3-1から3-9

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<見出し>

3-1【新作イチゴのミルフィーユ】

3-2【閉店しちゃってた…】

3-3【鏡也の自宅にて】

3-4【裸の付き合い】

3-5【お菓子完成!】

3-6【プニプニお腹と二重人格】

3-7【盃に酒を注ぎて】

3-8【酒を煽って】

3-9【酔って眠っておやすみなさい】

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3-1【新作イチゴのミルフィーユ】

セリフ数:38

新山「パティシエ…か…」
甘党警察官がこちらを見ている

豪「…なんだろう、視線を感じるなぁ」
(不安そうにケーキを作り)

鏡也「甘いもんか……そういや俺甘いのって食べたことなかったな……」

豪「出来た、僕特製イチゴのミルフィーユ…!」

新山「美味そうだな…」
毅然とした態度で話しかけるが目の前の甘い誘惑に本能は逆らえず尻尾を振ってしまっている

鏡也「ほぉーお、こりゃまた美味そうなもんで……(ちょっと食ってみてぇな……でも、食っていいのか……?)」

豪「いらっしゃいませ、ようこそお菓子屋bearhouseへ」
(客を見つけると小さく微笑むと厨房から出てきて2人に話しかけ)

豪(2人も来た…緊張するなぁ)

鏡也「あ、あぁ、邪魔してんぜ」

豪「食べていきますか、自信作なんです」

新山「つい甘い匂いに吊られてしまってな…、貰ってもいいのか?」

豪「はい、来てくれたのも何かの縁 是非 お茶もお出し出来ますよ」

鏡也「お、食っていいのかい? そんじゃ、遠慮なく」
一口食べる。

鏡也「もぐもぐ……ん!うめぇな……!これ、気に入ったぜ」

豪「お口にあってよかったです」

新山「ではお言葉に甘えさせてもらうとするか…」
そういいながら1口

新山「あむ…ん…んむ。口の中に溶ける甘みとイチゴの酸味が絶妙に絡み合って…おいしいな。」

豪「中々高評価を貰えたみたいで 嬉しい限りです メニュー化しようかな」

鏡也「お、いいんじゃねぇか? これだけうめぇなら、凄く売れんじゃねぇか? これ」

新山「もしそうなったら俺毎日2個ほど買いにくるかもしれねぇな…」
割と真剣にそんなことを言う新山

豪「なんせ小さなお菓子屋ですから人もあまり来なくて… ありがとうございます、そんな嬉しそうに食べて頂けたらパティシエとして腕が鳴りますね」

豪「2個でも沢山用意しときますよ」

新山「お、なら遠慮なくまた来店させてもらおうかな。」

鏡也「そうか、あんがとな、兄ちゃん。うまいもん食わしてもらった礼としてよ、一杯やってかないかい?」
懐から瓢箪を出す。

新山「こんな昼間から酒を持ち歩いてるのか…()」
信じられない…とでも言うような顔で呟く

鏡也「おうよ、あんたもやるかい?」

新山「いや…遠慮しておこう、昼から酒を飲んでへべれけになってしまってはいざ事件を発見した時に人々を守れないからな。」
そういってお茶を飲む新山

豪「ぜひまた来てくださいね おや、お酒ですか…店ももう閉店ですしいいですよお付き合いします」

鏡也「お、ノリいいねぇ、んじゃ、ちょっくら上がっていいかい?」

豪「ええ、是非お邪魔したいです」

鏡也「んじゃ、俺ん家行くか、案内するぜ」

豪「行きます、宜しくお願いしますね」

新山「それじゃ、俺はここらでお暇させていただくか。ご馳走様でした。」
合掌し、そのまま店を出る新山

豪「また来てくださいね」

鏡也「んじゃ、行くか」
店の外に出る

新山「あぁ、また明日にでも。」
くるりと振り向き無愛想ながらにニッと笑いまた歩いて行った

豪「はい、また明日お待ちしています」
(小さく手を振り)

