左メニュー
左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...
アーヴ語(あーぶご、アーヴ語:ファイル:TRON 9-985B.gifファイル:TRON 9-9840.gifファイル:TRON 9-9855.gifファイル:TRON 9-9847.gifファイル:TRON 9-984C.gifファイル:TRON 9-984D.gif Baronh)は、森岡浩之のSF小説『星界の紋章』シリーズに登場する架空の言語。架空の文字アースによって表記される。
アーヴ語は設定上、宇宙空間を生活圏とするアーヴ種族が母語とする言語であると共に、アーヴによる人類帝国(フリューバル・グレール・ゴル・バーリFrybarec Gloer Gor Bari)、通称アーヴ帝国(バール・フリューバルBar Frybarec)の公用語ということになっている。
テンプレート:ネタバレ
テンプレート:言語
ファイル:Ath (alphabet).pngアーヴ語の表記に用いられるアース(アーヴ文字)。
ヤマト語族トヨアシハラ語派に属する。純化を経ていない日本語の未来の姿はヤマト語族ニッポン語派(クロムシュタット・ヤマト語及びマツオ語)と設定され、近縁語であるとされている。
前舌 | 中舌 | 後舌 | |
---|---|---|---|
非円唇 | 円唇 | 非円唇 | 円唇 |
狭 | ファイル:TRON 9-9842.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-9852.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-9844.gifテンプレート:Ipa |
半狭 | ファイル:TRON 9-9846.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-9857.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-9847.gifテンプレート:Ipa |
ファイル:TRON 9-9841.gifテンプレート:Ipa | |||
半広 | ファイル:TRON 9-9851.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-9854.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-9856.gifテンプレート:Ipa |
広 | ファイル:TRON 9-9840.gifテンプレート:Ipa |
アーヴ語には11の短母音があり、それぞれの母音を表すための11のアーヴ文字が存在する。アーヴ語の長母音はアクセントによって現れるものであり、弁別機能はない。
半母音は以下の3つである。
このうち、ファイル:TRON 9-9853.gifはファイル:TRON 9-9852.gifと母音が連続する時の音である。また、ファイル:TRON 9-9840.gifファイル:TRON 9-9858.gifファイル:TRON 9-984A.gifファイル:TRON 9-984D.gifテンプレート:Ipa(邦国)、ファイル:TRON 9-9855.gifファイル:TRON 9-9847.gifファイル:TRON 9-9858.gifファイル:TRON 9-9855.gifファイル:TRON 9-984D.gifテンプレート:Ipa(似我蜂)といった一部の語中にあるファイル:TRON 9-9858.gifはテンプレート:IPAの発音となる。
アーヴ語において重母音を認めるべきかの指針は示されていないが、もし認めるとすると、上昇二重母音にはテンプレート:Ipa、下降二重母音にはテンプレート:Ipaが確認される。ÿ系の下降二重母音(母音+ファイル:TRON 9-9853.gifの組み合わせ)は確認されない。三重母音はファイル:TRON 9-9849.gifファイル:TRON 9-9845.gifファイル:TRON 9-9840.gifファイル:TRON 9-9843.gifファイル:TRON 9-9848.gifテンプレート:Ipa(館)にテンプレート:Ipaが見られる。重母音が音声としてどのように発音されるかを知るすべは無いが、例えばファイル:TRON 9-9840.gifファイル:TRON 9-985B.gifファイル:TRON 9-984D.gifファイル:TRON 9-9843.gifファイル:TRON 9-9840.gifファイル:TRON 9-9855.gifファイル:TRON 9-9849.gifファイル:TRON 9-9841.gifファイル:TRON 9-9848.gifテンプレート:Ipaが仮名表記で「アブリャル」ではなく「アブリアル」と書かれることを見ると、テンプレート:IPAよりはテンプレート:IPAに近い発音ではないかと考えることもできる。
