登録日:2020/03/02 Mon 16:46:00
更新日:2024/03/02 Sat 20:47:33NEW!
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テレビ番組とタイアップしたゲーム作品とは、テレビで放送され人気となった番組がそのままゲーム化された作品のことである。
ここでのテレビ番組とは、クイズ番組やバラエティ番組などを表し、アニメなどは除くものとする。
【概要】
テレビ番組が長期化されるほどの人気が出てくるとマスコミらも話題にするようになり、そしてゲームを開発する側からゲーム化の話も出るようになる。
芸能人等とコラボしたいわゆるタレントゲームはオリジナル要素のものが多いが、こちらは番組の内容をそのまま流用しているものが多い。
しかし、いざゲーム化となると、番組内容とゲームのシステム上、テレビのように完璧に再現することが難しく、操作性に無理があるものになってしまうものになってしまい、クソゲー扱いされるものも多い。
こうして考えるとテレビ番組のゲーム化は簡単なようだが、作る時はとても難しいのである。
【ゲーム化されたテレビ番組一覧】
クイズ番組
- アメリカ横断ウルトラクイズ
「知力・体力・時の運」をキャッチコピーにした視聴者参加型クイズ番組の代表格。
90年代にGB版、FC版、SFC版、PS版など数多くのゲーム機から発売された。
予選クイズ、〇×クイズ、どろんこクイズ、バラマキクイズなど、実際に番組で出題されたクイズ形式もそのまま出題されているのが多い。
当初は当時のゲームのデータのハード上、〇×等の2択や3択形式の問題がほとんどであったが、後年の作品になると選択肢が後半に行くに連れて増えていくなど、レベルが高くなるようになった。
さらにFC版の「史上最大の戦い」は、RPGの要素が取り入れられており、正解してクリアしていくにつれて、「ちりょく・たいりょく・うんのよさ」というパラメータが上がって、これらが高いと後半の戦いで有利になるというシステムであった。
90年代を代表するクイズ番組。
プレイステーション版の「マジカル頭脳パワー!! PARTY SELECTION」とDS版の「マジカル頭脳パワー!!DS」が発売。
PS版は司会の板東英二と永井美奈子がそのまま音声出演しており、プレイヤーとして当時レギュラー出演していたタレントのモチーフとなったキャラを選択してプレー。
クイズ内容は「マジカルシャウト」や「マジカルインスピレーション」、「エラーをさがせ!!」等おなじみの問題が多かったが、「マジカルだるまさんがころんだ」、「マジカルカード」等、後期に出題されたクイズが主であった。
ただシャウト問題に関しては選択肢のボタンを早い段階を押すというものである。
DS版は、「あるなしクイズ」や「シャッフルクイズ」などの居残り早押しクイズで出題された問題や「似たもの三択」や「超インスピシャウト」等のマジカルシャウトで出題されたクイズが単独で入っていた。
勝ち残り系ゲームとして「くっつきバトルロイヤル」、「マジカルバナナ」、「マジカルチェンジ」も入っていたが、口頭ではなく書いて入力するというものでしかも3文字しか入力できないという仕様であった。
このことを踏まえ、DS版はあまり評価されていない。
- パネルクイズ アタック25
プレステ版とPS2番が発売されていた。
特にPS2版は、番組に出場する為にまず葉書を書いてから出して、次に予選の筆記試験と面接を受け、それがパスできたら晴れて番組に出ることができるというよりリアルな仕様になっている。
- オールスター感謝祭
PS2版でハドソン(現コナミ)から2種類発売された。
最初に発売されたvol.1では赤坂5丁目ミニマラソンなどのミニゲームがマリオパーティと同じく手のひらを痛めるゲームがほとんどで、続編ではこれらのミニゲームは操作方法変更か変更しなかったものは隠しコマンドで登場するミニゲームとなった。
- 全国高等学校クイズ選手権
PCソフトとして、1996年に一度だけゲーム化されている。
Windows95とMacintoshのハイブリッド対応。
ゲーム番組
- 筋肉番付
体力自慢の視聴者やスポーツ選手が番組が用意した競技でクリアを目指すという番組。
プレイステーションからゲームボーイアドバンスなどの数多くのゲームが発売された。
ゲームでは番組キャラクターの金剛くんや当時人気だった現役のスポーツ選手や体力自慢のタレントなどがプレイヤーとして使用できた。
「ストラックアウト」や「キックターゲット」など、当時人気のコーナーをそのまま再現しており、それをクリアするとゲームオリジナル要素としてさらに難易度の高いものに挑戦できるなどやりこみ要素があった。
プレステ版及びプレステ2での実況は司会であった古館伊知郎が担当していた。
- ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー これができたら100万円!!
