タランドゥスオオツヤクワガタ

ページ名:タランドゥスオオツヤクワガタ

登録日:2024/02/17 Sat 11:56:15
更新日:2026/07/17 Fri 19:05:18NEW!
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タランドゥスオオツヤクワガタとは、昆虫綱コウチュウ目クワガタムシ科オオツヤクワガタ属(メソトプス属)に分類されるクワガタムシのことである。



概要

アフリカ大陸の熱帯雨林に生息している。
アフリカには他にもメンガタクワガタが生息しているが、このタランドゥスオオツヤクワガタが最も大きなクワガタムシとなる。
体長は最大の個体で90mmを超えるが、東南アジアの大型のクワガタムシ(ギラファノコギリクワガタ、マンディブラリスフタマタクワガタ、パラワンオオヒラタクワガタなど)と比べるとだいぶ小さい。
しかし、タランドゥスは体の厚みがそれらよりも大きく、体重ベースでは劣らない体格を持つ。


ちなみにアフリカ最大のカブトムシであるケンタウルスオオカブトは大きな個体でも85mm程度、アフリカ最大の甲虫であるゴライアスオオツノハナムグリは体長100mmを超える。


横幅が大きく、体格はガッチリとしている体格。
大アゴも大きく曲がっており、それほど長くはならないものの、とにかく太い。その挟む力は非常に強く、オオヒラタクワガタやフェモラリスツヤクワガタ(短歯型)にも匹敵する。


特筆すべきは漆を塗ったくったように全身が光沢がある黒色をしているのが特徴で、和名もそのことに由来している。


誤解されがちだが、主に東南アジアに生息するツヤクワガタ*1とは全く別の種類である。


また、メソトプス属に分類されるクワガタムシはタランドゥス(と亜種のレギウス)のみである*2


名前のタランドゥスは「となかい座」を意味する。


かつてはオウゴンオニクワガタと並んで極めて繁殖が難しい種とされていたクワガタだったが、飼育法が確立された現在ではむしろ産ませられさえすればブリードは容易な部類の種とされており、初令こそ弱さがあるもののそれを過ぎれば頑丈で成長も早く、大きさを気にしなければ温度にもそこまで神経質にならなくてよい*3
成虫の寿命も1年以上と長めなので、丁寧に飼えばその美しくも力強い雄姿を長く楽しむことができる。


戦闘能力、性格

パラワンオオヒラタクワガタやギラファノコギリクワガタなどの大アゴが長いクワガタムシの陰に隠れがちだが、タランドゥスもかなり強いクワガタと言われている。


タランドゥスオオツヤクワガタは基本的にはおとなしい性格であると言われている。
しかし決して臆病なわけではなく、一度ケンカが始まると自分から撤退することはほとんど無いとされる。メンタルが非常に強いクワガタであり、フタマタクワガタのようにパニック状態になることも少ない。
「実力は申し分ないが無駄な争いを好まない」と言われるヘラクレスオオカブトのように「自ら襲うタイプではないが、その代わり売られたケンカは買う」というタイプなのかもしれない。


メンガタクワガタが小型種であることや、ケンタウルスオオカブトが臆病な性格でそれほど強くないことから、アフリカではタランドゥスとゴライアスの二強と評されることも多い。


独特の顎形状を活かし、相手の脚や顎・角を捉えて押し出したり投げ飛ばしたりするのが得意戦術。上記の部位はいずれも戦いにおいて重要な役割を果たす箇所であるため、それを封じられた相手は十全の力を発揮できなくなってしまう。そして脚力もクワガタムシの中では強い部類なので、拘束した相手に対し簡単には押し負けない。


弱点はやはり体格と比べてリーチが短いこと。
もっとも前述の通り敵の武器を挟むことができればそのパワーを発揮できるし、そうでなくとも脚が強いタランドゥスを引き剥がす難易度は高いので、リーチ差が負けに直結するのはあくまで基礎スペックが同等以上の相手に限られる。


また、基本的にタランドゥスはどっしり待ち構えるタイプだが、稀に自ら積極的に走る個体もおり、その場合はパラワンやスマトラといった強豪達をも薙ぎ倒す凄まじい破壊力を発揮する。


交尾意欲が強くメスに紳士的とされている上、あまり周囲の物音などにも物怖じしないためペアリングは容易な部類。
そのため、交尾の方法としてはメスの上にオスを手で乗せる、いわゆるハンドペアリングが推奨される。相性が良ければすぐにでも交尾が始まる。
しかしごく稀にではあるがメス殺しもあり得るので、交尾の際には気を抜かないほうがいい。
また、当然だが人間が挟まれると非常に痛く、怪我をする危険もある。先に述べた通り全世界のクワガタの中でもトップクラスのパワーを持つ上、一度挟むと簡単には離してくれないため、取り扱いには注意が必要。


