Blenderでモデリングする方法

Blender 3Dは、アニメーションビデオ、コンピュータアート、ビデオゲーム、アプリケーション用の3Dモデルやエフェクトを作成するために使用される、フリーでオープンソースのコンピュータグラフィックスプログラムです。 Blender 3Dのインターフェースは最初は複雑に見えるかもしれませんが、すぐに慣れるでしょう。すぐにどんなオブジェクトでも簡単に作れるようになるでしょう。 このWikiHowでは、Blender 3Dのモデリングツールの基本的な使い方を説明します。

パート1

Blenderでナビゲートする

1. Blenderを開きます。 Blenderには、オレンジ、白、青のターゲットサークルに似たアイコンがあり、左上には3本のオレンジの線があります。 デスクトップ、Windowsのスタートメニュー、Dock、またはアプリケーションフォルダにあるBlender 3DのアイコンをクリックしてBlenderを開きます。 Blender 3Dを開くと、タイトル画面といくつかの設定が表示されます。 タイトル画面をクリックして閉じます。

   • Blender 3Dを持っていない場合は、.NETからダウンロードしてインストールできます。 ダウンロードは無料で、Windows、Mac、Linuxで利用できます。
   • Blender 3Dを使うときは、数字パッド付きのフルキーボードとマウスホイール付きのマウスを使うことをお勧めします。 テンキーがあると、Blenderの3D環境を操作するのがとても簡単になります。
2. マウスホイールを回すとズームイン、ズームアウトできます。 Blenderはメッシュキューブ、ライト、カメラを含む基本的なシーンで開きます。 シーンをズームイン、ズームアウトするには、マウスホイールを回すだけです。

   • あるいは、WindowsではCtrlと-または=、MacではControlと-または=を押すことで、ズームインとズームアウトができます。
3. マウスホイールをクリックしたままドラッグすると回転します。 シーン内のオブジェクトの周りを回転するには、マウスホイール（M3）をクリックしたままマウスをドラッグし、シーンの周りを回転させます。

   • または、数字パッドの矢印キー（2、4、6、8）を押して、オブジェクトの周りを回転することもできます。
   • マウスホイールがない場合は、上部のメニューバーでEditをクリックします。 次に環境設定をクリックします。 左側のパネルで「入力」をクリックします。 そして "Emulate 3 Button Mouse" の隣にあるチェックボックスをクリックします。 これにより、Alt（Windows）またはOption（Mac）を押しながら左クリックすることで、マウスの第3ボタン（M3）をクリックできるようになります。
4. 数字パッドで "5 "を押すと、透視図と正視図を切り替えることができます。 Blender 3Dで使用できるビューには、透視図と正視図の2種類があります。

   • 遠近法： 遠近法ビューは、実際の生活でオブジェクトがどのように見えるかを表しています。 物体は遠くに行くほど小さく見えます。
   • 正射投影： 正視視点では遠近感はありません。 物体はどんなに離れていても同じ大きさに見える。 オブジェクトの正確な寸法を見ることができるので、モデリング時に便利です。
5. ナンバーパッドで "1 "を押すと、シーンを正面から見ることができます。 数字パッドで1を押すと、ビューポートがシーンの正面から見た正視図にジャンプします。

   • CtrlまたはCommandを押しながら数字パッドで1を押すと、シーンを背面から見ることができます。
   • または、左上のViewをクリックし、"Viewpoint "をクリックすることで、さまざまな視点オプションにアクセスできます。 ジャンプしたい視点をクリックします。
6. 数字パッドで "3 "を押すと、シーンを右から見ることができます。 数字パッドで3を押すと、ビューポートがシーンを右から正射投影で見るビューにジャンプします。

   • CtrlまたはCommandを押しながら、数字パッドで3を押すと、シーンを左から見ることができます。
7. 数字パッドで "7 "を押すと、シーンを上から見ることができます。 数字パッドで 7 を押すと、ビューポートは正射投影ビューでシーンのトップビューにジャンプします。

