このページでは、デックを作る際の基本や注意点などをまとめていく。
参考になれば幸いだ。
・メインの属性を決める
まずはどの属性メインでデックを作るかを決めよう。
各属性の大まかな特色は以下の通り。
属性名 | 攻撃力 | HP | 進化関連 | 援護能力の傾向 |
---|---|---|---|---|
火炎 | 高い | 低い | 普通 | 自分攻撃力の増加など攻撃的 |
氷水 | 低い | 高い | 普通 | 相手攻撃力の低下、HP回復など防御系 |
自然 | 普通 | 普通 | 良好 | 特筆するような傾向は無し |
暗黒 | やや高い | やや高い | 劣悪 | 強力だがデメリットもある |
珍種 | 低い | 低い | やや悪い | トリッキーだが使いこなせれば超強力 |
中にはこの表に沿わないようなカードもあるが、大体はこんな感じ。
ゲーム開始時は火炎、氷水、自然のうちどれか1種類のデックを選択できる。
暗黒・珍種はゲームに慣れて、カードが揃ってきたら作成してみよう。
デックには複数の属性を投入することも出来る。
その気になれば5色全て入れることも可能だが、進化が全く安定しなくなるのでおすすめしない。
2色でもそこそこ辛いので、最高でも3色程度が限界だろう。
何かに特化した特殊なデックを組むなら話は別だが、最初は素直に単色で組むのが無難。
・レベルⅢ、Ⅳ、完、OPの割合
属性を決めたら、次は実際にどのカードを入れるかだ。
個人の好みにもよるだろうが、各カードの割合を大体の目安で紹介していく。
・レベルⅢ・・・8~14枚
デックの基本となるカード。
まずはこのカードを場に出せないと話にならないため、自然と枠は多くなる。
また、どの属性であってもPOWが高めなため、進化を安定させたい場合も採用枠は多くなる。
とはいえ進化先の枠も欲しいし、オプションも入れたいため、10~12辺りが基準となるか。
8枚程度でも機能しないわけではないが、引き直しの可能性が高くなるため安定はしない。
・レベルⅣ・・・6~12枚
戦闘の軸となってくるカード類。
基本的に戦闘はレベルⅣに進化してからが本番といってもいい。
なので多すぎず、少なすぎずといった割合にしていきたい。
また、敢えてレベル完への進化を狙わず、援護・オプションで補助することでレベルⅣで決着をつける、という構築も悪くない。
基本的には8~10枚程度にし、レベルⅢやレベル完の割合に合わせて増減するとよい。
・レベル完・・・2~8枚
戦闘において圧倒的なスペックを発揮するカード。
種類や状況にもよるが、大抵の場合レベル完に進化できればその時点で勝ちは決まったようなレベル。
そのため当然進化は狙いたいが、氷水・自然以外の属性ではやや難易度が高い。
そのうえ火炎や暗黒ではレベルⅣでもかなり戦えてしまうため、ここまで進化する前に勝負がついてしまうことも多々ある。
そのため無理に狙おうとせず、可能なら進化する、といった心持ちでデック構築するのが建設的。
火炎・暗黒では2~4枚程度、氷水・自然では4~6、多くて8枚くらいが無難か。
珍種はレベルⅢ、Ⅳの能力値は低いが、レベル完のスペックは異様に高く、ここまで進化できれば他属性にも引けを取らない大暴れが可能。
とはいえ進化は(暗黒程ではないが)難しいため、投入数は4~6枚前後がいいだろう。
・戦闘OP・・・4~10枚
自身のデジモンのサポートや相手の妨害、果てはデック破壊など種類・用途は多岐にわたるカード群。
セブンズカードを筆頭に、強力なカードも多く、出来る事ならたくさん入れてしまいたくなる。
しかし、戦闘面ではたしかに優位に立てるのだが、あまり枚数が多すぎると進化が安定しなくなるという問題が起こる。
オプションは進化するのに必要なポイント「POW」に変換することが出来ないため、3枚以上手札に来てしまうとそれだけでかなり進化がしにくくなってしまう。
また、援護でしか消費することが出来ないため、多すぎると手札の回転率が悪くなり、ここぞで欲しいカードを引き込めないという事態も発生する。
そのせいで手札入れ替えを頻繁に行わざるを得なくなり、ひどいときにはデック切れを引き起こす危険も。
戦闘オプションは、そのデックで何をしたいか、何を優先するか、何を妨害したいかをしっかり考え取捨選択していこう。
進化の安定を狙いたいなら4~6枚、戦闘の支援や相手の妨害をメインにしたい場合は6~8、多くても10枚程度が限度だろう。
・進化OP・・・0~6枚
使用することで、一部の条件を無視、または緩和しつつ進化が行えるようになる特殊なカード。
つまり、このカード群があれば容易に進化が可能になるのだが、戦闘OPと同様に枚数があまりに多くなるとかえって進化しづらくなる。
さらにこのカード群、援護に使用することも出来ないため、手札から消費するには普通に使うか、不発を承知で無理矢理使うか、他カードの効果で捨てさせるかしかない。
つまり、不要な際の処理に大変困るのだ。
なので投入枚数は戦闘OP以上に慎重に行おう。
最悪デックには入れないという選択肢もあり。
自然などもともと進化が早いデジモンメインで組んでいる場合は、却って邪魔になることも。
スピード進化やジャンプ進化などを普通に投入するだけなら2枚程度、暗黒や珍種など、進化しづらい属性でこれらに頼った構築にする場合は4枚、多くて6枚くらいがよいだろう。
・完成したら、とりあえず試しにバトル
それぞれ思い思いのデックが完成したら、適当な相手と戦ってみよう。
実際に戦うことで、デックの問題点や改善点が見えてくるはずだ。
そうして見えた個所を、カードを数枚入れ替えるなどして更に自分好みに改良していこう。
構築によっては、得手不得手がハッキリわかれるようなデックになることもあるだろう。
そういう場合は苦手を克服するカードを投入してみたり、苦手な相手をカバーできる2つ目のデックを組むなどしてみるとよいだろう。
そういった中でゲームに慣れてきたら、今度は思いもよらないようなコンセプトでデックを組んでみたり、自分が今まで使わなかった属性にチャレンジしたりしてみると、よりこのゲームが楽しめるだろう。
とはいえ急にやっても上手く行かないこともあるだろう。
そういう場合はNPCのデックを参考にしてみたりするのもいいだろう。
また、いくつかサンプル用のデックレシピを用意しているため、こちらの方もよければ参考にしてほしい。
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