ヘレン(シンデレラガールズ)

ページ名:ヘレン_シンデレラガールズ_

登録日:2021/03/12 Fri 20:46:58
更新日:2024/05/27 Mon 09:24:10NEW!
所要時間:約 46 分で読めます



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ヘレンよ。知ってると思うけど……

歌でもダンスでも、私は世界レベルじゃないと意味がないと思ってる

そして私にはその素質がある。そうでしょう?

いいわ。証明してあげる


ヘレンとは『アイドルマスター シンデレラガールズ』に登場する世界レベルのアイドルである。


■もくじ




■世界レベルのプロフィール■

タイプ クール(Co)
年齢24歳
身長158cm
体重 46kg
B-W-H(スリーサイズ)90-58-81
誕生日4月4日
星座牡牛座
血液型AB型
利き手
出身地 海の向こう
趣味DVD鑑賞

シンデレラガールズの稼働当初から実装されているアイドル。


肩下まで伸びる美しい黒の長髪。豊満なバストと小さくも形の良いヒップ。足の先まで洗練されたボディを鋭く結ぶ引き締まったプロポーション。
優しくも何かを秘めた垂れ気味のまなざしと、彼女のチャームポイントともいえる艶やかな唇は、どこか常人離れした高貴な美麗さを醸し出している。


まるでハリウッド女優のようなその佇まいに反して、彼女の身長は158cmとやや小柄。
しかし、全身からあふれ出るその圧倒的オーラが、彼女を「小さき者」であるとは思わせないだろう。


出身地は「海の向こう」。2021年2月現在、彼女の正確な出身地は未だ判明していない。


私の故郷のことが知りたい? ふふっ、まだダメよ。オンナの過去は謎めいていた方が面白いもの


一時期はプロデューサーたちから「佐賀県出身では」などとも噂されたが*1、彼女の口から直接「母国にひな人形の風習はない」という旨が明言されたので、少なくとも日本人ではないようだ。
しかし日本語はネイティブレベルで使用可能であり、同様に英語も得意とするなど、とにかく謎が絶えない。


趣味はDVD鑑賞。それも結構な量を見るようで、ランニング中に通りかかった店の店主に


ヘーイ、ミスター店主! そこのワゴンセールのDVD、帰りに全部買っていくわ。ええ、領収書はヘレンで!


という一幕が存在する。
これらDVDはヘレンコレクションと呼ばれ、ダンスや演技の参考にしているようだ。
なお、デレステにおいて難波笑美「今の世界標準はBDかネット配信になってまっせ?」とツッコまれたところ
「DVDが円盤だと決めつけるのは世界が狭いわよ笑美」と返しているため、彼女が言うDVDが何を指しているかは謎である。




■世界レベルの概要■

自他ともに認める自信家であり、自らを「世界レベル」であると豪語してやまない尊大な人物。
「言葉の意味は分からんが、とにかくすごい自信だ!!」を地で行く独特な言い回しと、一切揺らぐことない自信満々な態度が最大の特徴。


この態度は誰の前でも、何の前でも絶対に崩すことはない。
ジャングルに迷えば「ヘーイ、ジャングル! 元気してた?」
日差しを浴びれば「カモン、サンシャイン! ついてきて、照らし続けなさい!」
日本一を誇る富士山ですら、世界レベルの彼女の前では「見事ね、富士!」と呼び捨てである。
当然アイドルとしての仕事中でもこの調子。


歌声は力強く、天高く! ヘレンを求める全生命に、聞こえるように!


言ったはずよ。私を呼んだら、世界は変わってしまうとね!


などと、無暗矢鱈にスケールの大きいセリフと共にステージに立ち、絶大なインパクトを観客と我々に与えて去っていく
たとえその結果、自分が敗北したとしても


少し前衛的すぎたかしら? 理解されるまで時間が必要ね


順位を気にしては奇跡もミラクルも起こせないわ。そう思わない?


と言い、決して前向きな態度を崩さない。


なんと2020年2月現在、彼女が怯む、慄く等のリアクションを取ったのは、最初期のシンデレラガールズ劇場である90話「決闘! コロッセオ」での及川雫榊原里美お山への反応くらいのもの。
ここまで来ると、むしろ彼女ら2人のお山が世界レベルに到達していると言っていいだろう。
当然彼女のプロポーションも、上記のプロフィールの通り世界レベルと言っていいスタイル。
彼女が登場するカードはセクシーな衣装・ポーズが多く、その素晴らしい肉体美を惜しげもなく晒してくれる。


また、尊大でこそあれ高圧的ではなく、他アイドルたちからの印象は概ね良好。
コミュやデレぽでは年少組のアイドル達と関わることが多く、迷い悩む彼女たちを、時に優しく、時に厳しく、そしてダンサブルに教え導く。
モバマスにおいて度々出演するユニット「飛翔伝説」シリーズなどはその最たるものだろう。


高い者同士が絆を結びつつ、切磋琢磨する世界。それがアイドル界……素晴らしい場所ね!


自らを鍛えるだけでなく、共に歩む者たちも世界レベルへ押し上げてこそのヘレンなのだ。


そんな彼女が最も得意とするもの。
それはダンス


ダンスこそが私の強み。こんな動きをするアイドルは、どこにもいない


その腕前に関するエピソードを並べるなら


  • ダンスレッスン中のヘレンを見たPが見とれてしまい立ち尽くす。
  • お餅が良い感じの焼け具合になるまでの間、アイドル達の目を自分のダンスに引き付けて時間を測る。
  • 宣材撮影に来たヘレン。プロデューサーに「ポーズの指定などはない。貴方は自由だ」と伝えられ、激しく踊り始める。カメラマンには残像しか捉えることができなかった。
  • ↑のカメラマンに世界レベルのフロンティアスピリッツを伝授。心眼を会得したカメラマンは世界レベルに入門。無事撮影を成功させた。
  • ジャングルで遭遇した超巨大蛇を相手に、ダンスによる対話を開始。古代遺跡への道を聞きだした。
  • 至近距離で発射された銃弾をダンサブルに回避する。
  • あまりのダンサブルオーラにDDD*2構成員程度では踊ることすらできない。

etc...


と枚挙に暇がない。最後のダンサブルオーラに関しては、ヘレンはワンステップすら踏んでいないのも関わらずである。


この絶対的な自信と実力を構築するのは、彼女独自の人生哲学と、それに基づく確かな努力


ヘレンという生き方、楽しいわよ。大言壮語を嘘にしないため、命を燃やす快感がここにはある


それは彼女が己に科す信念。自ら叩いたの大口の全てを実現するまで、彼女は絶対に止まらない。


世界に届くため、何度だって積み重ねるわ! そう何度でも! レッスン……それは人生そのもの!






……余談であるが、
彼女が用いる一人称は「私」なのだが、その生き方や精神性などに言及するとき、稀に『ヘレン』という主語を用いることがある。
まるで、そう、この世界に『ヘレン』という概念が存在するかのように――。




■ヘレンとアイドル■

元々ダンサーとして世界で活躍していた(と推測される)ヘレン。
なぜ彼女がアイドルの世界に入ったのか。そこに最も深く触れたのが、デレステにおける彼女のメモリアルコミュ4だろう。


道端で歌う子供たち。TVのタレント、街角の大道芸人や劇場の役者。
世界は素晴らしいもので満ちている。ダンスを極めたヘレンは、彼らの輝きの素晴らしさが理解できた。
しかし同時に、その輝きを知っていながら、踊ることしかしない自身に疑問を抱く。


なぜ、私は演技をしていないの?
なぜ、私はトークをしていないの?
なぜ、私はパントマイムをしていないの?


その衝動は日に日に強くなっていったわ。
世界は輝きに満ちていると知っているのに、その輝きを見なかったことにはできない。


そして知ったのよ。
アイドルという存在をね。


そうして彼女はオーディションの門を叩き、今ここにいるのだ。


そういった経緯もあってか、アイドルという職業には非常に好意的。


嬉しいわね! ダンスしながら、歌っていいなんて……ハロウィンとイースターが一度に来た気分よ!


生まれた時からアイドルだったような気分よ。私は、私にベストな選択をした。自分が誇らしいわ


などと語っており、アイドルという選択にとても満足している。
世界レベルのダンスだけでなく、トーク、パフォーマンス、持てる全てを世界レベルに引き上げて、いつか彼女は最高のアイドルになる。


行ってくるわ、プロデューサー
ダンス、歌、MC……そのすべてで……つまり!
ヘレンのすべてで! オーディエンスを魅了してみせるわ!




