骨ゾイド

ページ名:骨ゾイド

登録日:2010/07/05 Mon 21:14:02
更新日:2023/08/12 Sat 19:08:30NEW!
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zoids ゾイド 手抜き 公式が病気 ビガザウロ 骨組み メカ生体 若年層ファンおいてけぼり バイオゾイド ←ではない 骨ゾイド 異常なスピード 黎明期 メカボニカ ガリウス グランチュラ グライドラー ペガサロス アクアドン フロレシオス エレファンタス ゴルゴドス ハイドッカー スパイカー




『時間と空間を越えた未知なる聖域・ゾイドゾーン』


『あらゆる環境に適応した機械獣・メカ生体「ZOIDS」』


『緊急時には直ちに軍団を形成し、壮絶な電撃戦を展開する』





【概要】

骨ゾイドとは、タカラトミー(旧:トミー)の『ZOIDS』に登場する機体群………の俗称。
構造が非常に簡素で、実質"骨組みのみ"の為こう呼ばれる。
特に脚部は、どうやって機体を支えているのか不思議な機体もある。


『ZOIDS』の中でも初期の初期、ゴジュラスすら登場していない頃から活躍している。いくつかはバトルストーリー展開前にデビューしているため、探査機という設定もあった。
更にその中でも最初期の三機は、『ZOIDS』の前身である『メカボニカ』に登場した機体をそのまま流用している。


設定上はどいつも爆速な特徴を持っているが、そもそも骨なだけに共通して軽い。そのため実戦的な装甲や火器を纏った後継機は軒並み現実的な速度に引き落とされている*1




【骨ゾイド一覧】


■ガリウス

所属:旧ヘリック共和国
型番:RMZ-01
分類:恐竜
全長:6.5m
全高:7.8m
全幅:3.5m
重量:12.5t
最高速度:270km/h


武装・装備
マクサー35mmビーム砲
エルパミサイルランチャー×2
パイクラーエレショット


骨ゾイド最初期組の一機。
270kmと爆速だが、直系の後継機であるゴドスは23tに増量しているので150kmと控えめ。
カードゲームでは長身型の骨ゾイドに相応しく「細身」という特殊効果を持っている。(敵からの格闘攻撃が当たりやすくなる代わりに、射撃攻撃は外れやすくなる)


メカボニカではメカギラスと言う名前だった。なんか名前負けしてる。
名前が同じロボット恐竜だからといってもウルトラマン80と戦ったロボット怪獣ではないし、名前が似ていてもゴジラ戦った昆虫怪獣ではない。




■グライドラー

所属:旧ヘリック共和国
型番:RMZ-02
分類:鳥型
全長:5.3m
全高:5.2m
全幅:6.2m
重量:3.9t
最高速度:M2.3


武装・装備
ビームバルカン
ブースターロケット
対空ミサイル×4(対地ミサイル混用可)


骨ゾイド最初期組の一機。
メカボニカ時代はメカトロスと言う名前だった。
『ZOIDS』史上初の飛行ゾイドである。
分類上、鳥型(正確には水鳥型らしいが)ゾイドだが、そうは見えない独特の形状をしている。


↓こんな感じ(横から見た図)


  ∠二]
   =‖∠]_
  ∠二二]ノ




■エレファンタス

所属:旧ヘリック共和国
型番:RMZ-03
分類:
全長:8.3m
全高:4.0m
全幅:5.1m
重量:17.7t
最高速度:95km/h


武装・装備
マクサー35mmビーム×2
エルパミサイルポッド×2
対空ミサイルランチャー×1
3Dレーダー
広角聴音機


骨ゾイド最初期組の一機。
メカボニカ時代の名前はメカファントスだった。
象型でありながら何故か鼻が無い。象の鼻には骨がないからか? それにしては耳はあるが……




■グランチュラ

所属:旧ヘリック共和国
型番:RMZ-04
分類:蜘蛛
全長:6.0m
全高:4.8m
全幅:6.0m
重量:4.6t
最高速度:330km/h


武装・装備
マクサー20mmビーム砲×2
ワイヤー射出機
パイクラーエレショット


蜘蛛型骨ゾイド。
8本足でありながら330km/hととんでもないスピードを誇る*2
この機体をベースに、豊富な追加装備を持つ「エクスグランチュラ」や、砂漠での奇襲に秀でたサソリ型ゾイド「ガイサック」が開発された。




