オダギリジョー

ページ名:オダギリジョー
オダギリジョー
Replace this image JA.svg
本名小田切 譲(おだぎり じょう)
生年月日1976年2月16日(47歳)
出生地,岡山県津山市
民族日本人
血液型O
職業俳優
ジャンル映画・テレビドラマ・舞台
活動期間1999年-
配偶者香椎由宇
主な作品
映画
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
『蟲師』『ゆれる』
『メゾン・ド・ヒミコ』『血と骨』
『あずみ』『アカルイミライ』テレビドラマ
『時効警察シリーズ』
『新選組!』
『ビギナー』
『サトラレ』
仮面ライダークウガ
 
受賞
日本アカデミー賞
新人俳優賞
2004年:『あずみ』
最優秀助演男優賞
2005年:『血と骨』
優秀主演男優賞
2007年:『ゆれる』)
優秀主演男優賞
2008年:『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』
ブルーリボン賞
助演男優賞
2005年:『血と骨』
その他の賞
エランドール賞新人賞
石原裕次郎新人賞
キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞
ACC CM FESTIVAL 演技賞
高崎映画祭最優秀助演男優賞
2010年『空気人形』

オダギリ ジョー(本名:小田切 譲(おだぎり じょう)、1976年2月16日 - )は、岡山県津山市出身の日本の俳優。鈍牛倶楽部所属。岡山県作陽高等学校卒業。カリフォルニア州立大学フレズノ校休学中。身長176cm。体重60kg。

目次

仮面ライダークウガ[]

ヒーローに対する嫌悪[]

仮面ライダークウガ』出演について、自分の出世作であることは認めつつも、複数のメディアで「変身して戦うヒーローは気持ち悪い」「変身とか怪人とかありえない事は嫌い」「オファーを受けた際は俳優を辞めるか死ぬか悩んだ」などと発言している。『特撮ニュータイプ』2009年5月号の連載「ヒーローたちの行方」のインタビューに答えた葛山も、「今思うと『クウガ』という作品は本当に凄い番組だと思いますよ。だってあのオダギリジョーが仮面ライダーだったという(笑)」という発言をしている。

このことに関して、2005年に雑誌『ピクトアップ』のインタビューで『仮面ライダークウガ』出演のきっかけを問われたオダギリは、以下のような趣旨の回答を行っている。

『仮面ライダークウガ』の前年にも、ある特撮番組のオーディションを受けさせられていた。しかし、自分は変身ヒーローや特撮には嫌悪感が強く、審査員に「自分は本格的な演技がしたくて勉強しているからヒーロー番組には出たくない」など、特撮ヒーロー物を罵る発言を繰返したので、もうこんな話は来ないと思っていた。しかし事務所からの命令があって『クウガ』のオーディションに行った。不満を持ちながら命令に従った理由は、その前年のオーディションの際に会い、その才能に惚れ込んでこの人なら一緒に仕事をしたいと思ったという東映のプロデューサー(名指しはしていないが、内容から髙寺を指しているものと思われる。髙寺は先の一件についても現場に居合わせており、オダギリの発言が事実であることを認めている)が参加していることを知らされていたため。オーディションに合格したあと、そのプロデューサーから一緒にこの番組を作りたいと大変熱心な説得があったことが決め手になった。自分は「この役を自分が演じたらどうなるだろう」という興味を持った作品のオファーを受けるタイプだと思う。今振り返ってみれば、仮面ライダークウガ=五代雄介というキャラクターにはそういう魅力を感じたのだろうし、自分の役者としての姿勢は当時から一貫していたと思う。クウガへの愛着[]

先のような発言と同時に「『クウガ』のスタッフは尊敬している」とも語っており、プロデューサーだった髙寺成紀は東映の公式サイトにて、番組終了から数年が経過した時点でもなお、オダギリとの交友が続いていることを記している[1]。オダギリ自身も、『仮面ライダークウガ超全集 最終巻』(2001年、小学館)に手書きのコメントを寄せており、その中で「掛け替えのない作品とめぐり会うことができ、幸せに思っている」と語っているほか、『特別編』の発売記念イベントでは「クウガの映画化はないのか、あるとしても配役が変わるのか?」という質問に対して「他の奴がこんなこと(雄介の決めポーズであるサムズアップ)されてもねぇ、僕が黙っちゃいないですよ」と、『クウガ』への愛着を窺わせる答えを返している。

後述の映画化署名サイトにも「青空を見ていると、自分の中に存在する人格の一つである「雄介」がウズウズし始める」という趣旨のコメントを残した。この他にも、テレビ朝日系列で放送された『決定!これが日本のベスト100』の「あなたが選んだ日本のヒーローベスト100」(2002年9月8日放送分)でクウガが第1位にランクインした際には、オダギリは視聴者へのメッセージとして「『クウガ』をやっていたということが忘れ去られないようにこれからも頑張っていきたいと思います」とコメントしている。クウガの映画化実現のため運営されていた署名サイトにも意欲的なコメントを寄せていたが、実現には至らなかった。

