ブルーディスティニー1号機(ジム・ブルーディスティニー)

ページ名:ブルーディスティニー1号機_ジム_ブルーディスティニー_

登録日:2011/01/13(木) 00:49:02
更新日:2023/08/11 Fri 16:44:46NEW!
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ブルーディスティニー ガンダム ms ユウ・カジマ 主人公機 ガンダム外伝 動く棺桶 ガンダム? ←れっきとしたガンダム 蒼い死神 hguc_077/080/082 exam 対ニュータイプ ジム達の恨み思い知れ 怨念機体 格好いいジム 体は陸ガン 戦慄のブルー ジム頭 蒼いジム頭 ジム(強) 1号機 呪われた機体 nt内蔵 荒野を走る死神




 EXAM SYSTEM STAND BY 


ブルーディスティニー1号機とは、セガサターンの「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」で登場したMS。
同系統で唯一ジムの頭を使用している為、「ジム・ブルーディスティニー」とも呼ばれる。



  • Blue Destinyブルーディスティニー

所属:地球連邦軍
型式番号:RX-79BD-1
全高:18.5m
本体重量:52.8t
全備重量:73.0t
出力:1.350kW
推力:52.000kg
センサー有効半径:不明
装甲材質:超鋼合金ルナ・チタニウム


武装:

ビーム・サーベル×2
頭部バルカン砲×2
胸部バルカン砲×2
腹部有線ミサイル×2
100mmマシンガン
シールド
ビームライフル


主要パイロット:ユウ・カジマ


地球連邦軍に亡命したクルスト・モーゼス博士が連邦で開発した実験機群の一番機。
クルスト博士の開発した対ニュータイプ殲滅システム「EXAMシステム」を搭載している。


EXAMシステム起動中はカメラアイのパターンが緑から赤に変更される。


当初は陸戦型ジム(型式番号:RGM-79BD-1)をベースにして開発された。
しかし機体がEXAMシステムの負荷に耐え切れなかったため、ベース機を陸戦型ガンダムに変更し開発を続行。
その際EXAMシステムの完全移植が困難であったため*1、システムを搭載した頭部のみそのまま流用され特徴的なジム頭を持つ事になる。
そのせいでジムのバリエーションとして扱われるが、開発経緯や型式番号から厳密に言うとガンダムタイプのMSである。
(系列としては『08小隊』に登場したカレンの陸戦型ガンダム(ジム頭)に近い)


外見はただの青い陸戦型ジムだが、

  • ジェネレータ出力17%向上
  • マグネット・コーティングの実装
  • 胸部バルカン砲及び腹部有線ミサイルの増設

…など多くの改修を施しており、アルフ・カムラに「ジャジャ馬」と言われる程の機体に仕上がっている。


EXAMシステムによる暴走が度々発生し、モルモット隊に配備される時には50%を出力上限にしたリミッターが設置された。


因みに、特徴的な青いカラーリングはEXAMシステムの被験者であるニュータイプ、マリオン・ウェルチが描いた宇宙の絵が青かったから。
宇宙空間を青で表現したのをクルスト博士が「ニュータイプには宇宙が青く見える」と判断し、NTへの迷彩効果を期待した。
このカラーリングに圧倒的な性能と暴走の危険性もあって、作中では「蒼い死神」とも呼ばれる。


●作品中の活躍

実験中に暴走し、近場にいた友軍部隊を壊滅させ、パイロットを乗せたまま逃走。
暴走状態のまま作戦中の地球連邦軍第11独立機械化混成部隊(通称:モルモット隊)に遭遇し交戦。
ユウ・カジマらの奮戦により大破こそしないものの、コクピットを潰されリモートで撤退する。


その後修理をうけ、モルモット隊に配属。ユウ・カジマの乗機となる。


パイロットの力量も相まって、キャリフォルニア・ベース付近のジオン配下のミサイル基地を単機で襲撃し、ものの数分で制圧するなど凄まじい戦果を上げる。
その後に開始されたキャリフォルニア・ベース攻略作戦において、ジオンの騎士を自称するニムバス・シュターゼンの駆る同じEXAMシステム搭載機である「イフリート改」と交戦。
互いのEXAMシステムが共鳴してしまい暴走しつつもなんとか退けるが、行動不能に見えたイフリート改の放った腕部グレネードが頭部に直撃し*2、EXAMシステムを失ってしまった。
その後の経緯は不明だが、本体とも言えるEXAMシステムを失った上にニムバスとの戦いで半壊状態だった為、廃棄処分されたと思われる*3
小説版ではイフリート改を乗り捨てたニムバスに、奪取されたブルー2号機のビームサーベルで頭部を貫かれその後の行方は不明。


