登録日:2020/09/09 Wed 13:30:23
更新日:2024/05/23 Thu 10:20:31NEW!
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柔道 闘技者 柔道家 東洋電力 生まれながらの悪 狂人 人間社会に溶け込めなかった怪物 サイコキラー 殺人衝動 狂獣 怪物 ケンガンアシュラ 血涙 殺人鬼 故人 親殺し 33歳 目黒正樹 海一証券 善悪の概念が無い生まれついての狂人 実はツッコミ役 目黒1号 泣き男 究極のドm体質 少年m 多幸感
これで好きなだけ人を壊せる
拳願仕合…最ッ高~♥
目黒正樹とは『ケンガンアシュラ』の登場人物。
CV:川本宗幸
●目次
【プロフィール】
異名:「泣き男」
所属:海一証券(企業序列24位)
身長:195センチメートル
体重:130キログラム
拳願仕合戦績:初参戦
年齢:33歳
誕生日:8月25日
尊敬する人物:父
苦手なこと:我慢
好きな食べ物:スパゲティ
血液型:A型
少年時代のあだ名:ひろ坊*1
テーマ曲:マグダラ呪念「冥土への祈り」
【概要】
拳願絶命トーナメントを制するべく他社の参加枠奪取を企てた東洋電力会長・速水勝正が差し向けた刺客の一人。
願流島に向かう拳願号内で海一証券の正闘技者・乾町三を倒し、海一証券の代表闘技者としてトーナメントに参戦する。
ちなみにファンの間では東洋電力代表闘技者のユリウス・ラインホルト、自身と同じく速水の刺客で白夜新聞代表闘技者の二階堂蓮を含めた3人をまとめて「東電組」と呼ぶことが多い。
鼻にある横一文字の黒い線は実はフェイスペイントで、自分で引いているためたまにズレる事もあるという。
着用している袖が破れたスーツは、実は速水勝正に仕立ててもらったもの。
この見た目で実は母親似らしく、裏サンデーに掲載されたおまけ漫画でキャラの性別が逆転した際に登場した女体化された目黒の風貌から、母親はおそらくあのような雰囲気なのかも知れない。
【人物】
- 犬のように口から出した舌
- 焦点の合わない目
- ゴリラのような四足歩行
などTHE・狂人と言わんばかりの容貌で感涙を流しながら乾を撃破するといういろんな意味でインパクト溢れる登場をした。
実はこれはまだ普通な方で、更に興奮すると血涙を流すため泣き男という通り名はこちらから来ていると思われる。
そのためトーナメントで闘技場へ入場した時は血涙の影響で顔が常に血まみれだった。
生まれながらのサイコキラーで、善悪の区別もつかず己の欲求のままに人を殺す。
単行本のキャラクター解説では、「善悪の概念が無い生まれついての狂人」「人間社会に溶け込めなかった怪物」と語られている。
ちなみに殺人衝動が起きていない平常時ならギリギリ会話が可能で、単行本のおまけ漫画ではナルシストな二階堂に「キモ中華」とツッコんでいる摸写もある。
【戦闘スタイル】
流儀は柔道。
柔道家としては13歳の時点で大人の投げに耐える強靭な足腰と相手を一撃で投げ殺す怪力を有している。
柔道という武術の特性として本来ノーギ*2の相手には不利であるが、柔道でつかむ袖と襟の位置にある二の腕と鎖骨を掴んで強引に投げ技をかけることで柔道家特有の弱点をカバーしている。
グラウンド技術にも長けるなど狂気の性格とは裏腹に柔道の技術は本物で、冷静な思考で戦うこともやろうと思えばできる模様。
そのためムテバ・ギゼンガからは組み技部門最高峰クラスの1人に数えられている。
高い技量を持つが、狂気に呑まれれば目つぶしや噛みつきを含めた獣のような戦い方も多用。
噛みつきの威力は鍛えられた人間の肉を容易く食い千切り抉る程には強力なモノ。
◆多幸感
目黒が持つ生まれながらの特異体質。作中では「多幸感」と呼ばれている。
受けた痛みに比例して脳内麻薬の分泌が上昇し、ダメージを快楽に転化してしまう究極のドM体質であり、この特異体質を速水勝正の手によって増幅されたことで異常なタフネスをも獲得し、眼球や三半規管、睾丸といった急所を潰されても怯むどころか力が増し、嬉々として攻撃することが可能。
そのためムテバをして「怪物」「狂獣」と称された。
【劇中の活躍】
◆過去
はいっ! お父さん!
