デジモンアドベンチャーの登場キャラクター

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デジモンアドベンチャーの登場キャラクター(デジモンアドベンチャーのとうじょうキャラクター)では、テレビアニメ『デジモンアドベンチャー』に登場する架空の人物、及びキャラクターについて記述する。

目次

選ばれし子供達[]

サマーキャンプに参加した、及び参加を予定していた少年少女8人。4年前に起きた『光が丘爆弾テロ事件』と世間で呼ばれるデジモン事件の目撃者という共通点がある。全員『聖なるデヴァイス』とデジタルワールドで呼ばれるデジヴァイスを手に入れ、後に完全体以降のデジモンへの進化を可能にする紋章とタグも手に入れる。また太一達を選ばれし子供達に選んだのは「デジタルワールドの安定を望む者(小説版ではホメオスタシスと呼ばれている)」である。

八神 太一[]

(やがみ たいち)

声 - 藤田淑子本作の主人公。パートナーデジモンはアグモンで、15話でオレンジ色の勇気の紋章を手に入れる。お台場小学校5年生で、サッカー部のエース。トレードマークのゴーグルをいつも身につけている。一見無鉄砲だが、人をまとめる力を持ち、全員からリーダーに任命されるほどのカリスマ性がある。人間世界から持ってきていた物はゴーグルと単眼鏡。簡単な料理なら作ることができ、劇場版1作目では目玉焼き、テレビ本編ではオムライスを作った。紋章を手に入れた時にアグモンを無理矢理に進化させるが、スカルグレイモンへ進化し仲間諸共攻撃した。その時に進化させる事に不安を抱くようになるがそれが「間違った勇気」によるものだと悟り、克服した。21話ではメタルグレイモンがエテモンを倒したときに生じた亀裂に吸い込まれたことで一人だけ現実世界に帰ったが、仲間やアグモンを心配して、1時間でデジモンワールドに戻った[1]。3年前、風邪で熱を出していた妹のヒカリを遊びに連れだし、危うく死なせかけてしまったことがあり、ヒカリに対して多少過保護な所がある。また、機械の扱いが粗雑で、光子郎のパソコンを叩いて直そうとしたり、劇場版2作目ではパソコンをフリーズさせて危機に陥った事も。図工が苦手。着ている服は星のマークが付いている青色で、パートナーの体色と紋章とも補色になっている。また、データカードダスデジモンクロスウォーズ 超デジカ大戦では、第3弾からジェネナルとして、利用可能となった。: 『デジモンアドベンチャーVテイマー01』の八神太一とは、最初は何らかの形でリンクさせる予定だったが、結局パラレルワールドでの同一人物となってしまった。en:Taichi "Tai" Kamiya (タイチ・「タイ」・カミヤ)


石田 ヤマト[]

声 - 風間勇刀太一と同じお台場小学校5年生。パートナーデジモンはガブモンで、18話で青色の友情の紋章を手に入れる。クールにも見えるが、それは自分の内面を他人に知られたくない思いからで、実際は慎重で熱い性格。両親が小さい頃に離婚し、父・裕明と二人暮らしをしているため小学生男子ながら料理が上手い。なお、弟のタケルは両親の離婚時に別れた母・奈津子に引き取られたため、離れて暮らしていた事もあり非常に過保護な面を見せる。人間世界から持ってきていた物はハーモニカのみであり、たまにハーモニカでブルースハープを吹いている。基本的に周りが疲れたり傷つくのに耐えられない所があり、安全策をとる事が多い。23話では情に熱い一面もみせた。タケルがピノッキモンに連れ去られたとき、無事に帰ってきたタケルが自分を必要としないほど強くなっていることを感じたことで、仲間が変わってきているのに、自分だけが弱いままだ、と考えるようになる。それゆえに戦いが激化する中、正論を突き進む太一と何度か衝突し、自分の手を離れて成長したタケルを見て自分の内面と戦うようになる。その後太一に勝負を挑み、一度仲間の元を離れた。しかし、自分の必要性を見出し、タケルの成長を受け入れることができるようになる。闇にとらわれた空を助け、太一のもとへ駆けつける。劇場版1作目では声が別人。公式サイトのアンケートにおいて「選ばれし子供たちの中で1番好きなキャラは?」で3回連続で1位を取るほど、ファンからの人気が高い。ドラマCDでは自分のことを「二枚目」と言っていた。なお、野球部という設定があったが、劇中では全く触れなかった。en:Yamato "Matt" Ishida (ヤマト・「マット」・イシダ)

武之内 空[]

(たけのうち そら)

声 - 水谷優子お台場小学校5年生。パートナーデジモンはピヨモンで、20話で赤色(ピンク色)の愛情の紋章を手に入れる。太一とは幼馴染でサッカーでツートップを組んでいた友人でもある。男勝りな一方で相手を思いやる繊細な心も持っているので、まとまりのないメンバーではお姉さん的存在になっている。それ故に責任を感じ、嫌な事も自分の中にしまい込んで我慢してしまう時もあった。一度、責任感に押し潰されて闇に捉われてしまうが、丈とヤマトの協力で闇を振り払う。人間世界から持ってきていた物は旅行用救急セット(絆創膏と消毒薬と針と糸)。もともと女の子扱いされるのが苦手で、スカートも穿かず、ミミと比べるとボーイッシュだったが、甘えん坊のピヨモンに接するうちに、自分の内にある母性を認めるようになった。華道の家元である母親と一時期衝突していたが、デジタルワールドでの出来事で母親の愛情を理解し、和解した。また、作中にてバケモンやナノモンなど敵デジモンに捕らわれる事も多かった。劇場版第2作では誕生日が3月近辺だと明かされ、本作の選ばれし子供達の中で唯一、誕生時期が明らかになっている。en:Sora Takenouchi (ソラ・タケノウチ)

泉 光子郎[]

(いずみ こうしろう)

声 - 天神有海お台場小学校4年生。パートナーデジモンはテントモンで、18話で紫色の知識の紋章を手に入れる。太一や空と同じサッカー部。同級生でクラスメイトのミミと比べてかなり小柄で、背丈は頭一つ分近く差がある。性格は知的で理論派。一つの興味に集中すると周りが見えなくなり、そのせいで第10話でミミを泣かせたり怒らせたりした事も。人間世界から持ってきていた物はパイナップルマークのノートパソコン、携帯電話、デジタルカメラ、パソコン用のマイク付きヘッドフォン。パソコンには24話でゲンナイからもらったデジモンアナライザーというデジモンの詳細を表示するソフトが入っている。そのほかでもこのパソコンは要所要所で活躍する。デジタルワールドの謎を常に研究しており、適切な行動指針を立てられるため、リーダーである太一の信頼も厚く、ヴァンデモン編で現実世界へ戻るときも太一自ら指名し選ばれし子供達の参謀役として活躍。デジモンカードの配列の秘密を解いたり、劇場版2作目では彼の機転でディアボロモンの動きを止めるなどした。何かと太一と行動することが多い。両親の本当の子供でないと知ってしまった過去から人付き合いが苦手になり、他人と距離を作りがちで誰に対しても敬語を使い、パソコンなどに逃避するようになっていた。しかし、両親に対して自分の素直な気持ちを告白した事で蟠りが溶け、その後は実の親の様に慕う。敬語はもはや癖になっているようであり、デジモン以外には基本的に年下にも敬語で話す。小説版によると冒険が終わった後、小学校にパソコン部を作っている。一部文献では初代部長と書かれているが、ドラマCD『2年半の休暇』では、2001年から部長になったとのこと。en:Koushiro "Izzy" Izumi (コウシロ・「イズィー」・イズミ)

