登録日:2026/01/25 Sun 00:00:00
更新日:2026/06/22 Sun 08:56:33NEW!
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『カービィのきらきらきっず』(Kirby's Star Stacker)とは、星のカービィシリーズの番外作品。
本作はゲームボーイとスーパーファミコンで発売されているため、両方を解説していく。
- 発売日
GB版:1997年1月25日
NP版*1:1998年2月1日
SFC版:1999年6月25日
概要
星のカービィシリーズ作品で日本で発売された唯一のパズルゲーム。*2
また、GB及びSFC最後のカービィ作品。
今までの番外作品は球体のカービィがメインだったが、今回はアクションではないので普通のカービィで進行していく。
「カービィの番外作品は高難易度が多い」という法則があるが、本作はむしろ優しい部類に入る。
小学生向けに作ったのか、全編通してひらがな表記になっている。SFC版も同様だが、それが悲劇を巻き起こすことに…(後述)
SFC版では画面比率が大きくなったことで、パズルの盤面も巨大化した。
大きく進化したグラフィックは全体的に3を意識しているが、パッケージ版より先行発売されたNP版は3より先に発売している……あれ?
要素もいくらか増えており順当なリメイク版として遊べる。
ディレクターはパネポンやヨッシーのクッキーといった他のパズルゲームも担当した山上仁志。
理由は分からないが、海外ではSNES向けには発売されなかった。
BGMはほとんどが新規のものであり、SFC版も大半がGB版のアレンジで占められている。
GB版は安藤浩和で、SFC版では石川淳も担当。
Wiiや3DSのバーチャルコンソールや、Nintendo ClassicsでもGB版とSFC版どちらも配信されている。
これによってようやく海外でもSFC版が気軽に遊べるようになった。
パズルについて
まず、ブロックの種類について。
本作に出てくるブロックは、
- 星ブロック
- リック・カイン・クーの仲間ブロック
- 爆弾ブロック
- 硬いブロック
の6種類。
基本的に同じ柄の仲間ブロックで星ブロックを挟む(縦横どちらでもOK。斜めには対応していない。)ことで、まとめて消すことができる。
同じ柄の仲間ブロックを隣り合わせるとそのまま消えてしまうが、コンボとしては計測される。
コンボをすることで星ブロックが一気に降ってくるので、上手いこと同じ柄の仲間ブロックの間に入るようにするというのを繰り返すことで星を乱獲できる。
ある程度は挟まる位置に落ちてくれるほか、コンボにならなかった星ブロックはおじゃまぷよのように残ることなくそのまま消えてくれる。
爆弾ブロックは挟むことで横一列を一気に消すことができる。
硬いブロックは2度挟まないと消すことができない。
とまあパズルゲームとしてはかなりシンプルなつくりになっている。
連鎖が繋がりやすいため、慣れたときの爽快感は半端ない。
最悪ゴリ押しでもある程度はなんとかなるが、どのモードも一定時間毎に下からランダムなブロックがせり上がってくるので注意。
モード
ラウンドクリア
GB版のメインモード。
一定数の星ブロックを消して星を集めてクリアを目指す。要するにテトリスのボンブリスみたいなシステム。
難易度は「やさしい・ふつう・たいへん・すごい!・めちゃすご!」の5つ。SFC版ではやさしいがなくなり、各難易度のステージ数が調整された。
めちゃすごは50ラウンドと長丁場になる。更に終盤は運ゲーをさせられることも…
また、特定のステージ*3はブロック配置が固定されており、所定の位置にブロックを置くだけで連続でコンボが発生し、そのままクリアできるかクリアまであと一歩のところまで進められる箸休め的な内容になっている。
たまにハーフタイムとして寸劇が挟まれる。
各難易度をクリアすることでお馴染みカービィダンスと一枚絵を見ることができる。
チャレンジ
いわゆるエンドレスモード。
ゲームオーバーになるまでただ星を集めまくるゲーム。
タイムアタック
チャレンジとほぼ同様だが、こちらは3分間でどれだけ星を集められるかに挑戦する。
計測係としてチクタクJr.というMr.チクタクの親族的なキャラクターが担当する。
対戦/VS
いわゆる対戦モード。
相手がいれば2Pと争うことができる。
GB版では先に対戦を選択した側がカービィ、後に選択した側はワドルディになる。
SFC版ではUIを選択可能。
おはなし(SFC版のみ)
いわゆるストーリーモード。
数体の敵と試合をした後ラスボスに挑むというぷよぷよみたいな形式。
各敵をノーコンティニューでクリアすると、パーフェクトスターが手に入る。全て集めると…?
