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ダンのて
とにかく、伝えるにゃ伝えたから。
その締めっ括りが改められるのを期待してるよ
卦外の中でも、より特別なものを指し示す語。
諸機関のごく一部でのみ見られる通名であり、その中では学術的卦外として列挙される4種を一括に括った呼称であるが、『それ』自体に通ずる限られた人間は、神秘戮し、魔法使いの2種のみをして不編の手と呼ぶ。
由来こそ定かではないが、Done〔完了・終了〕の意を汲み、それを指した皮肉ないし畏怖をもって『終止符を打つもの』『お話にならないもの』として呼ばれている――と、現代では定義されている。
片や、窮極の一個一種。片や、それすら終わらせるもの。いずれも理の解脱者であり、人知に組み込むことのならない不可知、侵されざる神秘。
先に不変が来て、次に「世界へ編むことなら不」。
不編とし、遡って再び不変とする。文字通り『お話にならないもの』であり、しようがないものと謂う。
これらの有り様は先史より変わらず、三十六万五千の夜を経ても、経る中でも、動くことがない。魔法使いは魔法使いであるし、神秘戮しは神秘を殺すものに他ならない。真の列挙から外れた2種、および神秘さえも「付き合い方」を変えられるが、真なる不編の手はそうでしかない。
彼らを目の当たりにした者は以後大枠4種のまま不編の手と呼ぶことを憚り、口を揃えて真なる2種以外は考えられないと言う。事実、逸脱している全てとの接触を成し遂げた学者をしてそれ以外には在り得ないと言い、また「『ご都合主義』は〝主義〟と言える時点で世界の範疇だが、それにしても不編の手は都合が良すぎる。……では、これは誰の、何の都合なのだ?」と疑念を明らかにしている。
通称、「出たら世界観が壊れる奴ら」。
もしくは「話が違う奴ら」で、どの軸からの客演であっても影響を及ぼす連中。
仰々しさに反してメタ的な実態は悪口であり、出すことへの躊躇自体を言っている。
作中においては、真なる意味で知る者と使う者が殆どいない、非常に重要度の低い単語。
神秘戮しと魔法使い「双方の」実態を知り、かつ事情に通ずるほど彼らに近い人間は、いかなる時系列であれ片手で足りる程度にしか居ないからだ。
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