■ヘレンが創り出す歴史 ~世界レベルの覇道~■

□[無銘]

○○、あなたどこ見てるの? いいわ、好きに見なさい


渋谷エリアのボスとして初登場した、記念すべき初期実装Rカード。
後に続く壮大なヘレン伝説の幕開けである。


シンデレラガールズ自体の黎明期というのもあり、現在の彼女と比べると少々大人しい印象。
初期実装Rであり、序盤エリアのボスである彼女はゲーム中のステータスが低く、この時点で100人存在するアイドル達の中では、いまひとつ目立たない存在であった。
項目冒頭のアイドルコメントも、「ステータスが低いわりに口だけ大きい大言壮語」と見られていたようだ。
今でこそ世界レベルと称えられる彼女であるが、その始まりは華やかなものではなかったのかもしれない。


とはいえ、これはまだ彼女の歩む歴史のたった1ページ目に過ぎない。
ヘレンズジャーニーはこれからなのだ。


それなりの腕があるようね○○。あなたも本気を出せばこの世界でトップに立つことが出来るわ。私たち、共にね


特訓前は脚出し臍出し鎖骨出しのホットパンツ&チューブトップに何故か冬用フード付きのジャケットを羽織るスタイル。
特訓後は露出度はほぼそのままに紫色の踊り子のような衣装+マント。


ちなみに、特訓前の謎ファッションについては、デレステに実装された際にホーム画面で聞くことができる。



体はHot!! 頭はcool!! この衣装は、つまりそういうこと


そういうことらしい。




□[イタリアンスタイル]

ふっ……やっとこの私に相応しい大舞台にきたわね。もともと小さな島国に収まるような器じゃないのは自覚していたわ
イタリアでのLIVEだって世界デビューに向けてのほんの小手調べよ


初期実装のおよそ1年後、2013年3月14日に登場したカード。イベント「アイドルLiveツアーinイタリア」での再登場。


特訓前は胸元の露出した普段着スタイルで片手にヴェネツィアンマスクを携える。
特訓後は南国風の衣装に身を包む。被った麦わら帽子には、ワインをイメージしたのか葡萄が添えられる。


世界レベルの私が道に迷うわけがないわ。黙ってついて来なさい


イタリアを訪れたヘレンさん。初登場からずっと世界レベルを自称する彼女の、初の海外進出である。
かつてイタリアにいたことがあるのかは不明だが、相変わらず謎の自信で突き進む。なんとも頼もしい限りだ。


○○、道はわかる? トッププロデューサーならわかるわよね?


……うん、頼もしい限りである。


アドリア海から昇る朝日は美しいわ……。でも今日、それ以上にまぶしく輝くのは、この私よ!


いくら私たちが強くても、斜塔を倒してしまうわけにはいかないでしょ? だから、そういうこと


心まで……ダンサブル


このあたりから、現在のヘレンに見られるような独特の語り口が入り始める。
彼女というアイドルの、ひとつの転換点と言えるだろう。
その圧倒的な自信と風格により世界レベルたる所以を見せつけ、「何を言っているのかはわからないが、情熱に溢れる愉快な人」というイメージを定着させた。




□[バニーガール]

フッ、私がバニーガールオブバニーガール……No.1だと証明してあげる。磨きぬかれた美貌でファンたちがみんなトリコになるのよ
せいぜい○○も夢中になり過ぎないように薄目で覗いていなさい


2013年8月31日実装のRカード。
特訓前は肉体美を惜しげもなく晒す本格バニーガール
特訓後は白のファー生地であしらわれたコンパニオン風のバニー衣装


[トランセンドバニー]高峯のあの背景にも相馬夏美と共に映り込み、セクシーポーズを披露している。


高いレベルは高い意識から……○○には驚かされたわ。私のプロデューサーとして世界レベルの意識を持っているのね……フフフ……


ほんの少しだけ語られる、ビッグマウスな彼女の信念。
何事もまずは形から。上を目指すならば、それにふさわしい言動をということだろうか。


お戯れオブ世界レベル!


内側から溢れ出る輝きが衣装に勝ってしまうわね。仕方ないわ


もう世界じゃ足りないわ。私の美貌をあの月まで轟かせるの


ボディラインを大胆に露出したバニー衣装にヘレンさんもご満悦。そのセクシーボディをこれでもかと披露してくる。
しかし、相変わらずの世界レベルな発言の中で


○○は特別よ。ほら、私の隣に並び立つ……プロデューサー


と、こちらに確かに信頼を寄せてくれていることがわかるセリフも。




□[ワールドイズマイン]

フッ! 空の旅は快適だったわ。いまや世界中が、私を求めているの。プライベートジェットでも使わないと、とても廻りきれないわ
さぁ……案内しなさい、次のステージへ! もう誰にも私を……止められない


2013年11月20日「第4回ドリームLIVEフェスティバル」にて、祝福すべき初のSR実装
特訓前はSPらしき黒服に囲まれ、プライベートジェットから優雅に降り立つヘレン


私のスケール……規格外のようね!!


世界レベルな彼女は移動手段もまた世界レベル彼女の覇道はだれにも止められない。


信頼する○○に、これをあげるわ。ジェット機の請求書よ。そう、本当はレンタルなの。あなたになら真実を明かしてあげる!


なんとジェット機はレンタルであった。しかもしれっと請求書を押し付けてくる始末。
この真実に呆れるか、信頼の証と受け取るかはプロデューサーであるあなた次第。
ちひろさん、これ経費で落ちますか?


ちなみに、このSPは彼女の護衛用ではなく、プロデューサーの護衛だという。世界レベルには護衛すら必要ないのだろうか。


特訓後はリオのカーニバルのようなド派手な踊り子衣装。類まれな肉体美をこれでもかというほど見せつけてくる。

ヘーイ! 見なさい、このくびれ、この躍動感! 今の私こそ、究極のアイドル! 完成形! 世界のアートの集大成よ!
もはやすべてのアイドルが、ただの聴衆……。今夜はひとり、最高峰……踊り明かすわ!


世界レベルはこういうこと!


情熱的な衣装に熱烈なダンス。自信に溢れた表情。本人が究極と豪語するこの姿こそが、世界レベルということなのだろうか。


セクシーを超越した……なにかよ!




□[T.B.チアーズ]

言葉は世界を越える! さあ、しゃべりなさい!

あなたたちのトークが本物ならば、その面白さはきっと国境を越えて、地球を巡って一周するわ


2014年5月13日「第2回プロダクション対抗トークバトルショー」にて登場したRカード。
特訓前はアッシュグレーのホットパンツに、バスト下で大胆にカットされたオレンジのシャツ。ヘレンさんと言えばこの私服という印象も強いかもしれない。
特訓後は孔雀の羽を背負ったサンバスタイル


私の声援を受けて、いざテイクオフよ、テイクオフ!


イベントではSDキャラになって大活躍。顔面アップの「心まで……ダンサブル!」に腹筋をやられたPは数知れず。
トークバトルで1位を取れば「世界一を勝ち取った」、最下位でも「祝杯をあげましょう、次は必ず、これ以上の順位よ」と奮い立たせてくれる。
が、中には「これでは世界どころか地元レベル止まり」「そんな話じゃ、本州止まりね」との発言も。
世界>越えられない壁>日本>本州>地元のようだ。


口で負けて、なにで勝つの?


総じていつも通りのヘレンさんに見えるが、このカードでは建前の無い彼女の本心を垣間見ることができる。


話のコツは、自分をだますこと。そうすれば、やがて真実に思える


そのネタ、いただくわ。○○、私の話にさせて


本当はトーク……得意じゃないわ。それなりの準備もしないと器用には話せない。○○には、少ししゃべりすぎてしまうわね


大言壮語な彼女が語る「話のコツ」。もしかしたら、彼女が語る武勇伝のいくつかは、彼女の話ではないのかもしれない。
いつも自信に満ち溢れるように見えるヘレン。その優雅な白鳥の姿の下に隠れた必死のもがきを、信頼するプロデューサーにだけは教えてくれる。


では、世界レベルのヘレンとは、仮面を被った虚飾でしかないのだろうか?
その答えは、彼女との親愛度を深めた末に。


大口を叩いて、後からその通り実現させる。それでこそアイドルよね、○○! 私はそうやって世界をつかむの、これから!


彼女は大言壮語を嘘のままにしない。
自らが口にする理想の自分を、その場限りの噓ではなく、必ず成し遂げる目標として、ただストイックに自らを磨き続ける。
そうして世界という高みを目指す姿勢こそが世界レベルであり、理想の実現を目指す彼女はまさしく、一人のシンデレラガールなのだ。




□[SUHADAスタイル]

Too Hot!! そう、こするのよ。吹きすさぶ風の中、乾布摩擦としゃれ込もうじゃないの
乾いた心に、乾いた布。ああ……この絶妙なマッチングがたまらないわね。こすった先に……明日が見えるわ!


