東家十造

ページ名:アズマヤジュウゾウ

【職員名】東家十造(アズマヤジュウゾウ)
【階級】陰陽師(及び被検体)

【性別】男

【能力】修復・実体化(自分の体にのみ実用可能)
【出身】帝国軍の資料より、戦前の華族と推測
【経歴】

元は一般的な成人男性であり、能力も持たない一般人であった。しかし、能力を受け入れる素質のみが見つかり、戦時中、国家の軍が進めていた兵器開発及び改造の被害者となる。本人は自ら志願したと言っているが、数々の検診で洗脳の跡が見つかっており、本人の記憶の何処までが本当なのかはわからない。

実験は管理課が無関係の状態で行われ、宮家の手もあったようである。しかし管理課所有の神喰の研究資料や能力者についての資料を基に行われ、その儀式や刻印は、一種の呪いとして作用するようである。結果、東家十造は能力として修復と実体化を得たが、それは自分の体のみに永久的に作用する呪いとして、現在も彼の生命を握っている。

不死身の兵士として完成した後、戦場に出ることなく終戦を迎え、国際的能力者管理団体に発見された。その時にはその団体が東家十造を手に入れようとしたが、魔女として世界的に名を持つ豊宮一姫や、当時の陰陽長の努力により、管理課にて保護・管理されることが決定した。

術者としての教育を受けた後、部署には所属せず、処刑部隊「葬列」のメンバーとして活動を行っている。

【評価】

性格は真っすぐで素直である。戦時中、数々の洗脳を受けたことから、ふとした瞬間に発作的に発狂するが、それ以外は特に問題の無い青年である。業務においても優等生的で、真面目。歯を見せて笑い、管理課内の若者とも良く話す様子である。しかし、洗脳痕などの対策として、定期的なカウンセリングを義務とする。

その能力が不死性しかない部分を見れば、能力者としてはあまり評価は高くない。しかし、自らの死を恐れず、特攻を仕掛ける部分、仲間を庇う部分については、ある一定の評価を可能とする。

洗脳の影響か、倫理観の欠如が見られるため、定期的にカウンセリング以外に、再教育を必要とする。その点においては、四人の博士それぞれに一任することとする。

なお、洗脳された回数が常人のそれを軽く超えるため、何を理由としても、再洗脳だけは絶対禁止事項とする。

身体については、不死身の兵士として完成した後、成長及び老化が見られていない。しかし、その原因はよくわからないため、注意深く観察を行う。

【余談】

本人の趣味嗜好として、ウサギを好んでいるが、これは愛玩動物としてではなく、食料として好んでいるため、間違ってもペットのウサギを彼に渡さないこと。何も知らないウサギ飼いの新人が、笑顔で撫でていると思ってその場を立つと、次には鍋になって出てきた、という事件が多発している。

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