怒ると携帯電話のように体を振動させることでも有名である。ムシキングカードにもそう書かれていた。



亜種

レギウスオオツヤクワガタ

タランドゥスの亜種。
タランドゥスに比べてスマートな体型をしており、大アゴの湾曲がそれほど強くならないのが特徴。
しかしその代わり大アゴが長く伸びるため、リーチはタランドゥスより長い。



甲虫王者ムシキングでのタランドゥスオオツヤクワガタ

「タランドゥスツヤクワガタ」名義で2003年秋第2弾から参戦。必殺技はグー、性格はアタックタイプ。
肩書きは「アフリカの宝石」。
ムシキングで唯一、ダゲキの攻撃力が110のムシである*4


2005夏限定まで排出され、2005ファーストプラスで一旦マシンからの排出を停止。その後、約1年半後のフォレストグリーンで新技「バッファロークラッシュ」を引っ提げ、復活した。


ただし、フォレストグリーンのカードは「超必殺わざ:バッファロークラッシュ」と書かれているのに、ヒャクレツケンが超必殺わざになっているというミスがあった。
後にセガに送ると正しいものと交換してくれるという救済措置が発生したが…。


ちなみに当時の強さ200甲虫の中で最も体格が小さい甲虫であった*5


新甲虫王者ムシキングでは性格がディフェンスタイプに、肩書きが「アフリカの黒い宝石」に変更された。旧作とは対照的に高い体力が魅力で、2016サードでは本作初となる赤い目の「ブラック甲虫」個体が、超神化1弾ではゴッドフォームを纏ったSGR個体が登場したりとかなり優遇されている。


本作では「イスルギ」という世界征服を企むロッカーの相棒として抜擢されており、アルケスツヤクワガタを用いた激闘6弾を除いて一貫してタランドゥスを使用し、上述したSGR個体も彼の相棒という設定となっている。なお彼の真意は実は世界征服などではなく…?


  • ヒャクレツケン

旧超必殺わざ。
ケンシロウの「北斗百裂拳」の如く、相手に無数の連続ダゲキを高速で浴びせたあと、決めの一撃を食らわせる。*6


  • バッファロークラッシュ

新超必殺わざ。
相手に突進して真上に弾き飛ばし、折り返して落ちてきた所を再度大アゴで弾き、回転を加えて吹っ飛ばす



レギウスオオツヤクワガタ

「レギウスツヤクワガタ」名義で新甲虫王者ムシキングに登場。
階級は旧作でいう強さ200相当。必殺技はチョキ、性格はアタックタイプ。超必殺わざは「R.G.ブレイド」。肩書きは「漆黒の皇帝」。
超神化3弾ではイスルギの妻である石動マリアのムシとしてゴッドフォームを纏ったSGR個体が登場し、タランドゥスとは異なり後の超神化4弾でマジンフォームの対象にも選ばれた。



追記、修正は全身を光沢のある黒い体色にしてからお願いします。



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  • 記事の通りに顎の力が強いから、クワガタはペアリングする時は顎封じが必須なんだよな。 -- 名無しさん (2024-02-17 21:56:05)
  • タランドゥスオオツヨクワガタの元ネタこれか -- 名無しさん (2024-02-17 23:16:56)
  • 主に飼育や繁殖についての情報を追記しました。カッコいいし美しいよねタランドゥス -- 名無しさん (2024-04-14 00:59:53)
  • わざわざ繁殖に関することまで書かれてる・・・ブリーダーすげー・・・ -- 名無しさん (2024-04-14 01:44:40)
  • あにや Vlogって人のチャンネルは結構タランドゥス飼育の情報が多いから参考にしてみてね。 -- 名無しさん (2024-04-14 02:02:09)
  • 同じヒャクレツケン使いのオウゴンオニクワガタと共にすごい見た目がゴージャス。実装当時のコロコロでもその見た目の派手さがプッシュされてた記憶。金!艶! -- 名無しさん (2024-11-16 02:22:12)

#comment(striction)

*1 オドントラビス属(ツヤクワガタ属)に分類されるクワガタムシの総称。ブルマイスターツヤクワガタやラコダールツヤクワガタ、フェモラリスツヤクワガタ、アルケスツヤクワガタなどが該当する。
*2 ただ、オウゴンオニクワガタとはそれなりに近縁な模様
*3 ただし、育成に必須のカワラタケ菌糸ビンは高温環境では劣化が早いので要注意
*4 強さ180で必殺技がグーのムシにスーパーアタックタイプが存在しないため。
*5 体長ベースだと一部の強さ160〜180の甲虫よりも小さい。
*6 ちなみにオウゴンオニクワガタもこれを超必殺技として使用する。

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