登録日:2026/06/11 Thu 07:12:00
更新日:2026/06/18 Thu 20:28:46NEW!
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2016年 wii u ゲーム スターフォックス スターフォックスシリーズ プラチナゲームズ リブート 任天堂 賛否両論 スターフォックスゼロ スターフォックス零 独特な操作性
スターフォックスの
新たなるはじまり
『スターフォックス ゼロ』は、2016年に任天堂が発売したWii U向けシューティングゲーム。
日本語圏向けには、ゼロを漢字にした『スターフォックス零』という表記もあり、そちらの漢字を使った表記となっている。
開発は任天堂とプラチナゲームズによる共同開発体制で、さらに宮本茂氏が開発ディレクションを担当した。
基本となる設定やデザインに関しては2011年に発売された「スターフォックス64 3D」およびその元である「スターフォックス64」に準ずる。
しかし、ゲーム内容やストーリー展開は一新されており、事実上スターフォックスシリーズの新作、あるいはリブートを狙った作品と言える。
とはいえ過去作ネタも多数盛り込まれており、ウォーカーを始めとしたSFC時代からのネタが登場するなど、シリーズファンの意表を突く様なものも多い。
◆目次
◇概要
本作も基本となるゲーム内容はSFCや64同様に、自動で進行する自機を操って敵を倒す3Dレールシューティングである。
一部ステージではエリア内を360度全方向に移動できる「オールレンジモード」で進行する場面も健在。
- ストーリー
惑星コーネリア防衛軍のペパー将軍から依頼を受けた「雇われ遊撃隊 スターフォックス」が、ライラット星系支配を目論み侵略を行うDr.アンドルフ軍と戦うという64版を元にした構図。
メニュー画面から見ることができるストーリー確認では、64版と同様のストーリー内容がフォックスの目線で語られるものとなっている。
ただしその背景に潜むアンドルフの真の狙いや過去の事件など、物語の真相に迫る重大な情報についてはゲームが進行する中で徐々に明らかとなっていく。
- 操作性
従来の操作性をベースにしつつ、Wii Uのゲームパッドを積極的に活用した独自のシステムとなっている。
パッド側の画面は常にコックピットビューとなっており、通信音声もパッド側のスピーカーから流れてくるため臨場感も高い。
また、テレビ画面側は常に自機が映る3人称視点となるが、オールレンジモードの場合に限り特定のターゲットをロックオンして自機とターゲットを常に映すカメラワークにもできる。
…というか状況によっては常にロックオンビューとなり、前方確認がパッド側のコックピットビューしかできない場合もある。
ミッション中に挿入されるムービー中でもコックピットビューによる攻撃が可能で、宙返りとUターン中でもその気になれば狙い撃ちができる。
さらに、今作ではジャイロによる照準の調整が常にONとなっており、パッドを傾けることで敵を狙い撃ったり、正面から外れた敵を撃つことができる。
同じWii UのSplatoonで例えるとパッド画面がマップではなくFPSになっている感じである。
より正確に狙い撃つ時にはパッド側の画面を見ながらジャイロ操作をするのが効果的。
このようなシステムの為、テレビとパッドの2画面間で視線を往復させながら、ジャイロ操作で敵を狙い撃っていくという「コマンド」にも引けを取らない独特な操作感となっている。
慣れるまでかなり大変ではあるが、慣れることができれば自らの手足のようにアーウィンを操縦できることだろう……たぶん。
本作の評価はこの操作性に慣れることができるかどうかに大きく左右されている節があり、ゲームへ評価が分かれる原因の一つともなっている。
- ゲームモード
本作のメインモードは自由にステージを選択する事が可能。
解禁されたルート分岐や機体の機能などの進行状況は保存されるため、戻って前のステージを気軽に遊び直す事ができる。
一方でレーザーの強化状況やボムストック、仲間の生存状況に関してはステージ間で引き継がれなくなった。
トータルスコアに関しても仕様が変更され、全ステージでのハイスコアの合計となった。
一方で64のような通しプレイでのスコアを競う「アーケードモード」も存在。
こちらは一度エンディングを見ると解禁される。
今作のボス戦は全てオールレンジモードでの戦闘となっている。
- スコア
基本的には64同様の撃墜数ベースで単位は「HIT」。
爆風に敵を巻き込んで倒すと、巻き込んだ敵の数に応じたボーナスが入り、ボス敵を倒すとまとまったボーナスが入るのも64同様。
これに加えてステージ終了時に仲間のシールド残量に応じて、1機最大10HITのボーナススコアが加算されるようになった。