2014年12月10日開催リミテッドガチャ「ウィンター☆モード」にて追加されたR。
特訓前はセクシーな練習着に身を包みスタイリッシュ乾布摩擦をするヘレンさん。出オチとか言わない。

ただのアイドルと思わないで。消えなさい、この布が火を噴く前に


シャツを脱ぎ捨てなさい、○○。いくわよ、ハァァァァッ!!


ひとつ前のカードでシリアスな一面を見せたと思ったらこれである。Rとは思えない躍動感溢れるイラストと合わさり、非常に腹筋によろしくない。
彼女にとって乾布摩擦は美と健康の秘訣らしく、劇場429話ではまゆたんのカンフーめいた世界レベルの乾布摩擦を披露してくれる、


フゥ、無我夢中でこすったわ。ヨーガの境地に達したかもしれない。戻るわよ、○○。……痛み止めクリームを塗ってもらうわ


特訓後は冬らしい毛皮と冬とは思えない大胆なサンバ風衣装に身を包んだヘレンさん。


思い出すわ。ブラジールの夜……!


どうやらブラジルを訪れたことはあるようだ。
別カードのセリフになるが「サンバはヘソで踊れ。ダンスの鉄則よ。ヘソを出さずに、なにを出すの?」というセリフもあるあたり、サンバには相当なこだわりを持っている模様。




□[パーフェクトティーチャー]

『忘れないで、あの日の輝き。夢を歌に託した青春の日々』……フフッ、どう? 迫真の名演でしょ?
世界レベルの演技力で、教師をパーフェクトに演じてみせるわ。○○の目に狂いはないわね


2015年7月8日開催の「LIVEツアーカーニバル 青春公演 シング・ア・ソング」で登場したSR。
かつて伝説とまで讃えられたものの、廃部になってしまったカナリア学園合唱部を復活させるべく、新入生のカナが奮闘する青春学園ストーリー。
我らがヘレンが演ずるは、一度は消えかけた情熱を主人公に突き動かされ、共に合唱部再建を目指す音楽教師


音楽教師役? フフッ、朝飯前ね。何本DVDを見てると思ってるの?


と豪語する彼女。デレステに輸入された際のセリフによると、この役のために教員免許まで取りに行ったらしい*3
作中でも独特のヘレン節は健在。なんとソロコーラスまで披露してくれる(残念ながらテキストのみであるが)。


劇場540話では、生徒役をする加奈・葵・雪乃に、役作りのため教師として「世界に通用するための授業」を行う。


特訓前は窓際でアンニュイな表情を浮かべる音楽教師ヘレン。
特訓後はメタモルフォーゼ・ディーヴァ、ヘレン・ザ・ゴッデス
何を言っているかわからない方は公演本編をご覧ください。

私の美貌に世界が感嘆し、歌声に羨望しているの。『準備はいい? この世界の歌神、ディーバのタクトで、たっぷり教えてアゲル!』
……フフッ、もはや世界はおろか、役までも私の一部となっているわね!




□[ビター&スウィート]

フフッ……来たのね、○○。この日、この場で、私たちが出会ってしまった……ならば、するべきことはただひとつ
さぁ、求めなさい! 私のチョコレートを受け取る資格を持つ者は、あなただけよ!


2016年1月31日開催「ビター&スウィート とびきりバレンタイン」で登場したR。


フランスのパティシエが作り、私が認めた……つまり、世界レベルの味よ


特訓前はチョコを咥えたままこちらに語り掛けるヘレンさん。
信頼するプロデューサーに、彼女から世界レベルのプレゼント。


チョコをくわえたまま喋れる理由? フッ、○○の前だからよ


世界レベルと言えど、一人の女性が自分に向かって、口に加えたチョコを差し出している。
ならば――


見事に受け取ってくれたわね、○○。あなたは、女の誇りというものがよくわかってる。だから……オマケをあげるわ。フフッ


そうするのが、礼儀というモノだろう。


特訓後は彼女にしては珍しいロリータ系のドレス。しかしスカートをよく見ると「WORLD」の文字が取り入れられている。
どうやらチョコレートの企業CMに抜擢されたらしく、思い出エピソードではレナ・夏美・ユッコと共に、慣れない衣装への新境地開拓を試みている。


劇場653話でも上記3人と共に登場。サイキックパワーでプロデューサーを引き寄せたユッコに拍手を送った。


○○、撮影は終わったのね? なら、このハートはあなただけに捧げるわ。その手に掴めば、あなたを世界へと連れ出すハートよ




□[飽くなき挑戦者]

見下ろしたいから、じゃない。己の高さを知りたいから登るの!


2016年7月22日開催「目指せ山頂! アイドルチャレンジ」にて登場したSR。
最終ランキングの上位SRとして実装されるのはこれが初めてである。


今回のイベントで彼女が挑戦するのは、筑波山および富士山の登頂。……なのだが、特訓前のイラストはどう見ても富士山ではない断崖絶壁を命綱も無しに登るヘレン。
劇場774話によると「トレーニング」とのこと。「富士山は崖を上る必要もあるんか! ?」と聞かれたところ、「別にないわ!」とドヤ顔で返している。no reason...!

筑波レベル……決して侮れないわ。だから私の答えは……全力っ!


道を選ばれるのではなく、道を歩きたいの。たとえ遅くとも、ね


高さだけを見ていた頃もあったわ。つまらない物の見方よね……


自信過剰でいいの。だからこそ、それに見合う自分を目指せる!


古来より、山は人々のアイドルだったわ。つまり、私たちが山よ!


いつもに増してよくわからない頼もしい発言が飛び出すヘレン。
登山という慣れない状況下でも、変わらない彼女の大口は心強い。
そんな中で時々零される、彼女が心に抱える陰り。一体彼女の過去に何があったのか……。

アイドルが登り、辿り着いた場所……そこを人は、ステージと呼ぶわ
Hey, everyone! 日本で一番高く、一番空に近いステージから送るマウント・フジ・ヘヴンリィ・LIVE! 3776メートルの凄味、全身で感じ、震えなさい!


感謝するわ、富士。貴方の高みから、私はさらにフライハイ!


そしてたどり着く特訓後、富士山頂で開催されるライブで陽光を掴むヘレン。
富士山すら呼び捨てにするその清々しい姿、まさしく世界レベル。


ヘレン……それは、高みを目指す者!




□[ヴィクトリアの微笑]

出立の時が来たようね、○○。行けるかなんて確認は不要よ。私はいつだってオールウェイズなのだから
ケースの中身? フフッ、ヘレンの世界とだけ言っておくわ。答えは、幻想の彼方に舞っているの


2016年12月14日開催「ラブリーベイビー カウントアップガチャ」にて登場。
今回のヘレンさんは旅立ちスタイル。どうやらこれから仕事先へ向かうようだ。
といっても特訓前の彼女はアタッシュケースひとつを堂々と掲げているのみ。
曰く、


大抵の旅はケースひとつで十分。本当に必要なモノは案外少ないのよ


とのこと。これが彼女のジャーニースタイルなのだ。


では、行きましょう。行先? 知らないわ。それは○○に任せてあるもの。貴方と目指せば、きっとそこには明日があるわ


そして、そんな彼女を正しい舞台へ導くことが、我らプロデューサーの仕事だ。


特訓後の彼女は全身ゴールドの派手なサンバ風衣装背中には黄金の翼が眩しく煌く

勝利の女神なんて気取るつもりはないわ。だって私は人間だもの。けれど……貴方たちが求めるなら、喜んで応じるわ
さぁ、お聴きなさい。神ならぬただのアイドルが輝き紡ぐV……ヴィクトリーソングを!


重くて、飛べない翼……でも、輝きの対価としてなら安いものよ!


世界レベルと主張こそすれ、彼女はあくまで一人の人間。
しかしだからこそ、彼女の輝く姿は人々の心に響き、勝利を、勇気を与えるのだ。


飛ぶのではなく、大地を歩んで進むのよ。○○と共に!




□[サマーテンプテーション]

ヘーイ○○! 感じているわね、太陽からのホットな視線を! でも、私たちは進まなければならない
さぁ、背中は貴方に任せるわ。光に焼かれようとも、前だけを見る……それがヘレンなのだから!


