【職員名】大津忠二郎(オオツチュウジロウ)
【階級】研究部所属陰陽師
【性別】男
【能力】実体化
【出身】陰陽師の名門・大津家
【経歴】
陰陽師の名門である大津家の出身。特に本家格の一家に次男として生まれ、強力な実体化を持つため、幼少期から期待されていた。長男である大津唯一郎(現ホオリ)と同じように、修業生として学生時代から管理課に大きく貢献している。
本人の発生の良さや勤勉さなどの性格的な部分に適性が見いだされ、修業生から現在に至るまで研究部に所属している。高校には通ったが、兄と同じく大学には進学していない。しかし、本人の希望により、社会人枠での大学への通学も一応は予定されており、現在、中枢会議による調整が行われている。
現在の年齢は25歳。
【評価】
実体化の能力は強力で、物語の生物や式神、怪異などを現実世界に引き出すだけではなく、辞書にある言葉などの抽象的な概念も現実に顕現させることが出来る。能力面から見れば討伐部としての適性が強いものの、それら現実化したモノを操る能力ではないため、必要以上の暴走などを回避するためにも、性格や器用さから今後も研究部にて開発や分析を行うことが奨励されている。
陰陽師としては能力・器用さ・技量の面で評価が高いが、大津家らしくコミュニケーション能力について欠陥がある。特に生真面目さと周囲への配慮には目を見張るものがあるが、それらを表現する語彙力と対話能力がゼロに等しい。所謂、口下手と呼ばれるもので、兄同様、同僚や部下に本心が伝わらずいざこざに発展することがある。現在は、それらを回避するためにより一層寡黙になるという悪循環が生まれている。
【余談】
既婚者で、幼少期から婚約していた女性陰陽師と結婚している。しかし実際には結婚前には婚約を締結していた大津家の前当主(実父)が亡くなっていたため、婚約はほぼ白紙の状態であった。愛のある結婚だったのか、同僚達からは疑問視されているが、その真相は本人のみが知るところである。
寡黙な部分により敵を作ることは多いが、甘いもの好きでその繋がりから友人が出来ることもある様子である。
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