- 勲章
64からシステムが大きく変更。
各ステージに1~5個設けられた条件を1つ達成する度に、勲章が1つ獲得できる。
条件に関しては
- 64同様規定スコアを突破する
- 道中に設置してある物を獲得する
- 「スーパーゴールドリング」を3個集める
- 各ステージに隠された行動を起こして「作戦完了」でステージを終える
などなど多岐に渡る。
◇主な兵器一覧
◆スターフォックスの使用兵器
詳細はこちらを参照。
なお本作ではステージ進行に伴い、新たな機能が解禁され使用可能になる場合がある。
一度解禁された機能に関しては前のステージに戻って持ち込むことができる。
アーウィン / 超高性能全領域戦闘機
おなじみスターフォックスチームの飛行型戦闘機。
今作ではチャージショットの仕様に変更が加えられ、フルチャージになった直後に発射する事で青色のチャージショットとなり、攻撃力と爆風の範囲が通常よりも大きくなる。
またブーストエンジンが強化され、宙返りやUターンといった旧作ではブーストメーターをフルに消費する行動も、ゲージの半分ほどしか消費しなくなったために連発できるようになった。
さらにウォーカー(後述)への変形機能の搭載によりウィングパーツが強化され、どれだけ攻撃を受けても翼がもげることがなくなった。
ただしハイパーレーザーへと強化後にダメージを受けすぎると、パワーダウンしレーザーがツインレーザーに戻ってしまうようになっている。
ウォーカー / 対地強襲用二足歩行形態
ゼロ発売時点ではお蔵入りとなっていたSFC版「2」よりまさかの復活。
アーウィンが変形し、ウィングが歩行パーツとなることで、小回りの利く歩行移動が可能となる。
操作感に関してはアーウィンと全く同様で、ローリングに関しては左右へとドッジロールをするような転がる挙動となる。
また、ステージをクリアしていくと装置や敵機のコントロールパネルへアクセスするハッキングも可能となる。
ちなみにオールレンジモードだけではなく、通常のレールスクロールモードでもウォーカーへと変形可能。
もちろんいつでもアーウィンへ戻ることができるが、連続で地形に接触していると強制的にウォーカーへと変形してしまうデメリットも存在する。
これは宇宙空間でも同様なので、アーウィンに戻るまでひるんで行動不能になるような形となってしまうため要注意。
ランドマスター / 超高性能回転式地対空戦車
地上での戦いを主力とする戦車型戦闘機。
ウォーカーが居るならこちらは不要では…?と思うかもしれないがさにあらず。
なんと敵を3体同時にロックオンして攻撃する事ができる攻撃力特化型の調整が施されている。
グラヴマスター / 反重力飛翔形態
なんとランドマスターにも新形態が追加。
キャタピラを格納し、ブースターを利用して滑空する事ができる。
ただしアーウィンとは異なりブーストメーターを消費するため、実質の制限時間付き形態となる。
ジャイロウィング / AI搭載型作業機
本作新登場となるヘリコプター型の偵察機。
空中での静止、旋回、細かな移動制御が可能で、ウォーカー以上に小回りが利く。
ただしアーウィンには当然速度が劣るほか、ショットの性能も貧弱で装甲の弱い敵しか破壊できない。その辺は潜入や工作が用途の偵察機なので仕方ない。
また、機体下部より作業用ロボットの「ダイレクトアイ」を投下可能。
これは装置や敵機のコントロールパネルにアクセスして無力化したり、逆に起動したりできるハッキング能力を持つほか、設置された爆弾を掴んで敵機にぶつけ破壊するなんて事もできる。
ちなみに見た目は懐かしのファミコンロボ。ハカイセヨとかクリエイターハドコダとかは言わない。
なお、ジャイロウィング本機については青白ツートンのスターフォックス所有機と、緑白カラーのコーネリア軍所有機の2種類が存在。
ストーリー上最初はコーネリア軍機を借りて利用することになり、ステージクリア後の再挑戦時以降はスターフォックス機を使う事になる。
グレート・フォックス / 超弩級強襲巡洋母艦
こちらもおなじみフォックスチームの拠点となる巡洋母艦。
本作ではグレートフォックスを警護しながら進むステージが存在するが、巨大な障害物や敵機と相対した時には極太ビーム砲でなぎ払ってくれる。
◆アンドルフ陣営の使用兵器
ウルフェン / 超高性能全領域戦闘機
スターウルフチームの専用機。
今作では搭乗者に合わせたカスタマイズがなされ、1vs1や1vs2などの少数戦闘時にそれぞれ使用してくるようになった。
ハンター / 対地強襲用歩行形態
アーウィン同様にこちらも地形歩行モードへの変形機能を搭載。
四足歩行の狼型機体となっており、ウォーカー以上に俊敏かつ獰猛な動作でフォックスたちに襲い掛かる。
ギガリラ / 巨大機動兵器
アンドルフ軍が開発した最新鋭の巨大ゴリラ型ロボット。