CUT2006年7月号「オダギリジョー、反逆の人生を語る 決定版20,000字インタビュー」では、『クウガ』に出演する事になった経緯や当時の思い出について語り、また2008年の『HYPER HOBBY PLUS vol.5』 の葛山信吾のインタビューで今も葛山を含めたクウガのキャストと交流があることからと前述の雑誌のインタビューの発言を見てもクウガに一定の愛着はある事を窺わせている。しかし一方で、今でも『クウガ』に出演していた過去を公開することには消極的で、AERAに掲載されたプロフィールの過去の出演作は2002年から始まっており(クウガはそれ以前の2000年)、『クウガ』について記載は一切なく、これが本人の意向か、事務所の意向か、もしくは雑誌の意向なのかは定かではない。ただし、鈍牛倶楽部の公式サイトでは、出演履歴の欄に『クウガ』も記載されている。

しかし上記の内容どおり、今でも髙寺やキャストとの付き合いがあること、(ヒーロー否定発言や、AERAの件はあるものの)放映後しばらくは、雑誌やテレビでクウガのことを語っていること(過去に何度か出演した『踊る!さんま御殿!!』ではクウガの変身ポーズも披露)、2004年には鈴村展弘の結婚式に、『仮面ライダー剣』や『特捜戦隊デカレンジャー』の出演者とともに出席した事実などもある。付け加えると、キネマ旬報のオダギリジョー特集で、親交のある爆笑問題との対談で、太田光の「(仮面ライダークウガ主演について)アレなんてもう完全にプロフィールから消してるもんな」という発言に対し、オダギリは「消してませんよ(笑)ヤラしいこと言わないでくださいよ。」と発言。また2008年8月に行われたクウガ同窓会にも出席し[2]、翌年の2009年11月には『クウガ』で五代みのり役を演じていた千崎若菜の結婚式にスピーチの大トリとして参加[3]したり、髙寺が角川移籍後初めてプロデュースした「大魔神カノン」の最終回に巫崎フーガ役で出演するなど、現在でも交友関係があることがわかる。また、髙寺は「よくファンの間ではオダギリがクウガの出演を黒歴史にしているという都市伝説が流れているが、彼を知っている身からするとそれは悪意で作られた話だ。」とコメントしている[4]

なお、自身の出演した『時効警察』の第1シリーズ最終回では、登場人物の夢のなかという設定で、ショッカー戦闘員が登場しているほか、第2シリーズ5話では映画会社内の廊下に『仮面ライダー』と書かれた貼り紙を見ることができる。

その他2009年の『仮面ライダーディケイド』では、かつてオダギリが演じたクウガが主要キャラクターとして登場しているが、変身前の人物は「小野寺ユウスケ」(演:村井良大)となっている。同年6月には、メディコム・トイからリアルアクションヒーローズDXのシリーズでクウガが発売。過去に仮面ライダーシリーズの商品においては、購入特典で変身する人物の限定商品化もされていたが、クウガに至ってはオダギリが演じた五代の商品化は見送られている。オダギリ自身は自分の性分に合わない面がある一方で、藤岡弘、を始めとする歴代の先輩俳優陣や、『仮面ライダー』シリーズに対する敬意も示している。

出演[]

テレビドラマ[]

脚注[]

  1. 仮面ライダークウガ・髙寺メッセージ(2006/06/01)
  2. 木戸美歩の Dog Live blog~女優&ドッグウェアデザイナー奮闘中~(2008/08/02)
  3. 大魔神カノン オフィシャルブログ(2009/11/04)
  4. そこ☆あに 特撮列伝「大魔神カノン 後編」vol.57

外部リンク[]

  • Odagiri Joe Official web site
  • 鈍牛倶楽部 公式プロフィール
・話・編・歴
仮面ライダーシリーズ歴代主演俳優
昭和TVシリーズ
藤岡弘&佐々木剛[1](『初代』) - 宮内洋(『V3』) - 速水亮(『X』) - 岡崎徹(『アマゾン』) - 荒木茂(『ストロンガー』) - 村上弘明(『スカイライダー』) -
高杉俊价(『スーパー1』) - 菅田俊(『ZX』) - 倉田てつを(『BLACK』・『BLACK RX』)
平成TVシリーズ
オダギリジョー(『クウガ』) - 賀集利樹(『アギト』)- 須賀貴匡(『龍騎』) - 半田健人(『555』) - 椿隆之(『』) - 細川茂樹(『響鬼』) - 水嶋ヒロ(『カブト』) -
佐藤健(『電王』) - 瀬戸康史(『キバ』) - 井上正大(『ディケイド』) - 桐山漣&菅田将暉[2](『W』) - 渡部秀(『オーズ/OOO』)
映画・OV・その他映像作品
石川功久(『』) - 土門廣(『ZO』) - 望月祐多(『J』) - 黄川田将也&高野八誠[2](『THE FIRST』・『THE NEXT』) - 加藤和樹(『THE NEXT』) - 稲垣吾郎(『G』)
関連
脚注
  1. 藤岡と佐々木で交代で務めた。
  2. 2.02.1 W主演。
Smallwikipedialogo.pngこのページには、クリエイティブ・コモンズでライセンスされたウィキペディアの記事が使用され、それをもとに編集がなされています。使用された記事はオダギリジョーにあり、その著作権者のリストはページの履歴に記録されています。


特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。


最近更新されたページ

左メニュー

左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...