●その他

ガンプラビルダーズで宇宙戦仕様の1号機が登場する。
またガンダムビルドファイターズの三話目にて少しだけ登場。相手のブルーディスティニー3号機にEXAMシステム起動状態で殴りかかったが
3号機のMGから移植しただろうタイタス並にマッチョな腕からのグーパンに一撃でやられてしまった



■他のゲーム中での活躍


機動戦士ガンダム戦記

対戦時のポイントは75
主兵装は100mmマシンガンとビームライフルの二種類から選べる。


通常状態では特に目立った所のない少し強いジムといった所だが、一定のダメージを負いEXAMシステムが発動すれば話は別。
ブーストの減少量が極端に減り(というかほぼ減らない)、攻撃力は数倍に上昇。手がつけられなくなる。



●Gジェネレーション スピリッツ

特殊コマンドで任意にシステムを発動可能。発動すると攻撃力が上昇する代わりにEN消費量が増加する。
攻撃のモーションも変更され、目が真っ赤になりやたら斬りまくる。



●GジェネレーションWARS

EXAMシステムがテンション技に変更。通常の格闘とは違いMPを消費するため、テンションゲージが上げ辛い。
但し、戦艦側の一部オプションパーツやパイロット自体の能力が高ければ十分使えるレベル。
宇宙適性が無いため(オプションパーツで付加できるが)、単純にEXAM機を使いたいなら2号機か3号機を使った方がいいかも。
こちらも演出には気合が入っている。



ギレンの野望

地上専用機
一見、地形適正以外パッとしない性能だが、
EXAMが発動すると疲労度がはねあがるかわりに攻撃回数が倍になり、あのガンダム以上の火力を発揮する。
だが、例によって開発時期は地上戦はほぼ終わった後なので…。


なお、ジオンの系譜の連邦ディスクOP映像で流れる「哀・戦士」にて、「荒野を走る死神の列」の箇所で「蒼い死神」という納得の抜擢で登場したりする。

戦場の絆

コスト240の近距離機体
初期装備が遠いほど威力の上がるマシンガンに胸バルカンと扱いにくいが、
支給が進むと比較的普通のマシンガンと強誘導の腹部有線ミサイルによって安定した立ち回りが可能になる。
耐久力が一定以下になるとEXAMが発動し、機動系と格闘距離が強化される。


REV3.20でジオンのBD2号機(NS)と同じように開幕直後から発動され、一定ダメージを受けると解除される仕様になった。



●Extreme VS.シリーズ

家庭用無印のDLCとして登場。以降の続編にも継続して参戦。
ガンダムと同じコスト2000で、その中では特に尖ったところのない万能機に分類できる。
ただしサブ射撃はトリッキーな動きが出来るが雑な生当てには不向き。
マシンガンは撃ち切りリロードのため弾幕を作りやすいがBRに比べてダウンが取りにくく、格闘も2000ということを差し引いても強いとは言いがたい。
特格の滑り移動を活かした着地ずらしと弾幕作りが大事になるため、慣れるまではしんどい。
EXAMは覚醒時に起動。後に覚醒とは別に短時間の強化効果としてEXAMのみ発動できるようになった。
EXAM発動中の基本性能の底上げは優秀で、格闘がパンチなどを使う荒々しいモノになりキャンセルルートも増えよく伸びるようになる。
立ち姿も原作を意識した物に変化する。
そして特射呼び出しのサマナのジムを投げ捨てる。サマナが何をしたっていうんだ…
覚醒時は通常時の弾幕張りながら援護し闇討ちという戦術より、強化された格闘でタイマンを張っていく方が向いている。
トリッキーに立ち回る通常時と、荒々しく相手を追い詰める覚醒時の二面性を活かしきれればコスト以上の活躍が期待できる高いポテンシャルを持つ。
練習量がモノを言う玄人向け。



スーパーロボット大戦シリーズ

『THE BLUE DESTINY』が今のところ未参戦のため、本機も未登場……
が、『BX』では特定のシナリオでフリットを戦術指揮官に設定することで、本機の関わった事件を思わせる発言を聞くことができるというサプライズが用意された。



●ガンプラでのBD1号機

BDシリーズ3機がHGUCでキット化。
陸戦型ガンダムをベースに関節などの機構はそのままなので、現時点で見てもなかなか優秀な可動範囲とプロポーションを持つ。
可動は申し分ないがゲート跡が目立ちやすい部位に多い(特に頭部)
また、左手が平手(コの字のような形)しか付属していないのも残念。他キットから流用しよう。
通常時/暴走時はカメラアイのシールによって再現。しかしせっかくカメラアイ部がクリアパーツになっているので、是非とも塗装に挑戦してみよう。