攻撃が全く通用しない強固なボディを持ち、大きなコンテナを軽々持ち上げては投げつけたり、巨大な腕を振り回したりして攻撃を行う。
とはいえこの兵器は既にコーネリア軍が鹵獲、接収済みとなっている。
さらに背面に存在するコントロールパネルから操作を行う事で、フォックスたちの味方としてアンドルフ軍機を攻撃させることも可能。
それ故、絶対にアンドルフ軍へ奪回させてはならない重要ターゲットとして護衛ミッションを行う事となる。
◇主な登場キャラ
基本的には「64 3D」でのCVを踏襲している。
【スターフォックス】
- フォックス・マクラウド CV:大原崇
- ファルコ・ランバルディ CV:高口公介
- ペッピー・ヘア CV:坂本くんぺい
- スリッピー・トード CV:はやみけい
- ナウス CV:阿部敦
【協力者たち】
- ペパー将軍 CV:最上嗣生
- キャット・モンロー CV:はやみけい
- ビル・グレイ CV:阿部敦
- [[ジェームズ・マクラウド>ジェームズ・マクラウド]] CV:坂本くんぺい
【アンドルフ軍】
- Dr.アンドルフ CV:最上嗣生
【スターウルフ】
- ウルフ・オドネル CV:高口公介
- レオン・ポワルスキー CV:坂本くんぺい
- ピグマ・デンガー CV:最上嗣生
- アンドリュー・オイッコニー CV:阿部敦
◇恒星ライラット系とステージ内容
本作での惑星コーネリア~惑星ベノム間は、基本的にメインステージを順番に辿る構成。
1か所のみ分岐が存在するが、それ以外は一本道となっている。
ただし、ステージをクリアして物語が進行することで機体の新機能が解放され、各ステージにも変化が現れる。
それによって発生した分岐ルートを進んだ先は、メインステージよりも小規模なサブステージとなっており、クリアする事で別のサブステージに派生したり、メインステージへと合流したりする。
このため、まずはメインステージを1周し、そこから戻ってステージ選択する形で分岐を探していくプレイスタイルが進めやすい。
なお、従来であればルート分岐に影響した作戦終了/完了の違いは勲章条件の方に移り、分岐には一部を除き無関係となっている。
また、各ステージ内の展開はそれぞれ「フェーズ」として段階分けされている。
フェーズの切り替わりタイミングでスコアは清算され、ステージのトータルスコアは最後のフェーズが完了した後となる。
- 惑星コーネリア
地球と似たような環境を持つ生命豊かな惑星。
都市部の最奥にはライラット系の盟主である、コーネリア軍の本部タワーがそびえ立っている。
いきなり現れ奇襲を開始したアンドルフ軍に立ち向かうべく、フォックスたちは都市部を抜けて軍本部タワーを目指す。
- セクターα宙域
磁気異常や遭難事故等、不可思議な現象が相次ぐ危険地帯「セクター宙域」のうちの1つ。
背景にα字型の星雲が浮かんでいる。
コーネリアでアンドルフ軍を撃退したフォックスたちは、コーネリア付近にあるここで行われている艦隊戦へと突入、コーネリア軍の援護を行う事となる。
順当に進めていればここでウォーカーが初登場。敵旗艦である巨大宇宙戦艦の内部にウォーカーで潜入し、内部からの破壊を試みる事になる。
- エリア3
コーネリアにほど近い宙域で、コーネリア勢力が建設したドーナツ型のスペースコロニーが存在。
コロニー内部はコーネリア都市部を模した居住区となっている。
コロニーに存在するコーネリア軍の施設に、アンドルフ軍から接収した巨大機動兵器「ギガリラ」が保管されている。
フォックスたちの目的は、このギガリラを奪い返しに襲撃してきたアンドルフ軍を撃退し、回収を阻止することである。
まずはコロニー外で敵編隊と戦闘を行い、コロニー内に潜入後はギガリラを起動させる事で逆にアンドルフ軍を蹴散らすために行動することになる。
ギガリラ起動の為、ステージ後半で兵器へのハッキングが可能なコーネリア軍所有の工作機「ジャイロウィング」へと乗り換えを行う。
- 惑星ゾネス
地下資源が豊富な水の惑星。
本作ではリゾート地ではなく、コーネリア軍の採掘基地が建設され開発が進んでいた。
しかしアンドルフ軍によって密かに占拠されており、大気や海は汚染されて淀んだ見た目となっている。
ギガリラが運搬される予定だったアンドルフ軍のワープゲートを通り抜けた先は、占拠されたゾネスの海洋基地だった。
フォックスは引き続きジャイロウィングを利用し、基地に張られたエネルギーシールドを解除して、コーネリア軍が進軍できるようにすることを目指す。
- セクターβ宙域
β型の星雲が浮かぶセクター宙域。
コーネリアとベノムの中間に存在する位置関係となっており、両軍の戦艦が熾烈な艦隊戦を繰り広げる、コーネリア軍側の最終防衛ラインとなっている。
このステージにはフォックスの親友ビルと、コーネリア軍機が登場する。誤射に注意しよう。
どれが敵が味方かわかんないよ〜!