少年時代の目黒は眼鏡をかけて敬語で話すなど、現在の外見・性格からは想像もできないほど爽やかな少年だった。
現役時代は「鬼の目黒」と呼ばれた猛者である父・目黒広樹が師範を務める「目黒道場」で、父や日本代表にも選出されるほどの実力者だった3人の兄弟子達に囲まれ、兄弟子とも互角に渡り合える才覚から周囲からの期待を背負いつつ、幸せに暮らしているように見えた。
しかし…、
兄弟子の一人で、その年の柔道日本代表選手に選出された石田が何者かに殺害される事件が発生。
遺体に残された痕跡から広樹は石田が柔道技で投げ殺されたことを悟るが、その2日後に石田の敵討ちを誓ったもう一人の兄弟子・棟光も同じく投げ殺された遺体として発見された。広樹は彼の遺体の痕跡から、この投げ方は正樹のものだと気づいてしまった。
その晩、夜遅く帰ってきた正樹を問いただす広樹だったが正樹は3人目の兄弟子の生首を何でもないかのように見せつけてきた。
激昂した広樹は正樹を投げ殺そうとするも正樹の体はピクリとも動かず、更に彼は血涙を流しながら父にこう言った。
13年間我慢したんです…もう無理ですよ。
この時に広樹は息子は発狂したのではなく最初から狂っており、13年間「人間」を演じ続けていただけなのだと悟ってしまった。
惨殺される間際の広樹の脳裏には、ただ息子という怪物を止めてくれる者が現れるのを願うことしかできなかった。
こうして正樹は父と兄弟子たち4人を殺害した「少年M」として警視庁に指名手配される。
しかしながら、犯行当時13歳だったことから少年法との兼ね合いで警視庁も公開捜査に踏み切れず、本編開始までの20年間その行方は様として掴めていなかった。
現役警察官でもある闘技者・阿古谷清秋は、13歳の少年がたった一人で20年間も警察の目を掻い潜って潜伏生活を送るなどまず不可能なことから何者かの協力があったのを示唆していたが、正樹は逃亡してすぐその狂気に才能を見出した東洋電力会長から密かに保護されていた。
父親をも躊躇なく殺害しているが、尊敬する人物が父親でもあり柔道を教えてくれたことを最期まで感謝していたため本人なりに父親への情はあった模様。
原作者曰く「良心の呵責を一切感じてない」と言われているが、13歳になるまで強い殺人衝動を抑えるように我慢していた点や最後まで明かされなかった血涙を流す理由も考えると、実は僅かに残された理性に最後まで苦しんでいたのではと推測される。
◆本編
その素性不明。戦闘スタイル不明。謎だらけの怪人が拳願仕合で暴れ狂う!!!
果たして本日、謎は明かされるのかッッ!!?
195㎝130㎏! 拳願仕合初参戦! 海一証券所属!
“泣き男”目黒正樹ッッ!!!
上記の通り、速水の刺客として拳願号では海一証券代表闘技者の乾町三を倒して代表闘技者の座を奪い取った。
トーナメント開始後は二階堂と共に一回戦で東洋電力と対戦することになっていたマーダーミュージック社長の戸川好子を脅迫し、同社を棄権に追い込んだ。
その直後に棄権の真相を知って激怒したマーダーミュージック代表闘技者の沢田慶三郎の強烈な蹴りを食らって吹き飛ばされるも、上記の多幸感の作用で何事もなかったかのように起き上がり、速水の指示で仕合会場へ向かった。
一回戦では伝説の傭兵ムテバ・ギゼンガと対戦。
序盤は相手がノーギ(上半身裸の状態)で自分に不利な状態にもかかわらずいきなり鎖骨を掴んで投げ倒した上にマウントを取り、人並外れた耐久力で右目を潰されたにもかかわらず逆にムテバの両目を潰したりと一度はムテバを追い詰め優位に立ちまわっていた。
しかしムテバは元から盲目だったため目潰しは効いておらず、本気を出したムテバにより
- 気道を潰される
- 首をへし折られる
- 眼窩から貫手で脳を直接攻撃される
という急所への連撃を立て続けに喰らい、最期は自身の殺した父達の亡霊に対して「ああ…楽しかった…」と過去を思い出し笑みを浮かべながら絶命。
最終的にトーナメントにおける唯一の死者となった*3。
なお20年前の事件の真相は警察関係者など一部の者しか知らないが、続編『ケンガンオメガ』にて事件当時の一部週刊誌では目元に黒線を入れた目黒の写真と事件への関与を疑う記事が掲載されていたことが判明している。
【余談】
キャラ解説のページにて原作者はこのキャラに思い入れがあると語っている。
舌をだしている部分はMARBELコミックに登場するヴィラン、ヴェノムのオマージュ。
これで好きなだけ項目に追記・修正できる
アニヲタwiki…最ッ高~♥
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成島光我「え? 何言ってんだよ姐さん。
落ち着きなって 話がわかんないよ。」
秋山楓「
だからッッッッ!!!!
