クイントン・ジャクソン

ページ名:クイントン・ジャクソン
クイントン・ジャクソン
本名クイントン・ラモーン・ジャクソン
(Quinton Ramone Jackson)
通称ランペイジ(Rampage)
性別男性
国籍アメリカ合衆国
誕生日1978年6月20日(44歳)
出身地テネシー州メンフィス
身長184cm
体重93kg
リーチ
階級ライトヘビー級
ミドル級
スタイルレスリング
所属チーム・イハ
→チーム・パニッシュメント
→チーム・オーヤマ
→ゴッド・ストリート・ソルジャー
→ウルフスレアMMAアカデミー
テーマ曲Rampage(オリジナル)

クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン(Quinton "Rampage" Jackson、1978年6月20日 - )は、アメリカ合衆国の総合格闘家。テネシー州メンフィス出身。ウルフスレアMMAアカデミー所属。「ランペイジ(暴れん坊)」のニックネームを持つ。ランペイジ・ジャクソンと表記されることが多い。

スラムを多用するパワフルかつ荒々しいファイトで注目されたが、堅実なボクシングテクニックやレスリングの攻防にも優れている。かつては下品で粗暴な発言・行動が多かったが2004年にキリスト教に入信し、以前よりは大人しくなった。

目次

獲得タイトル[]

来歴[]

17歳でレスリングを始めるが、競技大会に出場することはなかった。その後、大学時代に友人の勧めで総合格闘技に転向した[1]。

1999年11月13日、メンフィスで行なわれたISCFでプロデビュー。マイク・パイルと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。

アメリカのローカル大会で連戦連勝していたところ、桜庭和志の相手に抜擢され、2001年7月29日の「PRIDE.15」でPRIDEに初参戦。試合には負けたものの、投げ技で桜庭を追い詰め高い評価を獲得し、PRIDEレギュラーの座を手に入れた。PRIDE参戦当時は廃バスに住んでいるという触れ込みで「暴走ホームレス」というギミックが付与された。実際に廃バスに住んでいた事実はなく、トレーニングのため一時期カリフォルニアに移住した際に経済的に苦境に陥り、アパートを引き払ってキャンピングカーに住んでいたにとどまる[1]。

2001年12月23日、「PRIDE.18」で松井大二郎と対戦するも試合開始早々膝蹴りが松井の金的に入り、反則負け。このことが不満だったらしく後に松井との再戦を度々希望していた。

2002年7月14日、K-1に参戦。「K-1 WORLD GP 2002 in FUKUOKA」でシリル・アビディと対戦し、1Rに右フックでKO勝ち。同年12月31日に「INOKI BOM-BA-YE 2002」でアビディと再戦するも、3-0の判定勝ちを収めた。

2003年3月16日、ヴァンダレイ・シウバの持つミドル級王座挑戦権を賭けたケビン・ランデルマン戦に勝利し、PRIDEミドル級のトップファイターとして認知されるようになった。そして試合終了後シウバへのマイクアピールから大乱闘へと発展、次回大会での王座挑戦は確実になったかのように見えた。

しかし、その後の「PRIDE.26」ではイリューヒン・ミーシャ、PRIDEミドル級GP1回戦ではムリーロ・ブスタマンチ(ヒカルド・アローナの負傷により変更された)、準決勝ではチャック・リデルと続くが、これらの試合にも全て勝利した。長い前哨戦を終えようやくGP決勝にて因縁のシウバと対決。序盤は有利に試合を運んだが、最後はシウバの膝蹴りの連打の前に敗北。準優勝となった。

2004年6月20日、「PRIDE GRANDPRIX 2004 2nd ROUND」でヒカルド・アローナと対戦。アローナの執拗な寝技の前に完全に試合の主導権を握られるが、三角絞めを狙ったアローナをパワーボムでマットに叩きつけ失神KO勝ち(ただし、叩きつけた際に不慮のヘッドバットが入った可能性もある)。王者シウバへの挑戦権を再度獲得した。

2004年10月31日、「PRIDE.28」で約1年ぶりにシウバと再戦。リングイン後、携帯電話で日本人の彼女にプロポーズした(プロポーズは成功し結婚したものの、のちに離婚)。試合では王者をあと一歩まで追い詰めるも、またもシウバの膝を顔面に受けKO負けを喫した。

