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りゅうか
竜とは驕るものであり、竜とは求める物であり、彼らはいどむ者となった
そのため、彼らは道のりであって、人々がゆく先、
かつ、新たなパラダイムである
人間がステージの異なる特定生命へ転化する現象、または陳腐化された『竜』自体を指す俗称。
先天的な遺伝子疾患――特定染色体が3本オミットされず、通常染色体との間で乗換えが発生する――を保持する者を対象とし、ネガポジと論理の是非等問わず、個人の抱く感情ないし具体的な信が、乞いに焦がれ尽くし尚も足りぬと極点に到る瞬間、当該者の形態は竜へと「移行」する。曰くは邪悪、転じ淫、貪、怒りにも似た熱望の象徴。
あくまで象徴的呼称であり、その実態は四ツ足一対翼、あるいは胴長の姿とはかけ離れて、移行した人間の想念が反映された「状態」に過ぎない。文字通りの竜である者から、単な異形、自我に基く無機的様相、気体液体を始めとする不定形、果てには素粒子にまで刻まれるなど、常軌を逸する有様は少なくない。ゆえに、竜が竜であると知られることは滅多となく、多くが世界へ溶け込んでしまっている。
その中で知られうる、逆説人前に姿を見せるらしい竜は、往々にして強力かつ厄介な自我ないし信を有して憚らず、複数の形態へ渡る個体さえも現れ、自らの根源にまつわる権能を如何なく発揮、無聊の焦がれの慰めを最優先に人の道を別ち、人間社会を去った。以上が、人々の視点から観る一般的な竜であり、成り立ちの実態に反して目撃例が少ない理由の一端となっている。
これらは三十六万五千の夜以降に確認された現象であり、真相は大破局の終末を生存したことによる、一種の適応・進化である。現時点では条件が満たされても転化する者はごく一部に留まり、大進化中の突然変異でしかない。途上の進化は未熟な変態で、種としての確立が未だ成されていない人類の亜種止まり。この状態では秘転同様に不可知の神秘を『疑似的に』帯びているが、種としての移行が完了された時点でマイノリティから成立する神秘は喪われる。*1
過半数が人体を失うことから必然物質的構造は置き換えられ、その後の自我に関わらず精神構造・思考形態は根本から異質なものへ変化、人の枠においてとても正常な精神とは呼べぬ様相を示し、秩序に則った意思疎通は困難。雌雄の境は取り去られ、寿命も不老もしくは転化後の状態に依存、形態として共生可能な状態であろうと、時空間・パーソナルへ対する意識スケールも噛み合わない。
竜渦に陥ったものと相対的下等にある人の相互間は、理解は示し合えど一切の共感の不可、望まぬ不和が陰を落とし、総ての移行が成される時までマイノリティを伝承たらしめている。
何より、以上は真なる進化への途上、竜渦はいち段階に過ぎず、次の千年が人である保証はどこにもない。
| これまでに確認された『竜』 | ||||
| 称号 | 本名 | 形態/極点感情 | 能力 | |
| 『陽恋』 | 不明 | 形態 | ドラゴン(四足) | なし |
| 感情 | 失恋 | |||
| 『胤鉄』 | 不明(ノータイトの竜) | 形態 | 人型/半人半竜 | 置換による自己補修 |
| 感情 | なし*2 | |||
| 可能性を持つ者 | ||||
| 『淫蛇』 | ヴァーフニラッド・オムルカ | 形態 | 変化なし | なし |
| 感情 | 強欲 | |||
| 『死忌を数える』 | ガイララベク | 形態 | 架空元素 | 不老不死*3 原子化 |
| 感情 | 死への忌避 | |||
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