黒狼さんが負けたんです!!!!
苗字が変わっていたから事前に気づけなかった!!!!
黒狼さんを倒したのは
『いるはずのない闘技者』
なんです!!!!
」
続編「ケンガンオメガ」の44話において闘技者のルーキー達の中でも実力が抜きんでている打吹黒狼が、ある闘技者に倒された。
そして次話の45話、速水勝正の豪邸を訪れた山下一夫と秋山楓の前に、その黒狼を下した人物が登場するが、その人物の登場には山下一夫および読者たちを驚愕させた。
何故ならその人物は、『いるはずのない闘技者』である目黒正樹と「瓜二つ」という言葉では片づけられないほどに酷似した容姿を持つ人物だったからだ。
その人物の名前は…
目黒正樹は先述した通り、ムテバに殺された。
しかし、表舞台の陰で、その存在が蘇ろうとしていた・・・
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コメント欄
- 一回戦負けだったけどインパクトは充分凄いキャラだったよな。 -- 名無しさん (2020-09-09 13:47:32)
- どうかなあ?危険人物系にはすでに刹那とか雷庵がいたから、こいつはいらないなと思っていたら案の定負けた記憶がある -- 名無しさん (2020-09-09 18:07:26)
- 忘れた頃に速水正樹ってクローン疑惑のあるキャラが出て来てちょっと驚いた記憶がある。 -- 名無しさん (2020-09-09 18:53:36)
- 弟、今のところ普通に礼儀ただしい青年でしかないのが逆に不気味。なんのギミックもないただの柔道家とは思えない -- 名無しさん (2020-09-10 03:14:28)
- トーナメント一回戦負けにして唯一の死亡者って結果だけ見れば雑魚なんだけど、そういうキャラがここまで注目されてるなんて見たことないから色々新鮮 -- 名無しさん (2020-09-10 10:19:09)
- ↑2 でも突き詰めるとこの漫画、野蛮さや凶暴性をウリにしてる奴より長年の経験の蓄積で冷静に立ち回れる奴のほうが強いからな。単純に「キレたらヤバイ」程度の引き出しじゃ開けても大した足しにならないんじゃないかと思う -- 名無しさん (2020-09-11 07:22:53)
- ↑いうて煉獄サイドはただのエンターテイナー共だからなぁ……今井コスモみたいに命の危機を感じたら普通に戦えなくなりそうではある -- 名無しさん (2021-01-25 21:48:24)
- こっちが若作りしてる本物の目黒で目黒がクローンとか言うどんでん返しは…ないか -- 名無しさん (2021-02-18 22:42:46)
- きな臭くなってまいりました -- 名無しさん (2021-02-19 09:18:08)
- 非の打ち所のない善人、イヤホンから流れ続ける不穏な音、ダウンさせられる度に早まる復帰スピード、嵐山が裏に来てまで待ち望んだ少年M…終始不穏で軽くホラーなんですけど速水vs.嵐山 -- 名無しさん (2021-03-05 04:11:44)
- オリジナルの因縁で速水と嵐山という男二人に執着される速水くん…薄い本が厚くなりそうだな -- 名無しさん (2021-03-11 15:45:27)
- 小柄な印象あったけど身長高いな -- 名無しさん (2021-03-12 18:56:02)
- 正樹君、目黒と全く違った意味で異常者だったな -- 名無しさん (2021-03-19 00:54:18)
- 速水正樹くんは同誌で言えば血と灰の女王の京児的なキャラなんかね。狂気を理性でコントロール出来て格上相手に戦えるし。 -- 名無しさん (2021-03-19 01:09:36)
- この項目から速水正樹(ケンガンオメガ)の項目を分離しました -- 名無しさん (2021-03-20 21:45:52)
- 序盤で死んでから現役強キャラ(面識ゼロ)の妄想の中で謎に存在感を発揮するという斜め上すぎるキャラ付けに -- 名無しさん (2023-09-25 11:07:48)
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*2 衣服を着ていない状態。
*3 呉雷庵に首を折られた茂吉・ロビンソンは一度死亡しているが、英はじめの手術により蘇生に成功し一命を取り留めている。英も坂東洋平に首を折られるも、人体改造の作用で蘇生に成功している。
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