太刀川 ミミ[]

(たちかわ みみ)

声 - 前田愛お台場小学校4年生で、光子郎とはクラスメイト。パートナーデジモンはパルモンで、17話で緑色の純真の紋章を手に入れる。クラス一の美少女で、明るく男女問わず友達が多いが天真爛漫で喜怒哀楽が激しく、誰に対しても自分の気持ちを隠さない。ゆえにメンバーで一番子供っぽくワガママに見え、泣き虫でもある。しかし、根は優しく誰からも好かれるタイプ。かわいいものが好き。何故か汚物系デジモンに好かれる傾向があり、第44話でガーベモンが砲弾として放ったウンチを直接掴んでいる。目玉焼きに砂糖をかけて、さらに納豆を乗せる程味覚は独特であり仲間を驚かせた。髪は普段は帽子の中に入れており、その時によって下ろしていたり、ポニーテールにしていたりする。人間世界から持ってきていた物はサバイバル用品(父親のを勝手に持ってきた)とピンク色のテンガロンハット(最終回で風に飛ばされてしまう)。デジタルワールドの旅で、自分の気持ちに正直な所が良い方向に強くなった。ダークマスターズとの戦いによる見知ったデジモン達の死を誰よりも悲しみ、戦いを続ける事に疑問を持ち、保護者役兼説得役の丈と一緒に別行動したが、レオモンの死や朽ちた始まりの町をオーガモンから聞かされ(後に目の当たりにする)、戦わなければいけない時もあると自ら気付いた。第50話以降は丈とは別行動する事になったが、世界を救う為に仲間を集め、最後の決戦に挑んだ。ミミ役を担当した声優の前田愛は本作のエンディングテーマを担当している。そのことからミミも歌が上手く、第25話で前期エンディングテーマの「I wish」を歌った。en:Mimi Tachikawa (ミミ・タチカワ)

城戸 丈[]

(きど じょう)

声 - 菊池正美お台場小学校6年生で、メンバー最年長。パートナーデジモンはゴマモンで、16話で灰色の誠実の紋章を手に入れる。当初は最年長であるために、自分がなんとかしなければならないという強迫観念に駆られて空回りすることの方が多かった。よく内輪もめの仲裁に入る。序盤では、もし家に帰ることができるなら、たくさん宿題をしたいと言っている。気弱なガリ勉タイプで、融通が利かない所や優柔不断な(気が弱く、決断力に乏しい)所があり、デジタルワールドに来たばかりのときは自分勝手な面(思いが空回りする一面)も見せていたが、旅の中で最年長者としての自覚と、広い視野を持つようになり、立派な保護者役へと成長を遂げる。物語中盤以降はタケルを身を挺して守る(第23話や第36話)など勇敢さも見せた。人間世界から持ってきていた物はキャンプの非常食。親が医者、期待に応える為に自分も医者にならねばならないと思い、勉強してきたがデジタルワールドでの冒険を通じ、自らの意思で医者になりたいと考え、勉強に励むようになった。その後、芝学園中等部を受験した。劇場版1作目では、アニメ版とは声優が異なる。一人称は「僕」だが、第7話では太一とヤマトの口喧嘩で怒って「俺」となった。en:Joe Kido (ジョウ・キド)

高石 タケル[]

(たかいし たける)

声 - 小西寛子河田小学校2年生。ヤマトの弟。パートナーデジモンはパタモンで、19話で黄色の希望の紋章を手に入れる。ヤマトとの仲は良いが、数年前に両親が離婚し、母親に引き取られたためヤマトとは数年前から離れて暮らしており、そのため子供たちの中で唯一違う小学校に通っている。第33話でヤマトがタケルを三軒茶屋まで送っている事から、三軒茶屋付近に住んでいる様である[2]。人間世界から持ってきていた物はお菓子。帽子のつばを後ろにしてかぶっている。争いごとを嫌う(両親の離婚が原因と考えられる)。最年少だったため、みんなの足手まといにならないようにひたすら頑張り、時には手のかからない良い子を演じたりしていたが、決してそれを表に出すことはなかった。そして、旅を続けるうちにたくましく成長していく。ヒカリが来てから、ヤマトが自分を特別扱いすることに反発するようになる。第43話ではピノッキモン相手にうまく嘘をついて逃げたり、第52話でのピエモンとの戦いでは、仲間達が人形に変えられていく中でも決して諦めずにヒカリを守り抜き、エンジェモンをホーリーエンジェモンに進化させ、仲間達を助け出した。en:Takeru "T. K." Takaishi (タケル・「T. K.」・タカイシ)

八神 ヒカリ[]

(やがみ ひかり)

声 - 荒木香恵太一の大切な妹で、お台場小学校2年生。パートナーデジモンはテイルモンで、37話でピンク色の光の紋章を手に入れる。本当は太一たちと一緒にデジタルワールドに旅立つはずだったが、病欠により子供会のキャンプを休んでいた為、他の7人より遅く戦いに参加した。初登場時に風邪を引いており、デジタルワールドでも途中まで治りきっておらず、ぶり返した事があったので病弱なイメージがあるが、普段は元気な女の子である。太一曰く、「辛くても絶対に辛いと言わない」等自分が苦しくても他人の事を気にかける程、心優しくも危なっかしい性格をしている。最愛の兄太一にはずっと守られて、大事にされてきたせいか、彼への愛着が強い。普通の人には無い力があるようで、デジモンを回復させたり、「デジタルワールドの安定を望む者」を憑依させて、言葉を中継できたりした。皆が忘れていた光ヶ丘での事件をただ一人覚えており、普通の人には見えない現実世界に『歪み』として現れたデジモン達も以前から見ることが出来ていた。小さい頃から首にさげていて、人間界から持ってきたホイッスルを旅の終わりにテイルモンに渡す。en:Hikari "Kari" Kamiya (ヒカリ・「カリ」・カミヤ)

パートナーデジモン[]

