登録日:2021/04/04(日) 17:56:48
更新日:2024/05/27 Mon 10:05:33NEW!
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よよいのヨッシーくん、おとぼけヨッシーくんは、小学館発行の学年誌「小学一年生」で連載されていた、うえだ未知によるスーパーマリオシリーズを題材にした漫画作品。
概要
ヨッシーやその仲間たちが漫画の舞台となるヨースター島やヨッシーアイランドでの日常や冒険を描いたギャグ漫画で、それぞれ『よよいのヨッシーくん』(以下「よよいの」)はスーパーマリオワールド、『おとぼけヨッシーくん』(以下「おとぼけ」)はヨッシーアイランドを基にしている。
どちらも単行本化されていないが、おとぼけを題材にした『ヨッシーゲームアイランド』というゲームコミックが出版されている。
本作に登場するヨッシーたちは、色ごとに性格と性別が異なり、また初期のスーパーマリオくんのヨッシーのように背中に鞍(ていうか甲羅?)をつけていないのも特徴である(ちなみにメスのヨッシー〈よよいのの赤ヨッシーやおとぼけのピンクヨッシーと紫ヨッシー〉に至っては背鰭がない)。
ちなみに色ごとに性格設定が成されたヨッシーは実は『スーパーマリオくん』や『ボンボン版スーパーマリオ』よりも先だったりする。
ちなみにうえだ氏は本作以外にも1994年度中間の小学一年生にて『とつげきスーパーマリオくん』、『ドンキーコングくん』というマリオシリーズの漫画を執筆・掲載していた(こちらも両方とも未単行本化)。
また学年誌やちゃおでオリジナルのラブコメ漫画を執筆・発表しており、
- 主人公女子が自宅で男子同級生と一緒にファミコン。家族はこっそり様子を見ていたがばれて、マリオやリンク、クリボーのコスプレでごまかす。
- ファミコン好き少女がスーパーマリオなどのゲーム世界に入って自らゲームを攻略する『ファミコンまりクン』
- 主人公女子と同級生男子がゲームの世界に取り込まれ脱出を図る。敵キャラや背景はもちろんドット絵風。
など、当時の少女漫画にもかかわらず度々ゲームネタを扱っており、かなりのゲーマーと思われる。
よよいのヨッシーくん
1991年度から1993年度まで小学一年生に連載。「スーパーマリオワールド」をモチーフにしており、ヨッシーやマリオ、クッパ達のヨースター島での日常を描いている。
登場キャラ
- [[ヨッシー>ヨッシー(マリオシリーズ)]]
本作の主人公の緑色のヨッシーで、カエルみたいな横長の顔と八重歯、蝶ネクタイが特徴。好奇心旺盛で食いしん坊。
考える事が苦手で、意見は赤ヨッシーに合わせる事が多い。
『とつげきスーパーマリオくん』でもマリオの友達として登場している。
- 赤ヨッシー
本作のヒロイン的存在で、ヨッシーと同じカエル面横長顔(ヨッシーよりちょっと小さめ)にリボンを付けた女の子。オシャレ好きなしっかり物。
- 青ヨッシー
どこぞのカバ…もとい妖精のような縦長の顔が特徴のやせているヨッシー。真面目だが少し心配性。
- 黄ヨッシー
常にニコニコした太っているヨッシー。ヨッシー以上に食いしん坊でのんびり屋。
ヨッシー達の友達の一人。ヨッシー同様ボケが多い。
『とつげきスーパーマリオくん』では主役を務めている。
ヨッシー達の友達の一人で亀の国の出身。ヨッシーと同じで食いしん坊だが、ヨッシー達と違ってピーパックンやサンボを食べることは出来ない。
あっち方面のクッパに似てどちらかというと良識派(ツッコミ役)で、ヨッシー達の言動に「もーいや」と呆れ果てて降参することもしばしば。
マリオの弟。しっかり者のようでちゃっかり者。
クッパ同様、どちらかというと良識派。
…あれ、ピーチ姫は?
