唐津線

登録日：2015/03/04 (水曜日) 18:30:00
更新日：2024/01/12 Fri 10:44:05
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唐津線(からつせん)は、久保田駅(運行上は佐賀駅)から西唐津駅を結ぶJR九州の鉄道路線である。

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唐津港と筑紫平野を走り、全線が長崎本線佐賀駅まで乗り入れる。
とある事情で唐津～西唐津の2駅間のみ電化されている。(後述)
明治時代に沿線の炭鉱輸送を目的として作られた為、今でも幾つかの駅には炭鉱輸送関連の鉄道遺産が残されている。
2022年からはロマンシング サ・ガとのコラボ「ロマンシング佐賀」と称して記念ラッピングが施された「ロマ佐賀列車」の運行や、キャラと地元の名所・名物が描かれたオリジナル駅名標が掲載されている。

○運行形態

全列車が佐賀駅まで乗り入れており、早朝・夕方はワンマン運転ではなくなる時がある。
だいたい1時間に1本程度で運行している。
この他、佐賀〜多久間の区間列車や、西唐津・唐津から筑肥線伊万里まで直通する列車もある。

○使用車両

【気動車(全区間で運行)】
キハ47形…今でも現役の国鉄時代に全国多くの地域で導入されたお馴染みの車両。
普段は2両編成だが、キハ125形との混結で最大4両編成で運行。因みに便所は和式。
なお、片運転台の車両なので1両だけでは運行できない。

キハ125形…普段は1両ないしは2両編成だがキハ47形と混結で最大4両編成で運行。
こちらの便所は正反対に洋式である。
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【電車(唐津〜西唐津間のみ)】
103系1500番台…筑肥線電化の際に導入された車両。ああ、國鐵。
3両編成と6両編成があり、3両編成は運用が限定されている。
2015年2月から305系が導入され、54両のうち2/3の36両が淘汰される予定。

303系…筑肥線一部複線化による増備用の車両で、6両編成。
3編成しか投入されなかった。
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305系…2015年2月にデビューした真新しい車両。6両編成。
103系を駆逐する為に導入された。
LED照明等、九州の車両からすればまさに最先端。
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◎駅一覧

佐賀…長崎本線鳥栖方面乗り換え。
運転系統上の起点駅で、佐賀県の県庁所在地である佐賀市の中心駅。
本丸御殿が木造復元された佐賀城の最寄駅でもある。
因みに佐賀～久保田間は肥前山口から佐世保線の列車も乗り入れており、実質3路線が乗り入れる過密区間となっている。

鍋島…貨物駅が併設されている。

バルーンさが…佐賀インターナショナルバルーンフェスタ開催期間(10月下旬～11月上旬の1週間程度)のみ営業を行う臨時駅。
つまりかなりレアな駅である。

久保田…長崎本線肥前山口・諫早方面・佐世保線乗り換え。
線路名称上の起点駅。

小城…開業当時からの駅舎が残る駅。読みは「おぎ」。
因みに利用客は微増ながらも毎年増え続けている。
小城市の代表駅…というわけではない(中心は牛津駅)。

東多久…地元の交流プラザが駅舎を兼ねる。

中多久…市役所はこちらから。

多久…多久市の中心駅。2009年に駅舎が改築され、近未来的な駅舎になった。

厳木…ここから唐津市の駅。
屈指の難読駅の一つ。読み方は「きゅうらぎ」。
SL時代の給水塔や旧くからの木造駅舎が残り、1997年公開の竹中直人の映画「東京日和」のロケで使用された。
噂ではとある球団のファンは駅名がすんなり読めるとか。

岩屋…ホームが長め。

相知…演歌歌手として一世を風靡した村田英雄の地元に因んで作られた村田英雄記念館の最寄駅。
こちらも地味に難読駅(「おうち」)。

本牟田部…筑肥線と並走しているがそちらにはホームが無い。

山本…筑肥線西区間乗り換え。かつては唐津線と筑肥線の唯一の接続駅だった。
しかし、1983年に筑肥線が虹ノ松原～山本間を廃止して唐津駅へ通じる新線になった関係で筑肥線は分断路線となり、東区間との接続駅としての機能はなくなった。

鬼塚…川沿いの駅の中でも一番川に近い駅…かもしれない。

唐津…筑肥線東区間乗り換え。
佐賀県北部の中心都市である唐津市の中心駅。
1983年の筑肥線の電化・路線変更に伴い、ここから西唐津まで電化された。
唐津城の最寄駅。

西唐津…終点駅。 佐賀県最北端の駅。
筑肥線の東区間の列車の大半と朝夕のみ西区間の列車が乗り入れる。
車両基地が併設されている関係で構内は広いのだが、ホームは1面1線しかないため複数の列車が同時に入線できない。

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*1 出典:日本の旅・鉄道見聞録　URL: http://www.uraken.net/rail/alltrain/kiha/kiha125.jpg　日時：2016/01/04
*2 出典:日本の旅・鉄道見聞録　URL: http://www.uraken.net/rail/alltrain/kiha/kiha125.jpg　日時：2016/01/04
*3 出典:日本の旅・鉄道見聞録　URL: http://www.uraken.net/rail/alltrain/ec/303.jpg　日時：2016/01/04
*4 出典:日本の旅・鉄道見聞録　URL: http://www.uraken.net/rail/alltrain/ec/305.jpg　日時：2016/01/04