2005年2月20日、「PRIDE.29」でシウバの同門ムリーロ・ニンジャと対戦し、2-1の判定勝ちを収めた。

そして念願のタイトル獲得に向けて挑んだ4月23日のPRIDE GP 2005では、シウバの弟弟子であり、ニンジャの実弟であるマウリシオ・ショーグンの打撃で肋骨を骨折し、1回戦で敗北してしまう。後日、試合中に「肋骨が折れた」と自陣にアピールしたが、タオルを投入してくれなかったセコンドと衝突、長年所属してきたチームオーヤマを離脱することとなった。この試合後にファニート・イバラを正式にトレーナーに迎え入れた[1]。

2005年10月23日、復帰戦となった「PRIDE.30」で横井宏考と対戦し、TKO勝ちを収めた。

2006年2月26日、「PRIDE.31」でユン・ドンシクと対戦し、3-0の判定勝ち。この試合でDSEとの契約が終了し、PRIDEを去ることとなった。

2006年7月22日、WFA(World Fighting Alliance)でマット・リンドランドと対戦。スラムをお互い繰り出すなどして、2-1の判定勝ちを収めた。

次戦は、総合3戦目(当時2戦2勝)のランペイジを総合初戦ながら破ったマーヴィン・イーストマンとのリベンジマッチがWFAで予定されていたが、WFA自体がUFCを運営するズッファ社に買収されたため、イーストマン戦はそのままUFCへスライドされることとなった。

2007年2月3日、UFCデビュー戦となった「UFC 67」で改めてイーストマンと対戦。2ラウンド、クリンチアッパーの連打でイーストマンをKOし、7年越しのリベンジを成功させた。

2007年5月26日、「UFC 71」で王者チャック・リデルと対戦。リデルに強烈なパンチを浴びせ、1ラウンドでTKO勝ち。第7代UFC世界ライトヘビー級王者となった。同時にノックアウト・オブ・ザ・ナイトも受賞した。

2007年9月8日、「UFC 75」で初のライトヘビー級王座防衛戦としてPRIDE二冠王者ダン・ヘンダーソンと対戦。全体として試合を優勢に進め、3-0の判定勝利により初防衛に成功した。

2008年1月3日、UFC公式サイトにおいてThe 2007 Fighters of The Year第1位に選ばれた[2]。

2008年4月から放送されたリアリティ番組「The Ultimate Fighter」のシーズン7でチーム・ランペイジのヘッドコーチを務めたが、シーズン中はチーム・ランペイジの選手は準決勝までで全員敗退。相手チームに失格者が出たことによりCBダラウェイが敗者復活を果たすも、CBは決勝でアミール・サダローに敗れた。シーズン後の同年7月5日に行なわれた「UFC 86」では同じくコーチを務めたフォレスト・グリフィンとライトヘビー級タイトルマッチで対戦。0-3の判定負けにより防衛に失敗し王座から陥落した。敗れたもののファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2008年7月15日、アメリカ合衆国カリフォルニア州で当て逃げと無謀運転の疑いで逮捕された。ダナ・ホワイトが25,000ドルの保釈金を払い釈放されるも、再び拘束された。

2008年12月27日、「UFC 92」でPRIDEで2連敗したヴァンダレイ・シウバと3度目の対戦。左フックで失神KO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2009年3月7日、「UFC 96」でキース・ジャーディンと対戦し、3-0の判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2009年9月から12月にかけて放送された「The Ultimate Fighter」シーズン10でヘッド・コーチを務めた。同じくヘッド・コーチを務めたラシャド・エヴァンスとはシーズン中から舌戦を繰り広げるなど因縁を深めたが、シーズン終了後映画出演(「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」)を優先しエヴァンスとのコーチ対決を拒否した[3]。2010年5月29日、「UFC 114」でエヴァンスと対戦し、0-3の判定負けを喫した[4]。

2010年6月にアメリカで公開された「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」でバラカス軍曹(コング)役で出演。同年8月の日本公開に合わせ来日も果たし、今後は俳優と格闘家の活動を平行して行ないたいと語っている[5]。

2010年11月20日、「UFC 123」のメインイベントでリョート・マチダと対戦し、2-1の判定勝ちを収めた[6]。

2011年5月28日、「UFC 130」のメインイベントでマット・ハミルと対戦し、3-0の判定勝ち[7]。当初はチアゴ・シウバと対戦予定であったが薬物検査での不正により欠場となり、その後ラシャド・エヴァンスとの対戦が取り沙汰されるも、最終的にハミルとの対戦が決定した。

2011年9月24日、「UFC 135」のメインイベント・UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチでジョン・ジョーンズに挑戦し、チョークスリーパーによる一本負けを喫し王座獲得に失敗したもののファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[8]。

