大津月姫

ページ名:オオツツクヒメ

【職員名】大津月姫(オオツツクヒメ)

【階級】修業生

【性別】女

【能力】分断・実体化・角杙神と活杙神の加護(身体能力代謝の上昇)・魅了

【出身】名門・大津家

 

【経歴】

陰陽師の名門である大津家の三子長女として生まれ、現在は16歳。黒稲荷高校に通っている。宮家である母親譲りの強力な分断の能力、それらをある程度現実に顕現する実体化を生まれついて持っていたことから、早くから修業生として活動している。

大津家の中で唯一の女子であり、幼少期に安倍本家の長男と婚約しており、現在もその状態にある。なお婚約を決めたのは先代である父親である。

加護については、幼少期に巻き込まれた異界の事件の際に受けたものであり、現在の彼女を屈強な戦乙女としているものでもあり、また悩ましている足枷ともなっている。

 

【評価】

分断・実体化などの基礎的な能力は、宮家としての血が濃いためか、安定して強く出力される。修業によって強くなっているのは実体化の方で、当初は分断の方の力を使いこなせていなかった。現在は分断も安定して使用できており、戦闘での活躍は目覚ましい。また加護によって身体能力と代謝が人間のそれを超えている。ただし、身体能力と元々持っている人間としての体は不釣りあいであり、使える身体能力を上限まで使った場合、身体が破壊される場合がある。異常な代謝によってすぐに再生は出来るが、負担は大きい。また両神が加護を勝手に打ち切る場合があり、その度に体が動かせなくなったりと、神の気まぐれによる体調変化が酷く枷となっている。

また、性格は元々は大人しく主張の少ない少女であったが、父の死後、明るく口数も多くなっている。ただし、自分自身の主張を出しているかと言えばそうではなく、元々の性格にあった明るい印象、というわけでもない。かなり無理をしているようには見える。また、時々キツイ言葉を出すときがあり、何処か棘がある状態である。

更に、これらの宮家に寄った能力や、加護や精神の不安定さ、更には母親由来の強力な魅了が作用し、彼女の人間関係はあまり良いと言えたものではない。魅了は相手の自分に対する性的欲求を上昇させるもので、専用の呪具による制御によってコントロールはしているが、呪具を破壊または喪失した場合、男性による事件を引き起こすことがある。また陰陽師の実質的なトップと言っても差し支えない安倍本家の長男と婚約していることからも、同世代からの評判は悪いものが多い。

 

【余談】

彼女や彼女の弟である睦月のこともあるが、彼女らがしている婚約というものは、故人である父親によって結ばれたもので、父親亡き現在はほぼ効力を持っていないものではある。しかし、本人が未だ解約を要求していないことから、現在も婚約中の状態にある。

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