セーブスロットは1つのみ。
試合中は画面中央上部でカービィと敵が殴り合いを演じている。カービィの武器はなぜかラブラブステッキ。愛の鈍器
コンボが重なると連続で殴りつけ、盤面がせり上がる。
あらすじ
ある日の夜、以前奪い取った夜空を見ながらデデデ大王はいたずらを考えていた。
するとそこに高速で飛翔する星「星くん」が現れ、星くんが星く欲しくなったデデデ大王はそれを大砲で撃ち落とした。
星くんは星のかけらをポップスター各地にばらまきながら墜落し、そのうちの本体がカービィの頭上に偶然激突。
カービィは飛べなくなった星くんを助けるべく、星のかけらを集める冒険にでかけるのだった。
登場人物
我らが桃球。立ちはだかる敵はとにかくボコす主義。
ルール説明は彼自らが行うというかなり珍しい形式になっている。
カービィのしもべというか仲間。
SFC版ではカービィの旅についていく。3の仲間は登場せず。
また、彼らを模したブロックが登場する。
- 星くん
本作オリジナルキャラクター。謎の美少年は関係ありません
まんま星に手と顔があるデザイン。ぶっちゃけ星型のカービィ。
GB版ではチャレンジの案内役という地味な役回りだったが、SFC版ではストーリーに関わる。
プロローグではきらきらぼしと呼ばれているが初代との関係は不明。
デデデ大王の欲望により墜落させられ高く飛べなくなってしまい、そのかけら集めをカービィに手伝ってもらうことになる。
カービィシリーズでは初のナビゲートキャラクターだが特にアシストはしない。
かなりマイナーな奴だが、ひかわカービィにも出演している。
対戦相手
いつもの雑魚。
余所者の星くんの頼みに対し、珍しく強気でパラソル殴打で拒絶する。
しかし結局ボコされて終了。
やられた後の台詞といい、キャラ付けが定まっていなかった黎明期らしい感じがすごい。
SDXで爆弾魔になったピエロ。
デデデに教えてもらったのか星くんのことを知っており、出会い頭にカービィ達に爆弾を投げつけ星のかけらを更に求める。
敗北後は爆弾に囲まれノックアウト。
- ラブリー
SDXで登場した花の雑魚敵。こいつのみ後作品であまり登場できていない。
拾った星のかけらを自分のものだと主張しカービィ達を近寄らせない。
敗北後はのされて卒倒。
バーロー。
星のかけらをトレーニングに使うというなかなか酷いことを考えていた。そもそもどう使うのだろうか…?
戦闘前にカービィ達をボコすも、パズル勝負には勝てなかった。
敗北後はワドルディに猫車で運搬されていった。
今や有名なコック。
なんと星のかけらを調理するという後のアニメ版を思わせる凶行を働いていた。
もしかしたらこの頃から既にネタキャラ路線だったのかもしれない。
負けると星のかけらを取り返された末に燃やされて逃走する。
※原文ママ
どうしてこうなった。
SDXのカッコよさはどこへやら、物凄い緩い感じにされてしまった。せめて漢字表記だったらまだ面子は保てたのではないだろうか…
最後のセリフはまだカッコいいが、素顔が丸見えなので全然しまらない。
当時はまだアニメ前でメタナイトの地位が固まっていなかった頃であり、キャラ像もブレブレだったとはいえ、これは黒歴史不可避。
地味に3風グラフィックのメタナイトという珍しいものも見られる。
GB版ではラウンドクリアゲームにセリフと顔のみ登場。口ぶり的に彼が出題しているようだ。
左画面の様子に応じて様々な表情をする。
SFC版ではストーリーのラスボスとして登場。
星くんを砲撃してバラバラにするというストーリーの元凶で、星くんを我が物にすべく勝負を挑む。
何気に高速で飛翔する星くんを撃ち落とすために、即時に大砲を準備して正確に当てるという離れ業を披露している。
BGMはデデデ大王のテーマだが、アウトロをイントロに持っていき3拍子になっているという変則的なアレンジ。
後にこのBGMは名曲・マスクド・デデデのテーマとしてリメイクされたと言われている。
デデデ大王を倒すと例によって吹っ飛んでいく。
全ての星のかけらが集まった星くんはカービィにお礼を告げ、宇宙へと旅立って行った。
しかしスタッフロールの後、謎の人物が画面を横切っていき…?