豪「ええ、行きましょう」

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3-2【閉店しちゃってた…】

セリフ数:25
キャスト:健太、豪、鏡也


健太「あーぁ、今日仕事つっかれたぁー。そいえばこの辺に菓子屋あったよな?疲れた時は甘い物食べて……えぇぇ!もう店終わってんじゃん」
通りすがりの健太が悲しそうな声を出してポツリと言う。

豪「おや…またお客様が」
(振り返ると不思議そうな顔をし)

築山「あ!もしかしてあの人店の人かな?」
ちょっと先に居た人に気付く

築山「ねーー!もう店終わっちまったの?」
少し大きな声で呼びかけてみる

豪「ええ、今日は店仕舞いしてお出かけをですね」
(相手に話し返し)

豪「そうですね、材料はカバンにありますし、そうしましょう」

鏡也「そうか、それなら問題……ちょっと待った、カバンに材料入ってるって?」

健太「………さっきから2人で何話してんの?」
先の方に居た2人の話が気になり健太が近ずいてきた( ˙ω˙ )

豪「え?常に美味しいお菓子を作れるようにカバンに果実や色々入れてるんです」

豪「僕は豪、宜しくお願いしますね」

健太「おう!俺は健太!築山健太ってんだ!豪さん、よろしくな!」

鏡也「お、おぅ、そうなのか……俺は鏡也だ、よろしく頼むぜ、坊主」

健太「鏡也さん!よろしくな!」

健太「ところでさっき家に連れてって…とか聞こえたけどなんなんだ?」
不思議そうな目で2人を見る

豪「健太さん、宜しくお願いしますね んー…なんて言います?」

鏡也「あぁ、そりゃあな、坊主、甘いの食いたいって言ってただろ、だからよ、家で食わしてやろうと思ってな」
(そう…ですか)

