ヤード・ポンド法

ページ名:ヤード_ポンド法

登録日:2018/06/10 Sun 16:49:44
更新日:2024/02/26 Mon 13:43:18NEW!
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単位 アメリカ イギリス ヤード めんどくさい 紛らわしい 賛否両論 ヤード・ポンド法 ポンド エアカナダ143便滑空事故 ヤーポン 統一しろ



ヤード・ポンド法はイギリス単位を前身に制定された単位系にして、馴染みのない人たちのヘイト対象である。


Imperial units(帝国単位)、United States customary units(米国慣用単位)の二体系で大分されるローカルな単位だが、精密計算に使う人は同じヤード・ポンド法内ですらそれらの体系内で換算を要する。


概要

現代から見れば何でこんなことに…と思うかもしれないが、
ヤード・ポンド法の後発規格かつ統一規格の確立を目指して作られたメートル法に対して*1
ヤード・ポンド法は用途に応じた物差しを使うことが当たり前だった時代に作られ、その前身も含めると古代から使われている伝統的な単位なので、『単位の統一規格』なんて発想のなかったこの規格が混沌するのも当然の話である。


もっとも、その古代の単位の由来からして厳密とはいえない。
人の手足の大きさやら人間が1日に消費する大麦の重さなど、匙加減でいくらでも変わる単位が由来なので当然である(無論昔の技術では雑なことも仕方ない話であり、昔から世界中で基準はこんなものだった。例えば東洋の「尺」「歩」「貫」なんかもそんな感じである)。
そもそも取り扱い対象に応じて単位が複数あるのもややこしい。
更に同じ単位でも時代や国や分野によって実際の値は異なるので…。
新しく定義したかと思えば特定分野では古い定義を使い続けたり、イギリスアメリカで統一したつもりだった原器が摩耗しやすかったり*2、原器の写しの精度に差異が生じていたり*3………。
更には重大な事故につながる恐れもある。


もちろんメートル法に統一していても重大事故が起きる可能性は十分あるが、確率は低くなるだろう。


こんな感じで精度や定義に問題が複数あったのでメートル法を普及させることになったのだが、
慣れ親しんだ単位系を捨てることには戸惑いや反対の声も少なくなく、
多くの国は『計算が面倒くさくて誤差も生じやすい』従来の単位系の使用を法律で禁止し*4、メートル法への移行をある程度強制する必要があった。


それまで各国・各地域でバラバラに使用されていたこれら度量衡を紀元前に統一規格化させてしかも後世への継承まで達成した秦の始皇帝は本当に偉大なのである
キサマらのいる場所は既に――我々が2000年前に通過した場所だッッ
(ついでに貨幣基準や車輪の規格まで統一したため、前者は経済改革、後者は物流革命につながった。本当に紀元前の人間かこの人……)





日本の場合

日本でヤード・ポンド法の使用が認められているのは、メインにメートル法を記載した


長さヤード、インチ、フィートorフート、チェーン、ハロン、マイル
質量(重さ)ポンド、グレーン、オンス、ショートトン、ロングトン
温度華氏度°F
面積平方ヤード、平方インチ、平方フィート、平方マイル
体積立方ヤード、立方インチ、立方フート立方フィート、米液用オンス、英液用オンス、ガロン
速さヤード毎秒
加速度ヤード毎秒毎秒

の参考値としての併記(逆はアウト)であり、計量法で「取引や証明」に使うことは禁止されている。


なお、ヤード・ポンド法の使用が制限されているのは取引や証明のみなので、ゴルフにおける距離やボウリングの玉の重さなどの「表記」に使うのには問題はない。
また慣例的に航空業界については使用が認められていて、テレビや液晶ディスプレイのサイズ表記にインチ(表記上は「型」)を使っている事も多いが*5、これは一応セーフ。3.5インチフロッピーディスクとかありましたよね。