2012年2月26日、ズッファ体制初の日本開催となった「UFC 144」のセミファイナルでライアン・ベイダーと対戦し、0-3(27-30、27-30、27-30)の判定負け[9]。他の大会に出場予定であったが、日本大会への出場を希望し、それが叶う形となった。しかし、前日計量で6ポンドオーバーとなり、211ポンドのキャッチウェイトバウトとなった[10]。また、入場時には、『PRIDEのテーマ』で入場した。

戦績[]

総合格闘技[]

総合格闘技 戦績
42 試合(T)KO一本判定その他引き分け無効試合
32 勝16511000
10 敗3241
勝敗対戦相手試合結果イベント名開催年月日
×ライアン・ベイダー5分3R終了 判定0-3UFC 144: Edgar vs. Henderson2012年2月26日
×ジョン・ジョーンズ4R 1:14 チョークスリーパーUFC 135: Jones vs. Rampage
【UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチ】
2011年9月24日
○マット・ハミル5分3R終了 判定3-0UFC 130: Rampage vs. Hamill2011年5月28日
○リョート・マチダ5分3R終了 判定2-1UFC 123: Rampage vs. Machida2010年11月20日
×ラシャド・エヴァンス5分3R終了 判定0-3UFC 114: Rampage vs. Evans2010年5月29日
○キース・ジャーディン5分3R終了 判定3-0UFC 96: Jackson vs. Jardine2009年3月7日
○ヴァンダレイ・シウバ1R 3:21 TKO(左フック)UFC 92: The Ultimate 20082008年12月27日
×フォレスト・グリフィン5分5R終了 判定0-3UFC 86: Jackson vs. Griffin
【UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチ】
2008年7月5日
○ダン・ヘンダーソン5分5R終了 判定3-0UFC 75: Champion vs. Champion
【UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチ】
2007年9月8日
○チャック・リデル1R 1:53 TKO(パウンド)UFC 71: Liddell vs. Jackson
【UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチ】
2007年5月26日
○マーヴィン・イーストマン2R 3:49 KO(右アッパー)UFC 67: All or Nothing2007年2月3日
○マット・リンドランド3R終了 判定2-1WFA: King of the Streets2006年7月22日
○ユン・ドンシク3R(10分/5分/5分)終了 判定3-0PRIDE.31 Dreamers2006年2月26日
○横井宏考1R 4:45 TKO(サッカーボールキック)PRIDE.30 STARTING OVER2005年10月23日
×マウリシオ・ショーグン1R 4:47 TKO(スタンドでの膝蹴り)PRIDE GRANDPRIX 2005 開幕戦
【ミドル級GP 1回戦】
2005年4月23日
○ムリーロ・ニンジャ3R(10分/5分/5分)終了 判定2-1PRIDE.29 SURVIVAL2005年2月20日
×ヴァンダレイ・シウバ2R 3:26 KO(スタンドでの膝蹴り)PRIDE.28
【PRIDEミドル級タイトルマッチ】
2004年10月31日
○ヒカルド・アローナ1R 7:32 KO(バスター)PRIDE GRANDPRIX 2004 2nd ROUND
【特別試合】
2004年6月20日
○美濃輪育久2R 1:05 TKO(グラウンドでの膝蹴り)PRIDE 男祭り 20032003年12月31日
×ヴァンダレイ・シウバ1R 6:28 TKO(スタンドでの膝蹴り)PRIDE GRANDPRIX 2003 決勝戦
【ミドル級GP 決勝】
2003年11月9日
○チャック・リデル2R 3:10 TKO(タオル投入)PRIDE GRANDPRIX 2003 決勝戦
【ミドル級GP 準決勝】
2003年11月9日
○ムリーロ・ブスタマンチ3R(10分/5分/5分)終了 判定2-1PRIDE GRANDPRIX 2003 開幕戦
【ミドル級GP 1回戦】
2003年8月10日
○イリューヒン・ミーシャ1R 6:26 KO(グラウンドでの膝蹴り)PRIDE.26 REBORN2003年6月8日
○ケビン・ランデルマン1R 7:00 TKO(グラウンドでのパンチ)PRIDE.252003年3月16日
○イゴール・ボブチャンチン1R 7:17 TKO(グラウンドでのパンチ)PRIDE.222002年9月29日
○ショーン・グレイ3R 0:37 TKOKing of the Cage 13: Revolution2002年5月17日
○佐竹雅昭1R 7:07 KO(スラム)PRIDE.202002年4月28日
×松井大二郎1R 0:14 反則(金的)PRIDE.182001年12月23日
○石川雄規1R 1:52 KO(スタンドでのパンチ)PRIDE.172001年11月3日
○アレクサンダー大塚2R終了時 TKO(ドクターストップ)バトラーツ ~格闘ロマン2001 バトラーツ対WORLD~2001年10月14日
×桜庭和志1R 5:41 スリーパーホールドPRIDE.152001年7月29日
○ケネス・ウィリアムズ1R 4:40 チョークスリーパーGladiator Challenge 4: Collision at Colusa2001年6月17日
○ブライソン・ハウブレック1R 1:48 1:48 ギブアップ(パンチ連打)King of the Cage 8: Bombs Away2001年4月29日
○ロッコ・ヘンダーソン2R 1:15 チキンウィングアームロックGladiator Challenge 3: Showdown at Soboba2001年4月7日
○デイブ・テイラー1R終了時 TKO(タオル投入)Gladiator Challenge 2: Collision at Colusa2001年2月18日
○チャーリー・ウェスト5分3R終了 判定Gladiator Challenge 12000年12月9日
○ロブ・スミス5分3R終了 判定3-0King of the Cage 6: Road Warriors2000年11月29日
○ウォーレン・オーズリー1R 6:04 腕ひしぎ十字固めDangerzone: Night of the Beast2000年10月28日
○ロン・ランフ1R 1:18 TKO(マウントパンチ)Continental Freefighting Alliance 22000年7月19日
×マーヴィン・イーストマン5分2R終了 判定0-3King of the Cage 4: Gladiators2000年6月24日
○マルコ・ベルムダス2R チョークスリーパーHuntington Beach Underground Pancrase2000年5月13日
○マイク・パイル5分3R終了 判定3-0ISCF: Memphis1999年11月13日