選ばれし子供達を待っていた8匹のデジモン達。デジモンアドベンチャーでのパートナーデジモンとは人間の子供と特殊な繋がりを持ったデジモンで、人間の心の特質の力によって進化を遂げることができる。デジヴァイス、紋章、タグは、人間の心の特質の力を増幅し、よりパートナーデジモンを高いレベルのデジモンに進化させるためのものである。設定上は性別はないが、今作ではパートナーの人間の性別と同じ扱いをされ、性格面での性別もパートナーの人間と同じ。進化するとそれまでの子供のような性格から、戦闘的な大人びた性格へと変化し、声も大きく変化する(但し声優は同じ)。今作以降はなくなったが進化後、声が低くなる加工も一時期に施されていた。

成熟期進化時は「進化」、完全体進化時は「超進化」、究極体進化(アグモン、ガブモンのみ)時は「ワープ進化」という[3]。成熟期進化や究極体進化時は、パタモン、テントモン、パルモンを除いて、パートナーの紋章が放つ光と同じ色の光と共に進化する[4]。なお、テイルモン以外は完全体以上に進化すると、エネルギーを大量に使うため殆どの場合は幼年期2に退化してしまう。

アグモン[]

アグモン#デジモンアドベンチャー、デジモンアドベンチャー02」も参照

声 - 坂本千夏太一のパートナーデジモン。一人称は『僕』。食いしん坊でのんびり屋だが、いざという時は熱い。パートナーデジモンの中で最初に成熟期、完全体へ進化した。無理に進化させようとした太一によって1度だけ完全体のスカルグレイモンに暗黒進化したこともある。太一以外にも友達感覚で接する。必殺技はベビーフレイム。進化:ボタモン→コロモン→アグモン→グレイモンメタルグレイモンウォーグレイモン

ガブモン[]

ガブモン#デジモンアドベンチャー・デジモンアドベンチャー02」も参照

声 - 山口眞弓ヤマトのパートナーデジモン。一人称は「俺」。仲間やほかのデジモンに対してつっぱってみせることもあるが、根はとても恥かしがり屋で他人思い。ヤマトのハーモニカの音色が好き。ヤマトと同じくタケル思いな所がある。毛皮の中身は設定上ではアグモンと似た爬虫類型だが、劇中では出てこない。一度だけヤマトを助けるために毛皮を脱ぎ捨てた事も。必殺技はプチファイヤー。進化:プニモン→ツノモン→ガブモン→ガルルモンワーガルルモンメタルガルルモン

ピヨモン[]

ピヨモン#デジモンアドベンチャー」も参照

声 - 重松花鳥空のパートナーデジモン。甘えん坊でパートナーの空が大好き。しかしいざという時は勇敢。空にしかられるとシュンとしてしまうことも。性格は女の子的だが、完全体の姿や声はとても逞しい。空を飛ぶことができるが、あまり素早く空を飛ぶことができないのが悩みのようである。必殺技はマジカルファイヤー。進化:ニョキモン→ピョコモン→ピヨモン→バードラモン→ガルダモン

テントモン[]

テントモン#アニメ」も参照

声 - 櫻井孝宏光子郎のパートナーデジモン。なぜか関西弁で話す。一人称は「ワテ」。他人行儀な光子郎に一言言う時もある。しかし基本的に光子郎を慕っている。社交的で人懐っこく、人づきあいが苦手な光子郎とは対照的。デジモンに詳しいのか、よく解説役を買って出るが、いい加減な情報も多い。相手を「はん」付けで呼ぶ(但し光子郎を「光子郎はん」と呼んだのは第4話から)。必殺技はプチサンダー。進化:バブモン→モチモン→テントモン→カブテリモンアトラーカブテリモン

パルモン[]

パルモン#アニメ」も参照

声 - 溝脇しほみミミのパートナーデジモン。ミミに似た性格でマイペースで癒し系。喜怒哀楽のはっきりした所がありミミと同じように子供っぽいが、ミミのワガママに手を焼くこともある。「(両親に見せて)センスが悪いと思われたくない」というミミの言葉にショックを受けていたが、リリモンに進化したことで解消されたようである。必殺技はポイズンアイビー。進化:ユラモン→タネモン→パルモン→トゲモン→リリモン

ゴマモン[]

ゴマモン#デジモンアドベンチャー」も参照

声 - 竹内順子丈のパートナーデジモン。一人称は「オイラ」。やんちゃな性格で、そのため生真面目な丈には生意気なことを言ったりする。丈との掛け合いは凸凹コンビのようであり、本人達も気が合わないと言っていたが、なんだかんだいって仲が良い。イッカクモンは体が大きいので水上の移動手段として重宝される。終盤では完全体ながら究極体のメタルエテモンのクロンデジゾイドのコーティングを同じクロンデジゾイド製のトールハンマーで砕いた。必殺技はマーチングフィッシーズ。進化:ピチモン→プカモン→ゴマモン→イッカクモン→ズドモン

パタモン[]

パタモン#デジモンアドベンチャー・デジモンアドベンチャー02」も参照

声 - 松本美和タケルのパートナーデジモン。タケルに似て泣き虫で、可愛らしい行動が多い。そのためか、パートナーデジモンたちの間でも庇護の対象であることが多かった。進化すると性格と一人称(パタモンの時は「僕」、エンジェモンになると「私」)がまったく変わる。また進化回数は非常に少なく、ストーリー上では切り札的な存在であり、エンジェモン、ホーリーエンジェモンは暗黒系デジモンに対して有効な聖なる力を持っているため、1段階上の暗黒系デジモンとも互角以上に渡り合える程の強さを持つ。また、テイルモンが参戦したあとは聖なる力を持つ者同士よく行動を共にしていた。ピヨモン同様、空を素早く飛べないのが悩みの種のようである。他のデジモンに比べると非常に素直で、教えられたことはちゃんと守る健気な性格をしている。必殺技はエアショット。進化:ポヨモン→トコモン→パタモン→エンジェモン→ホーリーエンジェモン

テイルモン[]

テイルモン#デジモンアドベンチャー」も参照

声 - 徳光由香ヒカリのパートナーデジモン。見た目は成長期のようだが、実は成熟期。パートナーデジモンの中でもっとも大人びた性格をしている。現実世界で8人目の選ばれし子供を捜す際は普通の猫のふりをしていた。ヒカリを待ち続け、進化してからはヒカリを探すため旅をしていたが、ヴァンデモンの部下として過ごすうちにヒカリを待ち続けていた過去の記憶を失っていた。が、ウィザーモンの尽力によりヒカリのパートナーとして目覚める。本人曰く鍛え方が違うため、完全体に進化しても成熟期未満に退化しない。しかし一度だけ成長期のプロットモンへ退化したことがある。気の強い性格で、仲間に対しても命令口調で話すことがある。必殺技はネコパンチ。進化:ニャロモン→プロットモン→テイルモン→エンジェウーモン

選ばれし子供達の家族[]

家族の声は別のレギュラーキャラを演じる声優が演じている場合が多い。太一役の藤田淑子、空役の水谷優子はそれぞれ互いの母親役を演じている。また、本名は劇中では明かされないキャラも多いが、声優と同じ名前であるパターンが多い。