2017年6月30日開催「常夏の楽園・・・♪ユウワクの小悪魔水着 引換券ガチャ」で登場した水着R。


特訓前は純白のスリングショット
水着ということもあり今回のヘレンさんはやたらとテンションが高い。つまりいつも通りである。
太陽に向かって「ハーイ太陽! 燃えているわね!」と声をかけ、スイカ割りになれば「世界がどういうものか、教えてあげる!」と吠える。

いかにヘレンと言えども、背中に塗るのは至難の業よ。助かったわ


太陽にはオイル、私には○○……何かって? 不可欠な存在よ


特訓後は小悪魔をイメージした黒のクロスビキニ
誘惑をテーマに、夏のヘレンは見るものすべてを魅了する魔性となる。

ああ、誘惑こそが罪……SIN! ……フッ、果たして本当にそうかしら。私の誘惑は、貴方たちをまだ見ぬ世界へ連れ出すファンファーレ
人々を、新たな楽園へ誘うわ……甘美なるヘヴンへ。……いえ、ヘレンへとね!


劇場928話では、同じくガチャRで登場した沙紀・菜帆・瑛梨華に、「誘惑」について世界レベルのレッスンを授けている。




□[世界の夜明け]

一年の計は元旦にあり。だからこそ、私は今、研鑽を積むの。汗が頬を伝い、海となり、全ての始まりとなる
そして迎えるのは……そう、サンライズ! ようこそ、○○。新しい世界の始まりよ!

2017年12月31日開催「ドリームLIVEフェスティバル新春SP」にて登場のSR。


特訓前は、初日の出をバックに海辺でスクワットをするヘレンさん
もはやどこからツッコんでいいのかわからないが、ピッチリとしたトレーニングウェアによって惜しげもなく浮き出たボディラインは、まさしくセクシーの一言。
豊満なバストを包むタンクトップにはNEW WORLDの文字が輝く。


新年の私……詣で甲斐があるわよ


ヘレンさんは詣でられる側世界レベルは常識の斜め上を行く。


世界は回り続ける。一秒たりとも待ってくれない。そうでしょう? 御来光と共に細胞を目覚めさせるのよ、○○!


さすが○○、力強いスクワットね。まるで大地の鼓動ね……!


なんとプロデューサーまでスクワットを始めた。
ちなみにこのヘレンさんのスクワット。有識者によると膝の開き方、尻の突き出し、胸の張り、総じて無駄のない完璧なスクワットのフォームなのだという。
世界レベルの肉体は、正しいトレーニングによって形作られるのだ。


特訓後は大きく胸元と脚を露出した大胆な和装での新年ライブ。
年が明けようとも、彼女が目指す世界は変わらない。


新年の抱負? それを今ここで語るのは野暮というものよ、○○。貴方ならわかるでしょう、人々が望むモノ……その全てが!




□[ラディカルライフ]

とんだ災難……誰もがそう思うでしょうね。でも予感があるの
私たちがスタッフとはぐれ、密林を彷徨い歩くこの時間は……世界の歴史が動く瞬間に繋がっていると! カモン○○、もう一息よ!


2018年6月13日3開催「くるくるリンクメイト ドリームチャンスガチャ」で登場のRカード。


特訓前はダメージジーンズにタンクトップ、腰には束ねられたロープ。
さらには枝の先端を研いだ槍、布を巻き持ちやすくした棍棒、そして松明という完璧なサバイバルスタイル
どうやらジャングルに撮影に来ていたようだが、スタッフ達とはぐれてしまったらしい。
見知らぬ地での遭難という大ピンチながら、等の本人は「ヘーイ、ジャングル! 元気してた?」と気軽に挨拶をするいつも通りの大物っぷり。


ワーオ、前人未踏の遺跡……過去と現代のファーストコンタクト! 祝福しましょう、○○。古のロマンに繋がる扉を、私たちが開いたのよ!


貴方、古代文字は読める?


遭難の果てに謎の古代遺跡を発見。
劇場1111話では、この遺跡にたどり着くまでの道程が記されている。
なんと遭難中に人間を捕食しかねないサイズの大蛇に遭遇。危機一髪かと思いきや、ダンスによる対話に成功し、遺跡への道を聞きだした。
※撮影ではありません。


ハロー、人類。私はヘレン、夜明けの光よ! 大地の鼓動、燃え滾る炎、そして太陽よりも眩しい輝き! 全てを纏って、皆の心に届けるわ!
さぁ、宴を始めましょう! 世界の歩みを刻む、ヘレンクロニクル……スタート!


特訓後はセクシーなアマゾネス風衣装。鱗のような装飾が施された黄金のカップが目を引く。
ダンサブルなポーズをとっているのでライブ中の模様。※撮影です。


生きること、生き続けること……それが人生! そして、サバイバルよ!




□[ロワイヤルスタイルNC]

トレーニング……それは私という身体を意のままに操り、私という存在を確かめるための儀式。感じるわ、細胞の歓喜! 躍動!
やがて苦悩は消え去り、残るのは純粋な……生命のステップ! エッセレンチ・ヘレン!


19/01/23開催「第33回アイドルLIVEロワイヤル」にて登場したR。
特訓前は躍動感あふれる見事な上段後ろ回し蹴りを放つヘレンさん


カポエイラ……学んだのよ。密林で


私はヘレン。あらゆる格闘技、音楽、ダンスを掻い摘んできたわ


とのことなので、このキックもその技術の一端なのだろう。
世界レベルのアイドルは、格闘においてもまた世界レベルなのだ。
劇場1232話では、伊吹とヘレンさんがレッスン中にカポエイラによるダンスバトルらしき何かを始めたことがフレデリカの口から語られる。


おうふっ……! 柔軟は大切にね


ヘレン、まさかの負傷。激しい運動を行う際はストレッチを念入りに行いましょう。


普通のヘレンがここにいる! それは間違いではないわ。けれど、真実でもない……なぜなら、驚きはここから始まるのだから!
覚悟までの猶予は、あと3秒……トレス、ドイス、ウン! 来たわ! 歓喜の幕開けよ!


特訓後は彼女にしては珍しい、学生服風のガーリーな衣装
特訓前と同じく、はち切れんばかりに主張するバストが、彼女のセクシーさを際立たせる。


ヘレンスタイルを見せてあげる。例えば今日のステージ……お揃いの衣装よ!


解き放ちなさい、肉体ごと! 歓声すらも、私たちのドレスになる!


この衣装はイベント「アイドルLIVEロワイヤル」において、出演するアイドルたち全員が着る共通衣装。
今回の彼女は、彼女のために作られたオンリーワンの衣装ではなく、皆と同じ衣装で戦いに臨む。
この姿を「普通のヘレン」と呼ぶ彼女。しかし、衣装とは人間を縛るものではなく、その魅力をより引き立てるもの。


ヘーイ! 勝利の女神、カモン!


たとえ同じ衣装を着ていても、世界レベルたる彼女にしかできないライブが、パフォーマンスが、そこにある。


泣いても笑っても、これが今日のファイナルゲーム。最後まで小細工ナシの真っ向勝負……それがヘレンイズム




□[リボーンワールド]

……ほら、晴れたわ! 止まない雨はない。そう……太陽に愛されたヘレンがいればね!
何を驚いているの、○○。任せなさいといったでしょう? さあ、向かうわよ、私たちの晴れ舞台へ!


19/11/08開催「第2回ミュージックJAM」にて登場したSR。
特訓前は、雨の降る設営会場にて、太陽を呼び起こすヘレン。
彼女の一喝により、雨の降りしきる曇り空が明け、太陽がその顔をのぞかせる。


私の前では、誰の涙も流させない。それがたとえ、天だとしても!


雨が止んだのはただの偶然か、それとも彼女にそんな力があるのか、疑問は尽きない。
だが……


本当に空を晴らせたのか? フフ……○○、ピュアね。貴方がそう信じるのならば、私はそれを晴れと呼ぶ。それこそが、アンサーよ!


つまり、そういうことなのだろう。


愛すべき同胞たちよ、よくぞ辿りついたわね! 愛と世界を巡る争いは、熾烈を極める……
けれどミュージックは、全ての者に平等よ。スペシャル・ラブとグレート・エンターテイメントに溢れた、凱歌を奏しましょう!


特訓後は臍と太腿を大胆に露出したセパレートの衣装に、黄金のスパンコールコートを羽織るヘレン
背景にはまるで特撮映画のような大爆発と、その爆風に靡くHELEN ON STAGEの旗。
さながら世界の指導者のようなシチュエーション。しかし彼女は何を強いることもない。


ギター! ベース! ドラムス! ヘレン! カモン!


遠慮してはダメ。貴方たちがドラムスよ! 大地を踏み鳴らすの!


我々がこうしている今も、世界には争いが絶えない。しかし、人間が奏でる音楽は、踏み鳴らすステップは、何があろうと奪われることはない。
たとえ争いが起きようとも、音楽は、ダンスは、そしてヘレンは、人類に与えられた至高のエンターテイメントとして平等に在るのだ。


人類は今日、思い知るのよ。世界には、まだヘレンがいたのだと!