セクターα同様に艦隊戦の援護を行う。
なおコーネリア軍側もレーザー主砲で攻撃を行うが、巻き込まれるとしっかりダメージを喰らうので注意すること。
しばらく敵編隊との戦闘を行っているとシールドを張った巨大な敵旗艦が登場。これをコーネリア軍の主砲で撃墜する為に、ウォーカーで戦艦に乗り込んでシールド発生装置を破壊する事となる。
敵旗艦が破壊されれば無事クリア……と思ったその瞬間、ついにスターウルフが4人揃って登場。
4人のうちウルフは必ず遅れて登場し、倒すのに時間をかけるとスターフォックスメンバーを1人撃墜してしまう。
ここでメンバーが無事なままウルフを撃退できるかが1周目で唯一発生する分岐ルートとなる。
【ウルフ撃退が遅れた場合…】
ウルフにペッピーが攻撃され、近辺にあった惑星タイタニアへと墜落。
64版を知っているプレイヤーであれば意表を突くまさかの人選である。
ペッピーの墜落により大きく迂回するルートを取らざるを得ない状況となってしまう。
このため撃退成功ルートに比べてステージ数が多く、長期戦は避けられない。
- 惑星タイタニア
砂漠と岩山が広がる荒野の惑星。
おまけに強い磁気嵐が吹き荒れ、墜落した宇宙船の破片が竜巻となって吹き荒れている。
しかも野生化したと思しき兵器群まで暴れまわっているという、過去一で過酷な環境となっている。
墜落したペッピーを探しにフォックスは地上を、ファルコとスリッピーは上空を捜索する。
ランドマスターの初登場および解禁ステージとなるため、墜落ルートに進まない限りランドマスターの登場はない。
- セクターγ宙域
γ型の星雲が浮かぶセクター宙域。
何も無い空間が広がっているため「沈黙の領域」とも呼ばれている。
しかし最近アンドルフ軍が何かの設備を建設しているらしいとの情報をコーネリア軍がキャッチしている。
フォックスたちがセクターγに到着すると、そこには転送装置とワープゲート、そしてフィチナから発射された巨大ミサイル「マンドリル」が…
アンドルフ軍はどうやらワープ空間を中継してどこかにミサイルを叩き込もうとしているらしく、その前にミサイルを破壊するのがステージの目的となる。
- 惑星フィチナ
一面が雪景色に閉ざされた氷の惑星。
ライラット系の中で最もベノムに近い位置に存在する事から、コーネリア軍の情報基地が存在する。
巨大兵器を確認したとの報告を最後に、フィチナからの通信が途絶えた。
フォックスたちの目的はフィチナを調査し、はびこるアンドルフ軍を一掃する事である。
地上と空中両方から攻撃を加えないと破壊できない蜘蛛型の敵「ストライダー」に対抗するため、ランドマスターの飛行形態グラヴマスターが解禁される。
【ウルフ撃退に成功した場合…】
近道を通ってベノムを目指す事となる。
ペッピー撃墜ルートに比べてステージ数はたったの1つだが、待ち構えるボス戦の難易度を考えると一概にこちらが簡単とも言い辛い。
- 惑星フォーチュナ
自然に恵まれ、植物が生い茂る原生林の惑星。
しかしアンドルフの実験により大気はバイオウエポンで汚染され、常に霧がかったような視界となっている。
動植物も汚染の影響で巨大化しているほか、一部には機械化された凶暴な生物も生息しているようだ。
ボスとして初代に登場していたモナーク・ドドラが再登場。弱点を的確に狙う必要があり、中々手強い。
- セクターΩ宙域
セクター宙域の中で最も危険な「宇宙の墓場」とさえ言われる宙域。
付近に存在するオメガ型の天体が発生させる磁場により、まともな飛行すら困難というとんでもない場所である。
ベノムへと通じる最短ルートがここに存在するため、フォックスたちはエンジンの出力を全開にしてここを突破する事となる。
恐ろしい勢いで地形や敵機が突っ込んでくる高速スクロールステージとなっており、戦艦の残骸や隕石群、鳥居型の柱*1などの間を猛スピードですり抜けていく事となる。
猛スピードのため接触ダメージが高く設定されており、さらに障害物も多いため慣れないうちはミスを重ねることになるが、慣れていけばハイスピードで障害物の間を縫うように飛べる爽快感あふれるステージとなる。