八神 裕子(太一、ヒカリの母)声 - 榊原良子(劇場版1作目)、水谷優子第31,32,34~36,38,39,48,53,54話,劇場版2作目に登場明るくて気さくな母親。物事にはあまりこだわらない。劇場版2作目ではケーキを作ろうとするが、スポンジを焦がしてしまった。劇場版1作目ではまだちゃんと設定が固まっていなかったのか、殆ど別人である。八神 進(太一、ヒカリの父)声 - 石丸博也(劇場版1作目)、千葉進歩第31,35,36,38,39,48,53,54話に登場普通のサラリーマン。母親に比べると登場回数は少なかった。母同様に劇場版1作目では殆ど別人である。ミーコ(八神家のネコ)声 - 冬馬由美第31,34話劇場版2作目に登場八神家のネコ。劇場版1作目ではコロモンに勝利するなどの活躍をした。高石 奈津子(ヤマト、タケルの母)声 - 坂本千夏第35,36,39,53,54話に登場離婚した元夫やヤマトと離れて、タケルと二人で暮らしている。理化学系のルポルタージュなどの仕事をしている。石田 裕明(ヤマト、タケルの父)声 - 平田広明第35~39,53,54話に登場離婚した元妻と次男のタケルと離れて、お台場でヤマトと二人で暮らしている。フジテレビ報道局で働いている。家事はヤマトに任せがち。ガブモンを『ガブモン君』と呼ぶ。キヌ(ヤマト、タケルの祖母)声 - 菊池正美劇場版2作目に登場ヤマトとタケルの祖母。島根県の茅葺き屋根の家に暮らしている。武ノ内 淑子(空の母)声 - 藤田淑子第26,35,36,38,39,53,54話劇場版2作目に登場古く伝統のある華道の家元を勤めている。空を思う気持ちが伝わらずすれ違いもあったが、ピヨモンのお陰もあって後に和解する。ピヨモンを『ピヨさん』と呼ぶ。泉 佳江(光子郎の母)声 - 荒木香恵、水谷優子(初登場時)第5,31,36,38,39,53,54話に登場優しい母親で、光子郎がいつまでも他人行儀で心を開かないことを気に病んだり、デジタルワールドから帰ってきた後、どこか隠し事のある様子の光子郎を心配したりしている。テントモンを『テントさん』と呼ぶ。泉 政実(光子郎の父)声 - 菊池正美第5,31,36,38,39,53,54話に登場光子郎に対しての深い理解を示している。数学者でもあった光子郎の実の父親とは遠縁にあたり、光子郎の実の両親が交通事故で亡くなったのと生まれた子供が病死したのをきっかけに光子郎を引き取ることにした。太刀川 サトエ(ミミの母)声 - 徳光由香第35,38,39,53,54話,劇場版2作目に登場能天気なミミの母親。ミミと同じようにかなり個性的な味覚をしていてキムチチャーハンに生クリームと苺をのせていた。夫とは未だに新婚気分でラブラブ、性格はミミより自己中心的で幼く天真爛漫で、ミミさえも呆れていた。太刀川 ケースケ(ミミの父)声 - 櫻井孝宏第35,38,39,53,54話,劇場版2作目に登場主にロック系ミュージックのフリーのミキサー。のんきな父親だが、ダークティラノモンに襲われそうになった際、ビッグファイト掃除用の車両で特攻する等、勇気をみせた。城戸 シン(丈の兄)声 - 菊池正美第38,39,46,53,54話に登場丈の長兄で医大生。卒業後は孤島の診療所で働くことを望んでいる。ヴァンデモン襲撃の際はバケモン達による騒動に気付かず、押入れから(寝ていたところから起きて)登場するという呑気な一面も見せた。

協力者[]

ゲンナイ声 - 八奈見乗児、平田広明(青年の頃・光子郎のパソコンに登場した動画画像)第14,17,24,27,28,36,38,45,52~54話劇場版2作目に登場選ばれし子供を助ける謎の老人。デジモンではなく、正体はデジタルワールドの安定を望む者(ホメオスタシス)に仕える自律エージェントの生き残り。デビモンを倒した後から登場するようになる。元々は青年の姿をしており、ピエモンの襲撃で黒い物体を埋め込まれながらもテイルモン(ニャロモン)を除く選ばれしデジモンのデジタマを守りぬいた。その後、何らかの経緯をたどり老人の姿となったようである。小説版によると、ピエモンにより埋め込まれた黒い物体の影響を抑えるため、老化して代謝を抑えたとの事。デジタルワールドの安定を望む者声 - 荒木香恵(ヒカリの体を借りているため)第45話に登場太一達を選ばれし子供達に選んだ。デジモンと同じくネット上のデータでできているが、自分の肉体を持つことができない。そのためゲンナイら自律エージェントを生み出し、ヒカリの体を借りて選ばれし子供達に語りかけたことがある。その正体はデジタルワールドのセキリティシステムで、デジタルワールドの安定と繁栄のために光と闇のバランスを監視している。劇中では自身の名を名乗らなかったが、小説版では「ホメオスタシス」と呼ばれている。劇場一作目でヒカリがボタモンを急速にグレイモンに進化させたことから、デジタルワールドの闇が過剰に増大した時の対抗策として、ヒカリが持つ資質と共通した資質を持つ『選ばれし子供』を選び、デジタルワールドへ呼び寄せた。ピッコロモン声 - 田の中勇第18,40話に登場妖精型の完全体。スカルグレイモンになったアグモンと、そうさせてしまった太一の進化に脅えた状態を元に戻すため、太一たちに修行を課す。ダークマスターズ達から子供達を逃がすため、ひとりダークマスターズ達の前に残り、死亡。必殺技は「ピットボム」。またワンダースワンゲームシリーズでは、ゲンナイと共に秋山遼や一乗寺賢をサポートする。語尾に「ピ」をつけて話す。

デビモン編(ファイル島編)のデジモン[]