子音も表の通りである。馴染みの薄いであろう子音を説明する。
テンプレート:Ipaは発音と表記が少々複雑である。
流音がテンプレート:Ipaと三つあることに注意。
なお、基本として子音は全て発音するが、ファイル:TRON 9-9840.gifファイル:TRON 9-984B.gifファイル:TRON 9-9850.gifファイル:TRON 9-984F.gifファイル:TRON 9-9840.gifテンプレート:Ipa(頭環)のファイル:TRON 9-9850.gif、ファイル:TRON 9-9840.gifファイル:TRON 9-985B.gifファイル:TRON 9-984B.gifファイル:TRON 9-9843.gifファイル:TRON 9-9840.gifファイル:TRON 9-9855.gifファイル:TRON 9-9849.gifファイル:TRON 9-9841.gifファイル:TRON 9-9848.gifテンプレート:IPA(アブリアル)のファイル:TRON 9-9849.gifのように黙字となる場合もある(ただし、「アブリアル」のファイル:TRON 9-9849.gifのように、主格語尾を除いて最後に来た子音は活用の際には発音するので注意―ファイル:TRON 9-984C.gifファイル:TRON 9-9844.gifファイル:TRON 9-9843.gifファイル:TRON 9-9848.gifファイル:TRON 9-9840.gifファイル:TRON 9-985B.gifファイル:TRON 9-984B.gifファイル:TRON 9-9844.gifファイル:TRON 9-9840.gifファイル:TRON 9-9855.gifファイル:TRON 9-9849.gifファイル:TRON 9-9841.gifファイル:TRON 9-9855.gifテンプレート:IPA(アブリアルの耳))。
なお、名詞にある7つの格はアンシェヌマンすることが分かっている(『星界の紋章読本』(ISBN 4-15-208359-X)巻末のアーヴ語会話入門の文例より)。
両唇 | 歯唇 | 歯 | 歯茎 | 後部歯茎 | 硬口蓋 | 軟口蓋 | 口蓋垂 | 声門 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
破裂音 | 無声 | ファイル:TRON 9-984E.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-984A.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-9848.gifテンプレート:Ipa | ||||||
有声 | ファイル:TRON 9-985B.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-985A.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-9858.gifテンプレート:Ipa | |||||||
摩擦音 | 無声 | ファイル:TRON 9-984F.gif,ファイル:TRON 9-9850.gifファイル:TRON 9-984D.gif,ファイル:TRON 9-984E.gifファイル:TRON 9-984D.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-984A.gifファイル:TRON 9-984D.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-9849.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-9848.gifファイル:TRON 9-984D.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-984D.gifテンプレート:Ipa | ||||
有声 | ファイル:TRON 9-985B.gifファイル:TRON 9-984D.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-985A.gifファイル:TRON 9-984D.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-9859.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-9858.gifファイル:TRON 9-984D.gifテンプレート:Ipa | ||||||
鼻音 | ファイル:TRON 9-9850.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-984C.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-984C.gifファイル:TRON 9-984D.gifテンプレート:Ipa | |||||||