終盤には64のエリア6に存在した対空トーチカのアン・ブレラがひしめいており、猛スピードの中連射で道を切り開いていかなければならない。
【ベノムへの最終航路】
セクターΩを突き進んでいくフォックスたちだったが、
ベノム目前に迫った所で突如としてワープ空間のような異次元空間が出現。
異空間から戻ると、確かにあったはずのベノムが忽然と姿を消していた。
ボスはなんとアタック・キャリア。
これまでは序盤のボスであったため、終盤のボスとして登場したことにシリーズファンは度肝を抜かれたことであろう。オールレンジモードで戦うことになるため出す時間が短い弱点を的確に狙わねばならず、攻撃時以外は逃げ回るため64時代などを知っていると信じられないほど強い。
「やはりベノムは消えたか… だが アンドルフを探す道はまだある!」
「フォックス 至急コーネリアに戻ってきてくれ! 話はそれからだ!」
- 惑星コーネリア2
夕日に照らし出される壊滅状態と化したコーネリア。
以前にも増したアンドルフ軍勢に襲撃されており、地表スレスレを敵戦艦が飛行するというとんでもない状況となっている。
再びコーネリア軍本部タワーに急行するフォックスたち。
しかしそこで目の当たりにしたのは、本部タワー上空にワープゲートが発生し、タワー諸共ペパー将軍がどこかへと転送されていく光景だった。
進行を妨害するアンドルフ軍を退けるも、消失寸前となったワープゲートを通過する事ができたのは、フォックスただ1人。
ワープ空間内でペパー将軍と合流したフォックスはついに事件の真相を知る事となる。
アンドルフ軍が奇襲に利用していたワープゲートを発生させる転送装置、それは元々コーネリア軍の研究所で産み出された技術だった。
しかし開発を主導していたアンドルフは、転送技術の独占を目論みクーデターを計画したのである。
この事態を察知したペパー将軍は、逆にアンドルフをワープ空間内に追放し、出口を閉じることで幽閉する計画を立案。
フォックスの父であるジェームズの協力の元、辛くもアンドルフを追放する事に成功したのだった。
だが、アンドルフはワープ空間内で惑星型の巨大転送装置ベノムを作り上げ、ライラット系へと舞い戻ってきた。
そして軍勢を整えアンドルフ軍を結成、自らを追放したコーネリアへの復讐を始めたのである。
惑星ベノムが消失したカラクリの正体は、ベノム自体が転送装置であるがためにワープしていたからだったのだ。
- 巨大装置 ベノム
アンドルフの本拠地にして、その正体は巨大な転送装置。
従来作のベノムと比べてサイズは小さく、小惑星のようなサイズとなっている。
まずは前哨戦としてスターウルフ4人と惑星地表で対決する事に。
セクターβの時とは異なり最初から4人全員が登場し、さらに全員が地上形態ハンターへの変形を行ってくる。
加えてフォックス側の仲間はコーネリアへ置き去り状態のため、常に1vs4が強いられる厳しい戦いとなる。
ウルフたちを撃破すると惑星地表に設置されたゲートから、ついにアンドルフが潜む異空間へと突入。
アンドルフまでの道中となる夢幻回廊では、かつてベノムでピグマに裏切られ命を落としたはずのジェームズが操るアーウィンの姿が…
そしてついに訪れるアンドルフとの決戦の時。ライラット系の平和はフォックスの手に託された。
◇余談
- 本作はスピンオフ作品の『スターフォックス ガード』と同時発売となった。それぞれ個別に買う事もできたほか、ゼロとガードがセットになったパッケージ版のダブルパックも発売されていた。
- 発売日には記念及びプロモーションとして、本作の前日譚である「スターフォックス ゼロ ザ・バトル・ビギンズ」というショートアニメも公開された。
こちらに関してはWIT STUDIOおよび、関連会社のProduction I.Gが制作を担当している。
- 内容・グラフィック共にそれなりの評価を貰っている本作だが、良くも悪くもWii Uゲームパッドのギミックに特化しすぎたゲームデザインと、ストーリーやデザインが「64 3DS」をほぼそのまま継承した形である事への批判も多く、賛否両論の作品となっている。
