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Aviutl GH GetAudio
- anm
種類
使用種別
アニメーション効果
動作種別
２Ｄ絵画
外部情報
作者
金の髭
公開日
2011/08/14
GH_GetAudioとは、anm拡張子のAviutlスクリプトの１つである。簡単な音連動を実装してみたサンプルとreadmeに書かれている。
目次
共通(anmファイルより)[]
●音声ファイルの指定について[]
- 拡張編集全体の音声を対象にしたいなら"audiobuffer"を指定。
- 特定のファイルを指定したいならそのファイルをフルパスで指定。
- あまり長いパスになると駄目かも。
- また、パスの区切りは\\にする必要がある。
- 例・・・D:\\Test\\test.wav
- うっかりこれを忘れるとエラーが出てAviUtlが落ちることもあるので注意。
●上限カット[]
- 0：「音量(上)」以上の値もそのまま扱う
- 0以外：「音量(上)」以上の音量は「音量(上)」の値とする
●下限カット[]
- 0：「音量(下)」以下の値もそのまま扱う
- 0以外：「音量(下)」以下の音量は「音量(下)」の値とする
スペクトラム連動（基本）[]
| トラック | 最小値 | 最大値 | 初期値 | 刻み単位 |
|---|---|---|---|---|
| 音量(上) | 0 | 8000 | 2000 | |
| 音量(下) | 0 | 8000 | 500 | |
| 値(上) | -10000 | 10000 | 180 | |
| 値(下) | -10000 | 10000 | 0 | |
| Dialog | ||||
| 音声ファイル | "audiobuffer" | |||
| データ数 | 32 | |||
| バッファ番号 | 15 | |||
| 割当先(0-9) | 6 | |||
| 上限カット | 1 | |||
| 下限カット | 1 | |||
getaudio()で周波数ごとの音量データをバッファ配列に取得し、指定したバッファの音量値に連動してオブジェクトが回転したり拡大・縮小したりするようにするアニメーション効果。
このスクリプトでは、
- 音量値がvolUpperのとき、連動データ値はvalueUpper
- 音量値がvolLowerのとき、連動データ値はvalueLower
- upperCutやlowerCutに応じて上限値や下限値での音量の足切りを行なう。
という条件を満たすように、割当先のデータを線形的に連動させる。
●割当先(targetVal)[]
- 割当先(targetVal)の対応は以下のとおり。
※値の単位や指定範囲に注意。また、すべて基本設定からの相対値での指定となる。- 0： 割当なし
- 1： X座標
- 2： Y座標
- 3： Z座標
- 4： X回転
- 5： Y回転
- 6： Z回転
- 7： 拡大率
※パーセントで指定。100で等倍。 - 8： 不透明度
※範囲は0～100。100で不透明、0で透明。 - 9： 縦横比
※範囲は-100～100。プラスが横縮小、マイナスが縦縮小。
スペクトラム連動(フィルタ効果)[]
| トラック | 最小値 | 最大値 | 初期値 | 刻み単位 |
|---|---|---|---|---|
| 音量(上) | 0 | 8000 | 2000 | |
| 音量(下) | 0 | 8000 | 500 | |
| 値(上) | -10000 | 10000 | 50 | |
| 値(下) | -10000 | 10000 | 0 | |
| Dialog | ||||
| 音声ファイル | "audiobuffer" | |||
| データ数 | 32 | |||
| バッファ番号 | 15 | |||
| フィルタ名 | "モザイク" | |||
| パラメータ | "サイズ" | |||
| 上限カット | 1 | |||
| 下限カット | 1 | |||
getaudio()で周波数ごとの音量データをバッファ配列に取得し、指定したパラメータの値を、指定したバッファの音量値に連動させて指定したフィルタ効果をかけるアニメーション効果。基本部分は上の「スペクトラム連動（基本）」と同じなので説明はそちらを参照。
ただ、これだと指定したパラメータ以外はデフォルト値に固定されるのでその他のパラメータも明示的に指定したいなら、下にある「音連動方向ブラー」のように、個別にパラメータを増やして対応する必要がある。
音連動方向ブラー[]
| トラック | 最小値 | 最大値 | 初期値 | 刻み単位 |
|---|---|---|---|---|
| 音量(上) | 0 | 8000 | 2000 | |
| 音量(下) | 0 | 8000 | 500 | |
| 範囲(上) | 0 | 500 | 30 | |
| 角度 | -360 | 360 | 90 | |
| Dialog | ||||
| 音声ファイル | "audiobuffer" | |||
| データ数 | 32 | |||
| バッファ番号 | 15 | |||
| 範囲(下) | 0 | |||
| サイズ固定 | 0 | |||
| 上限カット | 1 | |||
| 下限カット | 1 | |||
改造サンプル。
「範囲」の強さを指定帯域の音量に連動させた方向ブラーをかけるスクリプト。 「範囲」以外のパラメータ（角度とサイズ固定）も指定できるようにしてある。
上の「スペクトラム連動（フィルタ効果）」を
- パラメータ群を方向ブラー専用に調整。
- 最後の「連動値の適用」のobj.effect()呼び出しで全てのパラメータを指定。
というふうに方向ブラーに特化させて改造したもの。
「音量の取得と連動値の計算」の部分は全く変わっていない。
ちょっとわかりにくいかもしれないが、操作しやすいトラックは４つしかないので範囲(下)はdialogのほうにして、範囲(上)と角度をトラックで操作できるようにしてみた。トラックで操作できるパラメータをどれにするかは目的にあわせて考えるけど迷う。
関連項目[]
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