武田信繁

ページ名:武田信繁

武田 信繁(たけだ のぶしげ)とは、武田氏甲斐源氏)の一門。約3名ほど存在する。

  1. 武田信繁 (安芸武田氏) : 安芸武田氏の初代当主の武田氏信信頼)の孫、信在の子、信守の弟、信栄信賢国信・元綱・蠣崎季繁[1]室の父。
  2. 典厩信繁 : 武田信虎(のぶまさ、信直)の子、竹松丸・信玄(晴信)・犬千代の弟、信友(信基)・信廉(逍遥軒信綱/信連/信康)・松尾信是・河窪信実・一条信龍(信隆)・信顕[2]・勝虎(宗智)の兄、望月信頼(義勝)・典厩信豊・望月信永の父、雅豊(太郎)・雅繁(次郎)兄弟(信豊の子)の祖父。妻は望月信雅(信昌/印月斎一峯)の娘の養周院日藤尼。『川中島の戦い』で壮絶な戦死をと遂げた。享年37。
  3. 武田光広 : 初名は「信繁」。官職は兵部大輔。上記の安芸武田氏の武田元綱の曾孫、元繁(元重)の孫、清繁(伴下野守)の子、安国寺恵瓊(辰王丸/竹若丸)の父。族兄である安芸武田氏の最後の当主の信実が『吉田郡山城の戦い』で毛利氏の当主の毛利元就に大敗して、出雲国に逃れた。そこで、安芸国の国人たちは光広を擁立して、佐東銀山城に籠城して元就と抗戦するも、猛烈な包囲に遭って、城は陥落して光広は火を放って自刃して果てた。こうして、安芸武田氏は滅亡した。

脚注[]

  1. 繁広の父。
  2. 信定の父(『脇町誌』『御見晴古城御答』)。

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