大きく発達した後ろ脚と、小さく退化した前脚を特徴とする獣脚竜種は、主に砂漠に生息する。
主に砂蜥蜴や大型の昆虫類を捕食しているが人や家畜を襲うこともある、厄介な砂漠の狩人である。
地竜種とも呼ばれ、サンドフォークは獣脚竜種を狩りの獲物にすることも多いが、氏族の中にはこの竜を飼い慣らし、馬の代わりにする文化がある。
飛竜種より絶対数が多く、飼育が簡単であるためであると言われるが、野盗化したサンドフォークが竜騎兵を連れていた場合、大型の隊商でも護衛ごと蹴散らされることも少なくない。
獣脚竜種は鋭い爪牙と俊敏な動きが最大の武器で、瞬発力に非常に優れる。
その分長距離の疾駆には不向きで、竜騎兵隊は戦闘の直前まで獣脚竜には鞍を乗せず、牽いて歩く。
また、重い荷物などを載せることはなく、荷駄を別に用意するのが通例である。
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