□[エブリシングイズマイン]


フンッ! ハッ! SAY! ……ふぅ。焼いても焼いても足される肉……面白い! 肉が尽きるのが先か、ヘレンが果てるのが先か…勝負よ!
プロデューサー、汗を! ヘレンたる者、ここで止まるわけにはいかないの……人々が求めているのだから! 世界レベルのミディアム・レアを!


2021/4/30開催「アイドルプロデュース 情熱!ワールドグルメフェス」にて登場したSR。
[ワールドイズマイン]の表情差分カードで、あちらと異なりウィンクをキメている。

なるほど……世界が認める美食大国で開催されるグルメフェス……このヘレンにおあつらえ向きの仕事ね!


他の店も、世界レベルのメニューでくるわ。私たちらしさは、食材で出しましょう。心当たりがあるの。


その食材を手に入れるには、海を渡らなければね。フフ、ジャングルに初夏の挨拶をしにいきましょう。


OPで唐突にアマゾンのジャングルで伝説の肉を探索するところからスタートする今回のアイプロだが、その目的はゴールデンウィークを彩る「グルメフェス」への出店。
共演する晶葉ナターリア・海と共に、世界レベルのグルメを提供するべく奔走する。
今回のメンバーの中では唯一の成人ということもあり、率先してリーダーシップを取るヘレンさんを見ることができる。


ちなみにアイドルプロデュースにおいてはアイドルたちから回復アイテムをプレゼントされることがあるのだが、ヘレンさんから受け取ることができるのは


「ヘレンが認めたブルーベリーカキ氷」
「ヘレンが制した世界三大山脈丼」
「ヘレンイチオシ・世界最大の何かの肉」


の3種類。何の肉だ


海さんもツッコミを放棄する相変わらずのテンションのまま、企画を順調に進めていく一行。
いざグルメフェスが開催されると、その世界レベルの店捌きを見せてくれる。

胸が滾るほどの美味……一言で表すなら、タギリシャス! ○○も叫びましょう! タギリシャス!!


カメラマンはどこ!? 今よ! 撮りなさい! この腕のしなりを! 焼き台を司る……ヘレンの手さばきを!


○○! ライスシャワーの代わりに水道水を! ミスト効果で、行列の人々を熱中症から守るわ!!


ヘレンの……世界レベルの呼び込みが必要なのね。OK! まずは発声から! アーイェウィウェオー、ア゛ッオーゥ! フゥーッ!


フゥ……そろそろ昼時、食欲のピークね。いいわ、このヘレン自ら、集客ダンスを披露しましょう!カモンMUSIC!


……!今度は何!? どの国の刺客かしら!! ……!!? なんですって!! 隣の動物園から、暴れ馬が!?
下がって、○○! あのジャジャホースは興奮している。私のダンスで、対話を試みるしかない!
ヒヒーン! パカラッパカラッパカラッ、ブルルルン! ヘイ! ……どうやら落ち着いたようね。心なしか、青ざめているわ。


世界の美食家集団……フーディー・デストロイが、ヘレンの名に吸い寄せられた。……受けて立つわ! サンバでね!
ピリリリリリリリィ! ピーィヒョロォ! シャンシャンシャンシャン! ピッピッ! スッタカタッタンチャッチャッチャッ! ヘーイッ!!
……焼けたわ!!


調理に接客、周囲の店への偵察、そして情熱溢れる集客ダンス。
良くも悪くもこれ以上ないパフォーマンスでワールドグルメフェスへ貢献するその姿、まさにワールドレベル


……!? ヘーイ! 貴方! ……消えた!?あれは間違いなく、"ベラルーシの踊り子"!! Пачакайце!!
……行ってしまったようね。……フ、かつてダンスを交えた友を、こんなところで見かけるなんて……。


この味は……まさか貴方は、あのときの……?そう、再び出会うことができるなんてね。それも……ここ、日本で。


イザベラ!? イザベラなのね!? あの夜リオでともに踊ったヘレンよ!!


ッッ!! ステージに矢文が!! この矢……あの島の長老!? そう……食べてくれたのね。私たちのシュラスコを……


……ワールドグルメフェスは世界レベルのイベント。
かつて世界を駆け巡った彼女の、ひとかけらの思い出が垣間見える。


そしてグルメフェス最終日、煌々と燃え上がるキャンプファイヤーの下、最高の仲間たちと共に世界レベルのダンサーは踊る。

晶葉のサンバは羽いらずね。愛らしいオーラでまかなえているわ!!


ナターリア! サンバで貴方が踊らないのは、ヘレンのいない世界と同義よ!


フッ、海も流石!情熱的な身のこなしと…ほとばしる汗!なるほど、貴方…魂はブラジール出身ね!?


ヘーイ○○! まだ着替えていないの? 会議室で渡したはずよ。貴方だけのサンバの衣装を!!


それは当然、彼女たちと共に歩むプロデューサーもだ。

さあ、プロデューサー。ともに踊る準備はできているかしら?貴方の明日を、輝くヘレン色へと変えてあげるわ!



■明かされた真実■

2017年1月10日、スターライトステージヘレン襲来。


これにて、同時に実装された冴島清美・丹羽仁美と合わせて、総勢183名(当時)のアイドル全員がデレステに実装された。


そして、同時に公開されたヘレンとプロデューサーの出会いの物語――メモリアルコミュ1にて、世界を震撼させる衝撃の真実が明かされる。



オーディション会場に現れたヘレン。そのただ者ではないオーラに思わず合格を宣言するプロデューサー。
ヘレンは「これから盛り上がるところなのだから、合格は早い」と呆れる。そして彼女は唐突に、ある昔話を語り出す――。




それはこの世界のどこか、うっそうと生い茂る森の中で、かつて魔性として恐れられたダンサー『ヘレン』は、ある若い踊り子と対峙していた。




その勝負は、踊り子のダンスのキレに『ヘレン』が自らの衰えを悟るという形で、若い踊り子に軍配が上がる




そして『ヘレン』は、自分を打ち負かした踊り子にこう告げる。




時が来た、ということだわ。頂点から落ちた今、ワタシはもうヘレンではない




そう、今日からは、お前こそが……!







 ヘレン!!






そう、なんと『ヘレン』という名は襲名制だったのだ。
シンデレラガールズのサービス開始から実に5年。あまりに長い間伏せられていた衝撃の事実にプロデューサーたちは騒然。Twitterのトレンドに「ヘレンさん」「世界レベル」の文字が刻まれるほどの事態となった。
同時にただでさえ謎だらけだったプロフィールが名前すら謎になった。
余談であるが、ちょうど同時期に別ゲームに歴代首領の名前がカタカナ3文字で最後がンで終わる暗殺教団の初代首領が来ていたため、兼業Pからはネタにされた。


そして同時に、これまで彼女が『ヘレン』として語ってきた大言壮語の全てが、遥か昔から脈々と受け継がれてきた『ヘレン』の名と、そこに込められた先人たちの誇りを背負っての言葉であることが導き出される。


この項目冒頭のセリフ……初期Rのアイドルコメント。
かつてプロデューサーたちから「ただの大言壮語」として見られたそれを、彼女は5年の歳月を以て自分が真に世界レベルであると、確かな説得力と共に「証明」してみせた


どうかしら? これが私の実力。そう、私の本当の魅力よ。世界に通用する力、あなたの手腕で存分に振るうといいわ
持て余すかもしれないけど……あなたなら出来るってこと、証明して


次は我々が、彼女に見合う世界レベルのプロデューサーとなる番なのかもしれない。


■ヘレンの新たなる世界■

デレステではMV機能や3Dモデルがあり、ヘレンももちろん使用可能。
しかし、世界レベルはわけが違った。


一切表情が変わらない。
何を馬鹿な……と思うがマジ。悲しそう、笑顔、等の他のアイドルなら当たり前に備わっているほとんどの要素が存在しない
常に大胆不敵な笑みを浮かべるヘレンのステージは、本来悲しげな表情だらけで撮るのに難儀する曲であろうとヘレンカラーに染め上げてしまう。まさに世界レベル
本来頬染めする場面でも一切頬は染まらず、いつもの表情で堂々としている。
※ちなみにウィンクはします。


そして、恒常SSRにも関わらず固有スキル持ち。更に全SSRで唯一のダメージガード所持。
更に衣装も特別性。カーニバルを思わせる衣装なのだが……ある特殊なギミックが付いている。
前述の固有スキルはヘレンのDaが上昇、更に曲の途中でギミックが作動してから全員のDaに大幅な補正が入るというもの。
他のカードにこのセンタースキルが登場するという言及が無かったオンリーワンスキルである。


■世界が認めたアイドルたち■

悠遠の時、人の歴史と共に紡がれてきた芸術。……それが、歌
貴方たちは今、世界の歩みの先頭にいるわ。……誇りなさい!


