リザードマンとも呼ばれる、蜥蜴のような鱗や爪牙、尻尾を持つ人種。
砂漠や岩山を生活圏とし、熱に強い狩猟民族である。
マーフォークやツリーフォークと異なり、攻撃的な気性の者が多く、徒党を組んで野盗働きをする例も少なくないため、砂漠の遊牧民や隊商からは恐れられ、嫌われている。
また、彼ら自身は狩猟のほかに小型の獣脚竜種や飛竜種を飼い慣らして乗り物として使う例もあり、そのための牧を営む者もいる。
友好的な者は砂漠の知識や氏族同士の人脈を生かし、隊商の護衛や砂漠の案内人のようなことを生業としている者もいる。
また、兵士として見た場合の戦闘力は優秀で、帝国に傭兵として雇われる者もいる。
基本的には信仰心の薄い種だが、彼らの一部には、自分たちを古代に栄えた知性ある龍の末裔だと信じており、ダグザルカンを信仰する氏族も確認されている。
→竜信仰の民
生来の狩人であり、戦士であるサンドフォークは徳目として誇りを重視しており、戦士としての価値観が重視される。
生死に対しても恬淡としており、封建的な男女観も相まって、外から見ると殺伐としているように見える。
そのため、強い者には敬意を払い、どこでも歓迎される。
また、魔術をはじめとした学問には精通している者は少ないが、それを収めた者にも一定の敬意は忘れないので、彼らの言う強い者というのは肉体的な物のみを指し示すわけではないようである。
基本的にはあまり豊かとは言えない種族ではあるが、彼ら自身、物質的な豊かさを志向しない生活を続けている。
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