- 加えてゲームパッド特化のゲーム性が災いしてNintendo Switch・Nintendo Switch 2への移植は極めて困難(仕様変更だけでは、本作の核である「2画面での照準・操縦」を再現できないため)と考えられており、再評価の機会にも恵まれていない不遇な面も。
- 本作のスタッフロール終了後には、「This game is dedicated to our wingman who fell in battle.(このゲームを、戦いの中で倒れた我々の戦友に捧ぐ)」という一文が画面に表示される。
これは本作の開発中である2015年7月に、55歳で急逝した任天堂の元社長・岩田聡氏へ向けた追悼のメッセージである。
追記・修正はアンドルフに宙返りでチャージショットを撃ち込んでからお願いします。
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▷ コメント欄
- パッドを活用しようとしすぎてしまった結果 -- 名無しさん (2026-06-12 01:28:53)
- 続編が出たらクリスタルを出そうとしたけど結局出なかった サウリアの名前はアニメで出したけど -- 名無し (2026-06-12 05:38:05)
- ジャイロ操作のやらされ感にイライラして、全然のめり込めなかったんだよな。ムジュラ3Dのゾーラ・ボス周りの改変と相まって、この頃の任天堂は妙に「遊ばされてる」印象が強くなってた。そりゃはまぐちぇエグゼクティブも、プレイ中に斜め後ろに仰け反るわ。 -- 名無しさん (2026-06-12 13:11:50)
- スティールダイバーなんかもそうなんだけど、ミヤホンは割と操縦モノに関してやり過ぎるところがあって、実は鉄騎で「やられた!」とか思っていた人なんだよねw そこら辺のこだわりがモロに出ちゃってるという怪作 -- 名無しさん (2026-06-12 18:16:33)
- ↑ 確かに、ミヤホンの「アナログへのこだわり」が、かなり最悪に近い形で出ちゃったなぁ、っていうのは思う。(3DS本体のジャイロ搭載がボツりかけた時に強力にプッシュした逸話、立体視調整スイッチの「数値をいじるだけだと、この味わいが出なくてダメなんですよ」発言etc.)64の3Dスティックに対して「これで操縦桿って前提がプレイヤーに共有できる!」って言った話と相まって、機体操作と狙い撃ちが両立できる64版の「馴染みやすさ・習熟しやすさ」よりも、照準ブレブレになっても「リアルさ・手ごたえ」を優先する人なんだよね。本人はVRに否定的な感じだけど、むしろミヤホンこそVR方面に向いてるんじゃないか、って思ってるわ。 -- 名無しさん (2026-06-12 20:29:18)
- ファンサービスはいいんだけど、台詞回しに関しては64の名台詞を無理矢理言わせたかっただけなんじゃないか…って場面が多すぎて白けてしまった。全体的に決して悪いゲームじゃないんだけど評価が難しいゲームだと思う -- 名無しさん (2026-06-13 06:16:13)
- 結局アニメでのペッピーだけに伝えられていた密命とは何だったのか 終盤フォックス単騎になったことで誤魔化されてる感じがあるが -- 名無しさん (2026-06-13 18:14:19)
- ゲームパッドに依存しまくった操作性評価が分かれまくるゲーム。慣れれば臨場感あるし移動と照準を別々にできることの便利さや面白さがあるんだけど、WiiU作品の中でもぶっちぎりでとっつきにくい操作性で慣れるまでに脱落するプレイヤーがいても仕方ないし、コントローラー操作にも対応してれば評価ももう少し上向いたんじゃ無いかと思う -- 名無しさん (2026-06-13 19:38:00)
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