登録日:2018/08/15 (水) 09:20:51
更新日:2024/03/21 Thu 13:34:26NEW!
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はたらく細胞 血小板 細胞 擬人化 かわいい 幼女 血栓 フィブリン 凝固因子 長縄まりあ 石見舞菜香 立花芽恵夢 春野杏 森永千才 赤尾ひかる ロリ すり傷 岸田結光 森田恵 木内彩音 はたらく血小板ちゃん 久保ユリカ 小田果林 橋本ちなみ 綾瀬有
あのねあのね、トラブルで工事が遅れてるの……。
出典:はたらく細胞、第2話『すり傷』より、2018年7月8日~9月30日まで放送、david production、アニプレックス、講談社、
©清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction。
『血小板』とは、人間の体内に存在する細胞の1つだが、
ここでは細胞擬人化作品「はたらく細胞」に登場する血小板について紹介する。
『はたらく血小板ちゃん』では主人公を務める。
本編
CV:長縄まりあ(リーダーちゃん)、石見舞菜香(うしろまえちゃん)、春野杏(副リーダーちゃん)、森永千才(きょろちゃん)、立花芽恵夢、赤尾ひかる(モブ)
BLACK
CV:久保ユリカ(メイン)、小田果林、橋本ちなみ、綾瀬有(モブ)
演:岸田結光、森田恵、木内彩音
■概要
血液中に存在する成分の1つである血小板の役割は「出血時に傷口に集結して固まり、流血を防ぐ」ことであり、
本作ではそれを「血小板達が地面や壁を工事している」という表現を行っている。
具体的にはネット状の「フィブリン」という物質を傷口に被せボルト状の「凝固因子」で固定、更に他の血球で固める*1といった描写となっている。
正に人間の生命に関わる最前線ではたらく体内の修理屋である。
■容姿・性格
細胞が擬人化されている本作において、血小板達も人間の姿で活動している。
血小板は他の細胞に比べ小さいため、幼稚園児~小学校低学年位の子供の姿で表現されている(小説版では「小学校低学年くらい」と書かれている)が、
その多くが女の子であり、これがとても……、
出典:はたらく細胞、第7話『がん細胞』より、2018年7月8日~9月30日まで放送、david production、アニプレックス、講談社、
©清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction。
可愛い
とてつもなく可愛い
びっくりするくらい可愛いのである。
大事な事なので3回言いました。
服装は血小板と書かれた野球帽を被り、丈の長い水色のTシャツに砂色の半ズボンを着用している。(アングルによってははいてないように見えることも)
靴は黒っぽい長靴か横縞ソックスとシューズ。横縞ソックスは見習いの証。
他にも帽子を後ろ前に被ったショートボブの子等が確認されており、恐らく男子もいると思われる。
その見た目通り動きや言動も子供っぽく、他の細胞や読者・視聴者を虜にしている。
だがそこは24時間365日休みなしで働く細胞達の一角、その外見とは裏腹に仕事は真面目に行っており、我々の体の安全を守っているのである。
作中での「子供」は赤芽球や骨髄球のように未発達な細胞として表現されている中、
彼らとほぼ同等の見た目で最前線で働く彼女らの凄さは推して知るべしであろう。
『はたらく細胞BLACK』第一部ではツインテールの血小板が主に登場している。
これは作画の初嘉屋一生氏が過去に賞を取った作品のキャラデザインを流用しているらしい。
■メンバー
- リーダーちゃん
よく出てくる茶色いロングヘアの女の子。リーダーであり、本作の血小板といえば主にこの子を指す。
真面目でしっかり者な性格で、他の子たちの面倒を見ている。
『はたらく血小板ちゃん』では格言っぽい事を言う際には何故か関西弁になる。
- うしろまえちゃん
帽子が逆の子。
うしろまえちゃんはリーダーちゃんと一緒にいる子であり、
人一倍非力なうえ単独行動していると迷子になってしまうため、1146番はAE3803と似てると感じていた。
- 副リーダーちゃん
マクロファージに憧れているオシャレ好きな子。
悪戯とお姉さんぶるのが好き。
- そとはねちゃん
髪が外はねしている子供。
なんでもそつなくこなし、スポーツ万能だがピンチになるとパニクる。
- きょろちゃん
見習いの血小板。好奇心が強くキョロキョロしている。
- じとめちゃん
ジト目をした見習いの血小板。
知的でクールな性格で、リーダーちゃんに憧れている。
■関連人物
ご存知主人公の赤血球、血小板とは肺炎球菌事件で知り合う。
その愛くるしさに早速心を奪われていた。
その後もちょくちょく絡み、アニメEDでは一緒に行動している。
主人公格の白血球、血小板とは比較的仲が良い。
彼女らの仕事ぶりは高く評価しており、頼りにしている。
血小板も基本的に細胞達から畏怖の目で見られる彼ら免疫細胞に気さくに接する数少ない存在である*2。
