リスト-リクト

『紅潮の魔女』　リスト・リクト

身　長	150cm
年　齢	17歳程
役　職	控えめであがり症
ス　キ	掃除や片付け　漫画　ゲーム　好きなキャラクターの真似（こっそり）
ニガテ	知らない人との会話　他人に被害が及ぶ場所での魔法の使用

目次

　概要
　容姿
　性格
　出生
　戦闘能力
　本編
　交友関係

概要

人見知りで恥ずかしがり屋な南地区の宿屋の娘。一人称は「わたし」。
名前についてはあまり気に入っていないらしく、周囲には「リス」とあだ名で呼ぶよう求めている。

元々は捨て子であり、宿屋の主人とその妻とは血のつながりはない。
しかし夫婦は一人娘のことを大層大切に思っており、リスト自身も老夫婦を慕っている。
普段は夫婦の手伝いをしている。仕事を探したこともあるらしいが、緊張癖と不器用故に上手くいかなかったらしい。

好きなだけあってゲームは非常に上手い。手加減もしない。
コントローラーを持つと豹変するタイプなのか、セレナはゲームで対戦する際は人が変わると評している。
恐らく５階層の門番も泣かされている。

ゲーム以外だと裁縫も得意。
彼女が着る服の多くは自作であり、手に携えた鞭も好きなキャラクターが使っていた武器を元に自分で作ったものである。不器用とは……？

ことあるごとに緊張して失敗してしまう自分のことがあまり好きではなく、自身を変える為に塔に足を踏み入れた。
攻略自体も楽しんでいるようで、物語開始時点での踏破記録は８階層と低くはない。

容姿

うっすらと七色に輝く白い髪と透明感のある肌、淡い金の瞳を持つ美少女。重ねて言うが美少女である。
彼女の容姿について、レイチェルは「雪みたいに綺麗な髪の女の子」、リテラは「綺麗で可愛らしい」「正に主役」と言及している。

デフォルト衣装は白いノースリーブのミニワンピース。チョコレート色のリボンとレースで飾られていて、裾部分は同色の布が継ぎ足されている。金のボタンも相まってここだけ見ると軍服のような印象を受ける。
ワインレッドの帽子にはおなじく赤紫の薔薇飾りが添えられ、同じものが胸元のつけ襟や左手首、チョコレート色のブーツにもついている。

脚や二の腕、左手首にはこげ茶色の紐が交差しながら巻きつき、彼女の白い肌に食い込んで際立たせている。
右手には手袋をつけているが、こちらに携えているのは鞭である。
恥ずかしがり屋な割にかなり過激な装備である。

性格

大人しく臆病で素直。やや気弱なところはあるものの、人あたりも柔らかい。
小動物のようなどうにも放っておけない雰囲気をまとっており、周囲からは非常に大切に扱われている。

引っ込み思案な割に承認欲求が非常に高く、燻ぶらせた結果大胆な行動に出ることもしばしば。

漫画やゲームの「ヒーロー」への憧れも強く、自身が誰かを助けること、助けられるだけの力を得ることを強く望んでいる。
セレナと親しくなったのは、彼女の堂々とした立ち振る舞いに焦がれたからに他ならない。

近しい人からの愛情を一身に受けとめそれを頼りながら生きてきたが、心のどこかで人を頼らなければ生きられない自分の弱さを疎んでいる。
目立ちたい、認められたいといった欲求も弱さを厭う気持ちの裏返しであり、塔に夢を求めたのも弱い自分を変えたかったからに他ならない。

「自分を変えたい」「強くなりたい」という気持ちにはかなり貪欲。
ブギーを単騎撃破するにあたりセレナに鍛錬して貰ったり、脚本を使いこなすために苦手なシルヴィアの街での戦い方を観察したりしている。

この貪欲さ故に化け物にその身を呑まれることになるのが何とも皮肉。

出生

かつてこの世界に現れた災厄の一つ『制限するもの』を倒した『白の魔女』の娘。
魔力の研鑽が不十分であるにも関わらず、強力な脚本に目覚めているのは血筋の影響が大きいと思われる。

リストリクターに呑まれてなお暫く彼女が生き延びられたのは、実母がこの災厄と戦った際に得た抵抗力が受け継がれていたからである。

戦闘能力

• 基本魔法

火	水	風	地	計
３	０	０	１	４

火属性と土属性に適性を持ち、年相応以下の研鑽しかしていないにも関わらず火属性の魔法は相当のレベルにまで達している。

• 脚本

“ 吼えよ佇む影法師 ”

触れているものや触れているものを介したあらゆるものを爆破する能力 （魔女の魔力が通っていないものに限定）

彼女の願望が形になったのか、かなり派手な脚本。
強力でもあるのだが、自身の今のイメージとの乖離と威力の制御が苦手だったことから人前での使用は避けることが多かった。
前述した通り、自分なりに研究を重ねて使いこなせるようになりつつある。

本編

交遊関係