番組の人気コーナーであった「電撃イライラ棒」が単体としてニンテンドウ64とプレイステーションで発売されていた。
アーケード版は3種存在し実際に棒を持ってチャレンジする体感ゲーム型の物もあった。
よゐこの有野がレトロゲームに挑戦する番組が元ネタ。
ゲーム板では幼き日の有野少年や、現在の有野の化身である魔王アリーノーが登場する。
レトロ風のオリジナルゲームが多数収録されており、アリーノーが出題した課題のクリアやエンディング、ハイスコアなどを目指してプレイすることになる。
本編ではプレイヤーが有野少年と一緒に遊んでいる設定になっており、選択肢で色々な会話パターンが見られる。
バラエティ番組
- はねるのトびら
当時やっていたコーナー「ギリギリっス」がWii用のゲームとして発売、「短縮鉄道の夜」がDS版のゲームとして発売されていた。
- よゐこの無人島生活。
元々は「いきなり!黄金伝説」の企画で番組終了後も年1回程度行われている企画であり、その後「とったど~よゐこの無人島生活」の題材でゲーム化された。
進ぬ!電波少年の企画として人気を博した懸賞生活のゲーム。
ドリームキャスト用ソフトとして、1999年に発売されている。
3Dのなすびの部屋を覗くという視点でゲームが展開され、
懸賞を応募し生活がリッチになるのを楽しむ。
一部の景品は当選すると、プレイヤーにも本当に景品が届くというのをウリにしていた。
ただ、応募する為には課金アイテムを購入する必要があり。
応募券30口で1000円程した。
追記・修正は、アニヲタWikiを原作としたゲームをクリアしてからお願いします。
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▷ コメント欄
- 世界ふしぎ発見!とどうぶつ奇想天外は色んな意味ですごい -- 名無しさん (2020-03-02 20:41:02)
- PS2の金八先生。 -- 名無しさん (2020-03-02 20:58:22)
- 「マリオUSA(海外ではマリオ2)」の原型だった「夢工場ドキドキパニック」はこれに該当したかな? -- 名無しさん (2020-03-02 21:21:36)
- 逃走中とか戦闘中とか -- 名無しさん (2020-03-02 21:26:24)
- カトちゃんケンチャンはこれに入るのかな? -- 名無しさん (2020-03-02 21:54:57)
- 平成教育委員会もDSで出てたっけ -- 名無しさん (2020-03-02 22:28:46)
- ウルトラクイズとアタック25は何故か連動要素があるらしい -- 名無しさん (2020-03-02 22:44:32)
- 東京フレンドパークとかゲームセンターCXとかもある -- 名無しさん (2020-03-02 22:53:38)
- 炎チャレはイライラ棒だけはゲーム化したっけ -- 名無しさん (2020-03-02 23:11:56)
- ヘキサゴンも。 -- 名無しさん (2020-03-02 23:13:35)
- 一覧項目に当たるのでは? -- 名無しさん (2020-03-02 23:18:13)
- 流石にもっとあるでしょ -- 名無しさん (2020-03-02 23:29:02)
- カケフ君とかまだいくらでもある -- 名無しさん (2020-03-02 23:44:17)
- 「テレビ番組とタイアップした」ではなくて「テレビ番組が原作」という表現の方が妥当では?「タイアップ」だと、あくまでメインとなるゲーム作品があって、そこにテレビ番組の方がゲストとして参加しているニュアンスになると思う -- 名無しさん (2020-03-03 00:12:30)
- それと、自然に特撮やアニメ番組は除外されている空気になってるけど、それらもテレビ番組であることは間違い無いのだから、「バラエティ番組を原作にしたゲーム作品」のようにハッキリと明示した方がよいのでは? -- 名無しさん (2020-03-03 00:20:00)
- 確かに方向性があやふやすぎるのかもね -- 名無しさん (2020-03-03 00:47:09)
- 題名見たらメチャクチャ多いだろと思ったけどそういうことか -- 名無しさん (2020-03-03 01:59:44)
- 有野の挑戦状は良作だったなあ -- 名無しさん (2020-03-03 07:04:40)
- 無人島生活もなかなかの完成度 -- 名無しさん (2020-03-03 07:14:54)
- ゲームセンターCXは3がね…。 -- 名無しさん (2020-03-03 08:02:59)
- ショーバイやネプリーグもあるよ。 -- 名無しさん (2020-03-03 08:09:21)
- これ相談所で作成相談必要なやつでは? -- 名無しさん (2020-03-03 08:40:01)
- クイズミリオネアやIQサプリ、逃走中と 探ってみると結構あるな -- 名無しさん (2020-03-03 10:46:39)
- 電波少年的ゲームってプレステであったよね? -- 名無しさん (2020-03-03 12:02:45)
- 金八先生はその後の428にキャラが出演したことでゲーム金八世界では渋谷がウィルス災害で壊滅したことになってて草 -- 名無しさん (2020-03-03 16:46:10)
- GBのクイズ世界はショーバイショーバイが好きだった。司会が亡き逸見さんでラスボスが所さんのやつ。プレイヤーキャラの名前入力可能で、ジャイアント馬場相手に一回戦敗退すると名前入りで煽られたのがショックだったw -- 名無しさん (2020-03-03 17:51:22)
- ドラマもよくゲーム化されてるよね -- 名無しさん (2020-03-03 20:26:53)
- 逃走中や戦闘中は? -- 名無しさん (2020-03-03 20:40:05)
- PSとDSに大量にあるイメージ -- 名無しさん (2020-03-03 22:00:12)
- 少し前まで近所のゲーセンでアーケード版ウルトラクイズが稼動していたな、頑張ってみたが1クレではジャンケン突破が精一杯だった -- 名無しさん (2020-03-03 23:08:09)
- 水戸黄門も入れていいかな? -- 名無しさん (2020-03-04 07:56:49)
- ↑ドラマはまた別枠じゃない?それを入れると、特撮ヒーローものとかの扱いをどうするのかという問題が出てくる。 -- 名無しさん (2020-03-04 20:33:26)
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