ましろ色シンフォニー -Love is pure white-

ページ名:ましろ色シンフォニー -Love is pure white-

登録日:2009/10/04 Sun 22:02:28
更新日:2023/08/18 Fri 10:23:11NEW!
所要時間:約 7 分で読めます



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2009年10月30日に発売したぱれっと第9作目。
略称は「ましフォニ」など。


原画家はfengでお馴染みの和泉つばす。


コンプエースでコミック版を連載。
連載したのは愛理編、紗凪編、結月編の3つ。
作者はみなづきふたご。



2011年6月30日に紗凪がヒロインに昇格し、追加ヒロインも登場したPSP版『ましろ色シンフォニー *mutsu-no-hana』が発売された。
メーカーはCOMFORTで、レーティングはCERO:C(15歳以上対象)。


そして、2023年にフルHDにリファインした『ましろ色シンフォニー-Love is pure white- *Remake for FHD』PSP版の紗凪ルートのみを収録した『ましろ色シンフォニー *SANA EDITION』が発売。


また、アニメ版も制作され、2011年秋クールから放送された。
1クール全12話。アニメ版のタイトルは『ましろ色シンフォニー-The color of lovers-』


キャラ人気の影響か、原作のみう√ベースのストーリーとなり、他のヒロインのシナリオが折衷されるような構成となった。
それゆえ、原作のメインヒロインだった愛理は主人公とかなり親密な仲になりながら、結局結ばれずに終わり、
担当声優の小野涼子氏によって「通りがかりの友人A」と自虐的に呼ばれるほどの不遇な扱いとなった。
まあぶっちゃけ愛理は良い方で桜乃√にいたってはほとんど再現されず、ヒロインの扱いに格差があることを不満に思うファンもいる。
とは言え、そこらを除けば原作再現重視のアニメとしては割合良く出来ている。滑り台行きなんてネタも生み出してしまったけど。
そのほか、先立って発売されたコンシューマ版の新ヒロインである結月は、モブキャラとしてのみ登場する。



ストーリー

主人公・瓜生新吾の通う共学校が同じ街にある名門女子校と学園統合する事になった。
十月から仮統合期間、共学側の選抜生徒の一員として女子校に通い始めた新吾。
そこで待っていたのは男子に対する拒否反応。
空気を良くしようと奔走する新吾はやがて…。




◆メインキャラクター

CVはPC版/PSP、アニメ版


瓜生新吾
CV:なし/水島大宙(アニメドラマCD)
主人公。エロゲ主人公には珍しく空気に敏感(色々な意味で)でフォローの達人。
そしてなによりエロゲー主人公としては珍しくヒロイン以外にもかなりモテる。
本編以前から何度か告白された経験があり、ルートによっては最低4・5回。多くて10回以上は告白されている。
愛理EDでは空気が読めない子に。
PSP版で愛理と紗凪の女の子の周期をずらす力を手に入れた。


瀬名愛理
CV:五行なずな/小野涼子
学園長の娘で委員長のツンデレ。
実家は金持ちだが、家の反対を押し切って一人暮らしをしているため貧乏。
最初は学園統合に最も強く反対していたが、別に男嫌いではなかったりする。
学力は常に学年首位、人望もあり、事務処理能力も高い完璧超人。
桜乃ほどではないが方向音痴。
テンパる彼女は最強の萌え。
あんな部屋着のヒロインは後にも先にも彼女だけだろう。


なお、自身のルートはキャラ崩壊していると言われてしまっている…惜しい。
学園統合に反対していたのも、仲が悪い学園理事長の母への反抗の一環程度だったことも惜しい。
男嫌いでなくとも反対すること自体は実際おかしいことではないのだが、ただのわがままにしか見えない辺りが…。


瓜生桜乃
CV:安玖深音/後藤麻衣
お兄ちゃんラブの義妹。父親の連れ子。
かなり物静かで、自転車に乗れない程の運動音痴かつ、極度の方向音痴。
しかし実は運動神経は良いらしい。
まあ、走りと自転車は違うし。