無表情の中にお茶目な一面を覗かせるミステリアス系クールアイドル。
ヘレンとは同い年である縁か、度々ユニットを共にしている他、デュオユニット「World Creator」を結成する。
彼女もまた特徴的な言語の使い手であり、同じく癖のあるヘレンとの相性は非常に良好。第6回総選挙のアイドル紹介の中でも「ヘレンが認めたグッドアイドル」の一人に選ばれている。
アイドル達の日常が垣間見られるSNS風機能「デレぽ」では、ヘレンから「この国では数少ない料理を扱う店の情報を手に入れた」という食事の誘いにひとり食いつくなど、プライベートでの仲も良いようだ。


本当の……セカイ……。それはまさか……
世界の真実を知る覚悟があるのなら……。今夜……屋上で待っているわ……


厨二病気質と独特の世界観を持つクールアイドル。
劇場821話にて「以前から気になっていた」「本当の世界を見たくはないか」とヘレンから直々の誘いを受ける。
その夜、覚悟を決めて屋上のドアを開けた飛鳥の眼に映ったモノは――。
直接のやり取りこそ少ないものの、後に明かされた『ヘレン』の真実を交えて見返すと……。


なお、彼女が憧れているアイドルは上述の高峯のあである
互いに全く異なる在り様の24歳二人に目を付け(られ)ている彼女の辿り着くミライは……?


やっぱりダンスってステキだね! みんな、生まれた場所は違うけど、こうやってひとつになれるんだもん


同じ事務所で覇を競うダンサーアイドルたち。
全員でのユニットこそないものの、それぞれヘレンとユニットを組んだことがあり、合同でダンスレッスンをする姿がアイドル達に目撃されているようだ。
世界レベルであるヘレンのダンスは彼女たちの間でも評判であり、ヘレンもまた、彼女たちのダンスへの熱意に敬意を表している。


みなさまと見る桜は、別格の美しさ。決して忘れられぬ春ですね
そう、心までブロッサム……! 貴方たちも、思うがままに咲いて!


ちょっとだけ腹ペコなシスターのキュートアイドル。
上記のナターリアと合わせた3人で、「ニューワールドオーダー」というユニットを結成する。
ヘレン曰く「世界に通用する人材」。リオ出身のナターリアはともかく、クラリスさんは兵庫県出身なのだが……細かいことを気にするヘレンではないだろう。
あまり固定のユニットというものを持たないヘレンだが、この3人組は度々再出演を果たしており、ヘレンの代表ユニットの一つと言えるだろう。


カモン、太陽! ヘレンが呼んだのだから、現れるのが是ではなくて?
ウチはただ見守る者……それを呼び出すとは、覚悟は決まっとーと?


破天荒な着ぐるみに身を包み、皆を笑顔にする芸人系パッションアイドル。
ヘレンと並び、デレマス二大巨頭となる世界レベルのエンターテイナー同士の組み合わせ。
安斎都を加えて、2017年のエイプリルフールで箱番組を持った3人として「エイプリルドリーム ~ミステリーラン~」を結成した他、「ヘレンが認めたグッドアイドル」に高峯のあ・財前時子とともに選ばれている。
そして迎えた2020年3月9日、「ヘレンvs太陽神ウエダ」としてこの二人のユニットが登場
プロデューサーたちに「神話」とまで讃えられた、その勝負の決着やいかに。


あなたはこう言いたいんですね……。この世界で、一番カワイイのはボクなんだと!
世界の真実はつねにシンプル。ゆえに、その輝きはプリンシバル!


世界一のカワイさを誇るキュートアイドル。
デレステの営業コミュ「美しき世界に幸あれ!」にて、宇宙のサインに導かれたヘレンが指名した「もう一人の世界レベル」
そのカワイさと体を張る芸人スタイルを気に入り、宇宙に立ち向かうヘレンズ・パートナーとして誘うが「ボクが失われるのは世界にとっての損失です」と拒否。
しかし、ヘレンの導きにより世界レベルに目覚めた幸子は「薄々思っていました。ボクはこの星に収まる器ではないと……!」と、ヘレンと共に銀河系を救うことを決断する。
熱い決心と使命感を胸に、二人は宇宙へと旅立っていった――。


私たち5人なら……励まし合って、どこまででも飛べそうです……
はいっ! みんなで行きましょう! ヘレンさんの待つ、ユニヴァースへ!


ヘレンと共にデュオユニット「飛翔伝説」を結成した、翼持つアイドルたち。通称「飛翔メイト」。
アイドルとしての素晴らしい素質を持ちながら、皆一様に大人しく穏やかな彼女たちに、ヘレンが「世界への羽ばたき方」を伝授し、共に競い飛び立つ。
衣装として背負った羽は紛い物なれど、その歌に、その踊りに、その心には真実の翼が生えているのだから。
2017年2月に登場した、乃々との無印「飛翔伝説」から始まった飛翔メイトの羽ばたきは、現在ではほたるとの第五章まで続き、2020年2月には断章として飛翔メイトたち5人でのステージが開催される。
ヘレンという巨鳥に励まされた小鳥たちは、彼女への感謝を囁きながら、見事な飛翔を観客に披露した。
そして、ヘレンと飛翔メイトたちの謎のテンションにひとりついていけない乃々は、ただただ困惑するばかりなのであった。
私たち……一体何を求められているのでしょう……何の試練……?




■世界にひしめくダンサーたち■

  • ダンサー

フッ……私はただのダンサーよ……。それ以上でも、それ以下でもないわ……それよりも!
えぇ、踊りましょう! 夜空に輝く、あの満天の星のように……!


プロデューサーの「情熱! ダンサブルハート」にヘレンが想起した、数年前に出会ったとあるダンサー。
ヘレンに逼迫するするほどのダンサブルを持つものの、最後までヘレンにその名を明かすことはなかった。


  • 若輩者

俺はアンタを許せない……アンタのダンスだけは、許すことができないんだっ……!


プロデューサーの「暗黒! ダークメモリーズ」にヘレンが想起した、数年前に出会った青年。
ヘレンに何らかの因縁を持つようで、長く彼女を探し続けてきたようだが……?
私のダンスで、世界を見せつけてあげる……!


  • チェアマン

ダンスへの献身を忘れた今……果たしてお前は、ヘレン足りうるのかね?


デビューを控えたヘレンとプロデューサーの前に、SPを引き連れて現れた老紳士。
ダンサーを辞めアイドルとなったヘレンを『ヘレン』と認めず、試練を与えるべく、大規模な音楽イベントの企画を持ち込む。
「ヘレンがなぜヘレンなのか」。彼はその答えを得られたのだろうか。
覚えておきなさい、伝説の語り部となるオーディエンス! あなたたちの前にいるのは、魔性のダンサーでも、無名のアイドルでもない!
ここにいるのは……そう!


  • DDD

うろたえるな! たかが一介のアイドルに私が負けるはずがない!
たかが、ね。他人を見下すヒマがあったら上を見なさい。その気高さが世界レベルなのよ


営業コミュ「ヘレン・ザ・ポッシブル」にて登場。
遥か海の向こう、オーストラリアでヘレンと対決した闇の組織。正式名称は「ダークダンシング団」。
下級構成員、特攻隊長など複数の階級があり、それらを頂点たる首領がまとめ上げている。
ヘレンが日本へと帰国する飛行機を、なんと全席分のチケットを購入する形で制圧。機内でヘレンと首領の一騎打ちを申し込む。
首領もまた、下級構成員を気絶させるほどのダンサブルオーラを持つ強者であったが、世界を冠するヘレンとは、文字通りレベルが違い――


という内容の映画「ヘレン・ザ・ポッシブル」の主演を務めたヘレン。
試写会も無事に終わり、司会から一言コメントを求められるのだった。
ええ、オフコース!
なお、この映画は実話を元にしたノンフィクション。
DDDの魔の手は、もしかしたらすぐそこに迫っているのかもしれない……。


■世界レベルの余談■

  • ワールドワイドマラソン

2017年のエイプリルフール企画「生デレTV まるっと1日フェスティバル」で行われた特別企画。
文字通りヘレンが世界中を走り回るという24時間テレビも真っ青な暴挙を敢行。バリ→台湾→香港と世界中をマラソンし、ついに日本上陸。
途中、台湾料理を食べすぎて休憩をはさむ、突発ライブでの予定外のアンコール、日本上陸と共にファンの波に飲まれスタッフとはぐれるなど、様々なトラブルが相次ぐも、無事に13000kmのマラソンを完走。
「タフな、そしてホットなマラソンだったわ」と語る彼女は、スタート前と同じく不敵な笑みを見せていた。