デビモン軍団[]デビモン声 - 塩沢兼人第8,9,11~13,53話に登場ファイル島を支配していた堕天使型デジモン。詳細はデビモンを参照の事。必殺技は「デスクロウ」。オーガモン声 - 江川央生第8,9,11,13,21,46,47,50,52,54話に登場デビモンの唯一の部下。詳細はオーガモンを参照の事。必殺技は「覇王拳」。レオモン声 - 平田広明第8,9,11~14,46,47話に登場パートナーのいない成熟期デジモン。太一達の協力者。当初はデビモンに黒い歯車で操られていた。終盤、デジヴァイスの光を浴びたのがキッカケで究極体サーベルレオモンへと進化できるようになった。最期はメタルエテモンの攻撃からミミを庇った際にできた傷が原因で、死んでしまう。必殺技はレオモン時は「獣王拳」サーベルレオモン時は「インフィニティアロー」「ネイルクラッシャー」。その他[]クワガーモン第1,18,39,53話に登場成熟期。最初に子供達の前に現れた凶暴なデジモン。サーバ大陸でも同種のデジモンが登場する。ファイル島種のものよりも強い。ダークマスターズによる現実世界の干渉でも不気味に飛翔する三体目が登場。デジモン達の攻撃をすり抜け、飛行機を触れただけで凍らせていた。必殺技は「シザーアームズ」。シェルモン声 - 川津泰彦、平田広明(第41話)第2,41話に登場成熟期。海岸にいる凶暴なデジモンで、自分の縄張りに踏み込んだ太一たちを襲った。ダークマスターズ編にもディープセイバーズの一員として登場し、溺れたふりをして子供達に襲いかかった(さりげなく言語を解している)。しかし成長期のデジモンたちに敗れ、デジモンたちの力が冒険を通して以前より強くなったことを証明させられた。必殺技は「ハイドロプレッシャー」。シードラモン第3話に登場成熟期。必殺技は「アイスアロー」。メラモン声 - 中村秀利、菊池正美(第50話)第4,14,21,50,52話に登場成熟期。ミハラシ山の番人。詳細はメラモンを参照の事。必殺技は「バーニングフィスト」。ピョコモン声 - 前田愛、山口眞弓、竹内順子、松本美和第4話に登場幼年期。アンドロモン声 - 梁田清之第5,14,49~52,54話に登場ファイル島の工場にいたデジモン。詳細はアンドロモンを参照の事。必殺技は「スパイラルソード」「ガトリングミサイル」。もんざえモン声 - 高橋広樹、菊池正美(第23話)第6,14,23話に登場全てのおもちゃを愛す、おもちゃの街の村長。黒い歯車に操られて子供たちを襲った。完全体だが、アンドロモンのようなそれらしい活躍はない。必殺技は「ラブリーアタック」。ヌメモン声 - 上田祐司、平田広明、菊池正美第6,17,27,49話に登場群れをなす成熟期。弱く、汚いデジモン、という印象を早々に植え付ける。アニメ内での下ネタのギャグ担当。ダークマスターズ編ではムゲンドラモンが支配する都市の原動力として労働を強いられていた。ヒカリにより解放されたものの、決死の覚悟でムゲンドラモンに飛びかかるが一撃で消し飛ばされてしまう。しかしその勇気はヒカリへと受け継がれ、ムゲンドラモンを倒す原動力となった。ユニモン声 - 藤本教子第7,12,52話に登場成熟期。ファイル島で黒い歯車に操られていたデジモン。後にミミたちと合流して味方する。必殺技は「ホーリーショット」。モジャモン声 - 家富ヨウジ第9,14話に登場成熟期。ファイル島で黒い歯車に操られ、太一達を襲う。必殺技は「アイシクルロッド」。ユキダルモン声 - 伊藤健太郎、竹内順子(第23話)、櫻井孝宏(第50話)第9,14,21,23,50,52話に登場成熟期。詳細はユキダルモンを参照の事。必殺技は「絶対零度パンチ」。ピエモンとの戦いにミミに連れられて参戦する。ケンタルモン声 - 相沢正輝第10,14,52~54話に登場成熟期。詳細はケンタルモンを参照の事。必殺技は「ハンティングキャノン」。スカモン声 - くまいもとこ、竹内順子(第27話)、山口眞弓(第40話)第10,27,40話に登場成熟期。分断されたファイル島で、相棒のチューモンと共に小島と共に流されるミミ達に出会った。デジヴァイスの光によって心を入れ替える。その後、ダークマスターズの暗黒の力によるスパイラルマウンテン形成の影響で発生した地割れに落ちて死亡した。チューモン声 - 山口勝平、櫻井孝宏(第27話)、重松花鳥(第40話)第10,27,40話に登場成長期。スカモンと組んで追いはぎの様なことをやっていたがデジヴァイスの光でいい気分になり改心する。ダークマスターズ編では相棒のスカモンを失い、自らも傷を負い、かなり衰弱した姿でミミたちと再会する。ピエモンの攻撃からミミを庇い、彼女の腕の中で消滅する。ドリモゲモン声 - 金光宣明第14,21話に登場成熟期。詳細はドリモゲモンを参照の事。バケモン牧師声 - キートン山田第11話に登場バケモン声 - 宮田始典、石塚堅、園部啓一第11話に登場成熟期。丈と空をバケモン様のお供え物にしようとした。エレキモン声 - 高戸靖広第12,14,50,52,54話に登場好奇心旺盛な成長期。詳細はエレキモンを参照の事。必殺技は「スパークリンクサンダー」。コロモン声 - 木内レイコ第12話に登場幼年期。ボタモン声 - 千束美紀第12話に登場幼年期。プニモン声 - 埴岡由紀子第12話に登場幼年期。ポヨモン声 - 塩味薫第12話に登場幼年期。ユラモン声 - 村岡雪枝第12話に登場幼年期。ホエーモン声 - 木村雅史第14,41,42話に登場成熟期➞完全体。詳細はホエーモンを参照の事。必殺技は成熟期時は「ジェットアロー」完全体時は「タイダルウェーブ」。

エテモン編のデジモン[]

エテモン軍団[]エテモン声 - 増谷康紀第15~20,46,47,53話に登場完全体デジモン。サーバ大陸にダークネットワークを張り巡らして、支配していた。砂漠の逆ピラミッドに基地を持つ。ガジモンなど、動物型デジモンを多く部下に持つ。「笑天門」と書かれた乗り物に乗り、モノクロモンに引かせている。オカマ口調でどこか憎めないが、性格は身勝手で冷酷。歌うのが好きだが、部下達はエテモンが歌を歌うのを嫌がっている。必殺技はエテモン時は「ラブセレナーデ」「ダークスピリッツ」メタルエテモン時は「バナナスリップ」「No.1パンチ」「へこきアタック」「フルメタルヒップアタック」「ダークスピリッツ・デラックス」。選ばれし子供達との決戦では、ナノモンの陰謀により暗黒のネットワークの中心部に吸収されそうになるが、逆に取り込んでしまい巨大なデジモンと化す、だが、太一の正しい勇気で進化を遂げたメタルグレイモンの放ったギガデストロイヤーの影響で発生したブラックホールに吸い込まれ、暗黒の世界に飛ばされる。しかし後に、子供達に復讐するために究極体メタルエテモンとして復活し、子供たちを狙うがズドモンとサーベルレオモンに敗れる。ガジモン声 - 菊池正美、風間勇刀、平田広明、櫻井孝宏第15~20,22話に登場成長期。エテモンの統治地域のあちこちに同種がいる。戦闘は本業ではない。必殺技は「パラライズブレス」。コカトリモン声 - 園部啓一、平田広明(第23話)第17,23話に登場成熟期。羽が退化して飛べないのが悩みの種。なぜか名古屋弁で話す。不意を突いてゴマモン、アグモン、ガブモン、トコモン、テントモンを石像に変え、太一達を日干しにして干物にしようとした。ちなみに石にしたパートナーは漬物石にする予定だった。太一と丈の紋章を奪うが、トゲモンとバードラモンに敗れる。最期は巨大サボテンに跳ね返った船にケーブルから電気が漏れ、爆発して死亡。必殺技は「ペトラファイアー」。モノクロモン第15、16、18~20話に登場成熟期。戦闘用。言葉は喋れない。エテモンの乗り物を引っ張る。ファイル島にもいた。必殺技は「ヴォルケーノストライク」。ティラノモン第18、20、21、39、54話に登場成熟期。戦闘用。言葉は喋れない。その他[]ナノモン声 - 宇垣秀成第19,20話に登場小型のマシーン型の完全体。高度な頭脳を持つ。目的のためなら手段を選ばない。過去にエテモンと戦って破れ、記憶の殆どを失ってしまう。それ以来、エテモンに復讐することだけを考えている。体の自由を奪われた上で、エテモンのネットワークに利用されていたが、子供達を利用して脱出。エテモンを道連れにしようとし、暗黒のネットワークの中心部にエテモンとともに落ちて死亡した。必殺技は「プラグボム」。パグモン声 - 竹内順子第15話に登場幼年期。群れをなす悪いデジモン。コロモンの村を乗っ取っていた。コロモン声 - 山口眞弓第15話に登場幼年期。パグモンに捕まれたが、太一達のお陰で助けられる。