後、3号機は陸戦型ガンダムと外見が非常に紛らわしいので、買うときに注意しよう。


陸戦型ジムが発売され、陸戦型ガンダムより先駆けて最新フォーマットで発売される。
陸戦型ガンダムも陸戦型ジムの関節を流用しており、どれも非常に高い可動範囲を誇る。


ぶっちゃけ、今まで散々ボコボコにされてきた、ジム達の怨念が集まって出来た機体と言っても過言では無い(まぁ厳密に言えばジムじゃなくてガンダムなんだけどね。)



■余談

最近混同や勘違いされがちだが、SEEDテイルズスティニー、
こちらはディスティニーである。すごく細かい事だが、間違えないようにしたい。
また、登場した時期が時期だけに「暴走して圧倒的な戦闘能力を発揮する」「女性の人格が組み込まれている」と当時社会現象になっていたアニメ主役機の影響を感じさせる設定を持つ。さらに言ってしまえば中の人の中の人まで一緒だったりする。



ちなみに4機あるEXAM搭載MSの中でブルーディスティニー3機はフォーマットが変わるなどして2度発売されているのだが、イフリート改だけ2度に渡って一般販売からハブられている。*4




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  • なおジムの怨念と言うがこのMS、EXVSなどでジムを投げたりジムの生首を捨てたりしている
    これはEXAMシステムの欠陥の一つ、多数の殺意が入り乱れた場所での暴走は敵味方を問わず殲滅にかかるというものでやられたジムさんである。
    そんな化け物をユウの乗機にすると言われたときに見せたフィリップの怒りは、彼の飄々としながらも仲間に対する信頼と情の深さが見えるいい瞬間である。 -- 名無しさん (2013-10-17 07:50:42)
  • ガンダム無双にイフリート改と一緒に参戦しないかな・・・新規参戦作品が無い今回は無理っぽいけど・・・ -- 名無しさん (2013-10-17 09:07:55)
  • なんだっけ、カラーリングについては、ニュータイプは宇宙が青く見えるらしいから迷彩のために青く塗ったとかなんとかって設定があったような覚えがあるんだが、どうだったか。結局博士の趣味だったんだっけ? -- 名無しさん (2013-10-17 15:55:52)
  • 皆アニメなのに俺だけポリゴン!!!!!!! -- 名無しさん (2013-10-17 17:30:33)
  • 色は、実験に立ち会ったニュータイプのマリオンが宇宙の色を青に表現したため、「ニュータイプと戦うには青色が迷彩になる!」と考えたクルスト博士が青色に塗り潰したと言われている -- 名無しさん (2013-10-17 19:04:55)
  • ニュータイプの殲滅を趣味というなら、この機体の色も趣味のうちに入るだろう。という冗談は置いておいて、趣味というのは聞かれた時の単なる言い訳かもしれないし、同僚の技術者の伝聞でそう伝わっているのかもしれない。 -- 名無しさん (2013-10-17 20:21:22)
  • 後付け設定を聞いたらジェガンを青く塗るのは通る道 -- 名無しさん (2013-11-05 10:54:05)
  • 宇宙用の調整をすれば1号機も宇宙で運用可能だそうだ。まぁ、元々同じ機体だから当然ではあるが -- 名無しさん (2013-11-21 07:23:59)
  • 中身はEXAM抜きでも陸戦ガンダムの強化型だからなぁ -- 名無しさん (2014-03-02 00:22:59)
  • ロマンの塊で一番好きなMSだ -- 名無しさん (2014-03-02 06:55:34)
  • 上×5博士の趣味 -- 名無しさん (2014-03-12 11:14:52)
  • 元祖ジム頭である -- 名無しさん (2014-09-30 20:12:26)
  • ある意味ユニコーンのNT-Dのご先祖様www -- 名無しさん (2014-10-14 20:42:37)
  • イケメンジム -- 名無しさん (2015-01-28 17:28:15)
  • 世界で一番かっこいいGM・・・と言いたいところだが体は陸ガンという混ざり物なMS。まぁこまけえことはいいのでEXAM SYSTEM STAND BY -- 名無しさん (2015-04-17 15:26:40)
  • ブルーディスティニーと言ったらジム頭のこいつだよな。後のはぶっちゃけ陸ガンだし。 -- 名無しさん (2015-06-19 22:23:31)
  • こいつも陸ガンなんだが -- 名無しさん (2016-03-04 22:32:05)