健太「えぇ!?俺家に行ってもいいの??」
尻尾を振りながらキラキラした目で言う

健太「でも、ついさっき会ったばかりの俺なんて呼んでもいいの?」
喜びと不安な様子で見つめる

鏡也「俺がいいっつってんだからいいんだよ、あんま気にすんな、坊主」
乱暴に頭を撫でる

健太「ちょっ、鏡也兄ちゃんやめろよぉ……」
言葉とは裏腹に一段と大きくしっぽを振る健太

健太「じゃぁ、兄ちゃんのお言葉に甘えさせてもらおっかな!」
身長が低いせいか上目遣いになりながらニッコリ笑う

鏡也「おぉ、来い来い」

豪「楽しければいいですよ、笑顔が素敵ですね」

健太「やったね!おっ菓子たんのしみぃー(ニコニコ)!  笑顔が素敵っておだてても俺からは何も出ねーぞ(笑)」
笑顔の健太は嬉しそうに2人についていく

豪「可愛らしい子だ」


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3-3【鏡也の自宅にて】

セリフ数:26

しばらく山の方に向けて歩いて行くと、日本家屋が見えてくる。

鏡也「お、見えた、俺が俺んちだぜ」

豪「かっこいい家だなぁ…」

健太「へへっ!」

健太「あれが兄ちゃんち??あ、そーだ!俺仕事終わりで汗すげぇかいちまったから…その…風呂、借りてもいいかな?」
おどおどした様子で伺う

鏡也「構わねぇぜ、んじゃ、ちぃーと風呂沸かしてくる」
そう言って家の裏手に回る

豪「お風呂ですか、確かに汗はかきましたね、暑いですし」

健太「なんか突然邪魔してわがままばっかで悪ぃな。手伝えることあったらなんでも言ってくれな!」

鏡也「いや、大丈夫だぜ、先に上がってくつろいどいてくれや」
そう言って扉を指差す

豪「少し休憩しますかね」

健太「ありがと!じゃぁお言葉に甘えて、、っと」

健太「豪さんも汗かいたんなら一緒に風呂入ろーぜ!」
まるで自分の家のように健太は喋る

豪「一緒にですか…!?」

健太「嫌だったか?皆で入れば楽しいと思ってさ(笑)」
無邪気な笑顔で健太は言う

豪「僕はいいけど」
苦笑いし不安そうにし

健太「何か不安なのか?別に無理なら俺は1人でもいいぜ(笑)」

豪「いや、入りましょうか」

健太「なら俺が背中流してやるよ!お菓子ご馳走になる分の仕事!なーんてなっ(ニコ)」

豪「あはは、お願いしようかな」

健太「よしきた!じゃぁ風呂沸けるまでのんびりごろごろでもしよーぜ」
ゴロンと大きな体を横にしてぐうたらする健太

豪「そうですね」
(横に座り)

健太「ふぁぁ、ごろっとするとすぐ眠くなっちまうな」
うとうとし始める

豪「眠りますか?」
ゆっくりあたまをなで

健太「ちょっと疲れちゃったからな、、、zzZ」
寝落ちした(爆)