龍騎の世界

龍騎の世界は、『仮面ライダーバトル ガンバライド』関連作品に登場した世界の1つ。目次1 概要2 ライダーバトル3 「龍騎の戦士」の住人4 脚注5 関連項目概要[]写真館の絵 - ミラーワールドの高層ビ...

黒部進

くろべ すすむ黒部進Kurobe-susumu-2007.jpg本名吉本 隆志(よしもと たかし)生年月日1939年10月22日(83歳)出生地 日本, 富山県黒部市民族日本人血液型Oジャンル俳優活動...

黒木

Replace this image JA.svg黒木性別:男性エピソード:(55)俳優:平松慎吾 表・話・編・歴 黒木人物解説[]ゴキブリ男人間態関連項目[]仮面ライダー (テレビシリーズ第1作)外...

黒崎一誠

黒崎一誠(くろさき いっせい)は、仮面ライダーシリーズに登場するキャラクター。目次1 各作品の設定1.1 『仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』2 脚注3 関連項目各作品の設定[]演 -...

黒子

黒子(くろこ)は、志葉家の家臣である一団。目次1 概要2 黒子となった人物3 脚注3.1 注釈4 関連項目概要[]複数いるメンバー全員がその名の通り典型的な黒子の姿である黒装束と黒頭巾の姿をしており、...

黄川田将也

きかわだ まさや黄川田 将也Replace this image JA.svg本名黄川田雅哉別名将也将也くん黄川田くん生年月日1980年6月1日(42歳)出生地 日本・埼玉県新座市血液型A型職業俳優表...

麻生真友子

麻生真友子Replace this image JA.svg本名百地千寿子別名百地千寿ももちあずさ生年月日1982年9月26日(40歳)出生地東京都血液型AB型ジャンル女優主な作品仮面ライダーアギト表...

麻生恵

テンプレート:Infobox character麻生恵(あそう めぐみ)仮面ライダーシリーズに登場するキャラクター。人物[]1987年12月29日生まれ(山羊座)の21歳。現代編のヒロイン。ファンガイ...

麻生勝

麻生勝(あそう まさる)は、仮面ライダーシリーズに登場するキャラクター。目次1 各作品の設定1.1 『仮面ライダーZO』2 脚注3 関連項目各作品の設定[]演 - 土門廣『仮面ライダーZO』[]物静か...

麻生ゆり

テンプレート:Infobox character麻生ゆり(あそう-)は、仮面ライダーシリーズに登場するキャラクター。人物[]20歳。過去編のヒロインで、後に恵の母となる。「素晴らしき青空の会」に所属す...

鷲尾真知子

わしお まちこ鷲尾 真知子Replace this image JA.svg生年月日1949年6月2日(73歳)出生地 日本・神奈川県職業女優、声優ジャンルテレビドラマ、映画活動期間1966年 - 現...

鳴海荘吉

テンプレート:告知テンプレート:告知 テンプレート:特筆性テンプレート:Infobox character鳴海 荘吉(なるみ そうきち)は、テレビ朝日系列特撮テレビドラマ『仮面ライダーW』の登場人物。...

鳩山エミリ

はとやま えみりー鳩山 エミリー鳩山エミリ.jpg本名高見エミリー生年月日1955年2月11日(68歳)出生地東京都配偶者鳩山邦夫主な作品仮面ライダー表示鳩山 エミリー(はとやま えみりー、1955年...

魔神提督

魔神提督(まじんていとく)は、仮面ライダーシリーズに登場するキャラクター。目次1 概要1.1 『スカイライダー』1.2 『ロボット8ちゃん』2 武器3 能力4 脚注5 関連項目概要[]『スカイライダー...

鬼の鎧

鬼の鎧は、仮面ライダーシリーズに登場するアイテム。概要[]吉野の鬼舞神社で保管されていた猛士の武具。人間が着用すると鬼に近い能力を発揮でき、鬼の人数が足りない時代に用いられたと伝えられる。朱鬼が強奪し...

鬼の戦艦

鬼の戦艦は、仮面ライダーシリーズに登場する乗り物。概要[]失われた鬼の切り札が揃う事により出現した、伝説の時を走る船。全長:4000m、全高:1700m、全幅:1240m。デンライナーをはるかに凌駕す...

鬼(おに)とは、日本の伝説に残る妖怪もしくは怪物の名であり、仮面ライダーシリーズでも様々な意味で用いられる。仮面ライダーシリーズでの「鬼」[]『仮面ライダー響鬼』 - 「音撃戦士」の通称。『仮面ライダ...

高鳥蓮華

高鳥 蓮華(たかとり れんげ)は、仮面ライダーシリーズに登場するキャラクター。目次1 各作品での設定1.1 『仮面ライダーカブト』2 脚注3 関連項目各作品での設定[]演 - 手嶋ゆか『仮面ライダーカ...