おとぼけヨッシーくん
1995年度から1996年度まで小学一年生に連載。「ヨッシーアイランド」をモチーフにしており、ヨッシーたちが赤ちゃんマリオと共にカメックの妨害を掻い潜りながら冒険をしていく話である。
登場キャラ
- 緑ヨッシー
「元気がいちばん!」
よよいの同様、本作の主人公で、カエル面横長の顔と八重歯、蝶ネクタイが特徴。作中において「ヨッシー」とは大抵彼の事を指す。
食いしん坊かつ好奇心旺盛。
ヨッシーたちのリーダー格でみんなを仕切っているが、よよいのに登場するヨッシー同様、ドジなお調子者で、彼の思わぬ行動で事件を起こす事は少なくない上、自身を「かっこ良さナンバーワン」と豪語する程の自惚れ屋でもある。時折女々しい行動をとり、みんなから敬遠される事もしばしば。ピンクヨッシーに好意を寄せており、ピンクの前ではやたらと恰好をつけ、いいところを見せようと威勢のいい行動をとるが、最終的には羽目を外して憂き目に遭うことも多い。
困っている人はカメックのような悪人でも放っておけない性質だが、カメックの場合は時折ゲスい仕打ちをやらかすこともある。
マリオが落ちてきて以来一緒に旅することになった。卵投げが得意。背中にマリオが乗っていないとトチ狂ってハイテンションになり(本人曰く「力があまるぅぅっ!!」)、暴走してしまうという体質を持つ。基本的にボケ担当。
- ピンクヨッシー
「おしゃれがだいすき!」
本作のヒロイン的存在で、横長の顔(ヨッシーよりやや小さめ)とサイズの大きいリボンが特徴。愛称は「ピンクちゃん」。
おしゃれ好きで面倒見のいい優しい性格だが、天然な一面も見せる。
緑からは好意を抱かれている。怖いところやお化けが苦手。…が、彼女の悲鳴でお化けを気絶させてしまった、なんてことも…
- 水色ヨッシー
「も~、しんぱいだな~」
痩身体型で、垂れ下がった尻尾とどこぞのカバ面縦長の顔、眠たそうな垂れ目が特徴。ヨッシーの中では最長身。
基本的に真面目かつ温厚な性格だが、少々心配性。冷静な言動が多く、何かと暴走しがちなヨッシーのストッパー役を務めることもしばしば。また、とぼけた外見からヨッシーから「おじん臭い」と中年に見られることも多い。体型が正反対の黄とは仲がよく、彼のそばにいることが多い。
たまに彼がマリオを背中に負ぶることがある。基本的にツッコミ担当の常識人。
- 黄ヨッシー
「食べるのがすき」
肥満体型で、他のヨッシーたちより体格が大きい。
ヨッシー以上の食いしん坊で、常にニコニコ笑顔を絶やさない朗らかなのんびり屋だが、洞窟やプチパックンに怯えるなど臆病な一面もある。
体型に反してスピードが売りのヨッシーに恥じない走力を持ち、体重を生かしたヒップドロップが得意で、その威力はシーソーの片側に乗ったヨッシーが高く跳ぶほど。流石動けるデブ
水色とは仲良しで、いつも一緒にいる。天然系ボケ役だが、ツッコミもこなす。
- 紫ヨッシー
「かけっこならまけないわよ!」
ピンクと同じ輪郭のカエル面横長の顔と花飾りが特徴だが、口を小さく開けているピンクと対照的に彼女の方は口を大きく開けている、という違いがある。
明朗快活な性格の行動派で、かけっこが得意。ヨッシー曰く「強い女の子」。
- 茶ヨッシー
「しぶ茶がうまい」
深く垂れた目と笑窪、水色同様の垂れ下がった尻尾が特徴で、最も原典に近いデザインに描かれている(これは下記の赤と青も同様)。
渋くて落ち着いた性格で、どことなく年長じみている。渋茶が大好物。もうおじいちゃんじゃん、なんてツッコミはダメ!
- 赤ヨッシー
「色ににあわずオトコヨッシーさ!」
眉毛の有無以外唯一変わった特徴を持たない。
真面目で男気のある性格だが、ヨッシーほどではないがカッコつけたがり屋。
- 青ヨッシー
「ぼく、テレちゃうな…」
浅く垂れた目と水色と茶同様の垂れ下がった尻尾が特徴。
内気かつ照れ屋な性格で、いつももじもじしている。
赤ちゃんマリオ
ある日、いきなりヨッシーの背中に落ちてきた幼少時代のマリオ。双子の弟のルイージがいるが、カメックに攫われた。
ヨッシーの上記の体質を抑える抑制ギプス的な役割を果たす事がある。
- [[カメック>カメック(マリオシリーズ)]]
クッパ軍団一の魔法使いで本作における悪役。ブタっ鼻と突き出た前歯が特徴。一人称は基本的に「わし」だが、まれに「オレ様」を使うこともある。ゲーム同様、箒を使っての飛行や魔法で敵キャラや物質を巨大化させることが可能。
攫い損ねたマリオを誘拐しよう(カメ一族に災いをもたらす存在ということもあってか話によってはヨッシーもろとも始末しようとすることも)と執拗に付け狙い、何度もヨッシー達の前に現れるが、ヨッシーの活躍で倒されたりヨッシーたちのペースに流されたりして失敗するが多い。また、自身が悪人であることを誇りに思っており、ヨッシーたち(主にピンクヨッシー)から善人として見られたり、親切な行いをすることを非常に嫌い、その都度「わしは悪いヤツだぞ!!」とツッコミを入れ断言することもしばしば。
初登場の際、ヨッシーにマリオの母親と勘違いされたことがある。自分の拠点となる城はいくつか存在するが、その中の一部はヨッシーたちに壊されてしまった。
ヨッシー×8&カメック「追記・修お願いします!」
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▷ コメント欄
- 内容とか全く覚えてないのに、画像検索したらすごく見覚えがあったから不思議だ -- 名無しさん (2021-04-04 19:47:17)
- GOGOマリオワールドよりマイナーな漫画なんだよな…検索してもスーパーマリオくんの方ばっかり出てきてこれ自体の画像が殆ど無い。しかし「よよいの」の方では赤ヨッシーが女の子扱いされてるってのは珍しいな。この頃の作者は赤色と言えば女の子という印象が強かったんだろうな -- 名無しさん (2021-04-04 20:03:00)
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