■アクアドン

所属:旧ヘリック共和国
型番:RMZ-05
分類:蛙型
全長:9.8m
全高:2.7m
全幅:5.0m
重量:5.9t
最高速度
水上:43.0kt/水中:32.0kt


武装
ニコールフォノンメーザ(182型)
水中ミサイル×2
パイクラーエレショット
ホサセマイクロソナー
高速ジェットフィン


ゾイド史上最初の水中戦力。
一応水陸両用だが、ほとんど水中戦闘用と思っていい。
ちなみに、キットには両脇のタンクに発泡スチロールが入っており、実際に水に浮かんで泳ぐ事が出来る。




■ゴルゴドス

型番:RMZ-06
所属:旧ヘリック共和国
分類:恐竜(ステゴサウルス)型
全長:12.2m
全高:5.2m
全幅:4.4m
重量:13.3t
最高速度:105km/h


武装
マクサー20mmビーム砲×2
ミサイルランチャー×2
3Dレーダー


旧ヘリック軍の電子戦ゾイド。
背ビレの装備を使った強行偵察が主任務。
しかし、ゴルドスの登場で第一線を退いた。


なお、ゴルゴドスもゴルドスも、そして将来の偵察機ゴルヘックスもすべてステゴサウルス型。
共和国はステゴサウルスを偵察機に利用するのがメインらしい。




■ハイドッカー

番号:RMZ-07
所属:ヘリック共和国
分類:恐竜型
全長:14.2m
全高:6.8m
全幅:4.2m
重量:7.9t
最高速度:195km/h


武装・装備
ステルン12.7mmビーム銃×2
ホギス20mm機銃×1
バランサー
エルパサイクロン多用途ミサイルランチャー


ブロントサウルス型骨ゾイド。
骨ゾイドの例に漏れずとにかく弱いが、高い自己修復機能を有する。しかし、それでも輸送車的扱いが関の山。




■ペガサロス

番号:RMZ-08
所属:ヘリック共和国
分類:鳥型
全長:10m
全高:8m
全幅:3.2m
翼長:13m
重量:4.7t
最高速度:M2.5/ブースター使用時:M3.4


武装・装備
30mmビームバルカン×1
20mmパルスビーム砲×2
パルスビーム砲×2
対空ミサイル(対地ミサイルに換装可)×1ブースターロケット


猛禽類型の空戦爆撃機ゾイドで、不思議鳥(?)ことグライドラーの後継機。名前は天馬っぽいが、普通の鳥型である。
空戦ゾイドを持たなかった当時の帝国軍に優位に立っていたがマンタi(ry……もとい、シンカーの登場により、プテラスに主力の座を譲る事になる。
ゾイドには珍しく、大きな車輪を胴体に持つ。ペガサロス本体の足は別にある。




■スパイカー

番号:RMZ-09
所属:ヘリック共和国
分類:カマキリ
全長:9m
全高:6m
全幅:4.2m
重量:6.4t
最高速度:220km/h


武装・装備
30mm連装対空砲
20mm機関砲
ハイパーサーベル


意外と珍しい昆虫型ゾイド。
草原での前肢のハイパーサーベルを使った格闘戦を得意とする。
小型の骨ゾイドの中では最も戦闘能力に優れ、比較的長く活躍した。




■ビガザウロ

型番:RBOZ-3
所属:ヘリック共和国
分類:母船型
全長:33m
全高:16.2m
全幅:7.9m
重量:131t
最高速度:50km/h


武装・装備
パノーバー30mm対空ビーム砲×4
マクサー30mmビーム砲×4
重量物牽引機


骨ゾイドの代表格にして『ZOIDS』史上初の巨大ゾイド。
モデルとなった生命体は不明だが、ディプロドクス型とも言われている。
『ヘリック共和国vsガイロス帝国』では微妙に優遇されている。
一部資料には水中でも活動できるとされる。


