弟切密

ページ名:オトギリミツ

【職員名】弟切密(オトギリミツ)

【階級】陰陽師(研究部所属)

【性別】女

【能力】結び、実体化、呪詛に対する強い誘引、耐性、解析能力

【出身】毒花・弟切家

 

【経歴】

現在は25歳。

毒花の一つ・弟切家の出身とされているが、細かいことは不明である。ただ、彼女は13歳から20歳まで千宮で千宮細好の世話係兼守護者、そして呪詛の身代わりと解析の役目を負って暮らしていた。それに至るまで、出生時から呪詛に対する誘引体質、耐性、高精度な解析能力を宿すよう、樒元治の介入があったとされている。

20歳で千宮の役目を解任され、その後一年間豊宮本家に居候していた。そして21歳で豊宮一姫の手引きによって管理課に入り、研究部に所属する。

 

【評価】

結びと実体化の能力は強力であるが、彼女の才覚として特筆すべきはその呪詛に対する特化性である。

彼女は己の傍に居る人間にかけられた呪詛を自らに誘引し、引き受ける。また体液摂取によって既に呪詛に蝕まれた相手の呪詛を引き受けることも可能である。その呪詛は彼女の命を蝕むことは少なく、彼女はほとんどの呪詛に強い耐性を示す。また、引き受けた呪詛の咀嚼によってその呪詛の高度な解析を行い、根源や術者の割り出しを行う。

本人もまた呪詛をかけることができるが、管理課として基本的には医療部と連携しての呪詛被害者の治療、調査部や討伐部と連携しての呪詛の根源への対処に協力し、大いに貢献している。また研究部として、呪詛についての研究を行っている。

陰陽師としての能力は高く、大いに貢献している。しかしやや愉快犯的で、一般常識から外れた悪ふざけを行うこともしばしばある。本人の性格は非常に軽く、茶目っ気があり、笑いの沸点が低い。しかし表情筋が著しく固く、ほぼ真顔から動くことがないので、不気味がられることもしばしばである。

一方、その「目的のために産まれた」経歴から、やや生存に対する意欲が希薄である。現在は管理課として働くことを生きる意味においているようだが、その結果ワーカーホリック気味になっており、対人交流や趣味などを通して生きることへの意義を見出すことを期待する。

 

【余談】

その経歴から、豊宮家関係と今も交流があり、豊宮ヴィヴィアンが時折研究部に訪ねてきている。

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