ジャンプ魂

ジャンプ魂（-だましい）は2006年10号から週刊少年ジャンプで連載されている読者コーナー。略称ジャン魂（-タマ）

週刊少年ジャンプ誌上の読者コーナーとしては初となる、インターネットからのネタ投稿が可能という極めて珍しいシステムを採用。（実際には、少年誌の読者コーナーで初めてネット投稿を解禁したのは週刊少年サンデーの「サンデー青春学園」である。）同時に「ジャン魂日本一決定戦」というコーナーでは、読者がその週の気に入ったネタに投票することができ、毎週の日本一が決定する。

概要[]

「4ヶ月を1レースとし、掲載されるごとにコーナーに応じて得点が加算され、1レースを通じての総合得点を競う」という形態をとった。過去のジャンプの読者ページの1レースの期間はほぼ半年であったが、今回から1レースにかける期間が短くなった。

ハガキの他に、パソコン、携帯電話からインターネットを通じてネタを投稿することが可能になり、誰でも手軽にネタの投稿ができるようになった。集英社の公式漫画サイトs-manga.netに会員登録すると、公式ホームページからネタの投稿ができる。このようなシステムはコーナー開始当初話題になり、募集開始後3日間でネットだけで約3000本ものネタが投稿された。インターネットからの投稿は文字ネタのみであるため、文字ネタの掲載率が格段に低くなったといえる。また「ジャン魂日本一決定戦」というコーナーでは、同様に会員登録した人がその週の気に入ったネタに投票が可能。その投票結果で毎週の日本一が決定する。

ハガキが掲載された全員と、投票した人の中から毎回抽選で選ばれた20名には、特製QUOカードが送られる。優勝した場合は、豪華賞品のほか、井沢と数人のスタッフが優勝者の地元に訪れ取材を行い、その模様が冒頭2ページを使用、すなわち独占できる。また、毎週の日本一になった人は特製ジャージとスタッフ直筆サイン色紙が送られる。（当初は商品を「特製ジャージ+α」としており、「+α」は何か明かされなかった。）

最初のレースを「1st魂（ファーストソウル）レース」とし、以降「2nd魂レース」「3rd魂レース」としていたが、4回目のレースからは「4魂（よんたま）レース」となり、以降「5魂レース」「6魂レース」としている。

コーナー開始前の仮タイトルは「J-1GP（ジェイワングランプリ）」であった。

メンバー[]

井沢どんすけ構成・原稿担当。本名・井沢ひろし。コーナー開始当初は『マスターどんすけ』という名前だった。ジャンプ魂の前身である『じゃんぷる』から引き続き参加。山下シンイチロー本名・山下慎一郎。『じゃんぷる』時代はアルバイトだったが、正規メンバーになった。ジャンプの昔の読者コーナー『ハガキ戦士 ジャンプ団』では「ウラン235」というペンネームで活動していたことがあった。ピクシー嶋崎担当編集。3rd魂レースから参加。学生プロレスの経験があり、名前は学生時代のリングネームから付けられた。林未紀紅一点。愛称『みきPON』。7魂レースから事務所の先輩中川翔子の跡を継ぎ加入。

元メンバー[]

中路でじお初代担当編集。2007年に嶋崎と交代。中川翔子愛称『しょこたん』。自分が担当するコーナーではイラストも書いていた。2008年18号6魂レースを持って歴代ジャンプキャラに見送られて卒業。

カット[]

菊池晃弘

イラスト担当。さくまあきらの会社の元社員で、実は井沢とは「ジャンプ放送局」で編集のお手伝いを一緒にやった仲。

主なコーナー[]

現在募集中のコーナー[]