キックボクシング[]

キックボクシング 戦績
2試合(T)KO判定その他引き分け無効試合
2勝11000
0敗000
勝敗対戦相手試合結果イベント名開催年月日
○シリル・アビディ3R終了 判定3-0INOKI BOM-BA-YE 2002【K-1ルール】2002年12月31日
○シリル・アビディ1R 1:55 KO(右フック)K-1 WORLD GP 2002 in FUKUOKA2002年7月14日

人物[]

  • 首からチェーンを下げて入場する。
  • 怪力ぶりで有名だが、本人曰く、幼い頃に父親の工房で荷物運びを手伝っていたため怪力が身に付いたという。また、ウエイトトレーニングはほとんどやっておらず、ウエイトトレーニングの際、扱うウエイトが軽すぎるため、他の者から笑われたというエピソードすら持つ。

出演[]

  • 『ミッドナイト・ミートトレイン』(2008年) - カメオ出演
  • 『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』(2010年) - バラカス軍曹(コング)役

脚注[]

  1. ↑ 1.01.11.2 真面目なクイントン・ジャクソン「戦いとは、俺の心臓を危険に晒すということ」 GONKAKU 2007年11月号 P30-35
  2. ↑Ten Best - The 2007 Fighters of The Year UFC公式サイト 2008年1月3日
  3. ↑【UFC108】対戦カード変更続出、UFC2010スタート!! MMAPLANET 2009年12月29日
  4. ↑【UFC114】因縁に決着、ラシャドがランペイジを下す MMAPLANET 2010年5月30日
  5. ↑“俳優”ランペイジが語る役者としての挑戦 スポーツナビ 2010年9月2日
  6. ↑【UFC123】驚きを隠せないジャクソン、リマッチを約束 MMAPLANET 2010年11月21日
  7. ↑【UFC130】テイクダウン許さず、ランペイジが判定勝ち MMAPLANET 2011年5月29日
  8. ↑【UFC135】ジョーンズ一本勝ち、ランペイジ退け初防衛 MMAPLANET 2011年9月25日
  9. ↑【UFC144】持ち味を発揮できず、ランペイジ敗戦 MMAPLANET 2012年2月26日
  10. ↑【UFC144】待ったなし、UFC JAPAN公開計量終了 MMAPLANET 2012年2月25日

関連項目[]

外部リンク[]

  • クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン公式サイト
  • UFC 選手データ
  • PRIDE 選手データ - Internet Archive
  • SHERDOG 選手データ
前王者
チャック・リデル
第7代UFC世界ライトヘビー級王者

2007年5月26日 - 2008年7月5日

次王者
フォレスト・グリフィン

Wikipedia[]

  • Wikipedia:ja:クイントン・ジャクソン
  • Wikipedia:en:Quinton Jackson
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