震え音 | ファイル:TRON 9-9855.gifテンプレート:Ipa | ファイル:TRON 9-9855.gifファイル:TRON 9-984D.gifテンプレート:Ipa | ||||||||
側面接近音 | ファイル:TRON 9-984B.gifテンプレート:Ipa |
表記には、アーヴ文字と呼ばれる文字を用いる。→アースを参照
言語類型論的には屈折語と膠着語のハイブリッドということができる。現代日本語から変化する過程で名詞と格助詞の一部が融合して格変化が、法(ムード)と相(アスペクト)を表す助動詞・助詞が融合して動詞語尾が生じたことによって屈折性が高まったとはいえ、一方で生産性の高い接辞も豊富であり、日本語が持っている膠着語的な性質を十分に維持しているためである。語順は日本語本来のSOVに加えてSVOの語順も可能であり、語順の自由度は高いといえる。修飾語はいくつかの例外(例えば名詞第1型の生格)を除いて基本的に被修飾語の後ろに置かれる。名詞は7つの格を持ち、格変化によって示すことのできない格情報やその他の文法範疇を後置詞によって示す。動詞の相(アスペクト)と法(ムード)は動詞語尾によって示され、態(ヴォイス)、否定などは動詞接尾辞によって示される。日本語において活用語であった形容詞は活用を失い、コピュラ動詞(ane)によって時制などを表すようになった。日本語では未発達だった有情物の代名詞(英語のI, You, Heなどに相当するもの)が発達しているが、印欧語やセム語のように三人称の男女の区別は無い。文法範疇としての敬語も消滅し、ポライトネスは統語的な表現(言い回し)によって表現される。名詞の文法情報を格変化と後置詞の2つによって表す点、形容詞が変化しない点などはアルタイ諸語の文法に類似している。
名詞(主格語尾により4つの変化形を持つ)および代名詞(人および無生物に分かれる)は七つの格(主格、対格、生格、与格、向格、奪格、具格)を持つ。
第1型 | 第2型 | 第3型 | 第4型 | |
---|---|---|---|---|
アーヴ | 真珠 | 紅玉 | 操舵士 | |
主格 | abh | lamh | duc | saidiac |
対格 | abe | lame | dul | saidél |
生格 | bar | lamr | dur | saidér |
与格 | bari | lami | duri | saidéri |
向格 | baré | lamé | dugh | saidégh |
奪格 | abhar | lamhar | dusar | saidiasar |
具格 | bale | lamhle | dule | saidéle |
語末のc, e, 子音の後ろのrは発音されない。よって、第3,4型の主格語尾-c、第2型の生格語尾-rは発音されず、具格語尾のleの発音はテンプレート:IPAである[1]。
また、『星界の紋章読本』(ISBN 415208359X)巻末のアーヴ語会話入門の文例では、発音の片仮名表記から、これらの語尾がアンシェヌマンすることが分かる。
それぞれの格は次のような意味を持つ。
意味 | 形態 | 語源 | |
---|---|---|---|
主格 | 主文の主語 | -h, -c | が |
対格 | 直接目的格 | -e, -l | を |
生格 | (1)所有格、(2)関係節の主語 | -r | の |
与格 | 間接目的格 | -i, -ri | に |
向格 | 位置 | -ré, -é, -gh | へ |
奪格 | (1)時間的出発点、(2)空間的出発点、(3)順序の起点 | -har, -sar | から |
具格 | (1)手段、(2)道具、(3)コピュラ文の補語、(4)位置 | -le | で |
それぞれの格が持つ意味は起源となった現代日本語の格が持つ意味と大体において一致するが、いくつか注意すべき点がある。
条件 | 例 | |
---|---|---|
第1型 | 語源がV1CV2(V1=V2)の構造をもつ名詞 | abh(アーヴ)、 ath(アーヴ文字)、 azz(敵) |
第2型 | 語幹が子音でおわる名詞の大部分(第1型以外) | éboth(微笑)、 ïomh(恋人)、 laimh(国民) |
第3型 | 語幹が母音もしくは半母音でおわる名詞の大部分(第4型以外) | greuc(星)、 goc(時空)、 nuïc(耳) |
第4型 | 動詞語幹が語尾-iacによって派生した名詞 | izomiac(挑戦者)、 rinusiac(記事)、 useriac(移民) |
第1型に属する単語のうち、現代日本語において語源が「ん」で終わる名詞(lorann<とうさん, sarann<かあさん, aronn<あそん 等)は例外的に主格語尾-nを持つが、このような名詞も主格以外においては第1型と同じ格語尾をとるようである。