彼女の枕カバーは必見。いや、必抱。
「ぱんつ、ぱんつ、お兄ちゃんのぱんつ」


なお、自身のルートは無駄に悪い意味でのみ近親相姦の雰囲気が強いと言われてしまっている(少なくとも血縁上は問題なし)…惜しい。


アンジェリーナ・菜夏・シーウェル
CV:みる/壱智村小真
通称「アンジェ」
野良メイド。
テンションが高く、明るく朗らかだが、明らかに人の域を超えた能力を持ち神出鬼没。
真面目で仕事を探すのは良いが、無くなると花瓶を割ったりして仕事を作るとかしてしまうことも…。
メイドスタイルから外れると幼児退行する困ったさんだが、ルートでは全裸+バスタオルの格好をしながらヘッドドレスを付けるだけで正気を保っていた。
やはりヘッドドレスが本体か…。


なお、自身のルートはキャラ崩壊はしていないが、面白い所もないとされている…かなり惜しい。
途中新吾のストーカーになり、その後ろ姿を見ているだけで惚れる描写はある意味面白かったが


天羽みう
CV:松田理沙/力丸乃りこ
ロリ巨乳。
主人公よりも1つ年上。
ぱんにゃの世話をしているが、家で飼っているわけではない(ねこ部という野生動物保護活動をしているため)。
何事もプラスにもっていく性格…にも思えるが実は新吾より空気に敏感でアンジェと違って自然に気を遣える。
一見浮世離れしているようで実はそうでもなく…もはや天使と言っても良いので、紗凪が惚れ込むこと自体は無理はない。
黒みう恐いって?我々の業界ではご褒美です


アニメ4話の食事のシーンで空気を読み過ぎて(見方によってはKYにも見えるぐらい唐突に)愛理にお裾分けしながら『おかかかけようね』と発した事から「オカカカケヨウネー」が一部では彼女の代名詞になっている……が、
実はゲームでも発している原作再現ネタだったりする。
アニメにおける正妻戦争勝者にして、唯一のストーリー的な優遇者でもある。
まあ原作再現を重視するなら彼女以外のシナリオをメインに持ち込むのは厳しかったね…。


乾紗凪
CV:森谷実園/吉田真弓
みうに憧れているクラスメイト。
最初は気さくに接してくれるが、実は男嫌いで、特に新吾はえらく理不尽に暴力を振るわれる。
みうを神の如く崇拝しているが、あくまで尊敬する先輩であり、百合百合しい感情は抱いていない(らしいが表現は過剰)。
因みにキス魔。
暴力女として嫌う人にとってはかなり嫌うキャラでもある。


公式の人気投票ではみうシナリオの恩恵を最大に受け、暴力を忘れたり非攻略対象のサブキャラだったからか1位を獲得し、
人気を反映してかコンシューマ版ではヒロイン昇格を果たした。



◆追加ヒロイン

小野宮結月
CV:登場しない/田口宏子
PSP版から追加されたヒロイン。
巫女さんでボーイッシュという異色の組み合わせを持つ。
性格は飄々としており、理知的で努力家。
そんな性格と凛々しい美人という容姿から演劇部では男役を務め、それもあって下級生に『お姉さま』として大人気。
ただ当人は女役もやりたいため、友人の愛理を手本に『女の子』っぽく振る舞おうとしている。


ちなみに、アニメではメインキャラの中で唯一、最終回に1シーンだけの登場という悲劇のヒロイン。
ただ、あくまで追加ヒロインであり、元々他ヒロインの個別ルートには一切出ない子なので、話数の関係上適当な判断かも? 悔しいけど。


◆サブキャラクター

椋梨隼太
CV:おまめ/鈴木達央
新吾の親友で共学側の生徒会長。
お調子者だが、それなりのカリスマ性とリーダーシップを持っている。
新吾の親友ではあるが、こっちも空気を読みすぎるが故に新吾が自分にやや遠慮している(隼太いわく『べったりしない』)ことを少し気にしているようで、
各ルートで新吾が悩むと必ず手助けしてくれるイケメン。BLルートを望む声もあった。おいちょっと待てまっちー先生紛れてないか?


