人気だったという。


ちなみに先述したがマツブサが最終戦でメガシンカさせてくる
…のだが、何故かその時のバクーダには炎技も地面技も無い
特性が乗るのは「いわなだれ」だけで残りが「とっしん」「あくび」「のろい」と言う酷さ。
なんだこれ。



■進化前 ドンメル


1200度のマグマを体にためている。水にぬれるとマグマが冷えて固まり重たくなるので動きが鈍ってしまう。


全国図鑑No.322
分類:どんかんポケモン
英語名:Numel
高さ:0.7m
重さ:24.0kg kg
タイプ:ほのお/じめん


特性:どんかん(メロメロ、ちょうはつ、ゆうわくが無効)
  /たんじゅん(自分の受ける能力変化技の効果が倍になる。ただし6段階以上にはならない)
隠れ特性:マイペース(混乱状態にならない)


  • 種族値

HP:60
攻撃:60
防御:40
特攻:65
特防:45
素早さ:35
合計:305


努力値:特攻+1



バクーダやメガバクーダとは特性が全て異なるのが特徴。
一部ではそれを活かすために「しんかのきせき」型で使われることがある。
ただ、進化前ポケモンの中でも耐久面を始めとする種族値が低めなのが痛い。


「たんじゅん」による「のろい」の積みの効果がアップする。
HPと防御に努力値を振り、相手の特殊アタッカーを倒してから積みたいが、回復技が「ねむる」のみなのが痛い。
「ねむる」+「ねごと」を搭載した場合、残り1枠でタイプ一致+広範囲の「じしん」を使えるのが救いか。


どちらかと言えば、タイプと特性「マイペース」の存在からクレッフィに対するメタとなるのが最大の強みか。
「でんじは」「いばる」の両方を使い切りの「ラムのみ」に頼らず防げるのは唯一無二の個性。
「いばる」読みで出せば攻撃力が上がることや「おにび」が効かないことを活かし、物理技主体で戦いたい。
それ以外ではバクーダ同様に炎・電気タイプに繰り出せるよう、HPと特防を中心に努力値を振ると良いだろう。
ボルトロスとの相性も良く、対面ならエルフーンギルガルドメガゲンガーにも対抗し得る。


攻撃技としては「ニトロチャージ」「じしん」「いわなだれ」。
ハッサムナットレイへの役割破壊としては「オーバーヒート」も選択肢に入る。
攻撃力に欠けるため、「ステルスロック」「あくび」といった補助技も上手く活用したい。


リトルバトルでは「たんじゅん」持ちの中でも火力と攻撃範囲が優秀な重アタッカーとして活躍する。



■アニメでのバクーダ


映画はバクーダに乗って」に登場。詳しくはリンク先参照。




追記・修正は噴火の原因を解明してからお願いします。


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,2)

[#include(name=テンプレ3)]


  • メガ進決まったのに素直に喜べないのは俺だけ? -- 名無しさん (2014-09-11 03:15:29)
  • 続き 程よいマイナーさが魅力のこいつがメガ進化で掌返されるのはホントに勘弁して欲しい。ヤミラミといいサメハダーといいメガ進化でメジャーになるのは何か納得できない -- 名無しさん (2014-09-11 03:19:00)
  • それを訴えかけられてもこのコメ欄が殺伐とするだけだから割とどうでもいい -- 名無しさん (2014-09-11 03:29:09)
  • てかヤミラミがメジャーになったのはフェイント習得あたりじゃね? -- 名無しさん (2014-09-13 21:24:49)
  • バクにサメはボスが使ってるからメガきたんだろうなぁ -- 名無しさん (2014-10-21 16:14:33)
  • こいつらはメガ進化無くても戦えるからある意味読みづらくなるな -- 名無しさん (2014-11-15 17:57:10)
  • メガバクーダは割と理想的な配分だと思う。sが下がるのはあれだが、もともと先攻をとるポケモンじゃないし -- 名無しさん (2015-01-31 12:51:58)
  • よく見るとドンメル譲りの可愛い顔した好きなポケモン -- 名無しさん (2015-02-04 11:30:17)
  • 第三世代に適当に設定されたであろうH種族値が足を引っ張るなぁ。 -- 名無しさん (2016-02-03 22:37:46)
  • マツブサ二戦目のあの酷い構成はRSの再現なんだろうがそんな再現いらなかった。雑魚すぎるしネタとしても寒い -- 名無しさん (2016-02-04 01:20:11)
  • ダブルなら相方を特性よびみずにすれば…。波乗り?それは知らん。 -- 名無しさん (2016-08-11 15:17:51)
  • ポケとるでのメガは、バンギラスに次ぐ時間停止能力に。 同じ地面メガのガブリアス同様、本家は散々なのに、ここでは実力を発揮するなぁ・・・。 -- 名無しさん (2017-01-22 23:58:48)
  • 救助隊DXではメガシンカしてちからずく+タイプ一致の広範囲技のおかげで、ホントお世話になってます -- 名無しさん (2020-08-20 00:32:38)
  • なんか、すごい勢いでポケモンの記事が履歴に上がってるんだけどなんだろう? -- 名無しさん (2021-03-19 22:00:45)
  • 日本名、英名、図鑑説明からモチーフは「コブが火山になったラクダ」というのは読み取れるが、全体的なフォルム(胴長短足)はカバやサイに近い -- 名無しさん (2023-05-15 22:00:20)

#comment

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