   • CtrlまたはCommandを押しながら、数字パッドで7を押すと、シーンを下から見ることができます。
8. カメラ側からシーンを見るには、数字パッドで "0 "を押してください。 Blender 3Dでシーンをレンダリングすると、カメラからのビューが最終出力になります。 カメラの視点からシーンを見るには、数字パッドで "0 "を押してください。 画面中央の光の部分が、シーンをレンダリングするときにレンダリングされるものです。

パート2

オブジェクトの操作と追加

1. オブジェクトをクリックして選択します。 選択されたオブジェクトはオレンジ色でハイライトされます。 新しいBlenderプロジェクトを開始すると、シーンに立方体の例があります。 立方体をクリックして選択してみてください。[Image:Model on Blender Step 9.jpg|center]]
2. オブジェクトを移動するには移動ツールを使います。 オブジェクトを移動するには、左のツールバーにある交差する矢印のようなアイコンをクリックします。 そしてオブジェクトの上にある色のついた矢印の1つをクリックし、ドラッグして特定の軸に沿って移動させます。

   • あるいは、オブジェクトを選択し、キーボードのGを押してオブジェクトを "つかむ "こともできます。 それからマウスをドラッグして動かします。 もう一度クリックするとオブジェクトが配置されます。
3. オブジェクトを回転させるには、回転ツールを使います。 オブジェクトを回転させるには、オブジェクトをクリックして選択します。 次に左のツールバーにある回転ツールをクリックします。 回転ツールには、菱形を囲む2つの弓形の矢印に似たアイコンがあります。 オブジェクトを回転させるには、オブジェクトの周りにある色のついた帯の一つをクリックしてドラッグします。

   • あるいは、オブジェクトをクリックし、キーボードのRを押すこともできます。 次にマウスをドラッグしてオブジェクトを回転させます。 もう一度クリックするとオブジェクトが配置されます。
4. オブジェクトのサイズを変更するには、スケールツールを使います。 オブジェクトのサイズを変更するには、オブジェクトをクリックして選択します。 次に左のツールバーにあるスケールツールをクリックします。 大きな正方形の中に小さな正方形があるようなアイコンです。 オブジェクトをクリックして選択し、色の付いた矢印の1つをクリックしてオブジェクトの上にドラッグすると、特定の軸に沿ってオブジェクトを引き伸ばすことができます。 オブジェクトの周りの円をクリックしてドラッグすると、オブジェクトを一様に拡大縮小できます。

   • あるいは、オブジェクトをクリックして S キーを押し、マウスをドラッグしてオブジェクトを一様に拡大縮小することもできます。
5. オブジェクトをクリックし、Delete を押すと削除されます。 オブジェクトを削除したい場合は、オブジェクトをクリックして選択し、Delete キーを押します。 スタートアップシーンのキューブの例がまだ残っている場合は、シーン内のキューブを削除してみてください。
6. オブジェクトを追加します。 シーンに新しいメッシュシェイプ、ライト、カメラなどを追加することができます。 以下の手順で、シーンに新しいメッシュシェイプを追加します。

   • ビューポートの左上隅にある Add をクリックします。
   • Meshメニューをクリックします。
   • 追加したいシェイプをクリックします。

パート3

オブジェクトの編集

1. メッシュオブジェクトをクリックして選択します。 これはBlender 3Dで始める立方体でも、Meshメニューで追加したオブジェクトをクリックしても構いません。
2. Edit Mode "に切り替えます。 編集モードに切り替えるには、ビューポートの左上にある "Object Mode "というドロップダウンメニューをクリックします。 次にEdit Modeをクリックします。 Edit Modeでは、オブジェクトの形状や詳細を編集するための新しいツールを使うことができます。

   • Edit Modeの間は、他のオブジェクトを選択することはできません。
3. メッシュの一部を選択するには、選択モードを切り替えます。 Blender 3Dや他の3Dモデリングプログラムでは、メッシュ形状は頂点、辺、面の3つの要素でできています。 面はオブジェクトの表面を構成する小さな形（通常は三角形か四角形）です。 エッジは面と面の間にある線で、頂点はエッジが接する角です。 3つの選択モードのいずれかを使用し、クリックして個々の面、エッジ、または頂点を選択することができます。 選択モードを変更するには、ビューポートの右上隅にある3つの選択モードアイコンのいずれかをクリックします：

