登録日:2009/06/11(木) 18:32:17
更新日:2023/08/08 Tue 16:58:18NEW!
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エロゲー アニメ スタジオディーン 逆再生 鬱ゲー バトル 07年春アニメ ps2 ゲーム 角川書店 carnelian avex 長_す_ぎ_る 謎だらけ パートボイス(建前) 未完成品 音ゲー 桃華月憚 オービット 望月智充 山口祐司
桃華月憚(とうかげったん)
2007年5月25日にオービットのROOTブランドより発売されたエロゲー。
当初は『顔のない月』の続編とされ、『桃華月憚~顔のない月II~』というタイトルであったが、2006年秋に『桃華月憚』へと変更され、副題の『~顔のない月II~』は消えてしまった。
だが、前作『顔のない月』ヒロインである倉木水菜が「フウ」という名前でちゃんと出て来る。
…というかORBITのゲームは基本的に『ヤミと帽子と本の旅人』のパラレルワールドであるため、必ずどっかで繋がっている。
◆登場人物
◎はゲーム・アニメ両方に登場するキャラクター
○はアニメのみ登場するキャラクター
守東桃香(主人公)◎
◇攻略ヒロイン
川壁桃花(食欲魔人)◎
双葉理子(うっふん)
藤堂五月(武道家委員長)
護国寺鞠絵(ツンデレ)
水野美野里(桃)
白川明日菜(アニメでは悲惨なことに)◎
守東由美子(母上)◎
御堂寧々◎
御堂香陽◎
犬飼真琴◎
六条章子◎
岸辺斗亞子
和智紀香
胡蝶三姉妹◎
鬼梗◎
セイ◎(同姓同名な別人)
守東春彦◎
守東清春◎
伊集院辰也
東衣緒◎(ただし一回だけ)
天木恵子◎(一回だけ)
大島
海部敦子
鏡映子
笠木哲也
上遠野梨恵
川田篤志
高岡誠二
五反田幸子
桜右近
橘左近
壇九重
北条美鈴◎
松永俊毅
うらしま
ノルン三兄弟
守東益之○
ユーリカ◎
ジュナ○
登場人物が異様に多い(野郎を含めると50人を優に超える)が、大半は空気なので問題ない。
独特のシステムによりプレイ時間がハンパなく長い作品である。
4月から11月中間までの約8ヶ月間、マップ内を徘徊しまくってヒロインの好感度を上げてそれぞれのルートに突入、エンディングを迎えるという作品。
期間的には短いように思えるが、強制イベントによる日数経過を除けば基本的には、8(8ヶ月間)×30(1ヶ月間の日数)=240 なので240日間マップ徘徊行動を地道に行わなければならないというある意味鬱ゲーな作品。
好みのヒロインの好感度が充分に上がったからといって毎日毎日寝る行動をとってスキップを試みようとすると、由美子様の怒りに触れマップ全体が暗雲化。キャラに話し掛けても不機嫌な態度をとられて好感度マイナスなんてことになったりする。
攻略法、アップデートなどを前以て用意しとかないととても痛い目に会う。
攻略法を知らない
↓
攻略ヒロインとの特定イベントを見逃す
↓
ルート確定できなかったことに気付かないままエンディング
↓
(´゜Д ゜)ポカーン
アップデートしなかったため攻略ヒロイン達の居場所がわからない
↓
攻略ヒロインとの特定イベントを見逃す
↓
ルート確定できなかったことに気付かないままエンディング
↓
(´゜Д ゜)ポカーン
普通のエロゲーだと思ってプレイしたら確実に痛い目に会う。
そしてとにかく謎だらけ。
伏線回収?なにそれ、おいしいの?と言わんばかりの放置っぷり。
エンディング後にタイトルだけで紹介される石華昇華でその謎が明かされるかと思いきや、裏話やヒロインの特別エピソードが収録されているファンディスクだったりしてプレイヤーを落胆させ、ある意味でヒャホーイさせた。
設定はしっかりと作られているが、ゲーム中にそれが明かされないためプレイヤーをとてつもなく悶々させる。
パートボイスという名目で発売されたのだが、音声があるのはマップでキャラに話し掛けた時とバトルの時だけ。