また血小板を肩車しているシーンがよく描かれるが、これは現実の血小板が白血球にくっついて「複合体」を作る*3ことが由来ではないかと噂されている。
- 巨核球
血小板を産生する、骨髄に存在する中で最大の造血細胞。正確には血小板は巨核球から剥がれた断片であり、一生のうちに数千個もの血小板を血液中に放出するが骨髄から出ることは無い細胞である。
作中での見た目はギザギザした歯が特徴的なロングヘアのグラマーな女性。リーダーちゃんをそのまま成長させたような姿をしており、育てている血小板のひとりを胸元に提げて歩く。
血小板を育てる役割を担っており、基本的に物怖じしない血小板たちからさえも「ししょー」と呼ばれ恐れられていた。
数多くの血小板を育て上げただけあって血小板たちの扱いをよく心得ており、
「たんこぶ」ができた際*4には動揺する血小板たちを一喝し、彼らを奮い立たせるために一計を案じる。
■主な活躍
肺炎球菌編では肺を目指す上述の赤血球と好中球に前に現れ、トラブルで工事が遅れている所を助けてもらった。
実質のメイン回である「すり傷」編では傷口から入ってきた細菌軍団に苦戦する白血球達の援軍として登場、
傷口を塞いで細菌の増援を防ぎ事態の収束に貢献した。
その後、好中球や赤血球を巻き込んで血栓を作り、傷口を修復し、それを笑顔で解説していた。
その後もモブとしてちょくちょく登場するが、その後の題材が細菌やウイルス等病気がメインとなっており活躍は少なめ。
それでも彼女らの人気はトップクラスである、何故って? それは……、
かわいいからだ!
本編最大級の危機である「出血性ショック」(後編)では冬服で過酷な修復作業を行う血小板達の姿が見られる。
■はたらく細胞BLACK
- 第一部
愛くるしい容姿は本編と変わらないが、出番は少なめ。
胃潰瘍編では身体の中でもっとも危険になった胃で過酷な止血作業をし、主細胞のおっさんにも頼られている。
- 第二部、第三部
第一部の血小板とは違い全員帽子を被っている。多血小板血漿(PRP)療法により壊死の進行に立ち向かう。
そして第三部冒頭では骨髄から出てきたばかりの血小板達が鼻血の止血に挑むことに…。
- アニメ版
「挨拶なんていいからどけ!ボサっと生きてんじゃねえ!!」
出典:はたらく細胞BLACK、第1話『喫煙、細菌、終わりの始まり。』より、2021年1月10日から放送開始、
ライデンフィル、アニプレックス、講談社、ネットイース、TOKYO MX、
©原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社・CODE BLACK PROJECT。
「はたらく細胞BLACK」アニメ版では他の作品に比べて若干歳上気味に描かれ、リーダー格の血小板さん(CV:久保ユリカ)が登場。目つきも口も悪く、かなりやさぐれてしまっている。どうしてこうなった。*5
だが話が進むうちに、この振舞いは細菌や出血に怯える仲間たちを鼓舞し、同時に他の細胞からナメられないようにするための要素が大きいと分かってくる。また他の血小板をあやす赤血球へ恥ずかしがりながらも礼を言うなど、完全に幼さが抜けている訳ではない。
サブリーダー格のストレートヘアの子は大人しい…を通り越して無感情・無表情であり、やはり本家と比べて大人びた言動が特徴。リーダーが赤血球を怒鳴りつけた後にフォローを入れていた。
他の面々は割と普通で、細菌や出血に怯えたりしている。
尿路結石、鼻血、胃潰瘍などの創傷にも果敢に突撃し、心筋梗塞編では冠動脈でプラーク(コレステロールの塊)の崩落現場に居合わせ、固めて血栓を作るが、プラークが更に崩落し冠動脈が完全に詰まってしまう。
第一部、第二部、アニメともにその過酷な環境から相応の犠牲者が出ていることは容易に想像できるが、赤血球や白血球(好中球)とは違い血小板が死亡するシーンが描かれる事はない。
■はたらく細胞フレンド
メイン個体は肩まであるミディアムヘアーの女の子。
愛くるしい容姿だがとてもしっかり者で、夏祭りではキラーT班長に熱中症対策グッズを差し入れした。
彼女がドッジボールの相手チームにいると班長でも当てられない。
■はたらく細胞LADY
女性の体内の血小板だからか、本作の血小板は全員男の子である。
女性にありがちな便秘によって切れ痔になってしまい、それを修復していた。
■はたらく細胞BABY
赤ちゃんの体内にいる血小板。
本編の血小板は小さいとはいっても小学低学年くらいだったが、
本話では体内の細胞ほぼ全てが小学低学年くらいになっているため、血小板は幼稚園くらいの大きさになった。おしゃぶりが手放せない。
しかし幼児故の治癒力のせいか仕事は早い。
追記、修正はコレステロール値に気を使い傷口を塞いでからお願いします。
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▷ コメント欄
- 男の子も・・・男の子のいるのか?(迫真) -- 名無しさん (2018-08-15 09:28:59)