ヴァンデモン編のデジモン[]

ヴァンデモン軍団[]

最初はデジタルワールドにいたが、後に現実世界に侵攻した。

ヴァンデモン声 - 大友龍三郎第22~39,53話に登場アンデッド型の完全体デジモン。「現実世界とデジタルワールドを闇の世界で統一し、両世界を統べる王となる」のが野望。聖なる力と日光に弱く、弱点の回避と自らの力を引き上げる為べくお台場に霧の結界を張っていた。結界の中では本来の数倍の力を誇り、完全体を数体相手にしても軽くあしらえる程強い。また、若い人間の女性の血を吸ってエネルギーを蓄えていた。策略高く、周りのものはみなゲームの駒のように考えている。そのため、部下を殺すことに何も躊躇しない。テイルモンいわく、「執念がすさまじい」らしい。9枚のデジモンカードを使って現実世界へのゲートを開き、部下達と共に現実世界へ進行。フジテレビを結界の中心地にし、8人目の選ばれし子供を捜した。一度エンジェウーモンに倒されたがその後、究極体ヴェノムヴァンデモンとなり復活した。だが、デジヴァイスの聖なる力とウォーグレイモンとメタルガルルモンに敗れた。消滅したかに見えていたが、デジモンアドベンチャー02においてベリアルヴァンデモンとして蘇り三度子供たちの前に立ちはだかる。必殺技はヴァンデモン時は「ナイトレイド」「ブラッディストリーム」「デッドスクリーム」ヴェノムヴァンデモン時は「ヴェノムインフューズ」。ピコデビモン声 - 宮田始典第22~32,34~38話に登場成長期。姑息で選ばれし子供達を様々な罠にかけた。戦闘力は低く、パタモン以下である。ヴァンデモンは忙しかったため、ピコデビモンに仕事をまかせっきりだった、しかしピコデビモンは失敗ばかりするため、ヴァンデモンから何回も罰やお仕置きを食らう。最期はヴェノムヴァンデモンに食べられる。必殺技は「ピコダーツ」。ウィザーモン声 - 石田彰第30,34,36,37,53話に登場ヴァンデモンの部下だった成熟期デジモン。ヴァンデモンの部下になる以前、テイルモンに助けられた時から、テイルモンと行動を共にしており、テイルモンに恩義と好意を感じていた。東京に征った際、ヴァンデモンと敵対し、テイルモンとヒカリを引き合わせようと奔走した。最期はヴァンデモンの攻撃からテイルモンとヒカリを庇い死亡した。必殺技は「サンダークラウド」。ナニモン声 - 乃村健次第27話に登場成熟期。ヴァンデモンの城にいた。募集していたヴァンデモンの新しい手下達への統制と特訓が役目。だが、酒が好きで、それを利用されてアグモンとパルモンに騙される。進化した子供たちのデジモンを見て逃げ出した。デビドラモン第26話、27話、28話に登場成熟期。「複眼の悪魔」と恐れられてるデジモンで石像としてヴァンデモンの城を守っていたが、テイルモンのホーリーリングで封印が解かれる。ヴァンデモンの馬車をひいているデビドラモンも登場している。必殺技は「クリムゾンネイル」。ドクグモン声 - 田野恵第28話に登場成熟期。ヴァンデモンの城にいたが、ワーガルルモンに敗れる。必殺技は「スティンガーポーレーション」。マンモン第29話に登場完全体。テイルモンがスカウトした。光が丘に現れ、街を破壊しながら徘徊していた。ガルダモンに敗れる。ゲソモン第30話に登場成熟期。イッカクモンと戦い敗れる。レアモン第31話に登場成熟期。東京湾に現れた。カブテリモンに敗れる。ヘドロモンスターのお約束として上陸した直後にディスコを襲撃した。デスメラモン声 - 平田広明第30,32話に登場完全体。テイルモンがスカウトした。現実世界ではコートを着て変装しながら8人目の選ばれし子供を捜していた。東京タワーでグレイモン達と戦い、メガフレイムを吸収するなど善戦したが、メタルグレイモンにより敗れる。必殺技は「ヘヴィーメタルファイアー」。パンプモン声 - 寺田はるひ第33話に登場完全体。ゴツモン共々ヴァンデモンの手下だが、渋谷で遊んでいた。ヤマト達と戦わずに、楽しく遊ぶ事を選び、ヤマト達をヴァンデモンから庇った事により裏切り者としてヴァンデモンに殺される。必殺技は「トリックオアトリート」。ゴツモン声 - 杉本ゆう第33話に登場成長期。ヴァンデモンの手下でパンプモンと共に渋谷で遊んでいた。ヤマト達と戦わずに、楽しく遊ぶ事を選んだがヤマト達をヴァンデモンから庇った事により裏切り者としてヴァンデモンに殺される。必殺技は「アングリーロック」。ギザモン第35,38話に登場成長期。ヴァンデモン復活のため、一匹残らず喰い殺された。ファントモン声 - 櫻井孝宏第26,35~37話に登場完全体デジモン。ヴァンデモンの命令でバケモン達を引き連れ人間の子供や大人をヴァンデモンの元へ連行した。37話ではヴァンデモンに立ちはだかった太一とグレイモンに襲い掛かろうとするもグレイモンがメタルグレイモンに超進化したために逃げ出す。その後エンジェモンに一撃で倒される。必殺技は「ソウルチョッパー」。バケモン声 - 菊池正美第27,34~38,53話に登場成熟期。ファイル島にも出てきた。ダークティラノモン第35,53話に登場成熟期。心も体もコンピューターウイルスに蝕まれている。リリモンによっておとなしくなるが、粗大ゴミとしてヴァンデモンに処分され、殺される。メガシードラモン第36話に登場シードラモンが進化した完全体デジモン。ズドモンに敗れる。必殺技は「サンダージャベリン」。タスクモン第36~38話に登場成熟期。スナイモンと共にガルダモン、ワーガルルモン、ズドモンを苦戦させるも敗れ去る。ヴァンデモン復活の際に餌として喰われる。スナイモン第36~38話に登場カマキリに似た昆虫型の成熟期。残忍で凶悪。ガルダモン、ワーガルルモン、ズドモンを苦戦させるも敗れ去る。テイルモンを除けば作中に登場したヴァンデモンの部下で唯一のワクチン種。ヴァンデモン復活の際に餌として喰われるその他[]トノサマゲコモン声 - 松尾銀三第25,47話に登場完全体。ゲコモンの城にいて、何百年もの間、眠っていた。ミミたちのおかげで復活したが、とんでもない暴君であることがわかり、メタルグレイモンと戦い、また永い眠りにつく。スパイラルマウンテン形成の際の地割れに飲み込まれた。必殺技は「コブシトーン」。ゲコモン声 - 菊池正美、平田広明、宮田始典、竹内順子、山口眞弓(第47話)第25,47,50,52,54話に登場成熟期。ミミにこき使われていた。ダークマスターズ編でミミ達に味方する。オタマモン声 - 水谷優子、坂本千夏、小西寛子(第47話)第25,47,50,52話に登場成長期。ゲコモン同様ミミにこき使われていた。ダークマスターズ編でミミ達に味方する。ベーダモン声 - 鈴木琢磨第24,53話に登場完全体デジモン。穴に落ちた物の心を奪い売る、心の商人で、うんこが何よりも好き。光子郎の知りたがる心と紋章を奪うが、アトラーカブテリモンに敗れた。語尾に「なのよね」をつけて話す。必殺技は「悪魔の投げキッス」。デジタマモン声 - 堀川仁第23話に登場完全体。ベジーモンと共にレストランを経営。ピコデビモンから金を受け取り、丈とヤマトをレストランから逃がさないようにした。丈との友情を信じたヤマトが進化させたワーガルルモンに、ベジーモンもろとも敗れる。ベジーモン声 - 河本浩之第23,27,53話に登場成熟期。デジタマモンと共にレストランを経営していた。デジタマモンと共に、丈とヤマトを騙す。ワーガルルモンに敗れたデジタマモンを見て逃げ出した。