一切出てこないが許嫁がいる。新吾いわく『隼太の相手としては少し地味』な女の子だが、彼本人は真剣に交際していて、並ぶとすごく自然らしい。
うらやましい気もするがこいつなら納得であるほどのイケメンでもある。


瀬名蘭華
CV:風音/櫻井浩美
学園長を務める愛理の母親。
学園統合を推し進めている張本人で、調整作業もあって忙しい毎日を送っている。
カリスマと気さくな態度で生徒には絶大な人気を誇るが、愛娘の愛理とはあまり上手くいっていない。


ネタとして『あたしアンタの物真似上手いのよ~♪』とぱんにゃに言うシーンがある。
そりゃ上手いに決まってるだろ……と突っ込んだら負け。


八塚万智
CV:かわしまりの/瑞沢渓
新吾たちのクラス担任。男に馴れてない三十路一歩手前(29)。
BLが好きな腐女子…いや貴腐人。
男とかどうとかの前に凄く流されやすい性質でもあり、多分登場人物の中で一番地に足がついてないある意味萌えキャラ。
実は髪を下ろすと美人だったりする。
ええい、ルートはまだかッ!


天羽結子
CV:佐本二厘/結本ミチル(結下みちる)
みう先輩の母親。
結姫女学園OGの人妻で色仕掛けをしかけてくる
ゲームでもアニメ(9話から登場)でもリーサルウェポン(色んな意味で)。


ぱんにゃ
CV:風音/櫻井浩美
みうとよく一緒にいる謎の生物。
人なつっこく、初対面の新吾や桜乃にもあっさりなついた。
みういわく「パンダみたいなにゃんこ、だからぱんにゃ」。
鳴き声は「うりゅー」「りゅー」。
みうと新吾、愛理に特になついているが、愛理には受け付けられない。ある意味それが自然。
人気投票ではヒロインを差し置いて二位にランクインし、その人気からぬいぐるみまで作られた。
とにかく可愛い、そして何気に作中一番の涙腺ブレイカー。


ちなみにぱんにゃはみうが飼っているわけではなく、野生の動物。
いろいろとツッコミ所満載だが、気にしてはいけない。




スタッフ

原画:和泉つばす・たまひよ(新吾・隼太のみ)
SD原画:都桜和
シナリオ:保住圭(愛理・アンジェ)・おるごぅる(みう・紗凪)・北川晴(桜乃)・ん。(結月)
音楽:BURTON


主題歌「シンフォニック・ラブ」
   「夢見るままに恋をして」(PSP版)
歌:橋本みゆき



アニメ版OP「Authentic symphony」
歌:ちょうちょ(Chou Cho)
 〃 ED「水彩キャンディー」
歌:marble






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  • 誰かシナリオに『ん。』を追加してあげて。 -- 裏の表 (2013-10-12 05:53:45)
  • おおみや色シンフォニー -- 名無しさん (2013-11-10 12:47:49)
  • ↑なお後半戦 -- 名無しさん (2014-02-18 23:49:21)
  • アニメなんて無かった、いいね? -- 名無しさん (2014-05-07 17:40:05)
  • さんな悪くなかったような -- 名無しさん (2014-05-07 17:50:52)
  • ↑さじゃなくてそ -- 名無しさん (2014-05-07 17:51:27)
  • アニメ版が(アニヲタWiki(仮)なのに)どうだったか解説がないので、見てた人追記修正お願いします -- 名無しさん (2014-05-26 12:04:56)
  • 割りと普通な先輩ルートだった気がする -- 名無しさん (2014-05-26 12:56:46)
  • 他ヒロインの扱いが悪かったのがな -- 名無しさん (2014-05-31 12:30:15)
  • ↑言っても人気を考えたら妥当な感じも無くは無いと思う -- 名無しさん (2014-08-19 06:46:48)
  • ↑1 一緒に風呂にまで入った「友人A」が可哀想過ぎた点以外は、まとまってたって評価だよね。PSP版のいい宣伝にはなったと思う。望み薄なんだろうけど、FDで夏編とかやりてえな。 -- 名無しさん (2014-09-15 19:11:21)
  • マジェスティックプリンス…MXで再放送中、マギ…MXで10月再放送、一方でましろ色がMXで再放送されないのは差別 -- 名無しさん (2014-09-25 21:19:36)
  • ↑BS11で再放送されたから、許してやってくれ… -- 名無しさん (2014-10-30 23:08:33)
  • 珍しく好印象な主人公だった。てか基本的に善人しかいないな -- 名無しさん (2014-11-27 23:06:35)
  • ネタバレ防止が招いた悲劇のアニメ版。 -- 名無しさん (2017-03-25 07:45:01)

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