イベント時はずっと音声がないのでプレイヤーは終始ポカーンである。
そのためフルボイス化パッチが購入者全員に配布された。しかし配布されたのは購入から約「半 年 後」忘れた頃にやってくるぜヒャホーイ。
他にも不具合が多々あるため評判はとてつもなく悪い。
…と、たいへん不評な作品だったのだが、どういう風の吹き回しかアニメ化がされた。
当時無名だった早見沙織がヒロインを演じている。
ただでさえ難解な作品なのだが、アニメ版は更に「逆再生」で放送されている。
つまり、第1話が物語の結末になっており、第26話(なんと2クールである)でプロローグに至る。
そのため、何も知らないで見た視聴者にはひたすら意味不明な話である。
監督は「今後同じことをしたアニメがあっても『桃華月憚』の真似になる」とドヤ顔をしていたらしい。
よい子の諸君、それは「先人が思いついたけどあえて(ry
ヤミ帽の時系列シャッフルと同じ事を某アニメがやって記録的大ヒットをした事が気に食わなかった事が推測される。
監督や会社繋がりでヤミ帽のキャラが14話にゲスト出演している。
ついでに、スタッフや制作会社のほとんどはヤミ帽と同じである。
おまけに、なぜかヤミ帽の声優陣に脚本を書かせるというよくわからないファンサービスをしている。
よい子の諸君(ry
でも能登麻美子の脚本回はとても綺麗だと思います。
清水愛の脚本回は…凄くえっちぃです…
そして山本麻里安の脚本回は3つあるが虐め回が印象に残った人も多いだろう…
第25話の放送はBS朝日では見送られている。
エロすぎたから…ではなく、どうやら作中に出てきた精液弁当が原因らしい。
同時期に兵庫県で発生したイジメ自殺事件で同様の行為があったためとか。
なお、漫画化もされていて全二巻。こちらはさわりだけ。
2009年にはPS2で『桃華月憚~光風の陵王~』が発売された。
こちらはバグがほとんど修正されている。あくまでほとんど。
加筆ヨロ。
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▷ コメント欄
- 正に「よく頭のおかしいライターが~」を体現してしまった作品 -- 名無しさん (2014-01-03 04:26:28)
- キャラデザはいいんだけどな。 -- 名無しさん (2014-01-15 18:42:23)
- 一話目に最終話って意味じゃ真マジンガーがやってたっけ。あれも結構批判くらってた気がする -- 名無しさん (2014-01-15 19:03:24)
- ヤミと帽子でもアニメじゃ時系列シャッフルしてたんだよな -- 名無しさん (2014-01-15 19:18:56)
- 実は延期を繰り返したせいでアニメの方が原作の発売より早くなった、このせいか角川はオービットに腹を立てPARA-SOLはメディアミックス出来なかったらしい。 逆に原作サイドのオービット側はPS2版の宣伝でアニメ設定(章子が三姉妹と敵対している)を持ち出す辺りアニメ版を気に入っていたっぽい -- 名無しさん (2015-07-13 00:59:30)
- 選択肢が多いゲームが苦手な俺が初めてやったエロゲ、ストーリーはぶつ切りだけど光る物はあった、あとイラストレーターのCARNELIANが大好きになりました -- 名無しさん (2015-08-13 02:03:06)
- 桃香は結局何者なの?人じゃないというのは聞いたけど -- 名無しさん (2016-08-14 19:01:11)
- 当時CARNELIANの大ファンだったので同人的なゲーム含め全制覇を試みるも究極の作業ゲーの本作によりあえなく挫折した苦い思い出 -- 名無しさん (2017-02-22 00:15:46)
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