とはいえ、殆どの場合メートル法で表記されることがほとんどである。
そのため時々ある一定の距離や重さの基準が小数点までに至るなど、今一半端だったりきりが悪く見えるものがある場合
ヤード・ポンド法表記だとぴったり合う(それ前提で設計されている)というものがある。
例えばアメリカ映画の吹き替え版や日本語字幕で距離を示すセリフや表示に「あと1.6キロ」とか「あと800メートル」という表記が散見され、
メートル表記だときりの悪さが目立ち「なんで報告がこの距離になってるの?」と違和感のもとになる数字になっているが、
マイル表示だとぞれぞれ1マイル、0.5マイルとすごくきりのいい数字になる。



+ ▽参考:計量法における「取引」と「証明」-

まず取引とは金銭のやり取り関係なく物品、または仕事の給付を目的とする業務上の行為
例えば

  • 牛肉100kg売ります
  • 軽油1,500リットル売ります
  • この柱は1000ニュートンの力まで耐えられます
  • この倉庫に長さ1m、高さ1mの箱を保管する場合、保管料金として日あたり1万円を徴収します
  • 10kgの鉄を加工する費用は20万円です
  • 500ミリリットルの缶ジュースを100円で売ります
  • この土地の価格は1平方メートルあたり10万円です
  • 100グラムのジャガイモを150円で売ります

こういったものが取引。


では証明とは何か。
証明とは公に又は業務上他人に一定の事実が真実である旨を表明すること。
例えば

  • 土地の所有者などの情報を行政に登録するため、広さを測量する
  • 工場などが都道府県に提出する排水量の測定
  • 健康診断の体重測定結果


いまだに使用している地域

最近まで使ってたミャンマーとリベリアすらメートル法となり、実質的なヤード・ポンド法使用国はアメリカぐらいだが、一応メートル条約に批准しているので、公文書に単位を記載する時はメートル法を使う。


ただし、合衆国政府の見解は


メートル法? 使いたきゃご自由にどうぞ。


と、一部の州を除き、メートル法だけ記載しようが、ヤード・ポンド法だけ記載しようが、ヤード・ポンド法とメートル法を併記しようがいずれも合法。
車のスピードメーターも両方の単位で記載されている。


アメリカの親ともいえるイギリス*6も、長らくヤード・ポンド法を使い続けていたが今は公式にはメートル法に移行を完了している。
長年メートル法に移行しなかったのはメートル法がイギリスと犬猿の仲のフランス生まれだったのが原因らしい。


ただ、そんなイギリスでも競馬では相変わらずヤードポンド法でレースルールを定義している。
例えばハーツクライ等が走ったキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスは11ハロン211ヤード(≒2406m)、斤量もポンドで定義される競走である。


ヤード・ポンド法内の換算

各単位の換算がややこしいのもヤード・ポンド法の特徴。


・長さ

チェーン、ハロンは正確には「距離」の単位でモノの長さを測るときには使われない。アメリカ以外では国際フィート基準で計算されるので長さに含めている*7
ちなみにハロンは競馬でおなじみ「ハロン棒」のハロンである。漫画『馬なり1ハロン劇場』の題名もこれが由来。

インチ1インチ12インチ36インチ792インチ7920インチ63360インチ190080インチ
フィート1フィート3フィート66フィート660フィート5280フィート15840フィート
ヤード1ヤード22ヤード220ヤード1760ヤード5280ヤード
チェーン1チェーン10チェーン80チェーン240チェーン
ハロン1ハロン8ハロン24ハロン
マイル1マイル3マイル
リーグ1リーグ
色の指定がされていません。


・重さ

常衡(通常の場合)と、薬衡(薬を測る場合)と、トロイ衡(金を測る場合)の3種。ここでは常衡で記載。
現在、医療分野にはメートル法(グラム)を使うので、アメリカではグラムに慣れてる人を見ると「医療関係者か、でなければ麻薬中毒患者だろうか?」と勘ぐってしまう人もいるとか。

ドラム1ドラム16ドラム256ドラム6400ドラム25600ドラム512000ドラム
オンス1オンス16オンス400オンス1600オンス32000オンス
ポンド1ポンド25ポンド100ポンド2000ポンド
クォーター1クォーター4クォーター80クォーター
ハンドレッドウェイト(cwt)1cwt20cwt
トン(ショートトン)1トン
色の指定がされていません。

