UbuntuでFFmpegを使ってデスクトップを録画する方法

FFmpegは、マルチメディアデータを扱うためのライブラリやプログラムを作成するフリーソフトウェアプロジェクトです。このチュートリアルでは、Ubuntu Linux上でデスクトップを録画するためのFFmpegのインストールと使用方法について説明します。各個人の結果はシステム構成によって異なる場合があります。

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システムにFFmpegがインストールされているか確認してください。ffmpeg -versionと入力してエラーメッセージが出なければ、インストールされています。そうでない場合は、ターミナルを開き、以下のコマンドを使用してFFmpegをインストールできます：

• タイプ/コピー/ペースト: sudo apt-get update
  • このコマンドはシステム上のパッケージリポジトリを更新します。
• タイプ/コピー/貼り付け: sudo apt-get install ffmpeg
  • このコマンドはシステムにFFmpegをインストールします。sudoersファイルに入っていないというエラーメッセージが表示される場合は、su rootと入力し、rootのパスワードを入力してから、このコマンドを実行してください。rootのパスワードも持っていない場合は、システムの管理者に頼んでインストールしてもらう必要があります。

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Videos "ディレクトリに移動します。これは必須ではありませんが、このディレクトリにビデオを保存しておくと、簡単に見つけることができます。

• タイプ/コピー/ペースト： cd /home/your_user_name/Videos

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マイクがオンになっていて、音量が上がっていることを確認してください。以下のコマンドを実行すると、デスクトップのフル映像とサウンドが録画されます。

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画面サイズを確認してください。画面全体を録画するには、このサイズが必要です。画面サイズを調べるには、次のように入力します： xdpyinfo | grep 'dimensions:'

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音声なしで画面を録画するには、次のコマンドを使います： ffmpeg -video_size 1920x1080 -framerate 30 -f x11grab -i :0.0+0,0 -c:v libx264rgb -crf 0 -preset ultrafast sample.mkv

• -video_sizeは録画領域のサイズを指定する。画面サイズが異なる場合は、1920x1080の代わりにそれを使う。画面の一部分だけを録画したい場合は、ここで領域サイズを指定する。
• -framerateはフレームレート、つまり1秒間に何フレームのビデオを録画するかを指定します。他のフレームレートが必要な場合は、30以外の数値を使用してください。最も低いフレームレートは20です。
• -f x11grabはFFmpegに画面を録画するように指示するものです。これは変更しないほうがいい。
• -i :0.0+0,0は、録画したい領域の左上隅のxとyのオフセットを指定します。たとえば、:0.0+100,200とすると、xオフセットが100、yオフセットが200になる。
• -c:v libx264rgb -crf 0 -preset ultrafast はエンコーディングオプションである。これらは高速でロスレスな録画を指定する。

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ffmpeg -video_size 1920x1080 -framerate 30 -f x11grab -i :0.0+0,0 -f pulse -ac 2 -i 0 -c:v libx264rgb -crf 0 -preset ultrafast sample.mkv。

• ほとんどのオプションは画面だけを録画する場合と同じだが、追加オプションもいくつか指定する。FFmpegがどのようにオプションを解釈するかは、オプションの順番に影響されるからだ。
• -f pulseは、サウンドサーバーであるPulseAudioから入力を取得するようにFFmpegに指示します。
• -ac 2はオーディオチャンネル数を指定します。以下のようなエラーが表示されたら「cannot set channel count to 2 (Invalid argument) "のようなエラーが出る場合は、1にしてください。
• -i 0 は、どのデバイスから入力を取得するかを指定します。pacmd list-sourcesコマンドで全デバイスのリストを見ることができる。iの後ろの数字は、そこに記載されているインデックスである。コマンドの他の出力は、そのオーディオデバイスが何のためにあるのかの説明を与えてくれます。Monitor of Built-in Audio Analog "のような名前のデバイスは、システムオーディオを録音する可能性が高く、"microphone "のような名前のデバイスは、マイクである可能性が高い。

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filter_complex amergeを使って、両方のオーディオ入力を1つに統合します。これにより、マイクとシステム音を同時に録音することができます。たとえば、コマンドは次のようになります： ffmpeg -video_size 1920x1080 -framerate 30 -f x11grab -i :0.0+0,0 -f pulse -filter_complex amerge -ac 2 -i 0 -f pulse -ac 2 -i 1 -c:v libx264rgb -crf 0 -preset ultrafast sample.mkv

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Ctrl+Cを押して録画を停止する。次のようなメッセージが表示されて終了するはずです：「正常に終了し、信号2を受信しました。

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必要であれば、ファイルを再エンコードする。ストレージ容量が気になる場合は、次のコマンドを実行すると、画質を落とさずに、より小さなファイルを得ることができます：ffmpeg -i sample.mkv -c:v libx264rgb -c:a copy -crf 0 -preset veryslow sample-smaller.mkv。もちろん、他の変換も可能だ。

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録画を見る。これで、実際に意図したとおりに録画されたことを確認できます。VLC、Totem、MPVなどのメディアプレーヤーを使うことができます。これらのいずれかでファイルを開くには、vlc samle.mkv、totem sample.mkv、mpv sample.mkvと入力するだけです。

• メディアプレーヤーがインストールされている必要があります。メディアプレーヤーを全く持っていない場合は、APTを通じて入手できます。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Record Your Desktop Using FFmpeg on Ubuntu Linux」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。