ダークマスターズ編のデジモン[]

ダークマスターズ[]

デジタルワールドを再構成し、「スパイラルマウンテン」を形成した四体の究極体デジモン。四天王とも呼ばれる。なお、小説版ではアニメのボス級デジモンたちは皆ダークマスターズの配下として一つの組織に属しているが、アニメでは不明。

メタルシードラモン声 - 風間勇刀第40~42話に登場ダークマスターズの一員で究極体。海のエリアを支配していた。様々な策と属してるディープセイバーズを率いて子供たちを何度も追い詰めるものの、ウォーグレイモンのドラモンキラーを使った攻撃によりダメージを受け、ブレイブトルネードを受け敗れる。ダークマスターズで最初に敗れた。ボス級敵デジモンの中で唯一のデータ種。自身もディープセイバーズに属している。必殺技は「アルティメットストリーム」。ピノッキモン声 - 小桜エツ子第40~47話に登場ダークマスターズの一員で究極体。森のエリアを支配していた。ウインドガーディアンズを率いるも、我侭で命を軽視する発言が多く、遊びのように躊躇なく部下を殺す。故に部下からの信頼は全く無い。しかし、それらは全て究極体の力を持て余したが故の驕りと無知、そして無邪気さから来る物であった。そのため遊び相手に指名したタケルから友達が居ないことを指摘された時は酷く動揺していた[5]。また、ジュレイモンから「心」の強さと大切さを諭されるものの、その心は届かず、腹心の部下であった彼さえもあっけなく殺してしまった。最期はヤマトとメタルガルルモンの怒りに触れ、最期まで「心」を知ることなく散ってしまう。メタルエテモンとも戦いを繰り広げた。必殺技は「ブリットハンマー」「フライイングクロスカッター」。ムゲンドラモン声 - 江川央生第40~42,48,49話に登場ダークマスターズの一員で究極体。街のエリアを支配していた。メタルエンパイアを率いており、絶対的な統率力を誇る。ピエモン曰く「つまらない戦闘マシーン」であるが、それだけに「隙のない」デジモン。光子郎との情報戦や絨毯爆撃のような軍事作戦を行うなど、これまでとは一風変わった戦いを見せた。堅実かつ確実な作戦と圧倒的な力で子供たちを追い詰めるが、ヌメモンたちの心とヒカリの想い、そしてウォーグレイモンのドラモンキラーで斬られ敗れた。ダークマスターズの四体の中で最短の話数で倒される。必殺技は「∞キャノン」。ピエモン声 - 大塚周夫第40~42,45,48,50~53話に登場ダークマスターズのリーダーで究極体。ナイトメアソルジャーズを率いる。闇のエリアを支配し、スパイラルマウンテンの頂上に住んでいた。子供達を人形に変える等、トリッキーな能力で子供たちを追い詰めた。選ばれし子供達を全滅まで追い込んだが、最後の最後でホーリーエンジェモンへの進化を許してしまう。デジモン達との総力戦で敗れ、ヘヴンズゲートによって亜空間に飛ばされ消滅した。過去に、選ばれし子供達のパートナーが生まれる予定のデジタマと紋章とタグを扱っていたゲンナイらエージェントを襲撃し、紋章とタグを奪いゲンナイに暗黒球を植えつけた。必殺技は「トランプソード」「エンディングスペル」。

ダークマスターズの配下[]