・液量

同じ単位でもアメリカと英国で実際の量が異なる。また「バレル」は対象物によって量が変わる*8

米液用オンス1オンス16オンス32オンス128オンス5376オンス
米液用パイント1パイント2パイント8パイント336パイント
米液用クォート1クォート4クォート168クォート
米液用ガロン1ガロン42ガロン
石油バレル1バレル
色の指定がされていません。


メートル単位への換算

ここではヤード・ポンド法からメートル法への換算について、特に生活において馴染みの深い長さ、重さ、面積、体積について記載する。

  • 1インチ=25.4mm
  • 1フィート=304.8mm
  • 1ヤード=0.9144m
  • 1マイル=1609.344m
  • 1オンス=28.35g
  • 1ポンド=0.45359237 kg
  • 1ショートトン=907.2kg
  • 1ロングトン=1016kg
  • 1エーカー=4046平方メートル
  • 1ガロン=4.54609リットル
  • 1バレル=158.987294928リットル

※上記の値も正確なものも一部あるが約○○に過ぎないものもある(小数点以下の数字が5つや6つ程度並ぶのはざら)。更に前述の通り物や時代に応じて変化している場合があるので変換するケースによっては上記との差異にも注意する必要がある。


ちなみに鉄道のレールの幅が1067mmとか1435mmとか中途半端な数字なのはヤード・ポンド法で策定された規格のためであり、
それぞれ正確には3フィート6インチと4フィート8と2分の1インチ。ヤード・ポンド法で小数は嫌われ者


艦砲・大砲の口径を見ても、やれ12.7cmだの20.3cmだの35.6cmだのと、「あと数mmどうにかならんかったのか」と言いたくなる数字が頻発するが、
これもインチ単位に直すと小数点が消えてすっきりした数字になる。
25mm≒1インチ、12.7cm≒5インチ、20.3cm≒8インチ、35.6cm≒14インチ、41cm≒16インチ、46cm≒18インチ(こればっかりは厳密には18.1インチ)、51cm≒20インチである。



ヤード・ポンド法にまつわる悲劇


  • 航空業界はアメリカが実質的に主導権を握っている関係上、慣例的にヤード・ポンド法が使われる事が多い。
    しかし航空機というのは世界中を飛び回る関係上、メートル法を常用する国で燃料を補給するのも日常茶飯事。
    定められた基準での比重換算を行わなかった結果、飛行途中に燃料切れを起こしたこともある。*9

  • NASAが打ち上げた火星探査機「マーズ・クライメイト・オービター」が火星への到達寸前に行方不明になるなど、単位にまつわる事故や不都合は枚挙に暇がない。

  • インチ規格で作られた機械がメートル法を常用する国に渡った結果、修理に際してパーツが合わない(インチネジとミリネジの違い等)、整備できないという弊害を起こしたことも。

  • 第二次大戦中、米軍がドイツ軍の機関銃MG42を解析して丸コピー品を作ろうとした際、
    やはりメートル法とヤード法の混同により寸法が滅茶苦茶になってしまい、動作不良を連発する欠陥品を作り出してしまっている。

  • ベルギー製の自動小銃であるFN FALをイギリス軍が「L1A1」として採用・ライセンス生産した際には、いちいちヤードポンド法で再設計を行った結果一部の部品に互換性がなかったりする。

  • 函館市の恵山(えさん)に風力発電所が建設された際、事前調査でどのくらいの強さの風が吹くのか二か月に渡って計測したのだが、測定器に表示される単位のmをマイルではなくメートルだと勘違いした結果、実際の数値の1.6倍の数値で計算してしまった。この計算ミスによって想定していたほどの風の力が得られず発電量も微々たるものとなり、発電所は採算が取れず廃止となった。
    なお事業計画では17年の運用で見通しを立てていたのだが、その間に一度もオイル交換をせず、一度も修理しない前提という無茶苦茶な内容であり、ヤード・ポンド法を抜きにしても杜撰な仕事だったと指摘されている。

  • 悲劇というより笑い話の類だが…
    アメリカ合衆国で暮らしている限り、メートル法なぞ知らんぜHEYでも不便はなかった。が、それゆえにあるゲームの登場でアメリカ国民は困惑した。
    Pokemon GOである。リアル世界を移動するこのゲーム、度量衡にヤーポンの設定がなかったのだ。おかげで本作をプレイするに当たってアメリカのプレイヤーは慣れないメートル法に困り、一時は「ヤード→メートル換算」がサジェストに上がるほどだった。