  • スパロボでは今の所BXで過去の話(フリットが暴走事件を直接目の当たりにした)でチラッと出てくるのみ。参戦は難しいか -- 名無しさん (2016-05-06 11:20:44)
  • 性能差で正直キツイだろうしね。量産型νガンダムを青色に塗ってユウ専用機って捏造するぐらいじゃないと -- 名無しさん (2017-01-25 20:23:14)
  • 初代ガンダムやEz-8が出演できたんだからやってやれない事はないんだろうけどな -- 名無しさん (2017-06-27 08:22:55)
  • 新しいHGUCはなかなかいいな。漫画版のギミックもあるけどヤキソバデザインみたいなヒョロガリじゃなくてゴツゴツのマッシブスタイルでカッコイイ -- 名無しさん (2017-08-22 21:34:18)
  • スパロボは設定的に宇宙世紀が含まれるならニュータイプいまくりな部隊&怨念の塊とかそういうのがちょいちょいいるスーパー系と相性が最悪。エヴァ初号機が紳士的に見えるレベルで暴走不可避 -- 名無しさん (2017-08-22 22:23:05)
  • ↑ EXAM非搭載のレプリカ機ってことにすればいいかもしれないけどそれだとブルーじゃなくていいじゃんといわれるかもね…青色のスタークジェガンが無難か? -- 名無しさん (2018-09-22 20:06:21)
  • マスターグレード出て欲しい。 -- 名無しさん (2018-09-29 15:47:23)
  • PS3とかで出たDESTINYも「デ」スティニーだね -- 名無しさん (2018-10-30 19:25:52)
  • ↑7 んなもん改造効率の調整とかでなんとでもなるわ それ言うならそもそもZとνが共演してる時点でおかしくなるわ -- 名無しさん (2019-04-11 21:28:13)
  • EXAMの過稼動によるオーバーヒートの問題があるのに胸部の排熱ダクト廃して火器突っ込んでるのってどうなんだろう。合理性から生まれるデザイン美ってのもあると思うんだよな -- 名無しさん (2020-02-14 22:53:46)
  • 関節部が先にオーバーヒートするから、胴体周りは武器つんどこに思い切ったんだろうか -- 名無しさん (2020-10-28 11:20:18)
  • 戦慄のブルーの射撃はもっとマシンガンらしく見せられなかったのだろうか -- 名無しさん (2020-10-28 12:03:51)
  • ↑3イフリートもだけどNT相手に射撃戦やらせるために銃火器積み増したせいでせっかくの素体の機動力が犠牲になってるんだよね。対NT戦だと火力や手数の方が重要だと考えたのかクルスト博士がMS開発の専門家じゃなかったからなのかどっちなんだろう…? -- 名無しさん (2021-10-07 17:09:48)
  • ジム・ブルーディスティニーって呼称、検索かけてもこのページしか出てこないんだが……何かの媒体だとそう呼ばれてたのか? -- 名無しさん (2023-05-25 15:18:31)
  • ↑試しに""で囲った完全一致検索をしてみた結果、ガンダムWikiやガンダムチャンネル、あとピクシブ辞典にもあったね。2号機、3号機が登場する以前の呼称みたい。 -- 名無しさん (2023-05-25 15:28:08)
  • 記憶が正しかったら一作目だとEXAMについては大分ぼやかされてたし、最後はユウと交戦した時って条件満たしてもいなかったと思うから設定固まってなかったのかな。気のせい? -- 名無しさん (2023-05-25 15:40:16)
  • 確かにガンダムチャンネルでも言及された呼称だった。そもそも登場タイミングが2・3号機と同時じゃなかったのを知らなかった。調べてくれた人ありがとう。 -- 名無しさん (2023-05-25 16:27:17)
  • ↑4 確かWiiのMS戦線0079でも「ジム・ブルーディスティニー」名義だったはず。ただSDでプラモ化された時は「ガンダム・ブルーディスティニー」だったから、ぶっちゃけジム扱いでもガンダム扱いでもどっちでもいい気がする。 -- 名無しさん (2023-07-24 13:54:10)

#comment

*1 一部では開発期間の短縮目的でともある
*2 PS3の『サイドストーリーズ』版では、ニムバスの部下の特攻によって破壊された
*3 2号機以降は新造機であり、修復や流用された話もない
*4 1度目は立体化すらされていない。2度目でようやくイフリート・シュナイドのリデコでプレバンで発売

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