ヘンリエッタ

『星読の魔女』　ヘンリエッタ

身　長	155cm
年　齢	18歳程
役　職	占星術師
ス　キ	空を見ること　こんぺいとう
ニガテ	複雑な地形　地下室

目次

　概要
　容姿
　性格
　生い立ち
　戦闘能力
　本編
　交友関係

概要

街で少しばかり有名な青い変人の片割れ。一人称は「私(わたし)」。
好きなもの以外には無頓着な一点突破の天才肌。

占い師として生計を立てており自分でも占星術師を名乗っているが、本職は天文学者とのこと。

塔に登る理由も、塔から見える空に興味があるからというただそれだけ。
恵まれた魔法の才を活かしながら、物語開始時点では9階層まで踏破している。

容姿

青い空色の髪を脚まで伸ばし、藍色のリボンでハーフアップにしている。
真っ直ぐ切り揃えられた前髪から覗く目元はやや眠そうで、表情が大きく変わることもない。
淡々と振る舞う姿から彼女の心情を推察するのは難しく思えるが、ウァルキュリス曰く「あの子ほどわかりやすい子もそうそういない」。

デフォルト衣装はノースリーブの白いブラウスに髪のリボンと同色のスカートを合わせ、その上からさらに同色のローブを羽織ったもの。
ローブには星座を彷彿とさせる模様がついており、裾や長い袖にあしらわれた石の装飾と共に神秘的な雰囲気を醸し出している。この石はミューオンも知らないほどレアなものらしい。
右太腿を飾るチェーンガーターがおしゃれ。
ブラウスやスカート、靴下にはレースがあしらわれており、ふわふわと捉えどころのない言動と相まって年齢より幼い印象を与えている。

性格

自身の興味や関心を第一に行動するため、それ以外のことにはとにかく無頓着。
まともに関わろうとすると非常に疲れる。悪意は無いので心を広くもとう。

肝心の彼女の興味だが9割は星や空に向いている。
空が見たいので外を歩く際は常に上向き。勿論よく転ぶしよくぶつかる。
複雑な地形がニガテなのは転ぶ頻度が上がるからである。前を向くという発想は無い。これからも無い。

一応空以外にも関心を示すこともあり、シルヴィアの髪飾りにも強い関心を示している。

一般に「変人」と呼ばれるキャラに多い偏屈さは一切ない。
どちらかというともう一人の青い変人と同じくマイペースと呼んだ方がイメージしやすいだろう。
他者をないがしろにする時もままあるが、他に気を取られているわけで悪意がある訳ではないので自身に非があればちゃんと謝る。
そのため、変人と評されているものの他の魔女からの評価は別に悪くはない。

嘘は仮に必要であろうとつかない。
プロローグでは客にオブラートに一切包まない占いの結果を伝えて激昂させていた。

生い立ち

生まれは今日の街の外。
昔から空や星に強い関心を持っていたようで、一心不乱に勉強していたらしい。
両親は娘の自主性を重んじる主義らしく、伸び伸びとした家庭で育ったと推察できる。
現在のフリーダムさも納得である。

ちなに彼女は父親似らしい。
母親の苦労は想像に難くない。

戦闘能力

• 基本魔法

火	水	風	地	計
０	３	２	０	５

幼い頃没頭した勉強が活きているのか、水属性については一流、風属性についてもそこそこのレベルまで扱うことができる。
投影や索敵に適性が高く、脚本やスタンスと組み合わせることで真価を発揮する。

• スタンス

ソウルスタンス
魂生武器	鏡（２枚１組）

二枚一対の鏡を自在に出現させることができ、魔法の威力を上げたり反射させることで動きに自由度を持たせたりすることができる。
それ自体に殺傷能力は無いもののかなり自由な動きができ、掴みどころのない彼女らしい武器と言えるだろう。

• 脚本

“ 滲んだ瞳と置き去りのあなた ”

瞬間移動能力（距離は消費魔力量に依存する）

ただえさえふわふわ地に足ついてない所に瞬間移動がついて完全に捕縛不可能になった。
塔の探索中にいつの間にか姿を消している……と思ったらこの脚本で背後に戻ってくる姿がしばしば描かれている。非常に心臓に悪い。

脚本で神出鬼没に戦場を飛び回っての撹乱。
敵味方の位置を把握する索敵。
鏡による魔法の操作。
自身の身の安全の確保と臨機応変な立ち回りを両立しており隙がない。

のんびりとした非好戦的な風貌からは想像できないが、かなりの実力者であることが窺える。

本編

交遊関係