   • 頂点選択： Vertice Select: 角がハイライトされた立方体のようなアイコンを持つ。
   • エッジ選択： Edge Select: 右コーナーエッジがハイライトされた立方体のようなアイコンが表示されます。
   • 面選択： Face Selectには、正面全体がハイライトされた立方体を模したアイコンがあります。
4. 頂点、辺、面を操作します。 選択モードの一つを使い、いくつかの頂点、辺、面を選択します。 次に、移動、回転、またはスケールツールを使ってそれらを操作します。 複数の頂点、辺、面を選択するには、Shiftを押したままにします。 メッシュの頂点、面、エッジを動かして好きな形にします。

   • オブジェクトのすべての面、頂点、エッジを選択するには、キーボードのAを押します。
   • キーボードのBを押すと、ボックス選択モードが有効になります。 これにより、ボックスをクリックしてドラッグすることで、複数の頂点、辺、面を選択することができます。
   • キーボードの C を押すと、円選択モードがアクティブになります。 これによりマウスカーソルが円に変わり、クリック＆ドラッグで複数の頂点、辺、面を選択できます。
   • X線モード： 右上の正方形の前にある正方形のアイコンをクリックすると、X-Rayモードのオンとオフが切り替わります。 X-Rayモードがオンの場合、オブジェクトを透かして見ることができ、どの面からでも頂点、エッジ、面を選択することができます。 X-Ray Modeがオフの時は、オブジェクトのビューポートに面している側しか見えなくなり、ビューポートに見えている頂点、辺、面しか選択できなくなります。
5. より多くのエッジをカットするにはナイフツールを使います。 オブジェクトにさらにディテールを加えるには、オブジェクトにより多くのエッジや面をカットする必要があります。 これを行う一つの方法は、ナイフツールを使うことです。 左のツールバーのナイフツールアイコンをクリックします。 緑色の線が斜めに通っている立方体のようなアイコンがあります。 次にメッシュの辺または頂点をクリックし、別の辺または頂点まで線をドラッグします。 Enterキーを押してカットする。

   • カットの形が気に入らない場合は、右クリックしてカットを元に戻し、もう一度やり直してください。
6. 面を細分化する。 メッシュにディテールを追加する簡単な方法は、面を細分化することです。 個々のオブジェクトを細分化することも、オブジェクト全体を細分化することもできます。 以下のステップで細分化してディテールを追加します：

   • 細分化したい面を選択するか、Aを押してオブジェクト全体を選択する。
   • ビューポートの左上でEdgeをクリックします。
   • 細分化]をクリックします。
7. 面を押し出します。 面を押し出すと、その面は外側に（お好みで内側に）広がります。 これにより、辺、面、頂点が追加され、形状がより複雑になります。 面を押し出すには、右側のツールバーにある押し出しツールを使います。 このツールには、緑色の上部が突き出た立方体に似たアイコンがあります。 以下の手順で面を押し出します：

   • 押し出したい面を選択します。
   • 押し出しツールをクリックします。
   • 黄色い矢印をクリックし、面の上にドラッグして、面を上下させます。
   • 矢印の上にプラス (+) 記号をクリックするか、Enter キーを押して押し出しを確定します。
8. オブジェクトの面を滑らかにする。 Blenderでモデリングするとき、最初はモデルはとても平らでギザギザになります。 これは建物や家具のようなオブジェクトを作る場合は問題ありません。 しかし、オブジェクトをもう少し滑らかに、より有機的に見せたいこともあります。 オブジェクトや個々の面をスムージングするには、次のステップを使います：

   • スムージングしたい面を選択するか、Aボタンを押してオブジェクト全体を選択します。
   • ビューポートの右上にあるMeshをクリックします。
   • シェーディングサブメニューをクリックします。
   • Smooth Facesをクリック。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている " How to Model on Blender " を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAで利用可能です。