代名詞の格変化[]日本語と異なり、アーヴ語は有情物を示す代名詞が発達している。代名詞のうち有情物を示すものは数と人称によって分かれ、無情物は数と近称 / 中称 / 遠称によって分かれる。代名詞は名詞と同じように七つの格に変化する。
有情物 / 単数 | 有情物 / 複数 | 無情物 / 単数 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
一人称 | 二人称 | 三人称 | 一人称 | 二人称 | 三人称 | 近称 | 中称 | 遠称 | |
(語源) | わ | な | か | わ・ら | な・ら | か・ら | こ | そ | あ |
主格 | fe | de | se | farh | darh | cnac | so | re | ai |
対格 | fal | dal | sal | fare | dare | cnal | sol | rol | al |
生格 | far | dar | sar | farer | darer | cnar | sor | ror | ar |
与格 | feri | deri | seri | fari | dari | cnari | sori | rori | ari |
向格 | feré | deré | seré | faré | daré | cnaré | soré | roré | aré |
奪格 | fasar | dasar | sasar | farhar | darhar | cnasar | sosar | rosar | asar |
具格 | fale | dale | sale | farle | darle | cnal | sole | role | ale |
日本語の助詞のうち、格変化語尾にならなかったものは後置詞として残った。
修飾語はいくつかの例外(例えば名詞第1型の生格[2])を除いて基本的に被修飾語の後ろに置かれる。つまり、被修飾語・修飾語1の正格・修飾語2の正格・・・となるが、修飾語の順は日本語とは逆である(つまり、日本語では「…修飾語2>修飾語1>被修飾語」の順となる)。
アーヴ語の動詞語尾には三つのムード(直接法、仮定法、命令法)、分詞、四つのアスペクト(不定相、完了相、進行相、未然相)に応じて以下のように分類される。
直説法 | 仮定法 | 命令法 | 分詞 | |
---|---|---|---|---|
不定相 | -e | -éme | -é(no) | -a |
完了相 | -le | -lar | ― | -la |
進行相 | -lér | -lérm | ― | -léra |
未然相 | -to | -dar | ― | -naur |
( )内は母音のあとの場合。
完了相は過去時制をかねる。
アーヴ語の仮定法はヨーロッパ語文法における仮定法と異なり、実現可能性に関して中立的であり、単純に条件を示す。
動詞接尾辞としては、使役の-as-、受動の-ar-、否定の-ad-が挙げられる。動詞接尾辞は動詞語幹と活用語尾の間に挿入され、その順序も-as-/-ar-/-ad-と決まっている。すなわち、sac-e(「書く」を表す動詞語幹+直説法現在の活用語尾)に対して、sac-as-ar-e(書かさせる), sac-ar-ad-e(書かれない), sac-as-ad-e(書かせない), sac-as-ar-ad-e(書かせられない)となる。訳語を見れば分かるように、この順序は現代日本語から引き継がれている。
接尾辞の中には動詞語幹について名詞化するもの、名詞語幹について意味を拡張するものなどが存在する。語幹末が子音であるか母音であるかによって異形態を持つものがあるが、以下においてはスラッシュの前が子音の後に現れる異形態であり、スラッシュの後は母音の後に現れる異形態である。
アーヴ語の語彙は現代標準日本語起源の単語が大部分であるが、日本語の古語に起源を持つ語も相当数見られる。
俗語に起源を持つものも稀にある。
非日本語の起源をもつ語も数例見られる。
以下は翻訳借用語の例である。
「経済」は日本人による造語であるため、「その発想自体は日本人によるものだ」ということで翻訳借用がゆるされたのであろうか。「星系」に関しては翻訳借用語であるとは断定しがたいがその可能性は高いと見られる。
話者はアーヴのほか、帝国に支配されるアーヴ以外の民族であるアーヴ帝国国民(レーフ,ファイル:TRON 9-984B.gifファイル:TRON 9-9840.gifファイル:TRON 9-9842.gifファイル:TRON 9-9850.gifファイル:TRON 9-984D.gif)を含む。国民は大抵の場合アーヴ語を母語としないため、それぞれの母語に由来する訛りをもつことが多い。このうち特に知られるのが、ノバ・ラテン語を母語とする旧セクティア連邦所属星系出身者の使うセクティア方言である。この方言は標準アーヴ語より母音が少ないため習得が比較的簡単であり、他の星系出身者もセクティア方言を話すことが多い。そのためセクティア方言を「国民語」とも呼ぶ。