鏡也「……おーい、風呂沸いたぞー」

健太「……………~(˘ω˘ ~)スヤァ…」


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3-4【裸の付き合い】

セリフ数:30

健太「んん、、あれもしかして俺寝ちまってた!?」
うとうとしながらむっくり起き上がる

鏡也「おう、ぐっすり寝てたぜ」

健太「あわわわ(汗)、兄ちゃんにだけやらして俺寝ちまってたとか」
しゅんとする健太

健太「でも何かすっげぇ心地よく寝れた気がする」
頭撫でてもらってたことに気付いてない

豪「ふふ、よかったです」

健太「兄ちゃん!豪さんと風呂入ってくる!」
むくっと起き上がったかと思えば豪の手を引いて風呂へ行こうとする健太

豪「わっ?! い、行ってきます」

服をバサバサと脱ぎ捨てる健太。

健太「ほら!背中流してやるから早く」
脱いでる最中の豪に急き立てる。

豪「早いですね… わかりました、脱ぎますから」
焦りながら急いで服を脱ぎ

健太「んじゃ、先に入ってくるねー!」
鏡也に聞こえるように大きな声で言う

健太「んじゃ、ここに座ってもらいましょうかな、お客さん(ニコ)」
無邪気な笑顔で豪を座らせる

豪「私がお客さんか」
座ると静かに微笑み

健太「豪さん、どうだ?毎回親父の背中を流してた俺の洗い方は?」

豪「あ、はい…なかなかお上手です」

健太「ほんとか!?じゃぁ頑張っちゃお!」

豪「そんな頑張る事あります!?」

健太「だって親父にはいっつもダメだしされてるから嬉しくてな(ゴシゴシ」

豪「あはは、大丈夫 上手ですよ」

健太「よしっ!洗えたぞ!豪さん先に風呂に浸かってな。その間に俺もちゃちゃっと洗っちまうから」

豪「僕もお手伝いしましょうか?」

健太「え!?洗ってくれるのか?」
キョトンとした表情

豪「勿論 ほら背中向けて」

健太「豪さんありがとっ!あんまり兄ちゃん待たせるのもあれだから一緒に浸かっちまおーぜ」

豪「ええ、そうですね…入りましょう」

健太「ふぁぁぁ……風呂って生き返るよなぁ。、、、さてと、兄ちゃん待たせちまってるし俺は上がるぜ」
むくっと立ち上がる

豪「気持ちいいですねぇ… 私も上がろうかな」

健太「兄ちゃんあんがとー!上がったぞー」

豪「お風呂上がりました」

鏡也「おぅ、分かったぜ、坊主。んじゃ、飯やつまみは作っといたからよ、先食っといてくれ」

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3-5【お菓子完成!】

セリフ量:26

豪「さて、私はデザートを作って来ます。」

健太「んじゃ冷めちゃうとあれだから先に食べちまうな(ニコ」

健太「豪さんのデザートも楽しみだなぁ」
まるで子供のようにする健太

豪「楽しみにしてて下さいね」
キッチンに向かい簡単なフルーツゼリーとケーキを作り

鏡也「ふぅぅぅううう! あーーっやっぱ風呂はいいなーー!っと」
台所まで響くほどの声で叫ぶ

健太「アッハハハ!俺ん家の親父とまったく同じ事言ってて笑っちまったぜ」
台所に響いた鏡也の声に笑う健太

「楽しそうだ」
静かに微笑みながら作り

健太「うぉっ!デザートうんまそー!兄ちゃん待って皆で食べよーぜ」

豪「そうですね、待ちましょうか」

数分経ってから風呂から出てきた

鏡也「風呂出たぞーっと」

健太「豪さんのデザート出来てんぞー!はやくーーー!」
鏡也を急かす

豪「おかえりなさい、完成しましたよ」

鏡也「おぅおぅ、そんな急かすなって」
風呂から出てきた鏡也は、青い甚平に薄く濡れた髪を紐でまとめあげた姿だった

豪「か、かっこいいですね」

鏡也「そおかぁ? まぁ、そう言ってもらえるなら悪くねぇな」

豪「僕もそんな感じにかっこよくなれたらいいんですが」

鏡也「そうなのか?」

豪「ええ、そうですよ」

鏡也「ほーん、今のままでもいいと思うけどな」

豪「そうですかね…」

鏡也「そうだぜ、だってよぉ、自分が作った菓子を食ってもらってる時、あん時、いい顔してたじゃねぇか」

豪「あはは、ありがとうございます…貴方達が美味しそうに食べてくれるのを見てつい嬉しくなってしまって」

鏡也「いいじゃねぇかよ、自分の作ったもん、美味そうに食ってもらってる嬉しくねぇわけねぇだろ?」

豪「パティシエとして1番幸せな事ですよ笑顔が見れるのは」

鏡也「そうか、んじゃ、作った菓子も、笑顔で食わねぇとな! あんだけうめぇんだかなら」

豪「ふふ、そうですね。楽しみにしてますよ」


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3-6【プニプニお腹と二重人格】

セリフ数:30

健太「うまっ!なにこれ!?豪さんのデザートめっちゃ美味いんだけど!!」
目を丸くして豪を見る

鏡也「はっはぁ、ちゃんと食って大きくなれよ! 坊主!」

健太「これ以上おっきくなったらさすがにヤバいだろ」
お腹をポンと叩き鏡也に言う

鏡也「そうかぁ? まぁでも、これ以上デカくなっちまったらまずいかぁ、触りがいはありそうだけどな」

健太「ほら今でも俺やばいぞ?妊娠してんのかってくらいに」
鏡也の手を引きお腹を触らせる

鏡也「おぉ、ほんとにぷにぷにだな……」

豪「それは良かったです」

健太「だろぉ!?親父がこれでもかってくらい飯食わせてくるからさぁ、、」

鏡也「親父さん食わしてくんのか」

健太「親父って自分より痩せてっと食わせてくるからなぁ、、おかげさまでこんなデブになっちまった」
しゅんとする

鏡也「いいじゃねぇか、痩せてるよりはよ」

健太「そうなのか?俺は太り過ぎかなーと思ってるんだけどな」

鏡也「そぉかぁ? まあでも少し太り過ぎかもな、腹とか凄いもんな」
腹の肉を摘む

健太「ひゃっ!(声が裏がえる)いきなり触るなよ!びっくりしたぁ」
ビクンと身体を震わせる
(そして若干大きくなりつつ)

鏡也「おっと、すまねぇな、だけど、腹よえぇんだな、お前」

豪(目付きが変わりじゃれ合う2人を見るとニヤリと笑い)

雷蔵「楽しそうな事してんなぁ」
お二人さんよ(舌なめずりをし2人を眺め)