国際インチ

そんなこんなで嫌われることが多いヤード・ポンド法だが、機械部品関連などにおいてはインチ単位が幅を利かしている。
金属パイプを扱っているならサイズ1/8等の表記でよく見るだろうが、これは1/8インチであることを示しており、1/8を1と呼んでいる業界人もいる等、少なくないくらい浸透している。


といってもこのインチは「国際インチ」という「1インチ25.4mm」で定義された従来のインチ(=1/12ft)からすれば紛い物と言ってもいいインチきものだが、現代でインチを扱う場合はこの国際インチを用いるのが暗黙の了解になっている。


フィクションでの扱い

日本人にとってあまり馴染みが無い単位ということもあって、ヤード・ポンド法が使われる作品はかなり稀で、
ゴルフ、ラグビー、アメフト、ボクシングなどメートルやkgを使うと不自然になるスポーツを題材にした作品に限られる。
もしくは中世ヨーロッパを舞台にした作品などだろうか。『ヴェニスの商人』での商人アントニオと金貸しシャイロックの「期限までに金を返せなければ、1ポンド分のアントニオの肉を切り取る」というやり取りが有名なところか。
TRPGでも海外産だと、それとなく単位が顔を見せる事がある。『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の10フィートの棒とか、『トンネルズ&トロールズ』の重量の基準(1重量点=金貨/銀貨/銅貨1枚=0.1ポンド)とか。


洋画や海外ドラマで自動車の速度メーターが表示される場面では当然ながらマイル表記。
日本で公開される場合、台詞や字幕だけがキロメートルになっているので少しわかりづらくなることも。
例を挙げると時速88マイル(約140km/h)まで車を加速させる為に奮闘する『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』や、時速50マイル(約80km/h)以下にスピードを落とすと作動する爆弾が仕掛けられたバスでの攻防を描いた『スピード』など。


なお、地球一周の長さを測定して4000万分の1にするという近代科学を前提としたメートル法と異なり、ヤード・ポンド法は人体や動植物をベースとしているため、いわゆる異世界ファンタジーで使用しても違和感のない単位系ではある。精密計算されている描写も多いので逆に違和感が大きくなる場合も多いが。
更に言えば読者が「体長16フィート、体重1万3000ポンドのドラゴンが時速44マイルで突撃ししてきた。その衝撃はここの住民が慣れ親しんでいる3.3ショートトンの小型船が55ノット*10で突進したものに相当するほどのものである。」みたいな記述をすんなりと理解できるのか?という最も大きくて無視できない問題がある。
(この例えだと体長5メートル、体重6000キロなのでおおよそアフリカゾウくらいの大きさ、時速70kmで突進。その衝撃は例えるなら3トンの小型船が時速約100kmでぶつかってきたものに相当する。)


例を挙げると1890年のアメリカ大陸が舞台の『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』。当時のアメリカでももちろんヤード・ポンド法が使われていたはずである。
しかし読者に分かりやすくするため、ドルの価値を現代に換算すると同時にメートル法を使用する注意書きを1巻に載せている。


実際に作中の台詞を考証的に正しいヤード・ポンド法で表記すると以下のようになる。


「このレースは歴史上初だ。何が起こるか誰も予測できない。たった1台の機械で……あるいはたった1頭の馬で毎日休まず1日43マイルから62マイルの道を他人と競い合ってこれまで3728マイルもの距離を横断した人間はいないからだ」


「ジャイロの鉄球の飛投距離はどのくらいか?さっき町で喰らった距離では血ヘドは吐かされたが致命傷ではなかった。射程は21ヤード以内といったところか…?」


「ジョニィ あとゴールまでの距離は?」「今までの歩数から数えると残り3.4から3.9ハロンの推測」


「ラクダの足の長さは馬の2倍!しかも体重は1763ポンドを超え馬の約1.5倍!」


「体重が112.44 ポンド以下の女。容疑者は女だ」


距離はいくらか感覚が掴めるかもしれないが、重量についてはピンと来ない人の方が多いのではないのだろうか。


ちなみに金銭に関する描写は「優勝賞金5000万ドル(60億円)」「参加費は1200ドル(15万円)」とドルで表していたのは連載開始時のみであり、後半では「支払いは5万5千250円です」「経済効果は7兆円」とドル表記すらせずにアメリカ大陸が舞台にも関わらず当然のように円を使用するようになった


