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『天地を喰らう』(てんちをくらう)は、本宮ひろ志の漫画。『三国志演義』を元にしているが、天界や魔界などが登場するなどオリジナルストーリーに近い内容になっている。未完。
テンプレート:ネタバレ
連載は劉備が国を興す前に短期間で終了し、三国志らしい展開にはならなかった。これについて作者は、単行本7巻(最終巻)巻末のあとがきで「ジャンプのアンケートではかなり低かったので連載は終了してしまったが、愛着がある作品だった」と語っている。しかし、コミックGON!創刊号(ミリオン出版)で当時の週刊少年ジャンプ各号のアンケート結果が公開されており、それを見る限りでは本作はアンケート人気の上位を維持し続けていた事が判明している。このことから実際は本宮が自ら連載を終了させた可能性が高く、これを裏付けるように、自分には連載を途中で投げ出してしまう癖があると語っている(本宮の半ノンフィクション作品であるやぶれかぶれにおいての、作中の人物としての西村繁男の台詞より)。
後にカプコンから、これを元にしたファミリーコンピュータ用ロールプレイングゲームを発売したり、アーケードゲームが稼動してヒットした。もっとも本宮がキャラクターデザインをしている点を除けば、漫画版との関連性はほとんど無い。
上記のカプコンが発表したゲーム版がアジア圏ではかなり人気を博し、台湾ではファミコン版を基に勝手に作られた未認可のゲーム続編がいくつも存在している。しかし本宮ひろ志のキャラクターまでは引き継かず、三国志を題材にした同名の作品の印象が強くなり、その中でも『呑食天地』(現地向けの直訳タイトル)シリーズはオンラインゲーム化までされ未公認作品としての域を越えた存在になってしまった。なおアーケード版『天地を喰らう2・赤壁の戦い』のアジア向けタイトル名は『三国志2』である。
セガのオンライントレーディングカードアーケードゲーム三国志大戦において、同作品中の劉備・関羽・張飛が「レジェンドカード」として登場している。さらにVer2.1で諸葛亮・趙雲・呂布・馬超(原作未登場の馬超は新規に書き下ろされている)が追加された。
パソコン版はウィンキーソフト、PCエンジン版はNECアベニュー、パチスロはロデオ、それ以外の作品はカプコンが制作・販売。尚、カプコン製作のゲームは、原作に登場する天上界、魔界のキャラクターは登場しない。
パソコン(PC88/X1)
天地を喰らう 魔界三国志ロールプレイングゲーム。劉備たち武将を動かして、原作に登場する魔界の怪物を退治する。ファミコン
天地を喰らう (ファミリーコンピュータ)ロールプレイングゲーム第1作。HPが兵士数になっており、減少に伴い相手に与えるダメージも減るのが特徴。天地を喰らうII 諸葛孔明伝ロールプレイングゲーム第2作。スーパーファミコン
天地を喰らう 三国志群雄伝シミュレーションゲーム。ゲームボーイ
天地を喰らう (ゲームボーイ)ロールプレイングゲームアーケード
天地を喰らう (アーケードゲーム)アクションゲーム第1作。2人同時プレイ可。プレイヤーは劉備、関羽、張飛、趙雲から選択。馬に乗って左右攻撃ボタン、計略ボタンを駆使して戦う。黄巾賊の乱から始まり、董卓打倒までのストーリー。天地を喰らう2・赤壁の戦いアクションゲーム第2作。ファイナルファイトタイプの横スクロールベルトアクション。プレイヤーは関羽、張飛、趙雲、黄忠、魏延から選択。PCエンジン SUPER CD-ROM²
天地を喰らう (PCエンジン)アーケード版第1作の移植版。1人プレイ専用で、キャラが小さくなり、計略がなくなってメガクラッシュになっているなどスケールダウンしている。パチスロ
天地を喰らう(パチスロ)ロデオが展開しているパチスロ「本宮ひろ志」シリーズで初の3DCGを駆使した演出が特徴的。また、天上界の天女などの原作のキャラも登場。No image | この記事は書きかけです。是非とも、この記事に加筆してみてください。画面上部の「編集」をクリックすると、編集画面になります。 |
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