鏡也「んぉ、いきなりどうし……!」
豪を見るなり顔色を変え、健太を抱え距離を取る

健太「はぅっ!!!」
鏡也に抱えられ変な声を出す

健太「豪さん、、どうしたの、、?」

雷蔵「よ、俺は雷蔵 もう1人の自分て奴よ…あいつが世話になってるな!てかそんな避けるな取って食いはしねえから」
困ったように笑うと話しかけ

鏡也「もう一人の自分? どう言うことだ?」

雷蔵「こいつ感情が上手く表に出せねえんだ過去に色々あってよ その代わりに俺が出てくるわけ、表情豊かな俺が代わりにな」
楽しそうに話すと2人に近づき

健太「雷蔵?もう1人の自分?、わけわかんねぇけど、、豪さん、だよな?」
困惑しながら

雷蔵「豪はこの体の中だよ…難しかったか?」

健太「体の中?なんか聞いたことがある、、もしかして多重人格、ってやつか」
ちょっと睨みつけながら雷蔵を見る

雷蔵「正解、頭いいねぇ…褒めてやる!」
睨まれると気にせず相手に明るく話を返す

健太「豪さんとまったく別人みたいだ、、何しに出てきたんだ!」
威嚇する

雷蔵「そりゃ、お前さん達が遊んでるから混ぜてもらおうとな」
腕を組むと目を細め

健太「下心丸出しじゃねーかっ!兄ちゃんと俺はそういうのじゃねーぞ!!」
声を荒らげながら

雷蔵「下心じゃねえよ
しっかり遊ばねえとな?なんてな」

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3-7【盃に酒を注ぎて】

セリフ数:26

鏡也「……何をするつもりだ」

雷蔵「いや?そんな急に手出したりしねえっての」

鏡也「……じゃあ何しにきたんだよ……」

雷蔵「こいつが2人と遊びたいて素直に言えねえから代わりに言いに来ただけだっての」
警戒されてるのに気づき苦笑いし

雷蔵「手出してもいいけどよ…」

鏡也「あぁ? そうなのか?」

雷蔵「そういう事、仲良くなったら食っちまうかもな俺がよ」

鏡也「……そうか」

雷蔵「んじゃ、豪を返してやるよ
俺の事は秘密にしとけよな?」

鏡也「了解、後で酒に付き合えよ」

健太「確かに豪さん1歩引いた感じで喋ってたからなぁ、」

雷蔵「任せとけ、ゆっくり後で呑もうぜ」

健太「変なこと言って悪かったよ。また後ででもあそぼーぜ!」

雷蔵「ああ、ありがとな!また来るよ」
(表情が戻り)