何故こんなことになったのか説明すると、連載開始時である2004年の円相場は1ドル=120円なので5000万ドル=60億円だった。
だが連載期間中にかつてないほどの円高が進行しており、連載終了時である2011年の円相場は1ドル=80円なので5000万ドル=40億円となり賞金の価値が円基準で大幅に目減りしてしまっている。
この為替の変動の影響でドルと円を同時に表記するとどうしても不自然になるので、開き直って円での表記に切り替えたと思われる。
読者へのわかりやすさを重視して現代の価値に換算したのだが、その現代の価値が連載中に大きく変動してしまったが故にヤード・ポンド法とはまた違ったややこしさが発生してしまっている。


他にジョジョ1~3部の主人公の身長は195センチだが、特に1部の昔のイギリスのジョナサン、2部のイギリスからアメリカ移住のジョセフは、海外作品によく見られる「6フィート半の体格のいい男」を意識しているのかもしれない。



また、『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE』では敵キャラクターが保険金目当てで所有する遊園地の爆破を目論んだが、2000ポンド(約1t)を10㎏程度と勘違いする致命的な計算ミスをやらかし、町全体を吹っ飛ばす超重量の爆弾を仕掛けてしまった。


とあるソシャゲでは、[[この単位換算を題材としたdisりイベント>滅べ!ヤード・ポンド法(毎日こつこつ俺タワー)]]を開催した事も。





追記・修正はヤードポンド法とメートル法を換算しながらお願いします。


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  • ポケモンGOの影響でメートル法が地位を確立したってあれマジなの -- 名無しさん (2018-06-10 17:58:51)
  • アルテラさんなにやってんすか -- 名無しさん (2018-06-10 18:02:03)
  • ↑2少なくともヤード・ポンド法とメートル法の変換がサジェストに出てくるくらい流行ったのは事実。記事に乗せても良いかもしれんね -- 名無しさん (2018-06-10 18:36:52)
  • さてはインチだなオメー -- 名無しさん (2018-06-11 07:16:22)
  • キロだと指定したはずがポンドで計算したため発生した航空事故もあるから早く滅ぼすべき(過激派) -- 名無しさん (2018-06-11 07:29:39)
  • 衛星打ち上げの際 メートルとヤードを間違えて星に激突したり行方不明になったりする事故もあったなとか -- 名無しさん (2018-06-11 07:37:04)
  • アメリカでモノ売りたきゃ事実上ヤードポンド表記が強制されるのに、アメリカの理系大学生はメートル法覚えるのに苦労するっていうクソのような状況を生んでるからなあヤードポンド法 -- 名無しさん (2018-06-11 07:40:19)
  • 設計現場でも半端な数字が出る度ほんとインチとポンド死ねよって思う -- 名無しさん (2018-06-11 21:29:32)
  • 「薬師寺涼子の怪奇事件簿」で「世界基準のメートル法分からないなんて遅れてる」と挑発するシーンがあったな -- 名無しさん (2018-06-11 21:46:41)
  • こういう単位が色々あるとマイルよね -- 名無しさん (2018-06-12 14:59:02)
  • うーん、折角だからインチ⇔ヤード⇔フィート⇔マイルの変換を入れてほしいなぁ。他の単位との変換はしょうがないにしても(事故は起きてるけど)単位内での変換がアレなのはアカン。 -- 名無しさん (2018-06-12 15:51:33)
  • ↑表を入れてみたけどどうだろう? -- 名無しさん (2018-06-12 20:29:03)
  • ↑おお、すごいな。白黒のラインまで付けて変換のややこしさがよく伝わる。これを見ると○ヤード□フィート△インチなんて表記がいかに面倒くさい計算で成り立っているか・・・。 -- 名無しさん (2018-06-13 09:47:58)
  • これのせいでゴルフの番組見ててもイマイチピンとこない -- 名無しさん (2018-06-13 10:01:10)