- 画像メインのすぐ左側の子とその後ろの子、右端の子が男の子かな(右はどちらにも見えるが) -- 名無しさん (2018-08-15 10:33:15)
- 子供のような外見だがホビットよろしくこれで成体かもしれん -- 名無しさん (2018-08-15 12:55:21)
- 花粉症の回ではモブにちょっと姿を確認出来たけど、投薬による大量破壊活動の後は姿を消していた。ということは、つまりその時にいたモブ血小板ちゃん達は… -- 名無しさん (2018-08-15 15:44:11)
- 「ネット上に広げたフィブリンという物質をネット状に広げて」って重複してない? -- 名無しさん (2018-08-15 18:01:20)
- ↑2 少し前の描写でモブ赤血球たちが抱えたり手を引いたりして逃がしてる描写あるから、優先して逃がしてもらったのかも。 -- 名無しさん (2018-08-15 20:16:20)
- 仕事がない(外傷がない?)ときは樹状細胞の落ち葉拾いをしてる。それはそれでかわいいんだが、体内の落ち葉って何だ? -- 名無しさん (2018-08-15 20:32:34)
- OPで白血球が血小板を肩車してるのってちゃんと意味あるらしいな -- 名無しさん (2018-08-15 20:43:18)
- よかった・・・カサブタとして世界に剥がされる血小板はいなかったんだ・・・ -- 名無しさん (2018-08-16 07:44:37)
- ↑5修正しといた -- 名無しさん (2018-08-18 00:42:14)
- つまり血が固まらない体質の人たちはアダルトや大人が好きな方々なのか・・・? -- 名無しさん (2018-08-22 09:29:59)
- ニコ生だと血小板ちゃんのところでコメントが増える -- 名無しさん (2018-08-22 11:06:07)
- 血小板は巨核球が分裂したものなので実はは複数で一体の群体生命体である可能性が…? -- 名無しさん (2018-08-22 16:08:48)
- ↑6 白血球複合体というのだそうな。血小板は白血球と一緒だと遊走できるので仲が良い描写がされているのだと思われる。 -- 名無しさん (2018-08-26 21:22:26)
- おお、ペドいペドい -- 名無しさん (2018-09-08 11:37:59)
- ↑3 長身グラマーのお姉さんが分裂を繰り返して段々幼くなり血小板ちゃんになっていく…? -- 名無しさん (2018-09-09 07:59:41)
- OPのカップリング曲のキャラソンの破壊力が半端ないんですけど -- 名無しさん (2018-10-23 12:15:12)
- 血小板の寿命は7〜10日。これで成体なのだろう -- 名無しさん (2018-10-23 14:44:46)
- もうロリコンでいいや… -- 名無しさん (2018-11-03 17:31:29)
- リーダーちゃんの「あのねあのね工事がね遅れてるの…」の時の動きに「血小板ちゃんコマンド」とかいう名称がついてて吹いたw -- 名無しさん (2019-03-28 21:26:22)
- ぼへええええええええええええ -- 名無しさん (2019-11-30 20:12:11)
- 俺の身体の中にこんなに可愛い血小板ちゃんが何万も居るのかと思うともしかして俺も存在してても良いんじゃないかと錯覚する -- 名無しさん (2021-01-25 20:45:51)
- どの作品でも血小板ちゃんの死亡シーンがないのは、流石に子供死なすと殺伐さや悲惨さがそっちにばかり行ってしまい、本来のテーマから外れかねないってのがあるのだろうな。 -- 名無しさん (2021-01-27 16:04:13)
- 献血でも血小板ちゃんは大人気っつうか採取してから数日しか持たないので毎日献血してくれる人がいないと困る -- 名無しさん (2021-01-27 18:54:14)
- 本家の血小板ちゃん、赤尾さんはそとはねちゃん役だそうです -- 名無しさん (2021-03-12 15:43:16)
- BABYとBLACKは結構押しが強いというか、神経太いというか。天使なのは無印の一時だけ? -- 名無しさん (2021-09-30 19:36:55)
- 1話だけアニメで見かけた時、「あのね~…」で喋ってるところを見た。そこからガヤガヤチビっちょい子達が喋ってるのを見て、悶え、俺はロリコンなんだと気付いた。なんじゃいあの可愛いの塊は! -- 名無しさん (2023-05-23 11:18:25)
#comment
*2 基本的に活動部位が同じため、単に慣れているのかもしれない
*3 遊走する白血球に運んでもらう
*4 漫画「はたらく細胞」26話
*5 1話で赤血球たちが見せられていた「職場紹介映像」では笑顔で挨拶しており、かつては本家の血小板ちゃんと同様だったようだ。
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