健太:ガウッと犬のように豪に飛びつき

豪「うわっ!?健太さん、どうしました…?」
困惑した顔をし

健太「どうもしてねーよ!もっと豪さんとも遊びてーなーって(ニコ)」
尻尾を振りながら豪に言う

豪「えっと…いいんですか?私と遊ぶの」

鏡也「俺はかまわねぇぜ」

健太「何言ってんだよ!いいに決まってんだろ!」
ほおずりをし

豪「あはは、くすぐったいですよ、鏡也さん、健太さんありがとうございます」

健太「ありがとうなんて他人行儀みたいじゃねーか!友達なんだから普通でいいんだぜ!」
ニッコリわらう健太

鏡也「そうだな、んじゃ、そろそろ呑むかぁ」
そう言って畳に座り、瓢箪の酒を大きな盃に注ぐ

豪「普通に話しましょうかそれなら、はい 頂きましょう」

鏡也「あいよ」
手のひらサイズの盃に酒を注ぎ手渡す

健太「んぉ!酒飲むのか!?久しぶりだなぁ!(ニコ)」

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3-8【酒を煽って】

セリフ数:25

鏡也「んじゃ、乾杯」

豪「美味しそうですね、乾杯」

健太「いぇーい!乾杯だぜーー!」

鏡也「ごくっごくっ」
一息で煽る

健太「ごくっごくっ…ぷはぁ〜」

豪「ん…」
1口飲むと目をトロンとさせ

健太「兄ちゃんもう一杯~」
調子に乗る健太

鏡也「分かったぜ、ちょいと待ってな」
酒を注ぐ

豪「鏡也さん、僕にも…えへへ」

鏡也「いいぜいいぜぇ、今日はたんと呑みな」

健太「んー?豪さんもう酔ってきてんかぁ~?」
豪に近寄る

豪「嬉しいなぁ…こんなにいい日になるなんて んー、酔ったかも?」
健太の頭を撫で

健太「やっぱ酒は皆で飲まねーとな!って、子供みたいに撫でるなよぉ」
逆に豪の頭を撫でる

鏡也「なんだお前ら、もう酔っちまったのか?」

豪「酔いましたねぇ…えへへ」
健太の頭を撫でながら静かに笑い

健太「俺はまだ酔ってねーぜ?兄ちゃんもう一杯(ニコ)」
今度は鏡也に抱きつくながら酒をねだる健太

鏡也「おいおい……呑みすぎんなよ〜」
そう言いながらも盃に酒を注ぎ手渡す

健太「なんだぁ?豪くんはもう酔っちゃったのかな?」
調子に乗る健太

豪「むっ…君に言われたくありませんね?」

健太「平気だぜこれくらい!まだまだ大丈夫だよ~」
ちょっとろれつがおかしくなりつつ

鏡也「飲み過ぎには気をつけろよ〜」
と言いながら四杯目の酒を煽る

健太「じゃあもっと飲まないとね!」
豪に対して

豪「んぅ…気をつけます ええ、勝負です 健太さん」

健太「僕の事は健太って呼んでよ!僕が勝つもんね」
一人称や喋り方が変わりつつ

豪「わかったよ健太…」
目を細めると微笑み

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3-9【酔って眠っておやすみなさい】

セリフ数:26

健太「兄ちゃん酒強いね!顔色ひとつ変わってないや」

鏡也「あぁ、俺はウワバミだからな」

健太「すごいなぁ、僕はそろそろ寄ってきちゃったかも」
うつろな顔をしながら鏡也の体にもたれかかる

鏡也「おいおい……気を付けろよ……」

豪「んー、早いなもう酔ったの?」

鏡也「んー、そうみたいだな、もう休んどけ、坊主。布団、引いてやっからな」

健太「やだぁ!まだ酔ってないもん!まだ一緒に飲みたいもん」
甘え出す健太

鏡也「わがまま言うんじゃねぇよ、ほら、行くぞ」
健太を抱えて布団を敷きに行く

健太「むぅぅ、、」
しゅんとする健太

鏡也「あぁ分かった分かった、また今度付き合ってやっから、それで勘弁な」

健太「はぁい」
しゅんとしてる

豪「僕も甘えてみたいな…?」

鏡也「豪はまた後でな、今は、こいつを寝かしつけなきゃなんねぇからな」
そう言って健太の頭を撫でる

豪「うぅ、待ってる…」
寂しそうに視線を下に向け

健太「いいなぁ」
大人しく布団に入る

鏡也「はは、よく眠れよ、そんじゃ、おやすみ」

豪「眠たくなってきたな」

健太「おやすみなさい」
寂しそうにしている健太

鏡也「……後で一緒に寝ようか?」
耳元で呟く

健太「うん!!」
目をキラキラさせ鏡也に抱きつく

鏡也「おう、んじゃ、また後でな」
頬にキスをする

健太「うん!また後でね!」
布団の中で尻尾がばたついてる

豪「…いい時間だなぁ」
酒を飲み目を瞑り

鏡也「おう、戻ったぜ」

豪「おかえりなさい」

健太((布団からいびき))

鏡也「ふぅ、んじゃ、飲み直すか」

 

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