  • シンデレラガールズ劇場 CLIMAX SEASON

2019年4月2日。TVアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 CLIMAX SEASON」の40話が放送される。
スタッフクレジットが流れる中、ヘレンが唐突にエントリー。カオスの只中な屋上のアイドル達を意にも介さず、持ち込んだサマーベッドで優雅に日光浴を始めた。
一言も喋らなかったにもかかわらず、あまりに唐突な登場に、またしてもTwitterのトレンドに「ヘレンさん」の5文字がが刻み込まれたのだった。


  • Cinderella Versus

2020年のエイプリルフール企画「MIYOSHI QUEST」内のDCG風ミニゲーム。
このゲームでは、アイドルごとに定められた特定のユニットを編成することでアピール値にボーナスがかかるのだが*4、彼女に設定されたユニットは、高峯のあとの「World Creator」そして「ヘレン」
まさかのソロでユニット扱いである。190人のアイドルのうち、単独でユニットボーナスが発揮されるのはヘレンのみ。さながらメガサイズ、あるいはマキシマムモンスターか。
キャラとしての性能は、アピール値が特訓前1の特訓後15、スカウトPPが8と大器晩成型の重量級キャラ。ちなみにアピール値は上記の謎ユニットボーナスにより常時+1である。
そして特技は「Round終了時エモゲージで負けているなら、基礎アピール値33アップ」というもの。
他の成長系特技を持つアイドルの上昇値が大きくても7ということを考慮すると、33という上昇値はまさに破格。
これにより、成宮由愛緒方智絵里などのステータスは低いがPPを稼ぐことができるアイドルで、8という重いPPを持つヘレンを早期にスカウト。
相手のエモゲージを上げるデメリットを持つ白菊ほたる森久保乃々とともに、劣勢状態で大幅にバンプアップしたヘレンによる大逆転を狙うランプ系デッキ【スーサイドヘレン】が流行したとかしてないとか。
飛翔メイトたちがこのデッキと相性がいいのもポイントである。


  • [プリミティブトーン]吉岡沙紀

2020年8月10日、デレステにて開催されたイベント「シンデレラキャラバン」の報酬として登場したSRカード。
特訓前は河原で水鉄砲を楽しむホットアートジャンピンの3人、特訓後はどこかの洞窟壁画を見学する沙紀と、一見ヘレンとは何も関係がない……のだが、
人の絵もたくさんあって……ん? なんか、ひとりだけ変わったのがいますね
その特訓後の壁画。古代の人々が槍や弓を手に動物を狩る様子が描かれたそれの右側に、明らかに他の人物より強調された異様なシルエットが描かれている。
沙紀も気になる様子のソレは、他の人物画と異なり明確に目が描かれた人型のシルエット、おそらく女性であろう長髪、後光のように背負う放射状のナニカが描かれており、さらに腰と頭部に手を当て、肉体を強調するかのようなポーズをとっている。
これを見たプロデューサーたちの間では「このシルエットは、かつて存在した古代の『ヘレン』なのではないか」という噂が、まことしやかに飛び交うこととなった。




追記・修正は、世界レベルのダンサブルを持つ方にお願いします。



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[#include(name=テンプレ3)]






















世界という言葉が意味する世界……その概念が崩壊し、ヘレンを通して再構築される


ここから先は文字通りの新世界


今までの世界レベルとは一味も二味も違う……未知の世界よ









……! この感覚は……そうなのね、ヘレン。ついにあの仮面を手に入れたというのね



しかし……ヘレンよ。本番はここからだぞ。その仮面の力に呑まれ、二度と踊れなくなった者も多い
だからこそ、長き眠りについていたのだから……




聞いたことがあるわ……。ダンサーの力を完全に奪う、魔性の仮面の話
もし、その仮面を打ち破ることができたなら……



ダンサーはそれまでとは別格の力を得る、か。おとぎ話だと思ってたけど、この血のざわめきは……
フフ、俺もダンサーの端くれだったってことだな




……ヘレン








過去は偉大なもの!


そして、過去を乗り越えることこそが、未来に生きるものの務め!


ならば受けましょう!


かつてヘレンを名乗った者たちからの試練を!





[新・世・界]


2020年8月21日。全世界が待望し、満を持してデレステに実装されたヘレンの恒常SSRカード。
同時に実装された水野翠のSSRと合わせ、これにて190人のシンデレラガールズ全員にSSRが実装。
何の因果か、かつてデレステにヘレンが実装されたときと同様に、またしても大トリを務めることとなった。


その顔……刺激が足りないという顔ね。いい話があるわ。乗る気はない?


特訓前は、謎の古代遺跡の中、背後から迫りくる巨大な鉄球から逃れるべく全力疾走するヘレン。
何者かから『ヘレン』に関する情報を手に入れたヘレンは、プロデューサーと共にこの遺跡に突入したらしい。


フフッ、ご機嫌なピクニックね! 『舞い踊る神殿』の名に偽りナシ!


『舞い踊る神殿』と呼ばれるらしいこの遺跡は、古代の『ヘレン』が作り上げ、管理してきたもの。
遺跡の中には「『ヘレン』を名乗る者への試練」として、巨大鉄球や槍衾をはじめとした無数のトラップが配置されている。
内壁にはどこかヘレンに似た女性が踊る壁画が壁一面に描かれており、あたりには文字通りの金銀財宝が散乱する。
そしてそれらには目もくれず疾走するヘレン。その左腕に抱えているのは、謎の黒い鉄仮面


最奥の財宝には罠があるもの……それは鉄則! そしてこれは、鉄仮面!


ダンサーたちの間で伝承として噂されるこの鉄仮面は、被ったダンサーの力を奪うとされる危険な代物。
それゆえに古代の『ヘレン』の手によって、真に仮面が求める勇者が訪れるまで、この遺跡に封印されていたのだ。


ヘレンがこの仮面と接触したそのとき、世界中のダンサーが「何か」を知覚した。
この仮面とヘレンについてを詳しく知る者は、この感覚の正体に気付き、遥か遠い地で試練を受けるヘレンを想う。
我々の事務所においても同日、小松伊吹と水木聖來が、でれぽにおいて謎の体のうずきを訴えている。聖來のペットであるわんこも、同じように何かを感じ取り、激しくステップを踏み始めたらしい。




伝承は語る。


「黒き仮面を破りしとき、踊り子は新たな地平を見る」


彼女がこの鉄仮面を被ったとき、彼女の心は闇に包まれた
これこそが仮面の与える試練。頼りになるものなど何もない、永遠の闇。
おそらくは、かつて『ヘレン』を名乗った者たちですら、この試練に打ち勝つことはできなかったのだろう。




しかし、彼女はもはやただの『ヘレン』ではない。


永遠の闇と戦う『アイドル』の心に、一筋の光が差し込んだ――





言葉の意味を真に理解できたわ。今こそ言いましょう。 ……ダンサブルと!


特訓後は、仮面の呪縛を打ち破り、真のダンサブルに覚醒したヘレン
コロシアムの中心、まるで朝日を浴びるように天を仰ぎ、宙を舞う彼女。その背中からは『翼』としか言い表すことのできないが溢れ出す。
被っていた仮面は中心から割れるように破壊され、仮面の眼からは、まるで涙を流すように一筋の亀裂が走っている。


仮面が泣いている……? これは……長き時を越えて使命を果たした喜び……!