  • 米を合で測って炊いたりパウンドケーキを作るのに小麦粉1ポンドとかは勝手なんだが、日本もイギリスも米や小麦をグラムやキログラムで売り買いしてるからね アメリカだけがポンドじゃないと分からないって言うんだ -- 名無しさん (2018-06-13 12:00:17)
  • ある小説は「異世界が舞台なのにメートル法を使っている」という指摘に作者が切れたのか「この世界は別の惑星で地球から宇宙船でやってきた地球人がが開拓して繁栄させたからメートルが使われている」みたいな設定を最終巻で明かしていたな 思わず笑ってしまった -- 名無しさん (2018-06-13 16:38:43)
  • ソ連でアメリカの軍用機パクろうとしたら手に入れた設計図がヤードポンド法で描かれてるの忘れてて欠陥品になってしまったって話があったな -- 名無しさん (2018-06-13 18:25:08)
  • これもある意味で米国面の一種かもしれない -- 名無しさん (2018-06-13 20:29:18)
  • 実際商売でも相手が合わせる、海外から優秀な技術者がやってくるから自国民が理系オンチになってもいいってアメリカだからこそ維持できてるシステムだよ -- 名無しさん (2018-06-13 20:50:58)
  • 表入れてもらってよく分かったけど、これはめんどくさいな…身近なので例えるとスポーツやゲームのルールブックがアメリカだけごっそり変わるレベルじゃないの?そりゃあみんな困惑するよ -- 名無しさん (2018-06-13 23:12:43)
  • え?なんでこの記事に(削除予定)が付いてるんだ? -- 名無しさん (2018-06-18 03:59:22)
  • どうも建て主が何かやらかしたせいでその建て主が立てた項目が軒並み削除対象になってるらしい。個人的にはこの項目に関しては問題ないと思うんだが -- 名無しさん (2018-06-18 04:26:42)
  • ↑Wikipediaから盗用した項目を幾つも立ててる。本項もコピペしたもの少し弄っただけと報告が出てる -- 名無しさん (2018-06-18 05:01:56)
  • 追記 あと軒並み削除ではなく、盗用してないか検証して対応している。可能なら相談所に情報を寄せて欲しい -- 名無しさん (2018-06-18 05:02:31)
  • 相談所にて、とりあえず盗用部分は見当たらないとの判断が承認されましたので「削除予定」および冒頭の告知文を取り除きました。異論のある場合は改めて相談所へどうぞ。 -- 名無しさん (2018-07-07 03:44:54)
  • 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2019-01-11 19:54:08)
  • 日本ではメートル法以外での商取引を原則禁止したので一合いくらで売ってた量り売りが1合に近い2デシリットルいくらにして対応したって話があったりする -- 名無しさん (2020-07-31 13:53:35)
  • 「進撃の巨人」でもメートル法の使用が実は伏線に…なってたのかなあれ。 -- 名無しさん (2020-07-31 15:12:10)
  • ヤーポンはまだ使い勝手がいいとかでわかるけども、ファーレンハイトについては未だに使う理由が分からん…使ってて気分悪くならないのかしら -- 名無しさん (2020-09-03 16:00:43)
  • 日本ローカルの単位で今でもよく使われるのは坪かな。取引ではメートル法使ってるけど。 -- 名無しさん (2020-09-03 16:43:07)
  • ↑人工(養殖)真珠に関しては発祥国の日本が「匁」をゴリ押しして世界単位になってるw -- 名無しさん (2020-09-03 17:26:39)
  • ジョジョに関しては5部(舞台がイタリア)でも読者にわかりやすくするため日本円を使ってたしなー… -- 名無しさん (2020-09-03 17:30:11)
  • ↑3土地面積関係は確かに(畳とか)。あとは釣りやってると尋(ひろ)とかは使う。 -- 名無しさん (2020-09-03 18:10:53)
  • 違反コメントとそれに反応したコメント削除。 -- 名無しさん (2020-09-03 18:16:03)
  • こんなガバガバ精度の単位系使い続けてるから、米英の製造業が壊滅するんやで -- 名無しさん (2021-01-16 13:33:57)
