持久力に優れ、濃い体毛を持ち、小柄だが筋骨隆々とした体躯を持つ種族。
豪快な気質の者が多いが、同時に繊細な技術を持つ者も多い。
鉱物を細工する術に長けていて、宝飾細工や鍛冶などを生業にしているものが大部分を占める。
そのため、多くは山岳部に街を築いており、ヒュームやサンドフォーク、ノームなどとも生活圏を共にすることも多く、鉱山から産出する鉱石を扱うノームとは互いに密接な関係にある。
特に鍛冶技術には各地のドワーフに秘儀と呼べる技術があり、真銀や日緋色金などを製錬できるのはドワーフのみであると言われている。
その技術が評価されている者は、亜人排斥政策を採る帝国においても人材として重用されているが、多くのドワーフは低い身分に押しやられている。
北方のドワーフは特に気性が荒く、同時に頑迷な気質であるため、帝国に侵攻を受けた際に大部分が滅ぼされるか、労働奴隷として鉱山送りになったという過去を持つ。
ドワーフは良くも悪くも職人気質な者が多く、誠実や実直といった職人の倫理を大切にする。
また、信仰が生活の中に根付いており、特に火に対する感謝、ひいてはエンデルクスへの信仰を忘れない。
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