ディオゴ・アフォンソ

ディオゴ・アフォンソはポルトガルの探検家。エンリケ航海王子の遠征に複数回参加した。

1444年　彼はアントン・ゴンサウヴェスやゴメス・ピレスなどの探検家を率いて、リオ・デ・オロ(現在のモーリタニア)を探検した。
1446年　アントン・ゴンサウヴェスとガルシア・ホームムと共にアルギン島への遠征に参加した。そこで多数の捕虜を取ってリスボンに戻り、奴隷貿易を行った。
エンリケによる5回目の遠征にも参加し、ドゥアルテ・パチェコ・ペレイラが参加。後に、カーボベルデ諸島の北西部(残りの部分)を探検した。

1462年　9月29日付の地図を持っていたアルフォンソ5世は、兄弟フェルナンドにそれを渡した。「カナリア諸島とマデイラ島の北西部」という地図には以下の文章が書かれていた。

(...) así y por la guisa que le tenemos dadas otras siete islas que Diego Affomsso su escudero encontró a través del cabo Verde— D. Afonso V (1462)

要するに、カーボベルデ諸島の他の(最後の)7つの島を発見したのは、ディオゴ・アフォンソだということである。同じ地図には、ディオゴ・アフォンソがブラバ、サン・ニコラウ、サン・ビセンテ、サント・アンタン、ブランコ島とラゾ島などのカーボベルデの5つの島を発見したことも書かれている。後に彼はサンティアゴ島のリベイラ・グランデに定住することを決め、島の最初の入植者の一人となった。そして1月29日に、植民地サンティアゴ島の総督となった(ただし総督は2人いる)。南サンティアゴの総督は1462年9月19日から1473年まで務め、兄または息子ロドリゴ・アフォンソに引き継がれた。なお、その後の生い立ちは不明。