  • ↑3 使われなくなった単位も、昔の単位に合わせた容器(一斗缶とか一升瓶とか)が生き残ってたりするな -- 名無しさん (2021-01-17 17:10:11)
  • こういうローカル単位は停滞の原因にしかならないから禁止にすべき -- 名無しさん (2021-07-16 15:00:48)
  • 鉄板とか角材、布地が未だに半端な長さで売られてるのは日本のローカル単位が元だとか -- 名無しさん (2021-07-16 18:08:11)
  • 慣習単位が残るのは分かる。十進法じゃないのもいいだろう。だが同じ単位で値が違うのは許せん(例:1英トン=1016kg、1米トン=907kg、1石油バレル=159L=42米液量ガロン、1米液量バレル=31.5=米液量ガロン、1英バレル=164L=36英ガロン)。 -- 名無しさん (2021-09-08 17:01:49)
  • 私はメートル法派だけど、正直定規がないと「1mはどれくらいの長さか」とかさっぱり分からず「足の大きさがだいたい四分の一メートル」とかヤード・ポンド法みたいな図り方しないと定規なしにはわからない -- 名無しさん (2021-09-08 17:10:18)
  • ↑12ファーレンハイト度は人間の生活圏が大体0〜100の範囲に収まるようになってて、それ超えるとやばいみたいな感覚だそうな -- 名無しさん (2021-09-19 19:12:23)
  • 確かドラグナーのメタルアーマーは「現実の軍用航空機の延長線上」という解釈なのか、日本のロボットアニメにしては珍しくエンジン出力や推力がヤード・ポンド法表記だったよね…… -- 名無しさん (2022-02-13 13:54:16)
  • 使いたきゃご自由にどうぞ? 断固断るの間違いじゃないの? -- 名前は無い (2022-05-11 11:21:33)
  • アメリカは自分の身は自分で守る(から国はいらん事するな)っていうスタンスだから国としてはご自由に。市民はヤーポンしか使わないっていうスタンスだからあってる。 -- 名無しさん (2022-05-11 11:36:16)
  • 日本は尺貫法使ってるのによく事故とか話題にならないよな -- 名無しさん (2022-05-13 16:39:44)
  • 「古くからの基準で作ってるから現行単位に直すとハンパ」なのと「古くからの単位をそのまま使ってる」には大きな隔たりがあるのじゃ… -- 名無しさん (2022-05-13 17:00:57)
  • だからもう尺貫法は使われてないって。メートル法で表記されるときに慣習上一緒に載せてるだけ -- 名無しさん (2022-05-15 09:38:28)
  • 建築関係とかでは尺貫法が使われているかな(最終的な表記はメートル法だけど)なので実際に結構誤差が… -- 名無しさん (2022-05-15 10:47:06)
  • あと更新するのは良いけれどルビ多用する形になると逆に見づらい -- 名無しさん (2022-05-15 10:50:08)
  • 戦闘妖精雪風ではヤード・ポンド法を使う正当性をブッカー少佐が力説してたな -- 名無しさん (2022-05-15 11:30:25)
  • どこぞの怪人が愚痴ってたように「言語版メートル法」を制定するとしたらどうなるんだろうか……?エスペラントの普及を見るに実質頓挫してる気がするけど -- 名無しさん (2022-05-19 20:20:28)
  • 剣と魔法のファンタジーとか現代アメリカ人が出てくる作品ならともかく、宇宙に進出した人類がヤードポンド法使ってる作品を読むと「蛮族がいつまでも図に乗るなよ」ぐらいのテンションにはなるね…なお現実の宇宙開発でもヤードポンド法を使ってるのでこの恐怖は現実のものでもある -- 名無しさん (2022-05-20 12:14:40)
  • ↑宇宙船のドッキングで両者の使う単位が違って失敗、なんて事件は現実で既に起きてるからなあ… -- 名無しさん (2022-05-22 13:41:05)
  • さてはインチだなオメー ヤードポンド法は悪い文明!! 粉砕する!! -- 名無しさん (2022-05-22 14:19:15)
  • わかりやすいからジョジョ7部は好き。ジョジョの中で一番好き。主人公はジョセフが一番好きだけど -- 名無しさん (2022-05-23 10:57:47)