SFC版の真のラスボス。デデデ大王はまた前座だった。
てかパッケージにガッツリ映っているので隠しボスなのかどうかも分からない。
パーフェクトスターを全ステージで入手しているとスタッフロール終了後に突如として乱入し、戦闘が始まる。
当然思考はかなり強く、負けたらデデデ大王からやり直しとなる。
撃破するとより難易度が高くなったプロモードが解禁され、更に強化されたヤツを倒すとようやく降参する。
口ぶりからしてカービィの強さを試すためだけに現れたようで、作中で悪事などは一切働いていないという珍しいラスボス。
また、それ以外の設定も全くなくかなり謎が多いのだが再登場には一切恵まれていない。
ただ二次創作ではイラストが豊富に書かれているため知名度はむしろそこそこ高いほう。
余談
GB版はラウンドクリアで全難易度制覇・チャレンジで星を1000個集める・タイムアタックで星を100個集めると、タイトル画面のカービィが王冠を戴くようになる。
SFC版ではラウンドクリアで全難易度制覇・チャレンジで星を2000個集める・タイムアタックで星を100個集めるに加え、対戦で累計30勝し、おはなしでグリルを倒すことが条件になっている。
SFC末期に発売されたためかなりマイナー寄りの作品。
だがロボプラ以降それなりにファンサービスとして登場するようになった。
ちなみに、何がきらきらきっずなのかは最後まで一切不明。本編のパズルとも関係なさそうだし。
上記の通り、日本のカービィのパズルゲームとしてはこれが唯一という状況になっている。
近年ではエアライドが新作エアライダーとして復活したため、もしかしたら新しいパズルゲームもいつか発売される……かもしれない。
Wiki篭りくん「項目のロックを解除して!」
ワドル冥殿「やだっ!やだっ!やだぁーーー!」
Wiki篭りくん「それじゃ追記修正だ!」
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▷ コメント欄
- GB版は当時のシリーズでは珍しくサントラが一般販売されてた作品でもある。 -- 名無しさん (2026-01-25 03:12:03)
- スーパーカビハンのスタンプでメタナイトの迷言が拾われててお腹痛い -- 名無しさん (2026-01-25 08:07:47)
- 数あるカービィゲーの中では評価が微妙なんだよな。因みにネット上では本作に関するかなり低レベルなガセ裏技が流れた事がある -- 名無しさん (2026-01-25 10:04:29)
- 星くんがひかわカービィに登場した時、注釈で「スタフィーじゃないよ」と書かれてたのが印象的 -- 名無しさん (2026-01-25 10:51:42)
- グリルは陰謀とか一切なく純粋にカービィと勝負しに来たというかなり珍しい動機のキャラ -- 名無しさん (2026-01-25 20:04:58)
- カービィ3と同時期のためか3のネタが多いなぁ ラブラブステッキ振り回すのは地味にネタバレ・・・? -- 名無しさん (2026-01-25 22:48:09)
- 1997年1月25日発売 1999年6月25日発売 -- 名無しさん (2026-05-31 17:00:50)
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*2 海外ではぷよぷよのカービィ差し替え版『Kirby’s Avalanche』が発売されていた。
*3 GB版は4の倍数、SFC版は5の倍数
*4 本編では唯一のカービィの台詞
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