なお、キットのコアユニットにはマンモスやゴルドス、そしてあのゴジュラスと同一の物が使用されている。
マンモスの鼻はビガザウロの首をそのまま流用したもので、ゴルドスとも胴体が共通しているのでわかりやすいが、
二足歩行のゴジュラスまでビガザウロと共通というのはすごい。




■フロレシオス

番号:RMZ-10
所属:ヘリック共和国
分類:海竜型
全長:13m
全高:7.1m
全幅:9m
重量:8.85t
最高速度
水上:40kt/水中:45kt


武装・装備
20mm対空機関砲×2
ホーミング魚雷×2
ホサセマイクロソナー
煙幕噴出口


プレシオサウルス型海戦用水雷艇ゾイド。初期の貴重な水中戦力で、アクアドン共々活躍した。
骨ゾイド最後の機種である。
玩具はアクアドン同様、水に浮かべられる。




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  • 生産コストも安そうだし、大型ゾイド開発するよりこいつら量産した方が良かったんじゃない? -- 名無しさん (2013-11-10 00:01:04)
  • 少なくともグランチュラやガリウスとかのスピードの速い機体は偵察や奇襲、伝令、追撃、兵員輸送等旧式になった後も使い道がたくさんありそうな気がする -- 名無しさん (2013-11-10 01:54:28)
  • グラさんマジパネェす -- 名無しさん (2014-02-15 12:43:07)
  • グランチュラこんなに速かったのか……ライガー系いらなくね?(シールドライガーが開発されたのは帝国のサーベルタイガーより速い機体を作ろうとしたため) -- 名無しさん (2015-04-06 13:52:37)
  • グランチュラにまともな装甲と装備を付けたらガイサックになるんだし、流石に骨組みだけで戦場で出ろって無理なんじゃね 戦車作るくらいならジープ量産した方が良いって言ってる様なもんだぞそれ それでもグランチュラには↑3みたいな使い方が有るって言うか、実際描写されないだけで使われてるんじゃないの -- 名無しさん (2015-07-24 12:44:44)
  • ↑新世紀版で登場しなかったのは設計思想が古すぎて配備されなかったのかな -- 名無しさん (2016-07-03 13:14:37)
  • 移動速度やたら早い連中ってマグネッサーシステムだかで短時間だけホバーできるんじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2017-05-05 06:15:02)
  • 最高速度の数値、個人的にはケタを一つ間違えてるんじゃないかって思う。グランチュラ時速33kmだったらしっくりくるというか。 -- 名無しさん (2017-11-05 13:34:38)
  • バイオゾイドやワイルド系はある意味こいつらの子孫と言えなくもない -- 名無しさん (2020-06-19 15:58:19)
  • 第一次世界大戦の頃の兵器を見るとそこまて旧式に見えないんだよね。現行の武装は近代改修された後期型の仕様なのだろうか? -- 名無しさん (2022-09-26 20:33:10)

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*1 そもそもシリーズ初期はそこまで速度を戦闘力の基準にはしておらず、当時最大級だったビガザウロ~ゴジュラスまで最高速度は50~90km台が基本だった。500kmを発揮できるマーダが装甲を優先して200km台のゲルダーに機種転換された設定すらある。その一方で、ゾイドシリーズでは旧シリーズ末期~新世紀シリーズにおいて速度と戦闘力が並行してインフレする傾向がある
*2 余談であるが、この機体のメインフレームを転用して作られたガイサックが17.4tの重量増で120kmまで低減する形となった。だいたいこの手の「重装甲スペシャル」近辺から小型ゾイドは速さより武装を充実させたがる傾向にある

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