帝国東方部隊では名の知られた竜鱗奇兵隊の中心を構成する氏族。
古くは龍信仰の民であったサンドフォークの氏族であったが、それ故に東域では外れ者であり、生活の糧を得るために野盗化した氏族であった。
しかし、ル氏族は同時に、獣脚竜種を使った竜騎兵を作る技術に長けており、野盗化して後は東域地方軍さえも手を焼く強力無比な盗賊集団と化した。
その精強さに目をつけた帝国陸軍東方監督軍は、彼らの生活を保障することで丸ごと傭兵として雇い入れた。
以降、竜鱗奇兵隊はベルトリオを拠点とする東方駐屯軍に組み込まれ、代々傭兵として活躍することとなった。
軍籍を得て以降のル氏族は信仰を捨てたとされているが、実際のところはその精強さゆえに黙認されているという形であり、今もってベルトリオの一角にある彼らの居住区にはまともな住人は近寄ることがないという。
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