お題回答コーナー[]ジャン魂日本一決定戦『日本一○○な△△』という形式で、毎週違ったテーマが出題されるので、答えを考える。インターネットで会員登録している読者がその週の気に入ったネタに投票することができ、毎週の日本一が決定する。投票した人はボツネタなどのおまけ画像が見ることができる。クローズアップ原題ジャンプの人気漫画の連載開始前の没となった仮タイトルを考える。実際に作者にインタビューし、正解者には高得点が贈呈される。しかし、本気で正解を狙いに行く人はごく少数らしい。名前の由来は『クローズアップ現代』から。J喜利出されたお題にボケる。お題は全て、ジャンプについてや、ジャンプに連載中のキャラクターについてである。名前の由来は大喜利から。イニシャル魂イニシャルに日本語をこじつけて文章を作る。（例：USB…U→薄い接続部の、S→差込口は乱暴に扱うと、B→ぶっ壊れやすい）コーナー名の由来は頭文字D（魂）から。フキダマシイある吹き出しが空欄になっているイラストがお題として出されるので、その吹き出しを埋める面白い台詞を考える。オリ魂（オリコン）毎回ジャンプに連載中の漫画をお題に出すので、その漫画に登場させたい自分が考えたオリジナルキャラクターを考えるイラストコーナー。コーナー名の由来はオリコンから。アイドルになりたい!!お題の人気番組にみきPONが出演したときに、どうすればみきPONが目立てるか考える。みきPONソングス架空の曲のタイトルがお題として出されるので、1行のフレーズを投稿する。それらをスタッフがつなぎ合わせて歌詞を完成させ、曲をつけてみきPONに歌ってもらう。自由投稿コーナー[]バカズバッ!!ルール無用、面白いイラストであればなんでも良い。初め、「バカノート」（『DEATH NOTE』のパロディ）というタイトルだったが、諸事情により現在のタイトルとなった。タイトルの由来は『みのもんたの朝ズバッ!』から。オレが日本一!自慢できないようなことをおおっぴらに自慢する。『○○ならオレだって日本一だ！』という形式。ジャンプファン魂日本一のジャンプファンがとるであろう行動を挙げる。俳句魂5・7・5の形式で面白い言葉を考える。季語は不要。トビラアオリ1ページ目の『ジャンプ魂』のロゴの上につける、ジャンプ魂を盛り上げる言葉を考える。元気魂世の中の困ってる人たちにキミの元気を分けてあげよう、というコーナー。「～している人。オラが元気を分けてやる!!」という形式。万物の3本柱ジャンプの三本柱「友情・努力・勝利」のように、世の中のあらゆるものの三本柱を定める。王子のお部屋自分の周りにいる面白い人をイニシャルトークで紹介するコーナー。「○○王子。～。」という形式。募集当初は「○○王子」というタイトルだったが、変更になった。これは、募集時の原稿執筆時にいいタイトルが思い浮かばず、仮に『○○王子』にしておき、その後校正(最終の原稿チェック)のときに『華麗の王子様』というタイトルを入れたところ、「テニスの王子様を連想させるタイトルはダメ」と編集部に言われ、変更する時間がなく『○○王子』のままで原稿があがってしまった。その後、タイトルの『○○』が読みづらいと感じたため、『王子のお部屋』というタイトルにに変更した。オレがアイツで!「もし自分が漫画のキャラや有名人だったら何をするか。」を考えて、とりたい行動をあげる。「もしオレが○○だったら!～する。」という形式。元々は、ジャンプ魂に全く募集してない『もしも僕が○○だったら』コーナー宛てのネタが届き、「ジャン魂日本一決定戦」の投票おまけ画像にそのネタをおもしろハガキとして掲載したのが始まり。その後、それに便乗した複数の投稿者が、全く募集してないにもかかわらず同様のネタを投稿、それをジャンプブログ魂で紹介し、ブログ魂のみのコーナーとして続いていたものを、今回正式なコーナーとした。人間だもの恥ずかしいとわかっていてもついとってしまう行動を挙げる。「～。人間だもの。」という形式。セキララ!みきPONみきPONに対する質問を投稿する。

終了したコーナー[]

たとえ魂毎回出されるテーマを、彦麻呂風に例える。「まさに、○○や～!」という形式。マニア魂いろいろなものについて、それが日本一好きな人がとるであろう行動を挙げる。『日本一の○○マニア。～する。』という形式。モード魂さまざまなものや行動に「イージーモード」と「ハードモード」が存在したときの違いを挙げる。サムライソウル世の中の矛盾を斬るコーナー。『○○！～～～な罪により斬る！』という形式。カワユス番付「○○が△△だったらもっとカワイイ」というものを考える。しょこたんが独断でランキングをつけ、1位になったネタをしょこたんがイラストにする。WBC（ワールド・バカ・クラッシック）「バカ、○○する。」という形式で毎回お題が出されるので、日本一のバカがとりそうな行動を挙げる。名前の由来は『WBC』（ワールド・ベースボール・クラッシック）から。次号予告ジャンプのそれぞれの連載漫画の最終ページの下についている簡単な次回予告をマネて、ウソ予告を考える。友情魂（お悩み係・解決係）まず最近困っていることなど、みんなの悩みを募集。その中で選ばれた悩みの解決策をみんなに考えてもらう。超進化魂いろんなモノをヒーローっぽく激しい怒りによって進化させた姿を考える。イラストのみの募集。　なりきり魂毎回、一人のジャンプキャラが指定されるので、そのキャラになりきるために、とってはいけない行動を考える。しょこたん2コマしょこたんがお題となる1コマ目を描くので、オチとなる2コマ目を考える。しょこたんパチブログしょこたんのブログ『しょこたん☆ぶろぐ』のパロディ。空欄に言葉をうめる。

歴代王者[]

• 初代：赤嶺総理
• 2代目：かむかむ
• 3代目：あっくん
• 4代目：せかいのこうた
• 5代目：細木ボンバイエ
• 6代目：ロハン

各種記録[]

1レース最多得点[]

• 1位 細木ボンバイエ78ポイント
• 2位 ロハン77ポイント

一週最多得点[]

• 1位 いわしのコーヒー 18ポイント
• 2位 こいな氏 14ポイント

連続掲載週数[]

• 1位 ハワイのドラマー・打破 8週
• 2位 ハワイのドラマー・こいな氏 7週

関連項目[]

• ジャンプ放送局 - 1982年から1995年まで週刊少年ジャンプで連載していた読者コーナー
• ハガキ戦士ジャンプ団 - 1997年から2001年まで週刊少年ジャンプで連載していた読者コーナー
• じゃんぷる - 2001年から2005年まで週刊少年ジャンプで連載していた読者コーナー

外部リンク[]

• ジャンプ魂公式サイト - ジャンプ魂公式サイト。ここからネタの投稿、投票が可能。
• ジャンプブログ魂 - スタッフ日記。その他、ネタを送るときのコツや、その週のランキングなども掲載している。

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