天使族

ページ名:天使族

とあるソルシエ血統の総称。人間も人外種も存在する。

魔法を極め天を目指した者たちの末裔で、高い魔法適正を持ち、背や腰に翼を宿し自在に空を飛ぶことができる。この翼は、魔力制御器官として進化しており、直接羽ばたかせずに魔法の力で空力を操って浮遊させる。翼の大きさは個体によってまちまちで、翼の大きさによって操れる魔力に差が出てしまうため、翼の小さな天使族は「魔力制御補助翼・ケルビム」という魔法媒体を用いて飛ぶ。一部の天使族には「ランドセル」や「エナジー」と呼ばれている。由来は不明。

しきたりにより幼少期から浮遊魔法の教育が施され、この翼を使いこなせるようになって初めて一人前の天使族として認められる。

翼の大きさが天使族としても誇りという風習も少なからず根付いてはいるが、現在は多様化の考えが広まり怪我や病気などにより翼を失った天使族も平等という考え方が多数派に。一部の血統を重んじる富裕層は、翼の大きさを一族の血統の誇りという考え方が残っていたりする。

アーリュシオールという雲の上に作られた天使族たちの国があり、天使族のほとんどがこの国の出身。現在はソルシエ連合に属している。地上との交流がなく、原始的な文化(ナチュリズムなど)が色濃く残っている地域も存在している。また、フロウフローラやサンディアークとの交流が盛んであり、一部の天使族が出稼ぎや出張に行っていたりする。

天使族基本設定

・現状ソルシエのみ存在。(元天使族の設定の場合はヴァイス)

・ニンゲン、獣人などのヒトに、背中や腰に翼が一対以上ある姿をしている。(ファントムな神話的存在ではない)

・背に翼がある以外、身体能力などはこの星に住むヒトとほとんど変わらない。

・翼は飛ぶための魔力制御器官で、本体の魔力制御とは別扱い。

・個体によって翼の大きさがまちまちで、大きいほど飛行時に扱える魔力が多くなりより高く速く飛べる。翼が小さい場合は「魔力制御補助翼・ケルビム」という翼形の魔法媒体を用いることで飛行が可能になる。

出身は雲の上に作られたアーリュシオールが大半であり、ソルシエ共和国首都(名前未定)やフロウフローラやサンディアークに住む者が多い。

 

【関連】

アップ

リリアンヌ

アルビオン

セルギウス

ベルシャリル

 

+-

天使族のみが発症する「堕天」という症状ある。肌や体毛が無彩色化し、全身の痛み、吐血、幻覚、パニック障害などが起こり、やがて体内の膨大な魔力を制御できなくなりヴァイス化、最悪の場合死亡してしまう。原因は不明瞭な点が多いが精神疾患から身体症状になる場合や、過度の魔力を吸収しすぎることで魔力制御ができなくなり発症する場合もある。天使族が生まれてから今の代まで直接的な治療法が存在しておらず、ヴァイス化によって身体機能や魔力が強化され暴走する個体もいるため、発症したものは天使族のしきたりによりすみやかに「処分」が施されることとなっている。ここ数年で精神疾患で発症する場合の事例は少なくなっていっているが、新たに謎の原因で突然発症するケースが確認されており、原因究明が急がれている。

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