複数の邦国からの移民によって成立した地上世界ではアーヴ語が共通語に指定されていることがある(スファグノーフ侯国もその一つ)が、文法が簡略化され多くの外来語を取り入れているため、そのようなアーヴ語変異体どうしでは意思の疎通が困難であることが多い。
例えば、星界の紋章の登場人物である「葬儀屋」はアーヴ語でファイル:TRON 9-984B.gifファイル:TRON 9-9847.gifファイル:TRON 9-984C.gifファイル:TRON 9-9847.gifファイル:TRON 9-9855.gifファイル:TRON 9-9846.gifとされている。正規アーヴ語では名詞は必ず-c,-h,-nの語尾をもつので、これは正規アーヴ語ではなくクラスビュール・アーヴ語であり、正規アーヴ語でファイル:TRON 9-984B.gifファイル:TRON 9-9847.gifファイル:TRON 9-984C.gifファイル:TRON 9-9847.gifファイル:TRON 9-9855.gifファイル:TRON 9-9842.gifファイル:TRON 9-9840.gifファイル:TRON 9-9848.gif(ファイル:TRON 9-984B.gifファイル:TRON 9-9847.gifファイル:TRON 9-984C.gifファイル:TRON 9-9847.gifファイル:TRON 9-9855.gif-弔う + -ファイル:TRON 9-9842.gifファイル:TRON 9-9840.gifファイル:TRON 9-9848.gif<名詞化>)というべき単語が訛化したものと推測される。アーヴ語の第4型変化名詞は語幹内で-ファイル:TRON 9-9842.gifファイル:TRON 9-9840.gif-/-ファイル:TRON 9-9846.gif-の交替を行うが、クラスビュール・アーヴ語では形態素が-ファイル:TRON 9-9846.gif-に統一されたために主格に-ファイル:TRON 9-9846.gif-が現れるのだろう。正規アーヴ語では表記上のみ現れる主格語尾もクラスビュール・アーヴ語では表記されていない(格変化そのものがない可能性もある)。
アーヴ語は(作品の出版された20世紀末から21世紀初頭の世界から見た)近未来、宇宙開発の開始した時代に、日本(と思しき国)の言語復古主義者により、その日本語から借用語(外来語)要素を排除し、上代日本語(奈良時代以前の大和言葉)から語彙を補充してつくられた人工言語トヨアシハラ語が直接の祖語である。彼らは新しい外来要素であるヨーロッパ諸語の影響はほぼ完全に排除することに成功したようだが、古い外来要素である漢語の影響は完全に排除することはできなかった。漢語概念の多くは、漢語を大和言葉に直訳する形で取り入れられている。
軌道都市トヨアシハラから、惑星探査のために送り込まれた原アーヴたちが用いていたトヨアシハラ語は、彼らが文字を与えられず、小人数で閉塞的な生活を営んでいたこともあり、彼らがトヨアシハラを破壊した後、急激な短縮化現象によって大きく変容した。
その段階は、
であった。
従って語彙は現代日本語における大和言葉と上代日本語の語彙を基礎として形成されているが、音韻的には現代日本語から大きく変化しており、日本語の大きな特徴である開音節構造(/N/を除くほとんどの音節が母音で終わる)も変容している。この点で文法的には屈折語の性格が強くなり、ほぼ純粋な膠着語とされる日本語とはかなり異なる。
しかし最近は膠着語-屈折語-孤立語循環説なども提唱されており(現代英語が屈折語からほとんど孤立語に近づきつつあるのもこの一例と理解される)、日本語からアーヴ語への文法構造の変化は決して荒唐無稽であるとはいえない。
詳細は星界の裏設定を参照。
作者による体系的な辞書が作成されておらず、作者による解説は『星界の紋章 読本』の巻末にある会話と文法の解説のみであることから、ファンたちが前記資料やアニメなどから独自に辞書を作成している(外部リンク参照)のが現状である。
テンプレート:脚注ヘルプ
テンプレート:Commons
de:Baronhen:Baronheo:Baronhfr:Baronhko:바론nl:Baronhru:Бароннzh:亞維語 (虛構語言)
シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。
左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...
ニュース ...
魔装機神サイバスタージャンルロボットアニメアニメ原作松伝馬監督うえだひでひとシリーズ構成酒井あきよしキャラクターデザイン伊藤岳史メカニックデザイン伊藤浩二、森木靖泰音楽信田かずお、須藤賢一アニメーショ...
