ベトネベート

ページ名:ベトネベート

登録日:2009/10/07 Wed 21:17:07
更新日:2023/11/20 Mon 13:11:34NEW!
所要時間:約 3 分で読めます



タグ一覧
ステロイド アトピー 医薬品 薬品 塗り薬 製品 ベトネベート




【おことわり】

当項目は医薬品「ベトネベート」に関する項目です。
ポケモンのベトベトン、及びベイブレードアネクドートベネット等とは何ら関係ありません。


勘違いして入って来られた方は、最後まで熟読の上、ブラウザの「戻る」ボタンでお戻り下さい。












ベトネベートは、皮膚の炎症やかゆみをとる薬の製品名。


主成分のステロイド剤「吉草酸ベタメタゾン」のほか、抗生物質フラジオマイシンなどが配合されている。


その効能は、アトピーや乾癬などの皮膚炎を筆頭に、湿疹、虫さされなど様々。
果てはオトコの股間の悩みにも対応可能で、皮膚症状全般の治療薬として広く用いられている。





ベトネベートはステロイド剤の例に漏れず脂溶性で、白色ワセリンなどの基剤に溶かした軟膏として売られている。


そのため、名前の響き通り本当にベトベトする。


かなりベトベトする。



軟膏以外に、流動性パラフィンなどを加えてクリーム状にした製品もあり、こちらは伸びが良くベトつきも抑えられている。
使用感を気にする人はこちらをどうぞ。





ステロイド外用薬としての強さは、5群分類の第3群。


この分類は数が小さいほど強力で、


1群:最強(strongest)
2群:かなり強力(very strong)
3群:強力(strong)
4群:中程度(mild または medium)
5群:弱い(weak)


となっており、
ベトネベートは、1群のデルモベートや2群のフルメタなどより弱く、4群のアルメタや5群のデクタンなどより強いとされる(全て製品名)。




副作用も、過敏症などの皮膚症状から、副腎機能の変化まで様々。
(現れるかどうか、その度合いは人による)


使用の際には医師の指示・アドバイスが求められ、いきなり薬局へ行っても売ってもらえなかったりする。


売ってくれるとしても、誰が使うのか、どんな症状なのか、副作用を理解しているか等の同意書を書かされる場合がある。




とはいえ、効能は確かで汎用性も高いので、有用な薬であることは間違いない。



生活環境の変化によりアトピー患者の数が増えている昨今。
アニヲタ諸氏の中で、この薬のお世話になっている人もいるのではないだろうか。


塗り過ぎ使い過ぎにはくれぐれも注意。  
医師の指示に従って正しく使用しよう




……くだらねえ。











余談。


薬局の店員が素人だった場合、


「ベトネベートください」


「ベト…ベト……? えっ?」


となることがあるので、『ベトネベート』と、はっきり言おう。





また、冒頭でベトベトンとは無関係と書いたが、


「ベトベトンとか何かそんな名前のステロイドください」


「ベト…ああ、ベトネベートですね」


となることもあるので、一概に無関係とは言えないのかもしれない。
無関係だけど。



追記・修正をお願いします。


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,2)

[#include(name=テンプレ3)]


#comment

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