アーリュシオール

天護の国　アーリュシオール　(Ya Rusiol)

雲の上にあると言われる天使族発祥の国。魔法を極めたソルシエ血統たちが翼を宿し天の国を作ったと言われている。ソルシエ連合に所属しており、フロウフローラやサンディアークとは交流が盛んに行われている。同盟を結ぶまでは地上との交流が少なかったため独自の文化が発展しており、地上の文化が入り風潮が変わりつつある今でも古いしきたりやナチュラリズムのような風潮が残っている地域もある。裸の天使族が居ても驚かないように。

翼の小さい天使族は卑下の対象とされていた時代もあったが、今ではケルビムの普及や天使族以外のヒトびとが移住するようになったため、その考えも薄れてきてはいる。ソルシエたちのみで発展させたという数少ない魔法国家であるため、純粋な魔法文化が学べるとしてソルシエ学院生の公認留学先にもなっている。

 

雲の上にあり、一定の周期で特定のルートを移動しているため、自力でたどり着くのは難しい。アーリュシオールに観光する際には、近くの連合国の航空便を使うことで行くことができる。連合国の空港やクロスタグラムなどで現在のアーリュシオールの位置情報や周回周期情報などを確認することもできる。

国一帯は魔法によって酸素や気圧が地上と同じように保たれているが、それでも急な低圧・低酸素によって気象病、高山病になるケースも有るので注意。

国のいたるところに魔法媒体店があり、様々な形のケルビムを取り揃えている。天使族人口の高さから需要が高く、ケルビム専門の職人がいるほどである。移動する国だからこそ、アーリュシオールの商店エリアは各国が高クオリティな魔法媒体を持ち寄る巨大な市場になっており、連日多くの魔法使いたちが立ち寄り賑わいをみせている。

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