『魔装機神サイバスター』(まそうきしんさいばすたー)は、バンプレストオリジナルのスーパーロボット作品である。『第2次スーパーロボット大戦』に登場して以来、数多くの作品に登場している。作品一覧[]魔装機...
魔装機神 THE LORD OF ELEMENTALの登場兵器では、『スーパーロボット大戦』シリーズに登場するバンプレストオリジナルの架空のロボットアニメ『魔装機神 THE LORD OF ELEME...
魔装機神 THE LORD OF ELEMENTALの登場人物では、『スーパーロボット大戦』シリーズに登場するバンプレストオリジナルの架空のロボットアニメ『魔装機神 THE LORD OF ELEME...
『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』(まそうきしん ザ・ロード・オブ・エレメンタル)とは、ゲームソフト『スーパーロボット大戦シリーズ』に登場するバンプレストオリジナルの架空のロボッ...
テンプレート:コンピュータゲーム『魔神英雄伝ワタル外伝』(ましんえいゆうでんワタルがいでん)は、1990年3月23日にハドソンより発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフト。TVアニメ『魔神英雄伝...
テンプレート:漫画『魔法の少尉ブラスターマリ』(まほうのしょういブラスターマリ)は池田恵の漫画作品。サイバーコミックスにて8号から17号にかけて連載。9・13号は休載で全8話。コミックスは1990年に...
銀魂 > 銀魂の登場人物一覧 > 鬼兵隊鬼兵隊(きへいたい)は、空知英秋作の少年漫画『銀魂』に登場する架空の武装集団。目次1 概要2 隊士2.1 高杉晋助2.1.1 金魂2.1.2 3年Z組銀八先生2...
高機動型ザクII(こうきどうがたザクツー、High Mobility Type ZAKU II あるいは High Maneuver Model ZAKU II)は、アニメ作品のガンダムシリーズのうち...
高松 信司(たかまつ しんじ、1961年12月3日 - )は、日本の男性アニメーション演出家、アニメーション監督。目次1 概要・人物2 経歴3 作品4 脚注5 参考資料6 関連項目概要・人物[]演出家...
テンプレート:Infobox Single風船ガム (ふうせんガム)は、キャプテンストライダムの6thシングル。2006年6月7日発売。解説[]メジャー5th、通算6枚目のシングル。2度目のアニメタイ...
テンプレート:Infobox Single「風のごとく」(かぜ-)は、2010年8月4日に発売された井上ジョーの5枚目のシングル。解説[]前作『GO★』から1年1ヶ月ぶりのリリースとなる。初回仕様限定...
テンプレート:Infobox Single「雪のツバサ」(ゆきのツバサ)は、音楽バンドredballoonのデビューシングル。目次1 解説2 収録曲3 収録アルバム4 関連項目解説[]初回仕様には、『...
陽電子リフレクター(ようでんしリフレクター、Positron Deflector)は、アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する架空の防御兵器。本項目ではビームシールドの概要も記述す...
機動戦士ガンダム 第08MS小隊 > 陸戦型ジム陸戦型ジム(りくせんがたジム)は、OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』、『機動戦士ガンダム MS IGLOO 2 重力戦線』に登場する架空の兵器。...
陸戦型ザクII(りくせんがたザクツー)は、ガンダムシリーズのうち、宇宙世紀を舞台とするアニメなどに登場する架空の兵器。ジオン公国軍の陸戦用量産型モビルスーツ (MS)。地上用とも呼ばれるほか、型式番号...
陸戦型ガンダム(りくせんがたガンダム)は、OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場する架空の兵器。地球連邦軍の人型機動兵器「モビルスーツ (MS)」の機種の1つ。本項目では、セガサターン用ゲー...
テンプレート:Infobox Single「阿修羅姫」(あしゅらひめ)は、ALI PROJECTの14作目のシングル。2005年6月8日にMellowHeadから発売された。概要[]表題曲「阿修羅姫」...