ここに至るまでの全ての経験が、彼女を世界レベルへと導いた。
かつて自らが下した「アイドルになる」という選択。それが間違いでなかったことを、プロデューサーへの感謝と共に、改めて口にする。

私はアイドル……。アイドルという存在が、私のレベルを高めてくれた……


私の魅力……よく引き出し、振るってくれたわね。○○


そして、今まさに新たな世界へ飛び立たんとするヘレンを取り囲みながら、しかしその輝きに圧倒される女性たちの姿。
ヘレン曰く、彼女らは「ヘレンの名を求める者たち」
恐らくは、ヘレンと仮面の接触を知覚し、仮面を奪取して自らが新たな『ヘレン』にならんとした者たちと思われる。


彼女たちもまた、ダンスにその命を捧げ、ダンサブルに己の魂を注いできた、ひとかどのダンサーだったのだろう。
もしどこか運命の糸が違えていれば、あるいは彼女たちの誰かが『ヘレン』となっていたのかもしれない。
しかし、彼女たちは『ヘレン』になることはなく、一方で『若き踊り子』『ヘレン』となった。
だからこそヘレンは、彼女たちを憐れむことも、侮ることもなく――


手加減は無粋なもの……。ヘレンの名を求めた彼女たちに敬意と敗北を……


容赦なく、その力を見せつけるのだった。



3Dモデルでは、黒を基調としたレザーの踊り子衣装に身を包む。
腕からは膝下まで伸びるフリンジを垂らしており、背中のサンバのように大きな青い羽根飾りが目を引く……の、だが。
それ以上に目を引くのが、顔面をすっぽりと覆う例の鉄仮面
仮にもアイドルゲームでありながら、そのアイドルの顔をほぼ完全に覆い隠すという暴挙に出た。
実はこの衣装にはある「仕掛け」が施されているのだが、それは後述。
ちなみにこの仮面。特訓後のイラストでは真っ二つに破壊されているが、本人曰く
「力は失ったとはいえ、この仮面には恩がある。修繕の技術が役に立ったわ」
とのことなので、自前で修復したようである。平然と被っていられるのも、破壊した際に仮面の力が失われたおかげなのだろう。



デレステにおける性能面としては、非常にDaに偏ったステータスをしている。
恒常SSRでありながら、そのDa値はフェス限定SSRのトリコロール・シンフォニー持ちに匹敵するほど。
特技は7秒高確率のダメージガード。なんとSSRでダメージガードを所持するアイドルはヘレンが初となる。
一般的にダメージガードはSRアイドルが持つ7秒中確率のものが最もカバー率が高く最良とされるが、ヘレンのダメージガードは効果時間がSRのそれよりも長く、しかも高確率という優れもの。
ダメージガードが重要視される放置編成などでは重宝されるだろう。
ただし、SRのものと比較するとライフのステータスで劣るため、運用にはやや注意が必要。


そして最大の特徴は、同時実装された新センター効果「ワールドレベル」
その効果は「自分のダンスアピール値を100%アップ。フェイスオープンしたら全員のダンスアピールを130%アップ」というもの。
なんのこっちゃわからない謎の単語が挟まったが、とりあえず彼女をセンターにしてライブスタート。


初めはヘレン自身にだけDa100%アップの補正がかかるが、これだけでは他のセンター効果には遠く及ばない。
しかし、ヘレンの本領が発揮されるのは、ライブ開始からおよそ1分後。



仮面の装飾に見とれていたのね。油断大敵! ヘレンズフェイス登場!



ヘレンの装着している仮面の前面部が左右に展開。ヘレンの顔面が露出し、真の力が解放される
こうなるとセンター効果は大幅にパワーアップ。
フェス限定センター特技であるトリコロール・ステップの100%という値を大きく上回る、130%のDaアップ効果をユニットメンバー全員に与え、全員が世界レベルのダンサブルを得るのだ。


このフェイスオープン(公式名称)演出、なんと3DMVだけでなく、あらゆる演出がカットされる2D軽量モードでも発生する。
なんならライブですらないフォトスタジオやプロデュースノートでもフェイスオープンするし、ルームに配置すると、アクションをとる度に鉄仮面が開いたり閉じたりする謎仕様。


★ 世 界 レ ベ ル ★


★ F U L L C O M B O ★



なんと通常のフルコンボの演出の上に、世界レベルのリズムゲーム力を褒めたたえる特殊演出が発生する
お知らせにもステータスのテキストにもどこにも書いていない隠れ仕様であり、自らを活かしてくれるプロデューサーへの、ヘレンからの賛辞とも言えるかもしれない。


ちなみに、フェイスオープンに関連する効果は[新・世・界]の衣装を着ている場合しか発動しない。
たとえ[新・世・界]のカードをセンターに置いていたとしても、衣装を他の物に設定している場合は、オープンする仮面がないため、フェイスオープン状態にならないのである。
また、2Dリッチやムービーモードなど、フェイスオープン演出が確認できない場合でも、[新・世・界]の衣装さえ設定していれば効果は適用されるのでご安心を。


そんな様々なトンチキな要素の詰め込まれたセンター効果「ワールドレベル」であるが、実装時のお知らせには「今後も順次追加予定」という記載が存在しなかった。
つまり、このセンター効果は[新・世・界]ヘレン完全固有のセンタースキルになると思われる。そもそもヘレンさん以外に誰がフェイスオープンとかできるんだ。
ただしセンター効果:シンデレラブレスによるコピーは可能となっている。(通称・世界レベルへの入門)また例のフルコンボ演出も発生する。生身で顔面が開いてフェイスオープンするわけではないので安心してほしい。





仮面の試練を乗り越え、新たな世界に足を踏み入れたヘレン。
しかし、そこは既に通過点でしかなく、彼女は未だ上を目指す。


シンガーとダンサーとタレント。すべてを合わせたのが、アイドル。かつて私はそう言ったわ
その考えは間違っていなかったけど……実際はそれ以上だったわ



つまり、足し算ではなく掛け算
ひとつの要素が他の要素に多大な影響を及ぼし、アイドルの持つ世界をより高度な次元へと昇華している



私が新しく得たのはその中の一要素に過ぎない……。フフ、心が躍るわね。私はまだまだ輝くことができる
頂点までの道のり……楽しみましょう、○○!


地球というステージの上で、今日も彼女は踊り続ける。
己を磨いたその先に、より素晴らしい世界が待っていると信じて。
自分をこのステージまで導いた、最高のパートナーと共に。



追記・修正は、世界レベルのプロデューサーにお願いします。


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  • グレイトですよこいつは… -- 名無しさん (2021-03-12 21:02:49)
  • キャラの濃さだけなら、とっくにボイス付いててもおかしくないレベルの一人。是非ともベテランor大御所にやって頂きたい… -- 名無しさん (2021-03-12 21:11:28)
  • 似てるとよく言われるウマ娘のシーキングザパールはあの世界における「ヘレン」なのではという説 -- 名無しさん (2021-03-12 21:16:53)
  • 建て乙です。世界レベルの記事を見させてもらったぜ……。 -- 名無しさん (2021-03-12 21:25:33)
  • 焼きたてジャぱんのピエロが脳裏にちらつく -- 名無しさん (2021-03-12 23:54:15)
  • ↑4 世界レベルを演じ切れる世界レベルの声優って一体誰がふさわしいのか -- 名無しさん (2021-03-13 02:02:16)
  • ヘレン(概念) -- 名無しさん (2021-03-13 03:42:17)
  • ↑2 逆に考えなさい。初めから世界レベルでなくとも、声を当てた者がいずれ世界レベルへと達すればいいのだと……! -- 名無しさん (2021-03-13 03:57:54)
  • イロモノ扱いされがちだけどなんだかんだ真面目に高みを目指してる凄いお方 -- 名無しさん (2021-03-13 09:59:25)
  • 声のイメージで即座に浮かぶのは三石琴乃氏。次点で沢城みゆき氏。異論は認める。 -- 名無しさん (2021-03-13 10:12:20)
  • 恋バナを聞いて頬を染めたりする一面もある -- 名無しさん (2021-03-13 10:25:51)
  • 項目まで世界レベルとは恐れ入った -- 名無しさん (2021-03-13 13:59:08)
  • ヘレンてバストとヒップの差が大きいよね。バストはかな子とか涼並にあるのにヒップはしぶりん並。 -- 名無しさん (2021-03-15 08:21:49)
  • 言葉の意味はわからんがなんかこう…勇気が湧いてくるような… -- 名無しさん (2021-03-15 12:59:48)
  • ↑正しい意味で「考えるな、感じろ」を地で行ってるよね -- 名無しさん (2021-03-15 13:03:00)
  • 項目まで・・・ダンサブル -- 名無しさん (2021-03-15 18:58:24)
  • すぐに声がついて欲しい気持ちもあるけど大トリを飾るのも捨てがたい -- 名無しさん (2021-03-18 16:22:08)
  • 改めてカウントしてみたらタグとコメント欄除いて計60回世界レベルって書いてる… -- 名無しさん (2021-03-23 19:46:04)
  • 力入りすぎて逆に読みづらいww -- 名無しさん (2021-05-16 12:54:38)
  • そこらの声付きより文量多いのほんと草 -- 名無しさん (2022-09-19 11:49:59)
  • シン劇CLIMAX的な出番でいいからU149アニメにもサプライズ登場しないかな… -- 名無しさん (2023-06-04 19:19:40)
  • 改めて新世界の特訓コミュ見てみたら世界の猛者の立ち絵は一杯でてきてるのにヘレンの立ち絵でてきてなくて笑った -- 名無しさん (2024-02-09 20:46:43)

#comment

*1 彼女の登場時点で、佐賀県のみ出身アイドルが存在しなかったため。
*2 ダークダンシング団
*3 「落ちたわ!」
*4 例:島村卯月の場合「new generations」「ピンクチェックスクール」「ピンキーキュート」のいずれかのメンバーを揃えることでボーナスが付与される

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