ダークマスターズのメンバーそれぞれに配属する手下のデジモン達。

ディープセイバーズ[]アノマロカリモン声 - 櫻井孝宏第41話に登場完全体。メタルシードラモンの部下でディープセイバーズの一人。任務に失敗した罰としてメタルシードラモンに投げ飛ばされ、そのまま消滅した。必殺技は「スティンガーサプライズ」。ハンギョモン声 - 櫻井孝宏、竹内順子、菊池正美、小桜エツ子第42話に登場完全体。メタルシードラモンの手下でディープセイバーズの一員。同族数体で編隊を組んだ。深海は活動域ではないので水圧に弱かった。ホエーモンのタイダルウェーブ、ズドモンのハンマースパークで壊滅。必殺技は「フライイングフィッシング」。ウインドガーディアンズ[]キウイモン声 - 徳光由香第43話に登場成熟期。ピノッキモンの部下。羽が退化して飛べなくなっている。バードラモンに敗れる。必殺技は「リトルペッカー」。マッシュモン声 - 天神有海第43話に登場成長期。ピノッキモンの部下。嘘の報告をしたとしてピノッキモンに殺される。本作にてナレーターの紹介はなかった。ブロッサモン声 - 荒木香恵第43話に登場完全体。ピノッキモンの部下。嘘の報告をしたとしてピノッキモンに殺される。本作にてナレーターの紹介はなかった。ガーベモン声 - 平田広明、竹内順子、藤田淑子第44話に登場ピノッキモンの部下。必殺技はウンチバズーカ。完全体。三体同時に現れ、一体目はリリモンに、二体目はメタルグレイモンに、最後の一体はブラックホールで子供達を吸い込もうとしたが、メタルガルルモンに後ろをとられ敗れる。デラモン声 - 竹内順子第43,46,47話に登場「~である」という喋り方が特徴の完全体。ピノッキモンの手下だがフローラモンと共に相当ピノッキモンには不満があり、子供達に味方する。館から逃げたあと、消息不明。フローラモン声 - 前田愛第43,46,47話に登場成長期。ピノッキモンの手下だがデラモンと共に相当ピノッキモンに不満があり、子供達に味方する。館から逃げたあと、消息不明。ジュレイモン声 - 菊池正美第44,47話に登場完全体。ピノッキモンの手下で執事のような存在。ウォーグレイモンとメタルガルルモンを戦わせるためにヤマトを唆すなど、策士の面を持つ。ピノッキモンの部下で唯一忠誠心を持ち、彼に「心」の強さを伝えようとした。しかしその言葉はピノッキモンには届かず、ついには逆鱗に触れ殺されてしまう。ピノッキモンは最期まで「心」を知る事は無かったが、「足りないもの」という言葉は最後まで突き刺さっていた。必殺技は「チェリーボム」。レッドベジーモン声 - 竹内順子、櫻井孝宏第47話に登場成熟期。ベジーモンの強化したもので、ピノッキモンの部下。集団で子供達に襲い掛かるものの、成長した子供たちのデジモンの前では敵ではなく、あっさりと敗れてしまう。1体だけピノッキモンについて行こうとするが足手まといとして殺される。ウッドモン第46話に登場成熟期。近くを通りかかったデジモンを襲ってエネルギーを吸収している。オーガモンを集団で追いかけていた。隕石(メタルエテモン)が落ちて全員死亡した。メタルエンパイア[]ハグルモン声 - 櫻井孝宏、平田広明第48話に登場成長期。メタルエンパイア軍団の一員で、オペレーターのような役割を務める。ガードロモン第45話に登場成熟期。メタルエンパイア軍団の一員。必殺技は「ディストラクショングレネード」。メカノリモン第45,47,48,52~54話に登場成熟期。メタルエンパイア軍団の一員。中でバケモンが操縦している模様。必殺技は「トゥインクルビーム」。タンクモン声 - 櫻井孝宏第48話に登場成熟期。メタルエンパイア軍団の一員。必殺技は「ハイパーキャノン」。メガドラモン声 - 平田広明第48話に登場完全体。完全体のドラゴンデジモンの中では最大級のパワーを誇る。メタルエンパイア軍団の一員。必殺技は「ジェノサイドアタック」。ギガドラモン第48話に登場完全体。パワー・飛行スピード共にメガドラモンを上回る。メタルエンパイア軍団の一員。なお、設定上はギガドラモンはメガドラモンにパワーで勝るがスピードで劣り、力を合わせればお互いの欠点を解消できるという物だが、本作ではメガドラモンの強化版となっている。ワルもんざえモン声 - 高橋広樹第49話に登場完全体。メタルエンパイア軍団の一員で、性格はもんざえモンとは似ても似つかず凶悪でヌメモンをこき使っていた。子供達に敗れた後ムゲンドラモンに助けを求めるが、独断専行の果てに取り逃がしたことがムゲンドラモンを激怒させ、消される。ナイトメアソルジャーズ[]レディーデビモン声 - 永野愛第50話に登場。堕天使型の完全体。ピエモンの部下でナイトメアソルジャーズの一人。エンジェウーモンとの女の戦い(ビンタの張り合い)は、太一曰く「おっかない」、光子郎曰く「(女性は)怒らせると怖い」ほど鬼気迫るものだった。ヘブンズチャームで消滅する。必殺技は「必殺技は「ダークネスウェーブ」「ダークネススピア」。イビルモン第52話に登場。戦闘を好む邪悪な成熟期のデジモン。ピエモンの合図と共に集団で現れる。選ばれし子供達とそのデジモンと子供達に味方したデジモン達によってけちらされ、最後はピエモンと共にヘヴンズゲートによって亜空間に飛ばされ、運命を共にした。

最後の敵[]

アポカリモン声 - 大塚周夫第53,54話に登場究極体。本作における全ての元凶。「我々」を一人称に使う(または「私」)。進化の過程で消えていったデジモンの無念の思いの集合体。よって本来はデジモンであるのかさえも不明である。滅んで行ったデジモン達の必殺技なら全て使える。存在するだけで世界を歪ませ、ダークマスターズもこの歪みによって強い闇の力を得て居ただけに過ぎない。一度はパートナーデジモン達をデスエボリューションにより退化させ、デスクロウにより紋章とタグを破壊し、選ばれし子供達とパートナーデジモン達をデータに分解する圧倒的な力を見せた。しかし自らの心に在る紋章を輝かせた選ばれし子供達に本体を倒される。最後の悪あがきで滅びる寸前に自爆技であるグランデスビッグバンによりこの世界を巻添えにしようとしたものの、デジヴァイスの力によりビッグバンごと封じられた。小説版でのアポカリモンは、最初からグランデスビッグバンにより世界をリセットし、新世界の神になることを企んでいた。必殺技は「グランデスビッグバン」。

その他[]

ナレーター声 - 平田広明第1~54話に登場物語を語る謎の人物。常に冷静な口調でしゃべるが、妙な所で力が入る。その正体はデジモンアドベンチャー02で判明する。昔の選ばれし子供達第53話に登場1995年から1999年の間にデジタルワールドに呼び寄せられた、太一達以外の「選ばれし子供」のこと。53話と小説版でその存在が明らかとなる。しかし次作を含めて作中に登場した事は無い(昔のアポカリモンと戦った子供とそのパートナーデジモンはシルエットのみ登場)。デジタルワールドに発生した危機の一つである昔のアポカリモンと戦った子供はシルエットによると5人であるが、1995年から1999年の間にどのくらいの危機がデジタルワールドに発生し、どのくらいの人数の選ばれし子供がデジタルワールドに招かれたかは不明。小説版では彼らのパートナーデジモンが四聖獣に進化したと説明されている。

脚注[]

  1. なおデジモンワールドでは、現実世界の1分が1日だった。
  2. 小説版によると三軒茶屋のマンション暮らし。
  3. 成長期から一気に進化し、その過程である成熟期・完全体が飛ばされるため。
  4. パタモンは天使の羽、テントモンとパルモンは、テントモンは緑、パルモンは紫と、パートナーの紋章の色とは補色とも、お互いに交換しあったとも言える様な形となっている。
  5. ただし当のタケルとしては、その場凌ぎの手段であった。
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