  • アメリカ以外の国の人たちから見れば「尺度が中途半端かつ進法がバラバラ」で、使いづらいったらありゃしないんだよな。そもそも親指の太さとか足の長さなんて一人一人違うからアテにならないし。 -- 名前は無い (2022-07-19 16:39:23)
  • ↑よりによって多様な人種がいるアメリカでっていうのがな -- 名無しさん (2022-08-30 05:53:57)
  • 私はメートル法派のつもりだが、正直「ならば人類全てに常に寸分の狂いなく1mmと1cmと1mの長さがわかり、目の前の物体の長さがメートル法換算で即座に理解できる叡智を授けてみせろ!」という気持ちにはなる。定規がないとマジでわからん…… -- 名無しさん (2023-02-11 22:48:13)
  • ↑そんな叡智要らんよ。厳密な計測値が要る用途で目測(を拠り所にした単位系)を使うという考え方がそもそも間違ってる。大雑把な目測値で満足できないなら素直に定規を持ってきなさい -- 名無しさん (2023-02-14 12:31:25)
  • まだウワサされてる程度だけど、歴史に名を刻みそうな案件が…。 -- 名無しさん (2023-06-23 12:00:06)
  • 潜水艦の話に関しては、ツイ速とかいう悪質極まりないホラ吹きメディアによるいつものデマの可能性がかなり高いので無視or通報でいいかと思います。あんなのが何で野放しにされてるのか個人的には意味不明だし、踊らされるのも情けない話です。 -- 名無しさん (2023-06-23 13:35:16)
  • 潜水艦でメートル法とヤードポンド法間違えた説は流石に眉唾物なんじゃないかとは思うが、それが真面目に議論されるレベルで杜撰な設計だったことが紛れもない事実なのが一番悲しいよ -- 名無しさん (2023-06-23 14:38:47)
  • ↑間違いないですね...亡くなった方々には心よりご冥福をお祈りします -- 名無しさん (2023-06-23 14:47:52)
  • ↑2どんな理由があれ、ヤーポン問題のダシに使うのは良くないことだよ -- 名無しさん (2023-06-23 17:13:49)
  • いずれにせよ、滅ぼされなければならない。 -- 名無しさん (2023-06-25 14:20:57)
  • ヤーポンの端数でイラつく程度は全世界共通と言っていいが、死人が出るレベルでヤーポンの被害があるのはヤーポン導入国という皮肉 -- 名無しさん (2023-06-25 15:45:43)
  • メートル法国においてはヤードポンド法は「使わないから特別に記載される」のだろうが、ヤードポンド法国では「一般的に使いうるから特別記載されない」んじゃねえかなって。ヤーポンというか単位系を複数併用することの問題かな… -- 名無しさん (2023-08-18 15:34:54)

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*1 基準となった地球は完全な球形ではないので完璧だと言えないが
*2 メートルの原器が摩耗・使用中にわずかに曲がっていることを受けて摩耗対策した原器を作ったが、それでも現代と比較すると当然として、当時の最先端技術としても不十分だった
*3 メートル法もメートル原器でかなりの紆余曲折を経ているが、少なくとも二つ目のメートル原器は当時としては完成度が高かった
*4 メートル法提唱国のフランスですら、元々別の単位系を使っていたために反対の声は大きく、強制せざるを得なかった
*5 テレビはもともとアメリカから輸入されたもので、製造ラインがインチ単位で作られてしまっている。これをセンチメートル単位で作り直すには莫大なコストがかかるため、現在でもインチ単位での製造が黙認されている。
*6 公的には移行済みかつ国外への使用は無し
*7 アメリカには米測量フィートというのがあり、そちらが基準となる。
*8 石油なら1バレル=42ガロン、ビールなら1バレル=31ガロンなど。
*9 俗に言うギムリー・グライダーがこの例。例の番組においても紹介されている。
*10 この単位は日本でも使われていて一時期は「その他の非SI単位」として扱われていたが(認可していないが許容してやるという扱い)、現在は非SI単位としてすら扱われていない。

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